AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

『紙の月』(大島優子出演映画)感想(ピーナッツ)

2014-12-30 15:00:00 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
まずは、この映画…
″「寄付」って、なんかコワイな。でも、なんで そう思うんだろな? 思っちゃうんだろ? イカンイカン!そんなこと考えちゃダメだ! イイことなのに…″
僕が、小さい頃から抱いてた…そんな 長年のプチ引っ掛かりに対し、完全 & 完璧に答えを出してくれた作品だったよ。なんか、スッキリした。
さて、内容について…。
梅澤梨花 役(宮沢りえ)
相川恵子 役(大島優子)
隅より子 役(小林聡美)
この映画は、3人の女性…生き方についてのお話だと思った。
で、全く違った ″(女性的)ありがち″…な人生を歩んでいる2人。それが、宮沢りえ演じる「梅澤梨花」と 大島優子演じる「相川恵子」という図式。真逆のキャラクター。
で、で、そんな2人が、おそらく…″面白くない人生だろうなぁ~″って、感じているであろう「隅より子」を演じているのが、小林聡美。素晴らしかった。
こういう作品ってね、それが、良作品だったなら、3人のうち、1人だけ良かった!ってことはない…と思うんだな。だから、今回の宮沢,大島のW受賞(主演女優賞,助演女優賞)ってのは、意味があるんだ。価値があるんだ。
だって、その作品が良かった…ってことやからね。そういうことの証明だからね。
高評価…は、まず、作品(に対して)であるべきだと思うし、今年 亡くなられた 高倉 健さんも、
″俳優に賞は関係ありません。でも、ありがとうございます″って、いつも言ってたことは、ホント…よく分かるなあ~、そうだなあ~、と。
さて、大島優子…良かったねぇ~。ま、″作品が良かった!″って言ってるんだから、当然っちゃ当然なんだけどさ…。
でも、環境、いろんな意味での環境だろうね。
ただ、今回、この大島が、この作品で演じた「相川恵子」ってのは、物語の後半に差し掛かるチョイ手前で、実に あっさりとスクリーンから消えるんだよね、実は…。
でも、その″存在感″が(だけが)、その後…後半もちゃんと & しっかりと活きてた。そこが、1番良かったところだよ…今回の大島優子は。
大島演ずる「相川恵子」が、物語から退場することによって、3人、いや、残された2人の関係性が崩れる瞬間が訪れるんだ、突然ね。
すると、浮き彫りになってくるんだよね。実は、梅澤,隅…2人が 実は 憧れていた女性像 & 生き方が、「相川恵子」だった…ってことがさ。
でも、あのあたりは、そこまで(前,中盤)の大島優子の演技が良かったからだよ。作品の歯車として、100%機能してた!ってことだ。
そして、残された2人の信念が、グラングラン…揺らぎ始める。対立し、暴走し始める。
″「堅実」って、何? 「自由」って、何? (そういえば、あの子って、2つとも 持ってたのかも?)″
不安定な2人が対峙し始めるんだ。
″私は、ニセモノ?″
出ないはずの答えを求めてさ…。
そして、大島が演じた「相川恵子」の幻影が、出てないはずの後半も活躍してた。大島は、好演だったと思う。
まあ、3人とも 良かったよ。だから、今作品は、良かった。あれ? 逆か? 逆だよ…かな?

ところで、映画の細かい部分、僕が1番怖かったのは、痴呆が始まっている おばあさんにアクセサリーを紹介する場面における 梅澤(宮沢りえ)の この一言…
″ニセモノなのにね…″
…あの雰囲気、あの演技。いつか、大島優子にも演れるようになってほしいと思う。

ところで、ところで、2014年の10月、こんなランキングがあったんだ。
「あれ!? 演技下手なんじゃ…?と思う女優ランキング」(Gooランキング / 東京都内の男女計500名の調査による)
1位:佐々木 希
2位:前田 敦子
3位:篠田 麻里子
4位:大島 優子
5位:剛力 彩芽
6位:桐谷 美玲
7位:藤原 紀香
8位:奈々緒
9位:長谷川京子
9位:本田 翼

