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てらまち・ねっと



 民主党が小沢問題で「党員資格停止」を決める流れに。
 それに反応して、小沢氏周辺は、会派離脱納の動きを強めていると報道されている。

 最近の国会のニュースでは、「11年度予算は年度内に成立する、が、関連法案は難航」そんなことが強く流されていた。
 昨日の国会の予算委員会で、「11年度予算は年度内に成立」が確実になったという。

 同時進行で動く小沢問題。
 反発する小沢氏は「首相は追い込まれ解散も」と周辺議員にハッパをかけているらしい。

 読売新聞では、
 「メンバーからは『小沢元代表を処分すれば、離党はしないが、国会運営では協力しない』との声が出ているという」
 「国会対応で民主党執行部の方針に従わない姿勢を鮮明にしたものだ」
 とされている。

 小沢氏は、大阪の橋下知事や名古屋の河村市長らとも組み、「地域政党」との連携の動きも見せている。
 
 こんな風にまとめてみると、今朝のニュースは面白かった。

 ところで、昨日は月曜日に全戸配布のニュースの原稿をサクサクと作った。
 今日は10時から議会運営委員会の傍聴。
 【新年度予算】の概要が示される。
 実は、先日2月15日の行財政改革推進特別委員会で、
 「現市長が12月に引退表明している、こういうときは『骨格予算』にするのが通常だがどうしたのか」と質問した。

 担当は、「そういう意見もありましたが、通常にしました」との答え。

 今度の4月は新人による市長選挙。
 こういうときは「骨格予算」といって、「どうしても必要」という部分だけの新年度予算を組み、他の使い道は新市長の政策に委ねるのが自治体の通例。
 しかし、山県市は、今回、通常予算を組んでしまった。
 それが意味するところは明らか。

 特別委員会で私が「そんなことをしたら、大混乱になる」と指摘。
 私に続いて、隣にいた議長が、「いずれにしても市長が替わるから、議決した予算もたくさんの『不執行』が出ることは、議員たちも承知しておかないといけない」との旨の発言。
 波乱含みの春のスタート間近だ。

 ※「不執行」とは、予算が議決されていても中止してその予算を使わないことをいい、他の事業に振り替えることもあり得る。いずれにしても補正予算としての提案と議決が必要。

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●首相は追い込まれ解散も…小沢氏が指摘
     日刊スポーツ[2011年2月16日21時59分]

 民主党の小沢一郎元代表が、今後の政局に関し、菅直人首相が2011年度予算関連法案の国会審議などで政権運営に行き詰まり、衆院解散に打って出る可能性があると周辺に漏らしていたことが16日、分かった。

 16日の小沢グループ会合で奥村展三衆院議員が明らかにした。それによると、小沢氏は15日、都内の事務所で奥村氏らと会談。その際、予算執行に必要な関連法案成立のめどが立っていない現状を踏まえ「菅首相は降ろそうとしても降りない。そうすると追い詰められて解散する可能性がある」と指摘。「解散になったらみんな(選挙で)落ちてしまうから気を引き締めてやってくれ」と、支持派の引き締めを図ったという。(共同)

●小沢元代表:地域政党に便乗か 統一選に照準
       毎日新聞 2011年2月17日 2時33分
 小沢一郎元代表の処分に向けて民主党執行部が手続きを進めるなか、党内非主流派は11年度予算関連法案の年度内成立をめぐって政権が行き詰まる「3月危機」と、民主党敗北がささやかれる統一地方選に照準を合わせ始めた。生き残りを図る小沢元代表は自らと近い河村たかし名古屋市長らを通じて、ブームとなりつつある地域政党への便乗をちらつかせ、統一選への対応に苦慮する菅政権を揺さぶる構えだ。【葛西大博、笈田直樹】

 ◇橋下氏に会談申し入れ
 小沢元代表は地域政党への足がかりに、橋下徹大阪府知事を取り込む動きを見せている。橋下氏は15日、河村氏と大阪市内で会談し、原口一博前総務相が13日に設立を表明した政治団体「日本維新の会」との連携で一致。河村氏も原口氏ももともと小沢元代表に近い。小沢元代表の側近議員は「橋下氏の発信力を利用したい」と語り、河村、原口両氏を通じて橋下氏に接近する狙いを明かす。関係者によると、小沢元代表の側近議員は14日、橋下氏に小沢元代表との会談を申し入れた。

 小沢元代表が地域政党に秋波を送るのは、民主党惨敗がささやかれる統一地方選を前に、人気が高い橋下氏や河村氏との関係を強調することで党内における自らの求心力を維持する狙いがある。

