一昨日の愛知知事選、名古屋市長選の結果。
その圧勝ぶりを一番分かりやすく見せてくれたのが、中日新聞だった。
単純に横に並んだ「棒グラフ」だけど。
ともかく、下記に記録しておいた。
そして、市長と知事、あの2人がこれからどうして行くつもりなのか、どうなっていくのか、・・・・そんなあたりもみた。
あまり気持ちが良くない人も多いだろう。
併せて、「ヤフー みんなの政治」の
「河村陣営の最大の勝因は何だと思いますか? 」
という進行形のアンケートの状況も見た。
ところで、このブログ、検索で来る元ブラウザの通知が来る。
普段は、「Googlebot」から700件から1000件位。
それが、投票日の一昨日は
「Internet Explorer 8.x 3,243 PV」だった。
ということで昨日も、アクセスが多かった。
「2月7日のアクセス数
閲覧数:6,395 PV
訪問者数:2,481 IP
順位: 68位 / 1,533,470ブログ中」 |
↓なお、昨日通知のデータは=投票日のアクセス状況は↓
てらまち・ねっと ブログの開設から 2177 日
2月6日のアクセス数
閲覧数:11,141 PV
訪問者数:5,058 IP
順位: 18位 / 1,533,008ブログ中) |
人気ブログランキング→→←←ワン・クリック10点
4位あたり
順位 ブラウザ 閲覧数
1 Internet Explorer 8.x 3,243 PV
2 Internet Explorer 7.x 1,518 PV
3 EZweb 1,275 PV
4 Safari 1,165 PV
5 Googlebot 774 PV
6 Firefox 3.x 656 PV
7 Internet Explorer 6.x 618 PV
8 docomo 612 PV
9 Opera 88 PV
10 Netscape 4.x 82 PV
● 愛知県知事選 開票結果
市区町村別詳報
●愛知県知事選 大村氏が初当選 150万票で圧勝
中日 2.7
愛知県知事選は、元自民党衆院議員の大村秀章氏(50)が、主要政党が後押しした他の新人4人を圧倒し、初当選を決めた。150万超の得票は過去2番目。大村氏は県民税10%減税を主張、同日選となった名古屋市長選に出馬した河村たかし氏(62)と連携して選挙戦を戦い、幅広く支持を集めた。投票率は52・52%。大村氏は支持者らを前に「愛知、名古屋の多くの民意が背中を押してくれた。愛知の新時代、愛知のニューフロンティアを目指したい」と語った。
● 名古屋市長選 開票結果
●【名古屋市長選・住民投票】 名古屋市長選は河村氏が大差で再選
過去最多66万票
中日 2.7
名古屋市長選は、前職の河村たかし氏(62)が圧倒的な強さで再選を果たした。得票数は過去最多だった前回を上回る66万超。河村氏は減税や議員報酬半減を市議会に否決され、「信を問う」と辞職し再出馬。出直し選では、その政策や政治手法が争点となり、民主党や自民党県連の推薦を受けた元衆院議員の石田芳弘氏(65)らは河村批判を繰り広げたが、有権者は「庶民革命」を掲げた河村市政の継続を選択した。投票率は54・14%。河村氏は「税金で身分保障された議員に任せる政治から、自分たちの街のことは自分たちで決める民主主義の時代へ名古屋市民が一歩踏み出した歴史的な日」と語った。
今朝2月8日の朝7時ごろの集計が下の図。
↓どんどん回答数は増えている進行形なので、リンク先をどうぞ↓
●ヤフー みんなの政治 トップ > 政治投票 > 時事、政局 > 河村陣営の勝利で終わった名古屋市長選、同市議会解散...
河村陣営の勝利で終わった名古屋市長選、同市議会解散の是非を問う住民投票、愛知県知事選のトリプル投票。河村陣営の最大の勝因は何だと思いますか?