ま、ま…ね。
でも、僕、このランキングを見て、1つ思ったことがある。気付いたことがある。
それはね、昨年,一昨年のランキング…″あの人″の名前が入っていないことだ(20位にも入ってなかった)。あれ? 消えていることだった。
そう! ″あの人″の名とは、武井 咲。いわゆる、演技下手ランキングの常連…というか、この部門のトップの人だ。だったはず…。
なんで? そして、(大島 他と)何が違うんだろう?違ったんだろう?って、考えたよね。
そして、はじき出した答え…。
たぶん、彼女…武井 咲は、″女優さん″として認められているのだと思った。カウントされているのだと思った、逆にね。
だって、武井 咲…昨年何本の作品に出演(主演多し)したと思う? で、一方の大島優子は?
芸能界的…売れてても、仕事内訳の差 & イメージの差って、やっぱ…あると思うんだよね。
おそらく、武井 咲は、実際、女優活動…7, その他…3 だと思う。で、一般の方のイメージも そうなんだと思う。結構近いんじゃないか?と。
また、彼女の場合、CMのイメージを女優のイメージが、今年、初めて超えた!ってことなんじゃないのかな?
だけど、大島優子ってのは、現在、女優活動…1, その他…9 ぐらいだと思うんだ。で、一般のイメージは、女優活動…0.5,その他…9.5、超えちゃってると思うんだな。つまりは、「元AKB」のまま 時間が経っただけ …だと。
知らないんじゃないかな? 要するに、女優として、カウントされていない(心の中でね)可能性がある、と思ったな。
″女優もやってます!″という、まあ、危険なゾーンに大島優子のイメージは、いる!と思ったんだ。でも、まあ、それは、大島優子に限ったことではないんだけどね。剛力彩芽なんか…その典型だもんね。
女優って、CM活動以上に女優活動もしてます!ってイメージ & アピールも 実は、ホンっト大事なんだよね。
あと、前田敦子,藤原紀香なんかは、昔の作品でイメージ止まっちゃってる部分あるんじゃないかな?
だからのランクイン!
つまりは、『イケメンパラダイス』での あの素人演技。草なぎくんと共演した時の″なんだこりゃ?″って芝居。ぐっさんと共演した時の ″あ~この人、コメディーのセンス…全然無いんだな″って誰もが確信してしまった あの演技内容のことだよ。
つまり、今の女優活動は 知らない!ってこと。
映画で主演? ミュージカルで主演??? って状態。
″演り続けてる!″ってアピール不足の人も こういうランキングに入ってくる人の中には、あんじゃないかな~?と。
大島優子は、せっかく、『紙の月』で良い演技してるんだし、作品の評価も高いんだし、これを機に仕事の割合…変えていったらいいのにとか思うよ。
せめて、女優活動…7, その他…3 ぐらいにさ。
間違っても サプライズなんちゃら とかで、戻ってほしくないよな~、女優と反対方向にさ。
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大島優子と高橋明日香の違い、たぶん…(ピーナッツ)

2014-12-30 14:00:00 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
高橋明日香の芝居をチョイ拝見。ほぉ~ ふむふむ、な~る。
たぶん、これって…。
大島優子と高橋明日香の違い、たぶん…それは、僕が昔、感じた…あれは 2013年?『世にも奇妙な物語』同一回での あの 大島優子と倉科カナの違いと同じなんじゃないのかな~?と。
「心霊アプリ」主演:大島優子。
「相席の恋人」主演:倉科カナ。
その時のことを 以前、僕は、ここで、
″こんなにも差があるんだ…。ビックリした″ とか書いたと思うんだけど、その真意はね…
「その人」を演じてる 大島優子。
「その作品」を演じてた 倉科カナ…。
「人」と「作品」…
あ!しまった!いいように言い過ぎた。ここは、もっと正直 & 素直に書こう!
「その人」を とにかく一生懸命演じよう!演じよう!としてい…もとい!あからさまに分かる、いや、分かってしまう 大島優子の演技。
″一生懸命演ってんな~、でも、シーン1は、こう! シーン2は、こう! シーン5は、こう!…って、全部ぶつ切れやん!場面ごとに一生懸命やり過ぎ…のぶつ切れぶつ切れの演技構成やん! 統一感ないやん!その場その場やん!″…と思ってしまったんだよね。
そして、正直、この程度なのか?と。
で、一方の倉科カナの方は…というと、例えば、ラストシーンで、
自分の目の前(の相席)に 自分が将来 結婚し、そして、共に幸せになる ″運命の人″を見つけた時(彼女は、そういうことの全てを知っているという状況下)、その時の演技…
静かにうつ向いて、片方の口角を微かに上方に…と、その演技に、
″上手い!″…って、思わず唸ったよ。声が出たよ。そして、″全然違うんだ。レベルが違う″…と。
だから、ビックリしたんだ…あの時。
その一芝居で、その前の20分間の(物語の)すべてを回想させ、また、瞬間フィードバックさせてた倉科カナの演技プラン。「相席の恋人」という作品に対する完璧なオチ(フィナーレ & とどめ)だった。
そして、僕は、この時すでに、この放送回のトップバッターであった「心霊アプリ」…大島優子のも もう観てしまってた訳で、同時!こんなことを思ってしまったんだ。
″あれ、あそこ、大島優子だったら、満面の笑みで返すだろうな~″と。
いわゆる、とことん フィードバックしない演技だ。″その場その場の…″ってやつだ。
特に、ショートムービーの場合、また、特に特に、この『世にも奇妙な物語』ってのは、ラストシーン、もしくは、そのラス前に 実力…あからさまになるからね。そういう作りにしてるからね。
大島優子と倉科カナの違い…いや、その差ってのは、演者の意識が、″「人」にあるのか?「作品」にあるのか? ちゃんと…「その作品」の中の「その人」にありますか?″ってことだと…。
簡単にいうと、大島優子は、″演り過ぎてる″とね。″その主人公の心のラインに流れがない″と、強く感じたな…あの時。
ま、人気アイドルは、超忙しい。だから、現場も簡単にOKテイクを出してしまいがち!ってトコは、あるとは思うよ。
まあ、″女優を目指してる″人気アイドルにとっては、不幸っちゃ不幸なことだわね。
でも、倉科カナのスケジュール拘束時間は、いったい 何日間だったんだろうね? それに対して、大島優子の拘束時間って、いったい 何時間だったんだろね?
そして、そういう積み重ねが、1年,2年,5年・・・。そりゃ差もつくわな…離れる一方でも当然っちゃ当然なんだよな~。でも、世間的には、大島優子の方が大女優ってことになっているんでしょう?
いろいろと…辛いわな。
さて、冒頭でもチョイ触れた高橋明日香の芝居は、けっして ″演り過ぎてなかった″な。もちろん、棒読み & 棒演技でもない。ただ。こちらは、大島優子に比べて、圧倒的に知名度がない!ときた。まあ~知られる(気づかれる)まで、時間はかかるんやろうな~?
5年? 10年? 20年? いや、もしかしたら…? いや、いや!明日かもしれないし…。事務所は、自由にオーディション…受けさせてくれる環境下にあるのかな?
まあ、いずれにせよ、″待ち″の仕事って、しんどいわな。いろんなものに耐えながらさ~。
さてさて、ここまで、大島優子について、まあ…ボロッカスに書いてきたわけ訳なんですけど、これは、2013年あたりの話やからね…。
ただ! ただ! 今回の…
この前 観た映画『紙の月』は、良かった。良かったで~。
つくづく、環境だと思ったな。
″『紙の月』は、良かった″…
これは、僕的…大島優子に対する最大級の賛辞なのです。わかっていただけるかしら?
コメント (1)
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(旧)スキャンダル謝罪禁止条例 (修正後)スキャンダル報道無視条例 (ナッキー)