 統一地方選では民主党の推薦を辞退する動きも相次いでおり、新しい「旗」は魅力的。小沢元代表の側近は「統一選で地域政党が伸びれば党内にも組みたいという動きが出る。今後を見据えて選択肢を広げている」と解説する。小沢グループの新人議員は「いつまでも泥舟に乗っていられない」と語る。

 ただ小沢元代表への世論は厳しい。6日の岩手県陸前高田市長選では小沢元代表が応援に入った民主推薦候補が敗れた。小沢グループの議員も「小沢さんと組むと橋下さんのイメージが悪くなる」と指摘する。橋下氏側が窮地の小沢元代表に協力するかは不透明だ。

 ◇首相退陣論、公然と
 一方、党内の非主流派からは政権に対する不満が強まり、菅直人首相の退陣論も公然と出始めている。党執行部が小沢元代表の処分で多数決という荒業に踏み切ったことを逆手に攻勢を強める。

 輿石東参院議員会長は16日の参院民主党議員総会のあいさつで「党内が揺らいだり大変な方向へ行くことも考えられる」と述べた。党内の混乱を最も危惧してきた輿石氏があからさまに「危機」に言及したことは、「3月危機」を現実視していることを意味する。

 小沢元代表に近い議員からの発言も相次いでいる。川上義博参院議員は15日の常任幹事会で「予算関連法案が通らなければ責任を取るべきだ」と首相退陣に言及。16日の参院議員総会でも佐藤公治参院議員が「常任幹事会の手続きは乱暴だ」と執行部を批判した。

 ◇亀井代表「連合赤軍思い出す」
 国民新党の亀井静香代表は16日の記者会見で、小沢元代表の処分問題を巡る民主党執行部の対応について「ちょっとした違いを取り立て、追及して総括して殺していく。連合赤軍を思い出す」と述べ、「(政権は)大変な事態に立ち至る危険性がある」と警告した。

 小沢元代表は、15日に東京都内の個人事務所を訪れた側近議員に「首相は降ろそうと思っても降りない。解散があるかもしれないので、気を引き締めてしっかりやれ」と語った。

●小沢系若手が岡田幹事長に抗議へ 会派離脱の強硬論も
       2011/02/17 01:33 【共同通信】
 民主党の小沢一郎元代表に近い衆院1回生十数人が17日、小沢氏への処分方針やマニフェスト(政権公約)見直しの動きに反発して、岡田克也幹事長に抗議の申し入れを計画していることが17日未明、分かった。

 衆院比例代表単独選出議員が中心で、岡田氏らの対応によっては衆院会派離脱の強硬論を唱える議員もいる。

 小沢氏は16日夜、これらの議員と都内で会談した。会合では、政治資金規正法違反の罪で強制起訴された小沢氏に対し、執行部が党員資格停止処分の手続きを進めていることへの不満が噴出したという。

 小沢氏支持派の中には、ねじれ国会で衆院再可決の可能性が取りざたされる2011年度予算関連法案の採決時に欠席するなどの「造反行動」を主張する声も出ていた。

●民主若手議員 会派離脱で調整
      NHKニュース 2月17日 4時32分
民主党執行部が小沢元代表に対する処分の案を決めたなか、小沢氏に近い10人を超える若手の衆議院議員が、菅総理大臣の政権運営を批判し、17日にも民主党の会派を離脱することを表明する方向で調整を進めています。

会派を離脱する方向で調整を進めているのは、民主党の比例代表選出の当選1回と2回の、10人を超える衆議院議員です。小沢元代表に近い議員の中では、党執行部が、小沢氏が強制的に起訴されたことを受けて、裁判で判決が確定するまでの間、党員資格を停止する処分の案を決めたことに、反発が強まっています。

こうしたなか、小沢氏に近い10人を超える若手議員は、菅政権は、民主党が掲げた政治主導ではなく、官僚主導になっているうえ、消費税の増税を進めようとするなど、国民と約束した政権公約=マニフェストを見直そうとしており、認められないと批判しています。

そして、17日にも、民主党の会派「民主党・無所属クラブ」を離脱し、新たな会派を結成することを表明する方向で調整を進めています。ただ、若手議員は「おととしの衆議院選挙で民主党で当選した責任は大きい」として、離党する考えはないということです。

政府・与党は、いわゆる「ねじれ国会」のもと、平成23年度予算案の関連法案を年度内に成立させるため、衆議院で再可決に必要な3分の2の勢力の確保を目指していますが、こうしたなかで民主党内から会派離脱の動きが出ることは、菅政権にとって大きな打撃になりそうです。

