久しぶりの鉄道ネタのカラーブックスから
「おもしろ駅図鑑①東日本」(種村直樹 RGG共著)
「面白い駅」の基準は人それぞれですし、その最大公約数を一冊の本に纏めるのは案外難しい気もするのですが、本書では冒頭に「グルメライン釧網本線」という特集を組み、各駅に併設されたラーメン屋とか喫茶店などを紹介する事で読む側に「ああ、これはそういうノリの本なんだ」と納得させる構成。
一冊で可能な限り多くの駅を紹介するのと、読みながら旅情気分を味わってもらうための配慮からか、北海道から各線区ごとに南下し線区ごとの「おもしろ駅」を順次紹介する形式になっています。
「おもしろ駅」とはいっても類書にあるような「変わった駅」的な刺激はありません。割合あっさりした風味なのですが各駅停車の列車に乗っているかの様なのどかさで「ちょっと変わっているかな」程度の駅に立ち寄ったり周辺を散策するといった趣です(というか周辺散策のボリュームが意外に多い。駅そのものより近くの郵便局とか地元の店の印象が強いところもあったりします)
「東日本途中下車紀行」みたいな感じでしょうか。
元々の本のボリュームがそれほどでもないので一つの駅の紹介は数行、駅によっては2,3行というのも多いのですが、線区ごとにまとまっているので連続性があり、紀行としても楽しめます。
タイトルがやや刺激的な感じなのに反して、日曜日の昼下がりに縁側で寝っ転がって読むにはぴったりな一冊という感じです。
以下、余談
その昔仙山線に「おもしろやま仮乗降場」という駅がありましたが、「面白山高原」駅昇格後はしっかり載っています。
(そりゃあ「おもしろ駅」の本なのだから載せなきゃ嘘だ笑)
(なお、写真は本編の内容と関係ありません汗)
「おもしろ駅図鑑①東日本」(種村直樹 RGG共著)
「面白い駅」の基準は人それぞれですし、その最大公約数を一冊の本に纏めるのは案外難しい気もするのですが、本書では冒頭に「グルメライン釧網本線」という特集を組み、各駅に併設されたラーメン屋とか喫茶店などを紹介する事で読む側に「ああ、これはそういうノリの本なんだ」と納得させる構成。
一冊で可能な限り多くの駅を紹介するのと、読みながら旅情気分を味わってもらうための配慮からか、北海道から各線区ごとに南下し線区ごとの「おもしろ駅」を順次紹介する形式になっています。
「おもしろ駅」とはいっても類書にあるような「変わった駅」的な刺激はありません。割合あっさりした風味なのですが各駅停車の列車に乗っているかの様なのどかさで「ちょっと変わっているかな」程度の駅に立ち寄ったり周辺を散策するといった趣です(というか周辺散策のボリュームが意外に多い。駅そのものより近くの郵便局とか地元の店の印象が強いところもあったりします)
「東日本途中下車紀行」みたいな感じでしょうか。
元々の本のボリュームがそれほどでもないので一つの駅の紹介は数行、駅によっては2,3行というのも多いのですが、線区ごとにまとまっているので連続性があり、紀行としても楽しめます。
タイトルがやや刺激的な感じなのに反して、日曜日の昼下がりに縁側で寝っ転がって読むにはぴったりな一冊という感じです。
以下、余談
その昔仙山線に「おもしろやま仮乗降場」という駅がありましたが、「面白山高原」駅昇格後はしっかり載っています。
(そりゃあ「おもしろ駅」の本なのだから載せなきゃ嘘だ笑)
(なお、写真は本編の内容と関係ありません汗)