2014-12-30 00:00:39 | アイドル論
(旧)スキャンダル謝罪禁止条例 (修正後)スキャンダル報道無視条例 (ナッキー) アイドルが守るべき所作。

このブログは毎日1000人も読者がいる割りにはコメントが少なく、その主犯はコメントに反応しない私でしょうか。それとも、いいコメントを、記事にしてしまうから?まさか。

こちらの記事「アイドルの所作=虚構をつらぬくべき。スキャンダル謝罪禁止条例(ナッキー)」には、7つのコメントを頂いた。自分の文章を再読して、キャッチコピーがまずい。

本文で渡辺美優紀を、「エッチをしたかもしれないけど、アイドルとして魅力的。」と感じたナッキーが書いているから、
「世の中には、エッチしたら謝罪しろという(アイドルの価値を理解していない)愚かな人たちが大勢いるが、エッチしても謝罪しないのがアイドルだから、アイドルは謝罪禁止」だと教えてあげようという先入観をタイトルにしてしまいました。

しかし、山口百恵、桜田淳子のように、エッチしていないアイドルも、スキャンダル報道されるわけだから、スキャンダル謝罪禁止条例ではなく、スキャンダル報道無視条例と書くべきでした。

本当はエッチしたことが見つかって報道されたアイドルも、
本当はエッチしていないのに、エッチしたと誤報されたアイドルも、同じ対応するのが、アイドルの所作である。

質問: 週刊文春の報道は事実ですか。
アイドル:読んでないのでお答えできません
質問: あなたがお芝居で共演した男優とホテルから出てくるところを写真にとられています。
アイドル:私はアイドルですよ
質問: アイドルとしてのあなたに、事実はどうなのかを聞いているのです。
アイドル:そういう質問に答えないのがアイドルの所作なのです
質問: 指原莉乃や峯岸みなみは、アイドルなのに、エッチした事実を認めたでなないですか。
アイドル:大相撲の力士はガッツポーズをしないのが所作ですが、朝青龍のようなヒールはガッツポーズします。私は、指原さんや、峯岸さんのようなタイプのアイドルではなく、きちんと所作を守るアイドルをめざしています
質問: 事務所の方針ですか。
アイドル:記者の方も、アイドルという文化の所作を、勉強されてから質問したらいかがでしょうか

基本的に、具体的な質問に対して、理念を繰り返してほしいですね。アイドルには
二つめの質問は、私が、峯岸みなみの、パルコ劇場朗読芝居を生で見たので、ついこれが頭をよぎりました。

ナッキー
コメント (5)
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