皆さんこんにちはtatuakicadoです('ω')ノ
お元気でしょうか?私の方は店の古いエアコンを掃除することを店主から言われしていました。昔のナショナルの大きなクーラーなんですがカバーを外してフィルターを見ると汚れていました、しかし怖いのは中のモーターに「動いてるときに触るな」とか怖いこと書いてあったのでもしかして手でも巻き込まれるのか?と思ってしまいました。
最近何故か知りませんがキーボードに凝っている人が多いと言います。そう、パソコンのキーボード。しかしプロアマを問わずキーボードなんかにこだわる人なんていませんて、技術者の人はみーんなそれぞれのキーボードを上手に使いこなしていますね。
私は昔からPFUのキーボードを使っています。テンキーは必要ないですね、はい( ゚Д゚)
さて、昨日のフランケンシュタインの誘惑を録画したのを見ていました。
皆さん見逃した人はNHKオンデマンドで見てくださいね(^◇^)金を払ってでも見る価値あり!!!
さて今月のテーマは脚気と言う病気に対する治療とビタミンの発見の物語です。
日本ではビタミン不足により脚気が、欧米では壊血病と言う物が昔から存在していました。
日清戦争と日露戦争の時の日本軍では脚気が兵士の間で流行していました。
森鴎外と言う人がいます。幼いころから天才教育を受け19歳で軍医になりその力量を買われドイツ留学をします。森鴎外は脚気の原因を「伝染病」と考えます、当時細菌学は非常にホットな学問でした。
その当時陸軍では兵士に白い飯を出していました。しかし海軍は麦飯を出していました。
どちらが脚気の被害が少なかったでしょうか?そう、海軍の方が脚気は少なかったのです。
その頃海軍の軍医がやはりその頃疫学と言うホットな分野をイギリスで学んだ軍医がいました。その軍医は疫学結果でもしかしたら食事の違いで脚気になりにくいのではないか?
そう考え、一方の軍艦の兵士には肉食をもう一方の軍艦にはコメを与えました。結果は肉食の方が脚気にはなりませんでした。
森鴎外はこの考え方に反対しています。
海軍の方はその影響で脚気患者は少なかったのですが、陸軍の軍医は森鴎外がトップだったため白飯を相変わらず出してしまい結果戦死者を大量に出しています。
森鴎外はドイツの権威のある学者に相談します。東南アジアには脚気に似た病気があるそれを調べてみてはと言われました、そこで東南アジアに調査団を派遣します。
そこではオランダの学者さんが米ぬかに脚気を直す成分があると研究していました。
そこで日本の調査団はそれを森鴎外に報告します。しかしこの調査団を森鴎外は罷免します。
そして農学者鈴木梅太郎が米ぬかから新しい栄養素を発見します、彼はこれを使ってくれと軍に頼みますが取り合いませんでした。
鈴木は論文にも出していますが先にポーランドのフンクに先を越されてしまいます。
世界の支流は脚気はビタミン不足からと言う事になっていきますが、日本の軍隊が麦飯などビタミン対策を導入したのは森鴎外が無くなった後です。
ビタミンを取らないといくら炭水化物をとってもエネルギーになりませんしビタミンは人間の体では作れません。
これを見てエリートって時々こういうことをやってしまうんだなと実感しました。エリートでない私が言うのもなんですが時代は変わるときにいかに頭を整理して次へ向かうかと言う事が重要である。一つに固着するべきでないとつくづく感じました。
さて、明日から7月。
夏になりますね!時々暖かい物を食べて胃腸をいたわってくださいね。
そりでは良い金曜日を。
そりでは<(_ _)>