★福岡市役所職員の重大規律違反
福岡市役所は、酒を飲んで車を運転した水道の海水淡水化センターに出向していた職員(22)を懲戒免職処分とした。
この職員は、今年2月18日の深夜、午前零時から午前5時ころまで、福岡市中央区のバーでワイン、焼酎、カクテルなど大量に飲酒して友人2人を車に乗せて帰宅する途中、進入禁止の道路に入ったところを警察に逮捕された。
呼気から基準値の3倍を超えるアルコールが検出されたという。
(じゅうめいコメント)
懲りない福岡市役所の職員。
今年2月18日、深夜から朝まで酒を飲んでいたというから何を考えているやら。
2月18日の朝は既に月曜の朝だぞ。
出勤の朝まで酒を飲んで車を運転するとは言語道断。
そして福岡市役所の職員が飲酒運転で処分を受けるのは今年3人目だという。
公務員でありながら、コンプラ意識がないんだね。
酒は飲んでも酔わなきゃ、ケンチャナ。
福岡市では18年前、市役所職員が重大な飲酒事故を起こして子供3人を死亡させた中道大橋追突事故が記憶に残っている。
2006年8月25日、福岡の中道大橋で、飲酒運転をした福岡市役所の職員の男A(22歳)のトヨタクラウンが前の車ランドクルーザーに追突し、追突された車は博多湾に転落し、3児が死亡した事件。この酒酔い運転の職員Aに危険運転罪が適用され懲役20年の刑が最高裁で確定した。
職員Aは事故当日の夜、自宅で飲酒したほか、友人らと居酒屋、スナックで飲酒を重ね、相当酒に酔った状態でクラウンを運転、福岡市の中心部へナンパに行くため友人1名を同乗させて車を運転した。
夜22時48分ごろに海の中道大橋の制限速度50 キロを大きく超える100 キロで走行し、前方を走行中の一家5人(33歳男性と29歳妻、子供3人)が乗車するランドクルーザーに追突、追突された車はガードレールを突き破り海に転落した。
被害者夫婦の長男(4歳)次男(3歳)長女(1歳)の計3人が溺れて死亡し、また妻も重傷を負った。
職員Aは「飲酒運転で事故を起こしたことが発覚すればクビになる」と考え、現場から逃走した。
しかし事故現場から300 メートル先で車が走行不能となり停止、携帯電話で友人に電話をかけ、飲酒運転の発覚を免れるために自分の身代わりになってほしいと依頼したが断られ、「水を持ってきて欲しい」と頼んだ。
友人がペットボトル水を持ってくると、酔っ払い運転を隠蔽する為に水1 リットルを飲んだが、あえなく警察に逮捕された。
職員Aに大量の水を飲ませ飲酒運転を隠蔽しようとした22歳の大学生、及び飲酒運転と知りながら同乗した32歳の会社員も逮捕された。
で、この事件には笑えない落ちがあるのです。
追突されて海に転落した車の家族を救助に来た消防署レスキュー隊の隊長は実は酒酔い運転をした職員Aの父親だったのです。
(じゅうめい)