(2011年2月7日~) アンケート・投票結果
|
●【愛知県知事選】 大村氏、減税へ始動 河村氏「変えないかん」
中日 2011年2月7日
愛知県知事選、名古屋市長選、市議会解散の是非を問う住民投票の「トリプル投票」から一夜明けた7日午前、知事選で初当選した元自民党衆院議員大村秀章氏(50)と、市長への再選を圧勝で決めた前市長河村たかし氏(62)がそれぞれ始動した。河村氏は当選証書を受け取り、そのまま執務をスタートさせた。
7日未明までテレビ出演をはしごした河村氏は午前8時半すぎ、名東区の地下鉄一社駅前で街頭演説。市議会解散請求(リコール)の成立に「輝かしい民主主義の世の中に変わる第一歩となった」と支援に感謝した。その上で「以前の市政は市長と議会が裏で手を握っていた。変えないかん。次の市議選では絶対現職に入れたらいかんよ」と通勤客に呼び掛けた。
その後、市役所に入り、伊藤年一市選管委員長から当選証書を受け、市長に就任した。
知事選で150万票を獲得した大村氏は7日朝「あらためて責任の重さを感じる。県民税減税など掲げた公約を実施したい」と語った。昨夜は遅くまで報道各社の取材に応じ睡眠は3時間。「まだ終わった感じがしないなあ」と笑顔を見せた。
「日本の政治の閉塞(へいそく)状況を変えてくれ、愛知・名古屋から変えてくれ、という期待をひしひしと感じた」と勝因を振り返り「河村さんと一緒にやれば必ず変えられる」と減税タッグのきずなを強調した。
すでに電話で自民党の若手国会議員や一部県議、橋下徹大阪府知事らと連携を確認したという。だが、激しく争った自民県連の執行部とは「話すことはない」と突き放した。
◆民主系候補惨敗で官房長官「残念」
枝野幸男官房長官は7日午前の記者会見で、名古屋市長選と愛知県知事選で、いずれも民主党が推す候補が惨敗したことについて「民主党所属の国会議員としては大変残念」と述べた。
名古屋市長選で再選された河村たかし氏らは、選挙戦で減税を掲げていた。枝野氏は、消費税増税を念頭に菅政権が進める社会保障・税一体改革への影響に関して「社会保障のあるべき姿を、きちんと示していきたい。(そうすれば)直接の影響はない」と述べた。
●【愛知県知事選】 大村さん「新しい政治が起きる」 当選者に聞く
中日 2011年2月7日
党派を超えたタッグで知事選、名古屋市長選を制した大村秀章さん(50)と河村たかしさん(62)。既成政党に満足できず、変化に期待をかけた有権者の心をつかみ、圧倒的な勝利を手にしたが、その前途は多難だ。選挙戦で共通の看板政策に掲げた「減税」や、県と名古屋市を合体させる「中京都構想」は今後どう道筋を付けるのか。自らが率いる地域政党は来るべき名古屋市議選、続く県議選でどう戦うのか。激戦を終えた2人に今後のかじ取りへの考えを聞いた。 (聞き手・志村清一中日新聞編集局長)
◆国から独立する気概でやる
-勝因をどう自己分析するか。
河村さんと組んだインパクトが一番大きい。民主党の国会議員だった河村さんと自民党の国会議員だった私が党派を超えて組み、新しい政治が起きるのではないかという期待感があったと思う。国政に対する不信感もあって、地域政党が今度こそ本当の変革をやるという訴えに共鳴してもらえたのではないか。
-三河が生んだ初の知事だ。
人口が少ないので出にくかったと思う。そういう意味では画期的なことだろう。県民と約束した236項目のマニフェスト(選挙公約)をすぐに進める。4月から半年で全部の仕掛けをつくりたい。県議会と真剣に協議し、秋をめどにあらゆる政策の方向付けをする。企業誘致を進め、地元の主力である自動車産業をさらに盤石にする。経済力があって初めて自立できる。
-公約の県民税10%減税はどう進める。
