愛知の知事選や名古屋市長選などの期日前投票が多いという。
知事選は以前の2倍、「市長選、議会解散投票、知事選」とトリプル投票担った名古屋市は3倍、という。
名古屋市選管のページもアツいのでリンクして記録しておく。
投票日の当日のデータへのリンクも「2月5日から」と予告されている。
いずれも、河村戦術が見事に的中したもの。
手法をほめる識者は少数だけど、有権者の多数をひきつけた。
いい感じはしない。
ともかく、このブログへのアクセス数は増えていく。
ところで、こちらは、昨日原稿を作って、明日インターネットに載せ、月曜日に市内全戸に配布する「新しい風ニュース」の原稿チェック。
原稿はなんでも、「一晩ねかせ」てから、次の日に見直すと良くなる経験則がある。
・・今朝、見直して、別の仕事をしてから、もう一度見直して仕上げにして、昼前には印刷の開始としよう。
夕方5時半からは、「行政委員の高額な月額報酬・住民訴訟」の弁護団会議だから、それまでには全部済ませたい日程。
だからブログはいつもより遅くて「今、10時半過ぎ」になった。
この間にも、役所に電話して「市税収入のうちの法人税」についての決算書に載っていないデータを確認、調べてもらった。
そうそう、一昨日のパソコンの不調のこと。
一昨日の夜、直しに来てくださった専門家に、昨日の朝、決着したことの報告をしたメールを以下転載しよう。
結論としては、すぐに復旧できました。
9時15分頃にNTTのセンターに電話しました。
寺町「詳しい人に見てもらったらモデムが壊れている、とのことだった。
赤いランプがついている」
先方「PPPのランプならプロバイダーのトラブル」
寺町「プロバイダーにはつながっているようだ」
先方「ADSLランプはどうか、常時ついているならともかく、点滅なら回線の問題だ」
寺町「点滅しているだけ」
先方「では、こちらで回線の確認をして、10分か15分で折り返し電話をいたします」
・・・
数分で、赤いランプが緑にかわり、ADSLランプも継続点灯になりました。
FTPもKTRADのWebページも通常につながりました。
しばらくして上記センターより電話。
先方「ご迷惑をかけました。宅外機を交換します。」
寺町「それは、電話の保安機のこと?」
先方「家のところでなく、道路の方にあるものです。
明日交換するよう手配します。
その交換のとき、1.2分だけ、
インターネットだけ切れることがありますがよろしいですか。」
寺町「こちらは、公共道路でのことなら、
関知しなくてよいわけですね。了解です。」
というような顛末でした。
今は、インターネットもメールも快調です。
いろいろとご迷惑をおかけしまた。
今後、この種のトラブルも忘れないようにしないいけないですね。
ともかく、ありがとうございました。」
(インターネット接続の基本は 市のCATV の光回線なので、日常業務には支障はほとんどなかった)
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●名古屋トリプル投票、期日前は2~3倍増ペース
朝日 2011年2月2日1時29分
2月6日投開票の名古屋市長選、愛知県知事選、市議会解散の是非を問う住民投票の「トリプル投票」となった名古屋市で期日前投票が増えている。前回と比べると、市長選で2倍、知事選で3倍近いペースだ。投票率の上昇につながる可能性があり、陣営関係者も注目している。
朝日新聞が各区選挙管理委員会に取材したところ、同市長選の期日前投票は1日現在で少なくとも9万人を超えた。有権者の5%がすでに投票を済ませたことになる。
市選管が発表した1月30日現在の名古屋市長選の期日前投票者は計7万5776人。前回2009年の市長選の同じ時点と比べて約4万人多く、2.1倍と大幅な伸びを示している。市選管では「トリプル投票ということで注目が集まっているためではないか」と説明している。
一方、知事選の期日前投票も大幅に増えている。県選管によると、30日までに計24万2790人が投票。前回07年の同時点より10万5305人多い1.8倍増で、名古屋市では3倍近くになっている。
河村たかし前市長が初当選して注目を集めた前回市長選の投票率は50.54%で、前々回の05年の27.50%に比べて2倍近くに上がった。前回知事選も投票率は52.11%と、28年ぶりに50%を超えた。今回は、さらなる上昇を予想する見方が多い。
ある市長候補の陣営関係者は「前回の市長選も過去に比べたら高かったが、今回のこの名古屋の熱気を見ているとさらに上がるだろう。これまで選挙に関心がなかった人にも理解してもらうための作戦を考えなければ」と話している。(寺西哲生、豊岡亮)
●知事選の期日前投票、77%増 名古屋市では3倍近くに
朝日 2011年2月1日
知事選の期日前投票について、県選挙管理委員会は31日、告示翌日の21日から投票7日前の30日までの10日間で、計24万2790人が投票したと発表した。前回2007年に比べ77%増。特に、市長選、市議会解散の是非を問う住民投票との「トリプル投票」になった名古屋市では188%増と3倍近くになった。
県選管によると、期日前投票者は、前回比で10万5305人増えた。市町村別では、豊田市で同1万1996人増の3万9543人、名古屋市緑区が同6407人増の9365人、岡崎市が同5739人増の1万5205人などとなっている。
増減率でみると、村長選が30日にあった豊根村で前回比9倍超となったのを始め、名古屋市緑区と千種区で3倍を超えた。名古屋市内では全区で2.5倍を超え、有権者の高い関心を反映した形となっている。
一方、市長選が30日に告示された安城市では前回比32%減。市長選の期日前投票ができる31日まで待つ有権者が多かったとみられる。このほか弥富市でも同5%減となっている。
