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てらまち・ねっと



 昨日の午後は、県の行政委員の高額な報酬の返還と今後の差し止めを求める住民訴訟の弁護団会議だった。
 行政訴訟を50件ちょっとやってきた。ほとんど自分でやっているが、5件ほどは弁護士の方にやっていただいている。

 昨日はその「弁護団」の会議。
 昨日は、修習生らの若い人も3人いて総勢10人ほど。

 前回、被告から出た「委員会ごとの活動の主張」、
 その説明が足らないところ・・・・ほぼすべてだけど・・・・そこを「求釈明」するように、一人ずつ委員会を分担したものを持ち寄って調整。
 次回までに提出する段取り。

 ところで、この訴訟はまだ次回が3回目の弁論だけど、
 岐阜県が「5つの委員会」について「4月1日から日額制」にする議案を県議会に出した。

 裁判は続けるけど、実態は改正するという、一見、分かりにくいやり方。
 昨日24日の朝日新聞
  「市民団体が住民訴訟を岐阜地裁に起こしていた。これを受けて古田知事は、報酬を見直す方針を示していた。」

 他県では、日額にするところもあれば、折衷案のところも、現状のままのところもある。
  ま、裁判提起によって半分は獲得したか・・・岐阜県民の利益。
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●5行政委員報酬 日額制で減額案
     朝日 2011年02月24日
 「報酬が高すぎる」と市民団体に指摘されていた行政委員の報酬について、県は計5委員会の報酬を大幅に減らすことを決めた。23日に開会した県議会に議案を提出した。支払い方法を月額制から実態に合った日額制に変えたことで約2400万円の経費削減が見込まれている。

 県は八つある行政委員会のうち7委員会に対し、出席日数に関係なく月額で報酬を支払っていた。その金額が出席日数に見合っているかなどを検討した結果、監査、公安両委員会以外は日額制に変更することにしたという。内水面漁場管理委員会は従来から日額で支払われていた。

 県によると、常勤と非常勤の行政委員への報酬は、年間計約6900万円が支払われている。今回の変更で、今後は計約4500万円に減るという。

 行政委員の報酬をめぐっては昨年4月、「非常勤の報酬が高すぎる」として、市民団体が県に対し、月額報酬の支払い差し止めと過去に支払った報酬9635万円の返還を求める住民訴訟を岐阜地裁に起こしていた。これを受けて古田知事は、報酬を見直す方針を示していた。(磯崎こず恵)

◆県議会が開会 69議案提出
 県議会の2月定例会が23日、開会した。7458億円の2011年度一般会計当初予算案など、計69議案が提出された。会期は3月17日までの23日間で、一般質問は3月9~11日に予定されている。

 所信表明で、古田肇知事は「国の政策の枠組みなど地方を取り巻く状況は不透明なところもあるが、財政再建のシナリオを見直す状況ではない。取り組みを進め、起債許可団体からの脱却をはかる」と述べた。

 厳しい財政状況に対応するために知事ら特別職の給与を20~30%、職員の給与を4~12%それぞれ減額する条例案や、手続きに不適切な点があったとして選考をやり直していた三つの施設の指定管理者を決める議案も提出された。

◆26億円減 補正予算案
 県は23日、2010年度の一般会計予算を26億円減額する補正予算案を、県議会に提出した。補正後の一般会計予算は、7827億円となる。

 歳入は、県税収入が120億円増加。県債は125億円減額した。基金や特別会計からの繰入金も64億円減らした。
 歳出は、国の交付金を使い、NPO法人などを支援するための基金として1億7千万円を、ぎふ清流国体の競技用備品を整備するために1億円を計上する。

●非常勤委員の報酬を日額制に 岐阜県
      産経 2011.2.16 17:53
 岐阜県は16日、人事や選挙管理など5行政委員会で、非常勤委員34人の報酬を月額制から日額制に見直すと発表した。2月議会に条例改正案を提出し、4月実施の方針。

 県によると、月額10万~22万円だった報酬を、日額で委員長・会長が3万8100円、委員が3万2900円とする。試算では、年間6900万円だった予算が2400万円削減されるという。

 平成20、21年度の月平均の勤務日数は選挙管理委が1.5日、教育委が1.7日。

●県行政委員:報酬、日額制へ 教育・人事・公安の3委員長、月額制維持 /山形
     毎日新聞 2011年2月15日 
 県は九つある行政委員会の委員の報酬を現在の月額制から原則日額制とする方針を14日の行政コストチェック委員会で示した。日額報酬は委員長・会長が2万8800円、委員は2万5900円とする方針。ただし、県議会本会議に出席し、月間職務日数が5~8日と他の委員長らより多い▽教育▽人事▽公安--の3委員長は現行の月額報酬19万2000円のままとする。

 県議会2月定例会に県特別職給与条例改正案を提案し、4月1日からの実施を目指す。支給額は現在の60人分計約7200万円から計約3300万円に減額する見通し。

 9委員会は、▽教育▽人事▽公安▽労働▽収用▽海区漁業調整▽内水面漁場管理▽監査▽選挙管理。
 行政委員の報酬を巡っては、非常勤の割に高額の月額報酬をもらっているとの批判を受け、全国的に見直しが進んでいる。同課によると、年間勤務日数が最も少ないのは内水面漁場管理委員の5・2日(05~09年度平均)で、報酬は月額2万5100円だった。【林奈緒美】

