昨日の朝の新聞を見ていて、「小沢氏周辺は、会派離脱納の動きを強めている」と言う記事が一番ピンときた。
本当にそんなことするのかなぁ、そんなことしたら民主党政権は完全崩壊じゃん、・・・そんなこと考えながら。
ともかく、早朝にこのブログでも記録しておいた。
・・・10時からのこちらの議会の議会運営委員会を終えて帰って、昼のニュースを見たら、なんと・・・新会派の届けを出したという。
ニュースのキャスターは、「議会事務局によれば、離党しないで新会派はできない、会派離脱届けは代表から出さなければいけない」などの主旨の解説で、明らかな手続き上の不備を指摘していた。
不備というより、本質的に不可能なこと。
当事者も国会議員なんだから、当然そんなこと位分かっているはず。
それでも、強行したのは、パフォーマンスといわれても仕方ない。
とはいえ、たちの悪い、そんなことではすまないレベルの話。
・・続く、16人の顔ぶれについての解説が分かりやすい。
フジテレビ・・・ 実は16人全員は、民主党が政権交代を果たした2009年の総選挙で、比例区単独で当選している。
当時、多くの民主党議員が小選挙区で当選を決める中、比例代表名簿の下位で棚ぼた当選の色濃いメンバーとなっている。
サンケイ・・・離脱表明の記者会見を終えた議員は口々に離党への覚悟を語った。16人には共通点がある。一昨年の衆院選では比例代表単独での立候補。しかも名簿順位は下位で党大勝利の恩恵を受けた。選挙を仕切ったのは党代表代行だった小沢氏だ。
次期衆院選で再び比例候補として立候補しても、支持率低迷の民主党の看板で当選するのは極めて難しい。選挙区で公認される可能性も低い。「言ってみれば政治難民だ」。
国会議員を「政治難民」とはよく言ったものだけど、つまりは、どこにも行く場がないから、小沢さんを助けよう、ということのよう。
年度末の予算の成立は決まったとはいえ、裏づけとなる関連法案が微妙な中、以前から言われていた「3月危機」は、現実味を帯びてくる。
状況が分かるように、面白そうなニュースを記録しておく。
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●小沢氏系16人が民主会派離脱届を提出 新会派結成を届け出る 政権に打撃
サンケイ 2011.2.17 10:32
民主党の小沢一郎元代表を支持する比例代表選出を中心とする衆院議員16人は17日、党執行部が決めた小沢氏への処分に反発し、民主党会派から離脱する意向を固め、衆院事務局に新会派結成の届け出を提出した。同日午前に記者会見して表明する。複数の小沢氏側近が明らかにした。
今国会では、特例公債法案など平成23年度予算関連法案の参院での否決が確実視され、執行部は衆院での3分の2以上の賛成により再可決、成立させるシナリオを描いている。そこに16人が会派から離脱し法案採決時に造反すれば、成立は不可能となる。ただ、16人は会派を離れても離党はしない方針だ。
16人は17日中に岡田克也幹事長に会い、小沢氏を党員資格停止とする処分に抗議するとともに、会派離脱の意向を伝える見通しだ。岡田氏は離脱を認めず、党の方針に従うよう説得するとみられる。安住淳国対委員長は17日、「党内手続きがない限り新しい会派を出すことはできない」と指摘した。
小沢氏側近は「今回は第一弾だ。この動きは広がる」と明言する。比例代表選出議員にとどまらず、選挙区選出の議員にまで離脱の動きが波及する可能性がある。菅政権への打撃は必至で、菅直人首相の求心力低下に拍車がかりそうだ。
会派とは国会で活動を共にする議員による団体のことで、2人以上の議員で結成できる。国会は政党ではなく、議長に届け出た会派を中心に運営されるが、会派は通常、政党単位を基本に結成されることがほとんどだ。民主党の場合、「民主党・無所属クラブ」を結成している。同じ党の議員が別の会派を結成するのは異例だ。
