光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

車窓風景2・1時間のドラマ

2009-01-13 21:24:09 | 旅行・探訪・イベントなど

 車窓風景、今度は帰路の話です。
 時速250㌔ほどで走る新幹線ですから走っているうちに風景が変わるのは当然ですが、時として1時間ほどの間に天候の変化が一つのドラマとして展開する事があります。
 これなどはこの種の列車に乗りなれている人なら当たり前の光景かもしれませんが、私などからすれば結構新鮮だったりします。

 帰路も最初の十分ほどは晴れていたのですが山の方はかなりの荒れ模様のようでした。やがて明らかに雪雲と思える雲が進行方向に現れ列車は一気に雪のゾーンに突入します。

 雪の中では視界が利かず又、新幹線ほどの高速で走っている車内からだと雪の粒自体良く見えません。それでも外の寒々とした雰囲気は伝わります。

 30分ほどで雪のゾーンを抜けるといきなり日が差してきました。
 今回の帰路は場所によって天気の分布がはっきりしていたのでしょう。ここまでで一時間弱ほどでしたが、なかなかドラマチックな面白さがありました。
 さすがにこれをレイアウトに・・・とは思いませんが、以前関沢新一氏のレイアウトが部屋ごとに季節の変化を表現していたのを考えればレイアウトの場所ごとに天候の変化を時系列で表現するという手法もありかもしれません(笑)

車窓風景

2009-01-12 12:16:17 | 旅行・探訪・イベントなど

 先日から東北の実家に一足遅れの正月帰省をしているのですが、往きの電車で久しぶりに2階建てのMAXを利用しました。
 普段乗る平屋建て(笑)の新幹線とは違い少しだけ高めの車窓から見る景色は思った以上に新鮮で参考になるものでした。
 高いといっても新幹線の二階など大したことはないと考えていたのですがこれまで胸壁越しに見るよりも風景が俯瞰で見やすい辺りレイアウト作りにも参考になるものでした。

 特にビルに映りこむ自分の列車の光景は気に入りました。これがレイアウトで再現できると面白いのですが。
 今回の帰省ではそれなりに面白い買い物も出来ましたが、それは次の機会に。

初雪

2009-01-11 09:23:01 | その他

 先週末の話ですが、当地もやっと初雪となりました。
 昨年は20度以上の最高気温となったり朝が濃霧だったりととても年末とは思えない気候だったので雪を見るとなぜかほっとします。
 とはいえ、冷え込みのほうもきつくなってくるのでいたしかゆしといったところでしょうか。

今月の新車(但し自動車)

2009-01-09 23:02:22 | アクセサリー

 先日帰宅がてらに手に入れたレイアウト用の車たちです。

 先ずはエルグランドの救急車。
 以前缶コーヒーか何かのおまけについてきた現行形のエルグランドを救急車コスプレさせたことがありましたが、今回は正真正銘の救急車です。現在放映中の「トミカヒーロー・レスキューフォース」のガチャポンアイテムのようですが大きさ的にはNサイズに近く、ハイルーフもきちんと表現されている分レイアウト向けと言えそうです。
 ただしややラフな造りなのでホイールや一部の色刺しは必要な感じですが。

 もう一つはこれも缶コーヒーのおまけらしいですがレクサスSC(ソアラ)です。若干大振りですが、当レイアウトではぎりぎり許容範囲の大きさと見ました。Aピラーがやや立ち過ぎているのが惜しい感じがしますが内装も作りこまれていて人形を乗せたくなる感じです。
 これで当レイアウトにもレクサス車が走る事になりました(笑)

よ市へ新人投入(笑)

2009-01-08 21:17:48 | アクセサリー

 レイアウトの移設作業ですが今週末から来週初めにかけては所用が多い為に一旦ストップ中です。
 但し時間をとらないこまごまとした作業は継続中ですが・・・

 上の写真はレイアウトのシーナリィ差し替え用のベースです。レイアウトの移設後には現在甘味横丁のある一角を再び「よ市」セクションに差し替える予定で居ます。
 前回の差し替え直前に人形を増やして賑わいが増しているのですが今回の差し替えに供えて人間をもう少し追加したいと思います。
 但しお祭りや歓楽街などの人形は既に配置しているので少し意表を付いたキャラも混ぜてみようかと。

