AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

アイドルの価値について秋元真夏は理論武装できていなかった(ナッキー)

2014-12-11 23:12:29 | アイドル論
アイドルの価値について秋元真夏は理論武装できていなかった(ナッキー)

朝日新聞の見出しが「アイドルの本質をえぐる怪作」により、映画を見に行く気になった。
映画評論家が生々しい演技ができない秋元真夏に対し、山下の指示で不良役の女優2人が罵詈雑言(ばりぞうごん)を浴びせかける場面である。「アイドルって何?」など容赦ない言葉の責めに、半泣きになりながら応戦する秋元。そこでは「演じる」ことと「本当の私」が複雑に反転し、アイドルというペルソナをかぶった女の子の素顔が顕(あら)わになっていくと論じた場面は、たいしたことがなかった。ペルソナなペルソナのままだった。というか、素顔の秋元真夏が最後まで素顔だったというべきか。

この後で生田絵梨花にインタビューする男性に、「スーパーの(秋元真夏ケンカの)場面がOKになった時に、生田さんは納得いかない顔をしていました」と言わせたのを聞いて、作り手もあのシーンは不十分と判断していたのだなと。

不良二人が秋元真夏に、「歌が下手」「踊りが下手」「ただ可愛いだけで(アイドルは)誰でもできる」「中途半端で何もできない」「演技ができないで女優を目指すなどと言うな」と罵倒。

これに対して秋元真夏は、「歌が下手かもしれない」「踊りが下手かもしれない」「だけどがんばっている」と反論。
「アイドルって何」との罵倒には、「人を笑顔にする存在」と。
理論武装が甘い。まあ、理論武装などできない役を演じているのだから、やむをえないのである。

「歌が下手だけど」輝いている存在、その輝きにファンがお金と時間を費やす。
つきつめると、アイドルの価値は、技能ではなく、存在そのものがお金になること。これをストレートに言うと、はしたないので、

どんなに「歌が下手でも」「踊りができなくても」ファンをときめかせる存在と反論して欲しかった。
歌が上手で、躍りが上手でも、つまらないシンガー・ダンサーは世の中にはアイドルの数以上にいる、と長年思っていたが、
これだけアイドルの数が増えると、数では逆転しているかもしれない。

ナッキー
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映画「超能力研究部の3人」感想(ナッキー)

2014-12-11 22:47:22 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
映画「超能力研究部の3人」感想(ナッキー)

乃木坂46がAKB48より、アイドルらしいのは間違いない。それ故に、
乃木坂46の人気が、AKB48を上回る事態にならないように、わざと質の悪い映画を上映して、ファンを失望させる。両方のグループの総合プロデュースをしている人なら考えそうなことだな、と思わせるくらい、面白くない映画でした。
アイドルが出演する映画として、これほど面白くないのは、30年くらい前の「おニャン子・ザ・ムービー」以来。

複雑な映画でしたが、シーンは次の5つに分類してみました。
その1:脚本通りに演じたシーン(普通の映画のシーン)
その2:映画を撮っているシーン(映画出演者に加えてスタッフが映っている)
その3:映画を撮っていないシーン(スタッフの演技指導、アイドルのマネージャーなど)
その4:アイドルのプライベート(撮影休日に海へ行く、カラオケでちあきなおみのレコ大曲「喝采」を歌うなど)
その5:インタビュー

見ていて、映画として面白かったのは、その1だけ。舞台で芝居をしているようなカット。
その4は、プロモーションビデオなので、セリフは決まっていないが、ゆるやかな脚本がある感じ。
脚本がないとの前提で描かれているのが、その3・5

一番面白くなかったのはその3、特に秋元真夏のマネージャーが映画監督に対して、キスシーンは許可しないと口論する場面。
「アイドルがキスをして、心の傷を負うファンが出ることを防ぐのが自分の役目」
秋元真夏が自分はアイドルでもあり、女優なのだから、キスシーンを演じさせてくれと直訴すると、最後に許可するマネージャー。
すると、スタッフに紛れ込んだ秋元真夏の熱狂的ファンが、「頼むから、キスシーンはやめてくれ」と懇願。ここが、いかにも、やらせで興醒め。

NHKの連ドラ「あまっちゃん」は、アイドル女優たちが、アイドルらしく演じている好作品だったが、私の友人には、「芸能界の裏を描いているから見る気がしない」という意見があり、
私は、芸能界の裏を、本当っぽくなく、嘘っぽく描いているから許容できていた。
乃木坂46の映画は、芸能界の裏を本当風に描いているところが、つまらない。友人の一年前の指摘を思い出した。

本ブログのカテゴリー映画で回想してみたら、今年はアニメ以外のアイドル映画を3本しが見ていない。他の二本は、典型的なアイドル映画でよかった。乃木坂46の映画はひねりすぎ。
東京女子流の映画「5つ数えれば君の夢」がよかったです(ナッキー)
映画「思春期ごっご」最上級のアイドル映画(ナッキー)

ナッキー
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映画「超能力研究部の3人」資料、編集ナッキー

2014-12-11 20:08:17 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
映画「超能力研究部の3人」資料、編集ナッキー

