WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

赤岳登山

2007年08月03日 | 今日の出来事
 7月31日-8月1日、八ヶ岳の最高峰、赤岳にムスメと登ってきた。
コースは美濃戸~行者小屋~地蔵の頭~赤岳山頂(泊)~行者小屋~美濃戸。
 お世話になった赤岳山頂小屋の人も「こんないい天気はめったに無い」と言うほど快晴で、お目当てのご来光と富士山はじめ、遠く北アルプスから浅間、秩父山塊、南アルプス、諏訪盆地、立科へと巡る360度の素晴らしい眺望も満喫できてラッキーであった。眺望では北岳や富士山よりも素晴らしかった。100名山にはまだほとんど登っていないが、赤岳の眺望は中でもかなり上位にくるのではないか。唯一つ残念だったのは、八ヶ岳の固有種、「ヤツガタケキスミレ」が時季を過ぎて見られなかったこと。ブックマークに写真集あり。
 赤岳山頂小屋には大きなガラス張りの展望室のような食堂があり、寒い朝でも室内から眺望が楽しめる。トイレもきれいで館内も山小屋独特の汗と饐えた匂いも無く快適。もっとも、「その匂いが好き」という山男もいるかもしれないが。
 平日だったせいか、200人収容の山小屋に32人とハイシーズンのわりには人も少なかった。入山者も私を含めて中高年ばかり。ムスメは一人浮いていた。近年、中高年の登山ブームで遭難者も増えていると聞くが、中には「大丈夫かいな」と心配になるお方も。もっとも、私も日ごろの運動不足がたたって下山時には足がガタガタであったが。山では始めは誰でも元気なので調子に乗ってとばすと後で上りでは心臓に、下りでは足にくるのだ。