●小沢元代表に近い議員16人が民主会派離脱を表明
テレビ朝日 (02/17 11:50)
「3月危機」が現実味を帯びてきました。
菅政権は、衆議院で予算関連法案の再可決に必要な3分の2の議席の確保へ向けて社民党と協議していますが、その傍らで、小沢元代表に近い衆議院の新人議員ら16人が会派の離脱を表明、菅政権は足元から揺さぶられています。
17日午前に会派を離脱する議員が会見し、予算関連法案に反対もあり得るとして、菅降ろしの具体的行動の一歩に踏み出しました。
会派離脱を表明、民主党・渡辺衆院議員:「我々は、民主党と国民の約束のうえに存在する比例代表の議員だからこそ、本来の民主党の姿とかけ離れた今の菅政権にはもう黙ってはいられません」
離党はしないで会派の離脱だけを表明したのは、小沢元代表が得意とする瀬戸際戦術で、予算関連法案に造反する姿勢を見せて菅政権を追い詰める狙いがあります。また、3月危機と4月の統一地方選をにらんで、地域政党と連携を強める動きも始めています。こうした動きに対し、執行部側からは批判の声が上がっています。
民主党・渡部倫理委員長:「恥ずかしいなぁ、そんなのいないだろう、まさか」
民主党・岡田幹事長:「ちょっと理解に苦しむ行動だ。きちんと会派の一員として行動して頂きたい」
しかし、菅降ろしの動きは小沢グループだけではありません。中間派の議員が来週、菅総理大臣の公約を検証する会を開くなど政権運営への批判が広がっています。小沢グループとしては、解散・総選挙は避けて、菅総理だけを引きずり降ろしたい考えですが、菅総理は辞める気はなく、党内抗争は泥沼の一途をたどっています。
●民主党16議員会派離脱届提出 予算関連法案で造反の場合、衆院3分の2確保は水の泡に
FNN (02/18 00:00)
民主党で仁義なき分派活動がぼっ発した。
小沢元代表に近い衆議院議員16人が、執行部の党運営などに反発し、民主党会派からの離脱を届け出た。
理解できない、常識では考えられないと、動揺を隠せない菅執行部の一方、当選2回の2人と初当選の14人にしては、絶妙の奇襲と落ち着きぶりを見せている。
これは、菅政権の終わりの始まりなのか。
菅首相は「まったく理解できない行動です」と、16人の反乱に不快感を示した。
民主党の渡辺 浩一郎議員は、「本来の民主党の姿とかけ離れた今の菅政権には、もう黙ってはいられません」と述べた。
小沢氏の処分問題が最終局面を迎える中、小沢氏に近い衆議院議員16人が、岡田幹事長に会派離脱届を提出した。
・・・実は16人全員は、民主党が政権交代を果たした2009年の総選挙で、比例区単独で当選している。
当時、多くの民主党議員が小選挙区で当選を決める中、比例代表名簿の下位で棚ぼた当選の色濃いメンバーとなっている。
17日夜、BSフジの「PRIME NEWS」にメンバーの1人が出演した。
民主党の石井 章議員は、「マニフェストを忠実にやっていないってことが、そもそもの原因であって、小沢さんとの今回のやり取りとかもまったくないし、われわれ単独の行動ですから」と述べた。
しかし本音では、小沢氏の処分問題をめぐり、小沢氏に近い議員からは、「だから、言わんこっちゃない。『小沢切り』なんてしなければよかったんだ」、「小沢さんの処分を撤回するのかな」といった声が聞かれた。
会派離脱の衝撃は、瞬く間に民主党内に広がった。
民主党の鳩山前首相は、「政権交代した意義というものを、みんながそれぞれ考えていく中での行動だと、私はそのように思っています」と述べた。
民主党の田中 真紀子議員は、「驚いてはおりません。独裁じゃないんですからね。本当に愛情がないというかね、すさんだ感じがして、とても残念です」と語った。
会派離脱表明は、3分の2という数字に大きな影響を及ぼす。