朝日新聞評

(評・映画)「超能力研究部の3人」 「アイドル」の本質えぐる怪作
 怪作である。人気アイドルグループ「乃木坂46」から抜擢(ばってき)された秋元真夏、生田絵梨花、橋本奈々未の3人を主演に、本当と嘘(うそ)が重層的な構造の中で錯綜(さくそう)するトリッキーな展開を見せる。監督は山下敦弘。「どんてん生活」から「もらとりあむタマ子」まで、優れたフィクション映画を発表する一方、彼が主に自主短編の形で撮り続けてきたBサイドというべきフェイクドキュメンタリーの発展形だ。

 本作は女優業に挑戦する3人の様子を捉えたメイキング映像(のようなもの)が主になる。彼女たちは学園SFものを撮影しており、山下監督も本人として登場。一見リアルな現場の光景なのだが、随所に状況を故意に荒立てる仕込みのキャラクターが現れる。いわゆる“ガチ”の反応を引き出すためのドッキリ企画の要素も強く、山下作品では自主映画の舞台裏を描いた「道(子宮で映画を撮る女)」に近い。だが「超能力~」の特異点は、次第にアイドルという存在の本質を問いかける視座が浮上してくることだろう。

 白眉(はくび)は、生々しい演技ができない秋元真夏に対し、山下の指示で不良役の女優2人が罵詈雑言(ばりぞうごん)を浴びせかける場面である。「アイドルって何?」など容赦ない言葉の責めに、半泣きになりながら応戦する秋元。そこでは「演じる」ことと「本当の私」が複雑に反転し、アイドルというペルソナをかぶった女の子の素顔が顕(あら)わになっていくのだ。

 おそらく今回、山下がモデルにしたのは、彼がこよなく敬愛するという相米慎二の監督作ではないか。かつて斉藤由貴主演の「雪の断章―情熱―」など、極端なまでに実験的な演出でアイドル映画を撮った相米。そのラジカルな精神を継承することで、近年まれに見る型破りな一本が生まれたのである。(森直人・映画評論家)

公式HP

yahooニュース部分引用。
 乃木坂46の5枚目のシングル「君の名は希望」のミュージックビデオ内のオーディションから生まれた同作は、物語の進行と共に三人の素の部分も切り取るというフェイクドキュメンタリー。画期的なアイドル映画でもある本作で主演を務める三人は、超能力とUFOに真剣に取り組む女子高生を好演。秋元のキスシーンや生田が「死ねー!」と叫ぶ衝撃的なシーンにも注目だ。

 初めての映画主演に秋元は、「最終日は達成感というよりは、終わるのが寂しくて悲しくなって朝から泣いていたら、キャストの方が心配して励ましてくださったのがうれしかった」と充実した表情。生田は「撮影中はずっと悩んでいて、どういう映画になるのかなって不安のほうが大きかった」と不思議なコンセプトゆえに混乱したという。橋本は「監督はオーディションのときは物静かな方だったのですが、現場ではたくさんアドバイスをくださいました。現場を熱くしてくれる監督で感動しました」と監督への信頼を語った。

 また、劇中には告白シーンやキスシーンといった恋愛要素もチラホラ。「憧れていたのは、高校生で、制服を着て、町の商店街でコロッケを買って一緒に食べること」と素朴な夢を語った秋元。生田は「わたしは生活力があまりなくて、料理ができなかったり、方向音痴だったりするので、頼りになる人で引っ張ってくれる人がいいな」と理想のタイプを明かした。橋本は「わたしはひと昔前の恋愛がしてみたい。文通とか遠距離恋愛とかに憧れます」とコメント。

アイドルグループ、乃木坂46の秋元真夏、生田絵梨花、橋本奈々未が映画で初めて主演を務め、『苦役列車』などの山下敦弘監督がメガホンを取った異色作。うそのオーディションで映画の主演に抜てきされた3人が中心となり、映画のストーリーとメイキング風ドキュメンタリーが混在し、うそと本当が交錯しながら一つの作品を構成する。アイドルである彼女たちが女優として山下監督のむちゃな要求に挑む姿だけでなく、ユニークで野心的なプロジェクトがどんな展開を見せるのか期待。

ナッキー感想!
「@satoshitobe: 人気アイドルグループのメンバーが在特会ヘイトスピーチデモに「ショック」と苦言 - NAVER まとめ http://t.co/fdwjli1pGm」というツイートリンクの記事に、ライブアイドルメンバーの発言として、「人に、死ね、と叫んでよいのは、映画や小説だけ」と書いてあったのは、この映画を見たからなのかも。
生田が、ふられた男子の名前を、空に向かって呼んで、「死ね!!!!」というシーンありました。ナッキー
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AKB48は、アイドルなのか(テッド・KC)

2014-12-11 00:14:34 | アイドル・AKB48 興行の手法・人気
AKB48は、アイドルなのか(テッド・KC)

一つ前のナッキー氏の記事。高みな発言に怒っているが、AKB48がアイドルグループと考えなければ、腹も立たず、高みな発言がもっともに聞こえくる。

AKB48とは、アイドルグループではなく、企業なのである。

企業活動とは、どんなに業績がよくても、危機感を持ち続け、
一円でも高く売る、一円でも安く買う、永遠活動。

AKB48も同じく、一人でも多くのお客様に握手会に来て頂き、結果としてミリオンを達成し続ける永遠機関。
危機感を失ったら、達成は困難。

高みなは、AKB48がアイドルグループだと、誤解しているナッキー氏のようなファンに、それを教えてあげているのに、気がつかないとは愚か。

アイドルファンに刺さる楽曲を出すのは、目的ではなくなり、売上げを増やすための手段にすぎない。テッド・KC
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