●非常勤委員の報酬 富山も日額制へ
      産経 2011.2.16 20:59
 富山県は16日、教育、人事など5行政委員会の非常勤委員42人の報酬を月額制から日額制に見直すと発表した。2月議会に改正条例案を提出し、4月から実施する。

 県によると、すでに2委員会が日額制で、今回の見直しで公安と監査以外の委員会が日額制になる。

 現在は月1~10日の勤務日数で、報酬は月額6万~22万円。見直し案では、勤務した1日につき2万4000~2万9000円を支給する。年間で約2700万円の削減が見込まれるという。

  ●第1回富山県行政委員会の委員報酬のあり方懇話会
      行政委員会の委員報酬のあり方懇話会
日時 平成22年9月2日(木) 午後2時00分から
場所 富山県民会館704号室

1 開会

(司会) それでは、皆様おそろいになりましたので、ただいまより第1回富山県行政委員会の委員報酬のあり方懇話会を開催します。

2 あいさつ

(司会) 開催に当たりまして、石井知事よりごあいさつを申し上げます。

(石井知事) 皆さんこんにちは。
相変わらず暑い日が続いておりますけれども、富山県行政委員会の委員報酬のあり方懇話会を開催しましたところ、お忙しい中こうしてご出席賜りまして、大変ありがたいと思います。

また、新木会長さんはじめ皆様には、県政のいろんな分野で何かとお世話になっておりまして、厚く御礼を申し上げたいと思います。
事前に事務方からもお聞き及びだと思いますが、行政委員会というのは、富山県の場合で言うと9つございます。行政委員会の委員報酬については、法律上、日額が原則なんですが、条例で月額、月単位で支給することもできるとされておりまして、実際には、全国的には月額で払うのが多数で、従来より一般でございました。

ただ最近、いろんな行政改革とか公務のやり方についての見る目が厳しくなったといいますか、いろんな立場からのご意見がございまして、現在、全国15の県でこの報酬のあり方をめぐって訴訟が起きているわけでございます。大津地裁や大阪高裁では、一部の行政委員会について、これを月額で出すのはおかしいということで違法だという判決も出ておりますし、一方で一部の、地裁ですけれども、たしか神戸地裁と名古屋地裁で、必ずしも行政委員の報酬というのは日数高ではかるものではなくて、職務の内容、重要度等々も考慮すべきだということで、月額でいいじゃないかということで県側が勝訴するという事例も出ているわけであります。

これは全国知事会としてもしっかり議論をしなければいけないということで、先般、全国知事会の中でもこうしたことを議論する検討の場を置いたんですが、結局、中間的な取りまとめでは、各県それぞれ事情もあるので、各県の自主的な判断にゆだねざるを得ないという方向のまとめになっております。

いろんな行政委員会がありますが、富山県の場合でも、年間というか月に何度も開いている委員会もあれば、委員会によっては年間を通じても本当にわずかしか開かないというケースもありますので、やっぱりそういった実情も踏まえて判断すべきだということだったのかと思っております。

そこで、やはりこういうことにつきましては、県内の各界を代表される有識者の方々にお集まりいただいて、しっかりご議論いただいて方向性を示していただくのがいいのかなということで、この懇話会を設けさせていただいたわけでございます。

富山県でも既に、収用委員会と内水面漁場管理委員会、これは開催頻度が非常に少ないものですから、さすがにこれは月額というのはいかがなものかということで、既に日額制をとっておりますが、その他の委員会について、これまでどおりでいいのか、新たな考え方があるのか、同時に、仮に日額制をとるとしますと、委員会によって多少差があるとは思いますけれども、職務の内容が大変重要な分野もありますので、日額にするのであれば1日当たりの報酬をそれなりの金額にしないと、そういう立場になっていただく方は、皆さんご見識のある、またそういう報酬のことでとやかく言う方はほとんどおられないと思いますけれども、しかし、あまりに少ない金額では、社会的常識にも反する、委員にお願いした方にも失礼になるということもありますので、ぜひそうしたことを総合的にご勘案の上で、適切な方向性を示していただければ大変ありがたいと思う次第でございます。

大変お忙しい中、なかなか微妙な課題についてご意見を賜る懇話会でありますが、ひとつよろしくお願いしたいと思います。

3 委員紹介等

(司会) それでは次に、本日ご出席の各委員のご紹介をいたします。
  (以下(略)・・リンク先をどうぞ)


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09:03 from web
ここ山県市は2月28日に定例会開会。先日21日に予算書などが配布され、執行部から概要の説明。めを惹いたいたひとつは子ども手当て。デイリースポーツの記事では 「子ども手当負担拒否は65自治体 11年度」。今朝のブログ⇒◆子ども手当てのゆくえ⇒http://bit.ly/fyh5Xi
by teramachitomo on Twitter

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