AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

『希望的リフレイン』カップリング曲について2。(ときめき研究家)

2014-12-24 20:05:22 | ときめき研究家
『Reborn』(チームサプライズ)。
これはいい曲だと思う。
夜明けに誰もが生まれ変わるような新鮮な気持ち、希望を歌い上げている。『兆し』『未来の扉』などで歌われて来たテーマだが、よりポップに、わかりやすいメッセージソングとしてまとまっている。生で聴くと一層感動できそうな曲だ。
歌っているメンバーを調べてみると、いわゆる中堅メンバー。ハッキリ言えば、このままでは選抜には入れず、それこそ「生まれ変わる」ことが必要と思われるようなメンバーだ。一種の肩たたきとも言えないか。このような曲を与えられて歌っている彼女達の気持ちはいかがなものか。単にいい歌が歌えて嬉しいというだけではないだろう。

『今、Happy』(ばら組)。
年少メンバーだけで組まれたユニット。「恋をしたら毎日がHappy」というそれだけのことをひたすら歌っている。『ヘビーローテーション』『スキ!スキ!スキップ!』などと同じテーマ。
『何度目の青空か』では「青春を無駄にするな」と助言しているが、この歌では「何で今まで青春に気づかなかった?」と自問している。青春は後から気づくものだが、この歌の彼女は、自分自身で同時進行で気づいていてラッキーだ。
単純なテーマをシンプルに歌い、実に魅力的に仕上がっているのは、若さの魔法か。

『目を開けたままのファーストキス』(チーム4)。
フラメンコのような曲調は、『シンデレラは傷つかない』『キスして損しちゃった』などを思い出す。
歌詞は普通の学園もので、ファーストキスのときめきを素直に歌っている。チーム4によく似合っている。
「唇突き出した」という表現は初めて。「唇尖らせる」という表現が続いていた(『上からマリコ』『ちょうだいダーリン』『不器用太陽』)だけに、一工夫が見られる。

以上3曲は結構好きな曲だ。
以下の3曲はあまり好きになれない曲。

『従順なSlave』(チームA)。
私がどうしても好きになれないタイプの曲。スタイリッシュでお洒落なのかもしれないが、聴いていて楽しくない。ウキウキしない。チームAのカップリング曲にはこのような曲が多い(『隣人は傷つかない』『胡桃とダイアローグ』『Ruby』など)が、残念だ。
恋人同士の主従関係を歌った歌詞には『いつの間にか弱いものいじめ』『君の嘘を知っていた』などの前例があるが、今回が一番直接的だ。

『ロンリネスクラブ』(チームB)。
地味な歌だ。歌詞もメロディーも地味で、あまり好きになれない。歌唱もずっとユニゾンで歌っていて変化がない。
和久井映見のデビュー曲『マイ・ロンリィ・グッバイ・クラブ』を思い出すようなタイトル。悲しい時に訪れて癒される場所。そんな所が実際にあればいいのだろうし、テレビドラマの舞台としては面白そうだが、歌を聴くだけでは現実味が感じられない。即物的な人間である私にはわからない味わいの曲だ。

『Ambulance』(ゆり組)。
タイトルは「救急車」という意味らしい。911は日本だと119番のことだろう。
恋の病に冒されどうしようもない、早く救急車を呼んでほしいという内容の歌詞。ペイシェント、ワクチン、感染、AEDなどの医療用語もちりばめられている。要するに「お医者様でも草津の湯でも」という非常に古典的なテーマなのだ。
しかしこの曲は、歌詞よりも曲調、ダンスが主眼の曲なのだろう。私はあまり好きではないが、こういう曲があってもいい。

全11曲、バラエティに富んだ「アルバム」だった。
ところで年明けには本物のアルバムも発売されるようだ。新たな鑑賞対象が続々出て来ることは喜ばしいことではあるが、遅れている劇場公演の方に回してほしいと、いつもながら思う。
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アイドリアンとしての先駆者利益(ナッキー) 2014年一番よかったアイドルかもしれない

2014-12-24 00:00:59 | 現代のアイドル
アイドリアンとしての先駆者利益(ナッキー)

AKB48がデビューしたのが、2005年12月
私が初めてシアター公演を見たのが、2006年8月。チームB、青春ガールズ公演。河西智美休演で、禁じられた二人は、野呂佳代。
初めてのコンサートが2006年末の日本青年館
二回目のコンサートが2007年3月の新宿厚生年金会館
この間、週末に何度か秋葉原のシアターに行ったのだが、切符が買えずに足は遠のいていた。
二回目のシアター公演が、2007年6月。当時の職場は秋葉原から遠く、平日に見に行くことを思いつかなかったが、たまたま出張帰り、事務所に戻らず直退で、時間があったので、秋葉原へ。

チームBファースト、青春ガールズ公演。

この日から、週末は秋葉原へ、平日は会社が遠くても毎日秋葉原へ。
シアター公演の人気が出て当選しなくなる前に、300回くらいはシアター観戦。
人気が出てからは、モニター観戦(と、今はなきAKB48カフェの映像観戦)を入れると500回くらい。
AKB48は今でも好きだけど、シアターで見ることができなくなって、AKB48モニターより素敵なライブアイドルとたくさん出会って、足は遠のく。
人気が出る前に、鑑賞できて、アイドルを堪能することを、「アイドリアンとしての先駆者利益」と称する。

私の場合、AKB48 十分堪能した。

ももクロ 見逃した。 東京女子流を無視して、ももクロに張るべきだったと反省しても、後の祭り。ももクロを見逃したのだから、ナッキーはアイドル鑑賞能力がない、と自己否定。総括が必要。このブログに記事を載せているナッキー氏はアイドルを見る目はありません。

エビ中 人気が出る前に見たけど、よさが分からず。もう一度見たいと思った時は手の届かない(切符が買えない)アイドルに。

さて、今年デビューのアイドルでは、
アイドルネッサンス 

ハコイリムスメ

がよかった。どこがよいかというと、アイドルの伝統を継承している点。
まず、黒髪。
次に、ダンスではない。昨日見たハコイリムスメが、「ハコムスで唯一汗をかく曲です」と紹介して歌った曲、動きはあったけど、振り付けの範囲で、ダンスとは言えない。
ダンスがないので、歌唱をじっくり。歌をきかせる

追記
AKB48の影響で、行き過ぎたダンス至上主義を、ダンスなしというアイドルの伝統に、ゆり戻してほしい
同じ理由で、ステレオ東京も、評価します。振り付けもなし。足でリズムをとるだけの曲を見ました。つちやかおり、哀愁のオリエント急行を思い出させるリズム取り。ナッキー


アイドルネッサンスを見たのは、8月の平日昼。夏休み、8月最後のライブとはいえ、298人収容の劇場が、ほぼ満員とは驚いた。ブログライター仲間には、デビューしたばかりで知名度ないけど、現場人気が驚異的な「謎の」アイドルグループと報告。

ハコイリムスメの昨日の公演もお客さんの入りはよかった。椅子席8割以上。
知名度では上の、アイドルストリート TOKYO TORiTSU これで委員会や、さんみゅーよりお客が入っていた。同じ劇場比較。

昨日のステージで、12月29日にツーマンライブという告知のため、アイドルネッサンスの7人が登場。7+7=14人のアイドルがステージに一列。(AKB48公演を16人。)
そこで、12月29日の切符は完売との発表。

アイドリアンの先駆者利益は、それぞれ1回ずつのライブのみなのかもしれません。

ナッキー
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