 ジオコレの「神社の人々」と「お寺の人々」
 さすがに巫女さんや拝んでいる人は使えないですが、カメラマンや巡礼などはこの種のシチュエーションにはぎりぎり許容範囲と見ました。又、虚無僧(実は私は未だに実物を見たことがないのですが)も事によってはチンドン屋に混ぜて使えるかもしれません。
 それと、そろそろプライザーの未塗装フィギュアからも何人か出動させる頃合かもしれません。

 余談です。
 こちらは1/144ですがWAVEの「MOBILE STAFF」というSF系モデルの人形ですがポーズが誘導員に使うにはぴったりです。多少改造は必要ですがやり様によっては検問や事故現場のヴィネットには使えるかもしれません。

年初めの野望2

2009-01-06 20:11:14 | レイアウト・開運橋

 前回に引き続きレイアウトを載せるフレーム部分を所定の設定通りの大きさに組み上げました。

 全て合体したレイアウトのサイズが2700㎜×750㎜ですのでこの大きさのフレームならどうにか収まりそうです。
 ただ今回のフレームは天井をつける関係上高層建築を常置できないのが難点といえば言えます。まあ、その都度取り外せば済む話ではありますが・・・

 それにしても子供の頃に思い立ってから中断期間を挟みながらとはいえ、34年目にして遂に常設のレイアウトへの一歩を踏み出した訳です。我ながら感慨深いですね。

年初めの野望(笑)

2009-01-05 17:58:19 | レイアウト・開運橋

 2009年を迎えて初の大プロジェクト(勿論自分にとっての、ですが)はこれまで分散配置されていたメインレイアウトを一箇所に集積・合体させる事になりました。
 これまでは年に1・2回合体させて運転自体をイベント化させる方向だったのですが、昨年末の年越し運転が思わぬアクシデントで潰れてしまった事から(この種のイベントは思いついて直ぐできるものではないので一旦中止になるとなかなか再開できません)メインレイアウトの常設という方向に傾いた物です。

 幸いサイドボードやテレビ台を跨ぐ形で上に空間を確保すればそれ程部屋へのダメージは出ないらしいと思われたため、早速部材をホームセンターで求めフレームを製作しました。
 周囲はスタイロフォーム板で囲むつもりですが、これは運転しない時に周囲の変化・特に夏場の高温からレイアウトを守る事を狙った物です。写真奥のフレーム部は以前からの物でここもスタイロで囲んでいましたが物が断熱材なだけに(笑)ここ2・3年の高温でも結構効果的でした。
 後もう一つ、レイアウトの上にしかれたスタイロ板の上で布団を干したり猫を遊ばせる事も考えています(笑)

 ここまでで全工程の半分も行っていませんがゆっくり腰を据えてかかるつもりです。

TOMIX「ヤード照明塔」

2009-01-04 17:23:44 | ストラクチャー

 昨年末、車輌の購入時にお寺と一緒に手に入れたのがこのヤード照明塔です。
 (実はジオコレのお寺ですが、五重塔のみ購入していません。最大の理由がこちらに予算を取られた事だったりします)

 この種の照明塔は私にとって駅や機関区の象徴として長い事心にかかっていた存在でした。子供の頃から近くのターミナルでこの塔を見るたびに汽車の匂いを感じていた物です。ですが趣味の中断前にGMやTOMIXから製品化されたもののいずれも高すぎて手が出なかった代物でした。再開後はTOMIXの製品が品切れ久しい状況でやはり幻のアイテムでした。

 ですのでこの照明塔も機関区セクションを作ったときから是非入れたかったアイテムでした。再販の予告を見て直ぐに予約を入れたのですがその後の待ち遠しかったことといったら(笑)

 今のところ点灯状態をまだ試していませんが形と良い質感といいモデルとしては満足行く物でした。セクションにこれが置かれるだけで機関区自体の雰囲気が大きく変わった感じがします。

世界の鉄道・旅と模型

2009-01-03 23:26:18 | 鉄道模型 

 (写真は内容と関係ありません)

 ここ二年ほどの間にテレビで鉄道模型を扱う番組がいくつか出てきましたが、昨年末まで放映されていた「世界の鉄道・旅と模型」と言う番組はその中でも私が特に気に入った一本でした。