野党・自民党の谷垣総裁は、「政党崩壊の序曲が始まった」と述べた。
社民党の重野幹事長は、「一体、民主党は今、われわれと話をしていること(予算修正)について、どれほどの重みを持って受け止めているのか」と語った。
予算関連法案の成立は、風前のともし火となりつつある。
●民主、事実上の分裂状態=小沢系、倒閣に同調の動き-執行部は引き留めに全力
時事(2011/02/17-20:56)
民主党の渡辺浩一郎氏ら小沢一郎元代表に近い比例単独選出衆院議員16人が17日、衆院会派「民主党・無所属クラブ」からの離脱を表明したことで、同党は事実上分裂状態となった。党執行部は離脱を認めない方針だが、渡辺氏らは菅直人首相の衆院選マニフェスト(政権公約)見直しなどを理由に「正統性がない」と退陣を迫っている。2011年度予算案の関連法案採決で造反も辞さない構えで、小沢氏周辺には同調する動きが広がっている。菅政権は危機的な局面を迎えた。
渡辺氏らの離脱表明を受け、小沢氏に近い若手でつくる「北辰会」のメンバー約30人が17日、衆院議員会館に集まり、対応を協議。離脱願に名を連ねた高松和夫、石井章両氏らも加わり、出席者からは「思いは共有できる」と理解を示す声が続出した。会合後、出席者の一人は「もう菅首相が辞めるしかない」と述べた。別の出席者は、関連法案に造反する可能性について「仲間と相談して対応する」と含みを残した。
同日夜には、離脱願を提出したメンバー約10人が都内で会合を開き、岡田克也幹事長に速やかに離脱を認めるよう求めていくことを確認した。
小沢氏を支持する議員らは、執行部が小沢氏を「党員資格停止」処分とする方針を決めたことにも反発。岡田氏らは処分方針を堅持する考えだが、首相の求心力低下が決定的となる中、党内では動揺が広がっており、参院幹部は「(離脱の動きが続き)16人が50人になるかもしれない」と危機感を示した。
一方、首相は17日夜、記者団に「全く理解できない行動だ」と、会派離脱の動きを強く批判。これに先立ち、首相は官邸で仙谷由人代表代行と対応を協議した。
岡田氏も同日の会見で、16人の行動を「パフォーマンスと言われても仕方がない」と断じる一方、「考え直して責任を果たしてほしい」と述べ、会派離脱願は受理せず説得に努める考えを示した。また「目くじらを立てなくてもいい」と語り、16人の処分には否定的な立場を示した。
●小沢氏「私も知らなかった」と、関与を否定
(2011年2月17日21時56分 読売新聞)
民主党の小沢一郎元代表に近い同党の比例選出衆院議員16人が17日、岡田幹事長宛てに、衆院の同党会派からの離脱願を提出したことで、同党は事実上の分裂状態に陥った。
小沢元代表は17日、鳩山前首相に電話で「私も(16人の動きを)知らなかった」と語り、関与を否定した。
だが、元代表は党員資格停止処分を突きつけられているだけに、「菅首相に見切りを付け、局面打開のため、内閣不信任決議案可決による内閣総辞職か、衆院解散・総選挙に追い込もうとしている」との観測が広まっている。
●小沢系「離脱願」 問われる菅首相の統治能力(2月18日付・読売社説)
(2011年2月18日01時20分 読売新聞
小沢一郎元代表の処分問題を機に、民主党の内紛が顕在化してきた。
小沢氏に近い衆院議員16人が、民主党の衆院会派からの離脱願を岡田幹事長に提出した。
いずれも比例選出の当選1、2回議員で、「民主党政権交代に責任を持つ会」という新会派を結成する、としている。
小沢氏の党員資格停止処分をめざす岡田氏ら執行部を牽制(けんせい)しようとしているのだろう。
だが、執行部が受理しない限り実現不可能な会派離脱を一方的に表明するのは、姑息(こそく)な印象がぬぐえない。いっそ集団離党する方がすっきりするのではないか。