●小沢系一部議員、衆院会派から離脱を検討
       (2011年2月17日03時04分 読売新聞)
 民主党の小沢一郎元代表に近い同党の比例選出衆院議員十数人が、党執行部が元代表への処分手続きを進めていることに反発し、衆院会派から「集団離脱」を検討していることが、16日明らかになった。

 国会対応で民主党執行部の方針に従わない姿勢を鮮明にしたものだ。2011年度予算関連法案など重要法案が参院で否決され、衆院で再可決するのに必要な3分の2の議席確保が絶望的になる可能性がある。

 関係者によると、会派離脱を検討しているのは2009年の衆院選で比例東北、南関東、近畿ブロックなどに単独で立候補して当選した議員が中心で、メンバーからは「小沢元代表を処分すれば、離党はしないが、国会運営では協力しない」との声が出ているという。

●予算委、22日の公聴会議決=小沢氏招致「最大限努力」―民主
       [時事通信社] 2011年 2月 16日  衆院予算委員会は16日夕、2011年度予算案の採決の前提となる中央公聴会の22日の開催を与党と共産党の賛成多数で議決した。

 自民、公明両党などが要求していた小沢一郎民主党元代表の証人喚問については、民主党が予算案の衆院通過までに「責任を果たすよう最大限の努力をしていく」ことを文書で確約し、野党側も議決に応じた。 

●11年度予算:年度内成立へ 関連法案は難航
     毎日新聞 2011年2月16日 19時52分
 衆院予算委員会は16日、11年度予算案の採決の前提となる中央公聴会を22日に開くことを、与党と共産党の賛成多数で可決した。これを受け、予算案は3月2日までに衆院を通過する見通しとなった。憲法の規定で予算案は参院で可決されなくても、参院送付後30日で自然成立するため、11年度予算の年度内成立が確実となった。

 一方、自然成立の規定がない予算案の関連法案は社民党との修正協議が難航するなど、成立のめどが立っていない。公聴会日程の採決では、自民、公明、社民、みんなの4党が反対した。

 衆院予算委はまた、16日夕の理事会で21日に政治とカネに関する集中審議を開くなどの日程を決めた。民主党は自民党などが求める小沢一郎元代表の証人喚問について「予算案の衆院通過までに(説明)責任を果たすよう最大限努力する」と表明した。【横田愛】

●【社説】小沢氏処分 説明責任から逃れるな
       中日 2011年2月16日
 民主党員資格の停止という処分を受けても、国会での説明という政治的責任を果たしたことにはならない。菅直人首相は小沢一郎元代表に政治倫理審査会への出席を自ら促し続けるべきである。

 党員資格の停止は除籍、離党勧告に次ぐ最も軽い処分だ。首相は当初、小沢氏に離党を促していたが、二〇一一年度予算案と関連法案の採決をにらみ、党の分裂を避けるため、「親小沢」勢力の反発を和らげようとしたのだろう。

 最長六カ月の処分期間を政治資金規正法違反事件の判決確定まで延ばすことで「けじめ」色をにじませてはいる。

 ただ、その軽重にかかわらず、小沢氏を処分したところで「小沢嫌い」の国民は留飲を下げても、国会議員として国会での説明という政治的責任を果たさせる本来の目的を達したとは言い難い。

 「政治とカネ」の問題に早期にけじめをつけ、国会を本来の政策論争の場に戻すには、小沢氏が政倫審に自発的に出席し、説明することが最も現実的な方法だった。

 小沢氏は昨年末、政倫審への出席をいったん表明したものの、結局は応じず、首相による直接の出席要請をも拒否した。「公判廷の場で事実関係が明らかにされる」との理屈からだ。

 政治家であろうとも推定無罪の原則が適用されるのは当然だ。

 しかし、小沢氏が有権者に選ばれた国会議員であり、国民の多くが説明不足を感じている以上、法的責任とは別に、公判中であっても、国会での説明という政治的責任から逃れるべきでない。

 今回の処分が幕引きであってはならない。首相は党代表として引き続き政倫審出席を求め、それでも小沢氏が拒むなら、最後は法的拘束力のある証人喚問も視野に入れるべきであろう。

 小沢氏が政倫審に進んで出席して堂々と説明していれば、「政治とカネ」の問題をここまで引きずることはなかった。

 年頭会見で「『政治とカネ』にけじめをつける年にする」と意気込んでいた首相には、「脱小沢」で政権を浮揚させる意図があったのかもしれないが、「一兵卒」を自認する小沢氏を政倫審に出席させることすらできず、政治手腕の稚拙さは否定のしようがない。

 この間、内政・外交の重要課題が山積していたにもかかわらず、国会では「政治とカネ」が政策論争の障害になっていた。首相、小沢氏の双方に猛省を促したい。

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