 これはスカパーのヒストリーチャンネルでの放映でしたが、DVDボックスも発売されているようです。 

 ここでは主にアメリカの鉄道模型(それもレイアウト)の紹介がされているのですが、これが見ていて実に楽しく感じられました。今後、視聴の機会があればお勧め出来る番組と思います。
 番組中で紹介されているレイアウトは大規模な物やクラブ・博物館所有の物・日本では余り一般化していない庭園鉄道などもありました。

 日本のマニアなら眼を三角にして怒り出しそうなギミックやおふざけもあるのですが、その一方で紹介されるレイアウトの全て(おそらく全米のレイアウトの良質な上澄みから選択されているのでしょうが)に明確な風景モチーフとビジョンが感じられ単に「精密なだけ」でない凄みを感じます。
 何より感心したのは彼の地のマニアは鉄道が「施設産業」であることをよく認識した上で「システムとしての鉄道」の模型化に執心している点です。
 周囲の風景や施設が鉄道と有機的に絡み合い、何故この風景にこの鉄道・車輌が走るのかが人目で理解できる事、きちんとしたダイヤ運転を想定したりレイアウトの中の一日の時間軸がきちんと表現されている辺り風景や車輌の作りこみに偏りがちな日本のレイアウトが学ぶべき点も多いと思います。
(日本に良くいそうな「ブラスモデルコレクター」も居ましたが、これまで観た十数本で一回だけ。しかも大型のレイアウトも別に所有していました)

 私にとってもいい刺激となった番組でした。

 番組自体は6シーズン以上放映されていたそうですが、出来れば全部見たい感じがします(DVDや今回放映の物は第6シーズンのみらしいです)
 



コンバート・神社とお寺

2009-01-02 21:14:44 | ストラクチャー
 大晦日の紅白の放映時刻の話です。
 年末の差し迫った時間帯(実は大晦日は用事が立て込んでいて例年恒例の年越し運転も出来ない状況だったのですが)やっと日付の変わる直前の時間になってやっと一息つけた所でした。
 近所のお寺の除夜の鐘の話をしていてふと思い出したのが・・・

 ジオコレの「お寺をまだ作っていなかった」事でした。

 たまたま実家から遊びに来ていた私の弟と二人がかりで10分ほどの時間で急遽お寺を製作しました。



 どうにか除夜の鐘の時刻に完成させて配置しました。今回のキットはかねて待望していた物でしたが、形態自体はなかなかお寺の雰囲気を捉えて好感を持ちました。ただ、予想していたよりも建物が小ぶりでビル街に配列すると埋没してしまうのが弱点と言えば言えます。
 お寺を配置したのは交差点の前、神社を配列したばかりの所です。ただ神社に比べて敷地が小さいのでややスカスカ感は否めません。
 それにしても除夜の鐘を聞きつつお寺を作る・・・なんだかシュールです(笑)


 そして元日。
 折角作ったお寺は初日の出までの配置となり、元の神社が配列されて「初詣モード」に突入しました(笑)

 こんな風に行事に併せて建物類をコンバートしてみるのも一興ですね。
 

謹賀新年

2009-01-01 23:58:03 | 鉄道模型 
 

 本年もよろしくおねがいします。

 さて、今年最初の活動ですが、例年ならば年越し運転を行なうのですが今年はスケジュールの都合で出来なかった為に急遽「新春初荷運転」に切り替えました。
 昨年の中古・ジャンク攻勢の象徴としてKATOのC50を牽引機に択び、昨年最後の入線車輌となったTOMIXのオハユニ61と初荷用のトキ2両という陣容です。

 初荷は初売りで見つけた縁起物(牛のアクセサリ・和三盆糖など)を使用。今年最初の営業運転(とはいえエンドレス数周ですが)をどうにか滞りなく済ませました。

 さて今年の計画ですが、レイアウトやモジュールの改修・セクションの追加(ターンテーブル周り)が中心と考えています。又、昨年から凝り始めた車輌工作や同好の士の方々などの交流にも力を入れたいと思います。
 ことに後者については昨年からこれまでの鉄道模型の趣味ではなかなか実現し難かった開かれたつながりを持てる趣味が実現できた点で自分にとっても大きな進歩だったと考えているので重点的に考えています。