減税に必要な原資は350億円。県の人件費は7200億円あり、本年度も3%削減し、210億円を生み出している。民間給与が厳しいのだから、無理のない形で職員の皆さんに協力してもらう。県民税は法人税が中心で、景気が回復すれば財源を生み出す余力はあると思う。最短コースで2012年度予算に反映させたい。
-中京都構想の狙いは。
県と政令指定都市の名古屋市は重複する分野があり、二重行政になっている。お互い違った方向に向くと力が出てこない。司令塔を一つにして企業誘致や産業振興をする。ライバルは上海とシンガポールだ。これに勝てないと人材や企業の海外流出が一段と進む。国から独立する気概で取り組むつもりだ。
-2月県議会はどのような姿勢で臨むか。
当面は公明党を除いてオール野党だから、丁々発止の議論をすることになる。ただ、議論は徹底してやるつもりだが、最後は多数で決めるのが民主主義のルールだ。東三河担当の副知事を増員する条例案を出したい。
-4月の県議選で自ら率いる地域政党「日本一愛知の会」から候補を出すのか。
政策を実行するために議会で多くの仲間がほしい。新人を立てるつもりで既に何人かから話が来ている。これまでの経緯を水に流し、現職の方でも一緒にやってくれるというなら民主、自民でも構わない。市町村議も含めて出たい人を公募するつもりだ。もちろんマニフェストに賛同してくれることが前提。
-国政に戻る気はあるのか。
私のマニフェストは国政が変わらないと実現しないので、国政に影響力を持ちたいと思うが、県政に全力投球する。圧倒的な民意がバックにあれば、国政への影響力は行使できると思っている。
●河村旋風 納税者の反旗と恐れよ
中日 2011年2月8日
河村たかし名古屋市長の望んだ通りの結果となった名古屋でのトリプル投票。候補者を擁立して河村氏の陣営に挑み、惨敗した民主、自民両党などの既成政党は、有権者の批判にどう応えるのか。
愛知県知事選、名古屋市長選、市議会解散の是非を問う住民投票のトリプル投票を吹き抜けた「河村旋風」は、投開票から一夜明けて中央政界をも揺さぶった。
最も大きな打撃を受けるのが与党民主党だろう。愛知県は二〇〇九年衆院選で全十五小選挙区を制した「民主王国」。
その牙城で、民主党推薦の県知事選候補は当選した大村秀章氏のみならず、自民党の県連推薦候補の後塵(こうじん)をも拝する惨敗を喫した。元衆院議員を擁立した市長選でも河村氏に最多得票を許した。
もちろん地域独自の選挙事情はあろう。しかし、本紙出口調査によると市長選で民主党支持層の77%が河村氏に、県知事選では57%が大村氏に投票したという。民主党離れが明確に読み取れる。
歴史的な政権交代から一年半。政治主導や無駄な事業見直しによる財源捻出、緊密で対等な日米関係などマニフェストの約束は、ことごとく反故(ほご)にされてきた。
無駄の削減を早々に諦め、消費税率引き上げ論議にシフトするありさまだ。にもかかわらず、菅直人首相ら政権中枢から真摯(しんし)な反省を聞くことはない。
枝野幸男官房長官は「政権の行っていることが国民に十分伝わっていない」と敗因を口にしたが、伝わらないことではなく、行っていること自体が問題なのだ。
自民党も安閑としてはいられない。知事選は事実上の分裂選挙となり、市長選は候補を擁立できなかった。県知事選の候補が民主党候補を上回ったことは朗報だろうが、敗因に「私どもに対する閉塞(へいそく)感があった」(大島理森副総裁)ことは否定のしようがない。
減税と議員報酬引き下げというトリプル投票の争点は、そのまま国政の課題とも重なり合う。
民主、自民という二大政党がそろって増税路線をひた走り、昨年の参院選で各党が声をからして訴えた国会議員自らが身を削る話も雲散霧消している。
国、地方を問わず、税金の集め方や使い道に対する目はより厳しくなった。
既成政党は、トリプル投票の結果を納税者の反旗と恐れ、身を正さねばならない。さもなければ国民の政党離れが加速し、いずれ見放されることになる。
| Trackback ( )
|