記者会見した渡辺浩一郎衆院議員らは、「無原則に政策の修正を繰り返す菅政権に正当性はない」などと、事実上の倒閣運動とも言えるような激しい政権批判を繰り返した。
来年度予算関連法案の採決での造反の可能性にも言及した。16人が造反すれば、関連法案が参院で否決された際、衆院で再可決するのに必要な3分の2の議席確保が絶望的になる。
渡辺氏らは、小沢氏の処分問題は無関係と言うが、この時期に造反を示唆したことを見ても、関連なしとは言えまい。
岡田氏ら執行部が、ここで小沢系議員の揺さぶりに屈するようでは、民主党の統治能力のなさを露呈させるだけだろう。
渡辺氏らは、菅政権が前向きな姿勢を示している衆院選政権公約(マニフェスト)の見直しや消費税率引き上げについて、「国民との約束を捨てた」などと強く非難している。
民主党の内紛は今後、政権公約をめぐる路線対立の様相を深めることが予想される。
しかし、予算の無駄を洗い出せば、子ども手当などに必要な財源を簡単に捻出できるとした政権公約が破綻しているのは、誰の目にも明らかだ。
毎年1兆円ずつ増える社会保障費を賄いつつ、危機的な財政を立て直すには、消費税率の引き上げしかないことも明白である。
にもかかわらず、小沢系議員が「マニフェストを守れ」などと教条的に振りかざすのは、与党議員として無責任過ぎよう。
菅政権は、政権公約を大胆に修正すべきだ。財源を含む社会保障と税の一体改革の具体案作りも急ぐ必要がある。
それこそ、小沢系議員が掲げる「国民の生活が第一」にふさわしい姿勢である。
●社説:民主党内紛 会派離脱は筋が通らぬ
毎日新聞 2011年2月18日
普天間問題に関する鳩山由紀夫前首相の「抑止力は方便」発言に続いて、またもや民主党内であぜんとさせられる騒ぎが起きた。同党の小沢一郎元代表に近い比例代表選出衆院議員16人が、衆院会派の離脱届を提出した内紛である。
確かに今回の分派行動は菅直人首相にとって大きな打撃となり、政権の行き詰まり状況を表すものだろう。しかし、こうした内部抗争が続けば続くほど、民主党そのものへの国民の不信は増幅していくだけだ。まず、それを指摘しておく。
そもそも、「院内会派は離脱して新会派を作るが、離党しない」という今回の16人の行動は奇策どころか禁じ手といっていい。
会派は委員会の議席数や質問時間配分などを決める国会内の構成単位であり、ある党が無所属議員とともに会派を作ったり、複数の党が統一会派を作るのは通常あることだ。だが、基となるのは、あくまで政党である。同じ政党が複数の会派に分かれ、首相指名や重要法案の賛否で判断が分かれるというのでは、政党政治、あるいは議院内閣制の根幹を揺るがす事態にさえなる。
会派を離脱するためには、会派の代表者が議長に離脱届を出す、つまり党側が判断する手続きが必要となっているのはそのためだ。岡田克也幹事長が今回、離脱を認めない考えを表明したのは当然である。
16人は発表した「宣言」で、「菅政権は国民との約束、マニフェストを捨てた」などと激しく批判する一方、記者会見では「離党したら何の意味もない」とも語った。民主党はマニフェストの原点に返るべきだというのだろう。
ならば、その実現に努力すればいいのであって、自分たちの主張が通らないから会派を離脱し、国会で別行動を取って揺さぶるというのでは国民の理解は得られまい。離党した方がよほど筋が通るというものだ。
もちろん、新年度予算案や予算関連法案の早期成立を図るための行動でもないのだろう。自民党など野党はマニフェストの大幅修正や撤回を求めており、マニフェスト回帰路線は国会運営をスムーズに進めることにつながらないのは明らかだからだ。
結局、小沢元代表に対し党員資格停止処分の手続きを執行部が進めている点が大きな不満であり、処分の見直しをはじめ、党の主導権を確保するため、菅首相の退陣を狙っていると見られても仕方がない。