●愛知トリプル投票 期日前は前回の約2倍、関心高く
産経 2011.1.31 18:29
2月6日の愛知県知事選、名古屋市長選、同市議会解散の賛否を問う住民投票は、期日前投票の出足が好調だ。同市で「トリプル投票」となることもあって有権者の関心は高く、各陣営は高投票率を予想している。
県と市の選挙管理委員会によると、投開票日の1週間前に当たる1月30日までに期日前投票をした有権者は、知事選が24万2790人(前回同時期比で1.77倍)、市長選が7万5776人(同2.14倍)。住民投票も7万7169人が済ませた。
有権者数全体に占める割合は知事選、市長選、住民投票ともに約4%。
前回の投票率は、知事選(平成19年)が52.11%で、市長選(21年)が50.54%。ともに与野党対決となり有権者の関心は高かった。前々回は知事選(15年)が38.91%、市長選(17年)が27.50%だった。
●名古屋と愛知のトリプル選迫る、目を引く河村氏の巧みな戦術
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2011/2/4
名古屋市長選、同市議会解散の是非を問う住民投票、愛知県知事選のトリプル選が6日に迫った。注目は何と言っても名古屋市長選に立候補している河村たかし氏(62)だろう。
6日は本来、県知事選が単独で実施される予定だった。名古屋市長選と市議会の住民投票は、河村氏のしたたかな戦術によりスケジュールに浮上した。
6日はどの候補に日差しが降り注ぐか(名古屋市、1月) 名古屋市長選は、市民税10%減税の恒久化や市議会議員の報酬半減など公約に掲げた政策の条例案が議会に否決され、昨年12月、民意を問うとして河村氏が市長を辞職したことに伴う出直し選。住民投票は、同氏が主導した市議会解散の直接請求(リコール)の成立によるもので、政令指定都市での実施は全国初となる。
もっとも、河村氏の辞職は、県知事選と市長選を束ねることが目的だったと言われている。同日投票になれば話題性も高まり、同氏が知事選候補に推す前衆院議員の大村秀章氏(50)とのタッグ戦を有利に展開できる。市民税減税と市議会改革を試みる河村氏と、これを強硬に拒む市議会との対立を際立たせる戦法も、市民には受けるだろう。
河村氏は大村氏とともに、選挙の争点の1つである広域行政改革への着手を目指している。愛知県と名古屋市を一体化させた「中京都」を実現させ、「県民税、市民税10%減税」を実施するという。中京都構想については、過去の記事を参照してほしい。選挙キャンペーンでは、元タレントの橋下徹大阪府知事を担ぎ出し、メディアのパブリシティを広く獲得した。大阪都構想を打ち出した橋下氏も、既存勢力としばしば対立することで有名だ。
河村氏があらためてマニフェストに掲げる「市民税10%減税の恒久化」は、財源面で曖昧さが残る。これを大衆迎合だと批判する対立候補も存在する。しかし、一時は危ぶまれた市議会のリコールを成立させた同氏の勢いは、こうした問題をも覆い隠してしまうかもしれない。
各種調査では、ひときわ大きな注目を集める河村・大村氏が引き続きリードを維持している。河村氏は型破りな人物だ。結局のところ、閉塞感を打破したい市民が求める新たなタイプのリーダー像に一番近いのが同氏なのだろう。記者: 山口 肇
●トリプル投票、議会解散賛否に関心は?
TBS(03日18:14)
いよいよ今月6日に投票を迎える名古屋のトリプル投票です。愛知県知事選・名古屋市長選、そして、今回、政令指定都市では全国で初めて議会解散の賛否を問う住民投票ですが、注目の知事選と市長選を前に関心は埋没気味のようです。
「住民投票は賛成」(河村たかし候補)
市長選の演説で市議会解散の賛否を問う住民投票への賛成を呼びかける河村たかし前名古屋市長。既に議会解散を見据えていて、自ら設立した地域政党から市議選に出馬する公認候補をアピール。市長与党で過半数を占め、市民税減税の恒久化を実現する狙いです。
「最終的には議会を変えなきゃダメ。その時に代わりの人達を準備していなかったら『何だ』となる」(河村たかし候補)
「すぐ壊れるのが民主主義。それをキュッと握りつぶすのが河村さん」(石田芳弘候補)
これに対し、市議会与党の民主党が推す石田芳弘候補は、演説の半分以上が河村前市長の市政運営についての批判。その中で、「住民投票には反対を」と訴えています。
「市長と議会とはチェックアンドバランスの関係です。河村さんが続けてもらうと大変」(石田芳弘候補)
また、八田広子候補や杉山均候補は、解散には反対の立場ですが、演説は政策中心で、住民投票にはあまり触れていません。
こうした中、議会のリコール署名を集めた河村氏の支援者らは先月末、繁華街で模擬投票を実施。解散に賛成をと訴えました。
「我々も先頭に立って、住民投票の宣伝をしたい。『賛成の意思表示をして下さい』と」(河村前市長の支援者)
一方、議会側は・・・。
「議会解散には、ぜひ反対していただきたい」
個別にビラを配ったり、住民説明会を開いて、解散に反対するよう訴えていますが、超党派でリコール署名の反対を訴えたときのように、議会が一丸となった活動はできていません。
というのも、出直し市長選と知事選では、河村・大村候補の連携に対し、各党が対抗馬を擁立。特に自民党は知事選では独自候補ですが、市長選では民主の候補を支援するという、ねじれ状態になるなど、議員がまとまりにくい状況なのです。
「(議員が)一緒にやるのは難しい。一人一人の議員が地域に散らばって、より多くのみなさんに説明すればいいと思う」(名古屋市議会 横井利明議長)
市長選・知事選のはざまで、住民投票の意義がどれだけ市民に届いているのか。投票は3日後に迫っています。(03日18:14)
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