皆さんこんにちはtatuakicadoです(^◇^)
お元気でしょうか?今日で3月も終わり新年度を迎えます、今日下呂市の合掌村とイタリア料理店へ行ってきました。クシャン!とくしゃみの中楽しめましたね、また明日レビュー記事書こうと思います。まあ、私の住む街ですから(;・∀・)
さて、昨日のフランケンシュタインの誘惑にアポロ計画を指揮した「ウエルナーホンブラウン」の影の面を紹介していました。見逃していた方はNHKオンデマンドでご覧くださいね(*´з`)
フォンブラウンは宇宙業界では有名人です、神様みたいなものかもしれませんがその人の影の面もあります。
フォンブラウンはドイツの裕福な家庭に生まれます。当時ロケットは空想の話でした、月旅行などの小説が話題になりフォンブラウンは影響を受け数学や物理の勉強をします。大学に入ると宇宙サークルに入りロケットを作りますがブラウンの目指したかったのは月への旅行、つまり月へ行けるロケットの開発でした。それには莫大なお金が必要です。そのため当時のドイツ軍にロケット技術の売り込みをします。やがてドイツは第一次世界大戦で敗北してベルサイユ条約を飲んでしまいました、そこにあのヒトラーが登場。ベルサイユ条約ではロケット開発は禁止されていません。そこでフォンブラウンはナチツ親衛隊へ入りロケットを再び売り込みます。
ヒトラーもこれに目を付けこれの開発を命じます。ロケットに爆薬を詰めれば武器になりますね、ICBM(大陸間弾道弾)はここから生まれています。つまりフォンブラウンが開発したのです。
しかし当時のロケットは打ち上げるときにぶれてしまい目的の場所へ着弾することが出来ません。そこでブラウンは風洞実験を行い計算をして目的地に着実に着弾するV2ロケットを開発します。
だが当時のナチツは敗北色が濃くなり、ヒトラーはロケットを大量に作ることを命じます。そこでフォンブラウンが思いつき実行したのは強制収容所の人を駆り立てロケットを増産することでした。当然劣悪な環境で亡くなる収容者が沢山出たのです。
ここにフォンブラウンの影の面が見て取れます。
しかも、フォンブラウンは当時のナチツが敗北すると見ていたためドイツの沢山のロケット技術者とロケットと一緒に脱出すると言う計画を実行します。
当時、アメリカとソ連はロケットに核弾頭を積むと言う事を策略していました。そこでアメリカは血眼になってフォンブラウンを探します。
(同時にソ連はセルゲイコリョリョフを技術者に向かい入れますがここは番組では出てきません)
つまり、くるっと手のひら返したように祖国を裏切ることになりますね。すべては月へ行くロケットを作るため・・・・(´・ω・`)
フォンブラウンはアメリカに渡りましたがその時ソ連が人類初めての人工衛星スプートニク1号を打ち上げます、さらに人間を一番最初に宇宙へ送ると言う事をソ連が行いました。ガガーリンが一番最初に言ったのは有名ですね。(しかし宇宙にいたのは数分です)
先を越され落胆したフォンブラウンは月へ行くことをアメリカ政府に言います。
そしてケネディーが人間を月に送り込むと宣言、フォンブラウンがNASAのリーダーになるとアポロ計画が始まります。
しかしこの頃アメリカのマスコミでフォンブラウンがナチス親衛隊に入っていたという事実をすっぱ抜きます。
この当時のフォンブランは開発をしたのは嫌々やった。まさか兵器に使われるとは思わなかった。と話しています。
アポロ計画が終わるとフォンブラウンもNASAをやめました。
その後フォンブラウンにすい臓がんが見つかりそれがもとで亡くなりました。
現在日本の宇宙開発は最初平和目的でしたが現在情報収集衛星を日本も打ち上げ軍事目的で宇宙開発を行っています。
しかし、前にも書いた通りですが、日本とアメリカでは国の規模も違うし予算も違います。NASAがかける予算と日本のJAXAなどの研究機関は予算がけた違いに違うので日本や他の国はアメリカロシアには無い個性的な開発を目指した方が良いかもしれません。
それこそダウンサイジング化、AI、イプシロンロケットは良い発想だと思います。とても日本的でしょうね。
さて、新年度も頑張りましょう。私の住む村では日曜に神社の祭りがあります。
そりでは良い週末を。
そりでは<(_ _)>