首相や岡田氏も放置しているだけでは済まない。分派行動には厳しい処分で臨まざるを得ないだろう。党内をまとめられない首相に野党との協議など夢のまた夢だ。もはや党分裂も覚悟して臨むほかあるまい。
●小沢新党もくろむも、造反の展望なし
サンケイ 2011.2.18 01:18
新党結成への覚悟か、単なるパフォーマンスか-。民主党若手衆院議員16人による「会派離脱劇」は17日、突如表面化した。執行部は離脱を認めていないが離脱表明組は離党も辞さない構えだ。16人は小沢一郎元代表を一貫して支持してきたいわゆる「小沢チルドレン」。「小沢新党」結成に向けた序章との見方も浮上し、同調者が増える可能性も指摘される。ただ、強制起訴された小沢氏に対する世論は厳しく、展望なき造反劇といえる。(坂井広志)
「執行部が『離党せよ』と決めたらもちろん潔く出ていく。怖いものはない」
「離党勧告でも何でもしてくれ。やれるならやってみろ」
離脱表明の記者会見を終えた議員は口々に離党への覚悟を語った。16人には共通点がある。一昨年の衆院選では比例代表単独での立候補。しかも名簿順位は下位で党大勝利の恩恵を受けた。選挙を仕切ったのは党代表代行だった小沢氏だ。
次期衆院選で再び比例候補として立候補しても、支持率低迷の民主党の看板で当選するのは極めて難しい。選挙区で公認される可能性も低い。「言ってみれば政治難民だ」。菅直人首相を支持する若手議員はこう揶揄(やゆ)する。
離脱表明組は平成23年度予算関連法案への“造反”もにおわす。グループ会長の渡辺浩一郎氏は会見で「党の決定とは別になることもあり得る」と述べた。明確な倒閣宣言だ。
岡田克也幹事長は「離脱届は有効ではない。意味のないパフォーマンスといわれても仕方がない」と批判しつつも「あまり目くじら立てなくていい」と沈静化を図るが、渡辺氏らはもはや、民主党にとどまる選択肢を捨てている。残るのは新党結成以外ない。
「親方は『よくやった』と思ってくれると思う」
離脱表明組の一人は興奮気味にこう語る。彼らの脳裏にあるのは「親方」つまり小沢氏を中心とした新党の姿だ。その小沢氏は、党執行部から突きつけられた「党員資格停止」の処分が22日にも正式に決まる。
処分期間は「判決確定まで」。かなりの長期間、民主党員としての活動が制限されることは必至で、小沢氏自身が離党に踏み切る可能性は捨てきれない。
実際、最近の小沢氏は変則的な動きを見せている。8日には名古屋市長選で再選を決めたばかりの河村たかし市長と会談。17日には大阪府の橋下徹知事との会談も検討した。離脱表明組の一人が「名古屋と小沢氏の連携もある」と明言するように、小沢氏が「地方勢力」との連携を視野に入れていることは間違いない。
「私も今回のことは知らなかった。自分のところから、こういう動きが出ていることを、あなたには伝えておこうと思って…」
小沢氏は17日朝、鳩山由紀夫前首相に自ら電話し、こう“釈明”した。ただ、その言葉を額面通りに受け取る議員はいない。
民主党ベテラン議員は、「小沢氏は選挙巧者だ。(離脱表明した)比例代表の新人たちを河村市長や橋下知事の『地域政党』と連携した動きにしたいのだろう」と解説する。
小沢氏側近は「これは第1弾だ。この動きは広がる」と自信をのぞかせる。
もっとも橋下氏は17日、小沢氏との連携の可能性について「今の段階で(連携を)考えること自体、まだ早い。そういうことに思いをめぐらせた時点で有権者はひく」と慎重な姿勢を見せた。野党各党も「政治とカネ」の問題を抱える小沢氏との連携には消極的だ。
小沢氏に批判的な民主党中堅議員からはこんな声まで飛び出した。
「小沢氏や鳩山氏抜きで選挙だ。そのほうがすっきりする」
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