なんじゃこりゃあ!!

自然科学全般をこよなく愛するブログです。OCNブログ人から引っ越してきています。

量子エラーを克服するには?(Newtonより)

2025年02月26日 | 本と雑誌
皆さんこんにちはtatuakicadoです('ω')ノ
お元気でしょうか?
下呂市も春めいてきました、これから雪解けが進み三寒四温が多い日となると思います。
寒の戻りにもお気を付けください。
さてたびたびこのブログでも話題になる量子コンピューターの話をします。
量子コンピューターは重ね合わせの原理で0と1を同時に処理できます、これは量子論の重ね合わせの状態を利用します。
しかしこの重ね合わせは外のノイズに影響をされやすいものです、これが量子コンピューターにとっては難点でした。
アメリカのグーグル量子人工知能研究所ではWillow(ウイロー)という量子コンピューターを開発しました。
量子ビットに格納されているデータは直接確認すると重ね合わせが壊れてしまいます。
そこで複数量子ビットを用意して複製した量子ビットのそれぞれにエラーを監視するまたは別の量子ビットを用意することで解決するというものです。
これはアイディア勝負みたいなところがありますが、なかなかいいアイディアだと思います。
しかし量子コンピューターはまだまだ遠い未来の話です、その間量子ビットよりも優れたコンピューターの仕組みが出てくる可能性も大いにあります。
まあこればっかりは仕方がないんですよね、いろいろと試行錯誤して新しいものができるのが世の常です。最初こんなものが役に立つのか?と思う簡単なものが将来化ける可能性があることも皆さんにも覚えてほしいことで科学史だとそのような例は沢山あります。
さて明日は木曜日です。
良い木金を。
そりではm(__)m
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