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てらまち・ねっと



 あさっての月曜日の新聞で市内全戸に折り込む私の「新しい風ニュース」。
 237号、今日2011年2月19日付け。
 先ほど、インターネットにアップしたので、ブログも載せる。
 今回のニュースは、このブログで「画像」として初めて載せてみる。以下4ページ。 

 その下のランキングマークの後には、いつものように「文字データ」としてニュースを載せる。
 
 メインテーマの「市職員の人件費30%削減」は、この1.2年間、議会の議案質疑や一般質問で採りあげて、人件費の構造や給与実態の概要を認識してきたことのまとめとしての「結論」だ。

印刷用PDF版 4ページ  397KB

 以前のニュースを ブログ で見るには カテゴリー をさかのぼる  ⇒ 山県市議としてのニュースや一般質問など

 ニュースだけまとめたページWebは ⇒ 新しい風ニュースのページ/寺町ともまさのネットワーク

今回のニュースの1ページ目 (以下4ページは画像データ)



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新しい風ニュース NO 237
やまがたの環境とくらしを考える会 
(通巻274)

岐阜県山県市西深瀬208 ℡・FAX 0581-22-4989

なんでも相談  どの政党とも無関係の 寺町ともまさ  2011年2月19日
H P ⇒ http://gifu.kenmin.net/teramachi/  メール ⇒  tera@ccy.ne.jp
毎日、千数百のアクセスがある私の日記(ブログ)は「て ら ま ち」で検索するのが一番早いです

 私の約15年間の議員としての経験から、今後の「行政の改めるべきこと、やるべきこと、目指すべきこと」そして「まちの姿」を展望し、提案しています。「マニフェストだね」と声をかけられます。

 何をするにも財源が不可欠。山県市は合併してから、借金を5割増やし、公共料金なども引き上げ。私は、今回は「職員人件費を30%削減」して財源を作ることを提案します。 
  
 次号では、今回説明する「できた財源」その他で、「市民の満足するサービスの向上」や「新しい事業」を提案する予定です。
「汚職で逮捕、有罪になった元高富町長が市長選に立候補」との報道もありました。
 新年度予算も例年並みの「一般会計128億円」が示され、ほかにも話題が豊富なので、次のニュースは来週の2月28日(月)の新聞折込でお届けする予定です。

市長の 給料は半額に / ボーナスと退職金は廃止
 前号で「職員人件費削減のためには まず 市長の率先が必要」と私が提案。反響が多いので要点を再掲。

「市長は、『1期・4年間』で幾ら市からもらう?」という質問も。計算すると「約7100万円」。これを市長分だけで「計5180万円/4年・節減」する提案。

◎ 給料は半額=4年で2000万円節減。今の月額「82万円」を「41万円」に
◎ ボーナス廃止=4年で1540万円節減 退職金廃止=4年で1640万円節減

【市民の声から】市長は4年間で、合計7000万円近くになるなんて。市の苦しい財政からそれは多すぎる。半分の月額41万円だけなら「年間492万円」。それなら納得だ。


【ある市議からの意見】 「市長の給料を半分、ボーナスもなし、というがそれでは議員より低い。いくらなんでもそれは・・・・。議員の報酬についてはどう思っているのか。議員はボーナス4ヶ月もあり、年間500万円位だ。」との主旨の意見。

【寺町の答え】市長の率先は当然。議員が市長より高いというなら議員も下げたらどうか。

【前に報告した市役所の不正】 議会の与党会派の議員らは「そんな職員は辞めさせろ」と主張、「市長はそんなことはできん」といっているという声があちこちから。「与党議員」という「団」に加わらず、「是々非々議員」の私には、詳細は外から伝わってきます。


【今回のまちづくり施策の提案-1】
12月議会等では意識的に「控えめ目」に提案しましたが、私の真の提案は次です。
=官民格差の是正を=市職員の人件費を30%削減
 
 ↓市の資料↓


市職員の給与の最高は 「830万円/人・年間」(H21年実績)
全職員の平均給与は 「580万円/人・年間」 (H21年実績)
この給与に共済費(保険や年金)、退職金の積立分など毎年の市の支出をすべて加える
職員1人のための総人件費の平均は「776万円/人・年間」にも。 

民間企業平均給与「406万円/人・年間」(H21年分・国税庁公表) 平成21年分民間給与実態統計調査結果について 平成22年9月国税庁

【寺町のコメント】山県市側は職員給与が他市より低いといいますが、国税庁の上記の民間データは全国平均。山県市民平均がこれよりかなり低いのは歴然=官民格差はもっと大。

↓(2010年10月9日 新しい風ニュース228号/9月議会の一般質問から)↓
《問・寺町》山県市の一般行政職の職員の年間の総所得(基本給、諸手当、加算分等すべて/課税や天引前の額面)の100万円台単位の人数で見た分布はどのようか。
 《答・総務部長》 平成21年分の一般職の全職員の年間総所得の100万円台単位毎の人数分布は、200万円台 4人、 300万円台44人、
400万円台86人、 500万円台47人、
600万円台75人、 700万円台77人、
800万円台 9人。
☜上記答弁をグラフ化(寺町作図)


↓ (紙版のニュースになく、インターネットだけアップするデータ) ↓


さらに退職金も高額 平均支給額1人 1776万円 (H21・市のデータ)
 定年前早期退職特例(2~20%加算)、貢献度に応じ調整額(調整月額の60月分)も有。
 幹部年収800万円は月額給与約50万円⇒勤続35年の退職金は「2500万円位??」
(ウラへ続く)

●山県市の一般会計120億円のうちの 一般職人件費は27億円(23%)

職員人件費を30%削減すれば1年間で 約8億円 節約できる
 「当然だ」という人、「もっと」という人、「無茶な」という人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。その予想・試算する「内訳」の一例(4年で達成)を説明します。 

●一般職基本給は幹部級で17%削減、若手で10%減、平均で約15%減。

●ボーナスの5%~15%という加算制度の廃止、その他の諸手当等見直しや、
各種減額にともなう共済費・退職金積み立ての減などで4%減

●定年、個人都合、勧奨退職などによる職員人数減で11%減。
         (合併して8年で「人員18%減」という実数がある)


【今回のまちづくり施策の提案-2】        (年間3000万円支出増)
官製ワーキングプアへの対応= 非常勤職員の待遇の改善
 常勤の職員に対して、非常勤の職員は冷遇です。そこで、常勤的臨時職員(保育士、調理員など)の待遇改善=賃金は4年間で30%引き上げることを提案します。


【今回の提案-3】 財政再建は とても 大変なこと
 財政破綻した北海道「夕張市」。
 同じ北海道の「赤平市」も、いま大変です。4年前に議員定数を16から10に削減した赤平市の最新のHPには、次のように書かれています。
        赤平市財政健全化計画
市民には、使用料等の引き上げや公共施設の休止、市議会においても、議員定数の減員や報酬削減、そして、職員についても、職員数の大幅な削減や給与削減など、正に聖域なき改革を先行して取り組んできたことが、今、大変大きな財政効果を見出し、財政再生団体入りを回避する
・・・これまでにも相当な改革を進めてきた経過もあり、新たな改革を打ち出すには、苦渋の決断となりましたが、職員給与の30%削減を中心に、議員報酬のさらなる削減、普通建設事業の先送りなど、極めて厳しい自助努力による改革を盛込ませ・・


●借金を減らす 子や孫にツケを回さない
 今までの市役所の体制が作った 「この借金」
 
三町村合併前(10年前=2001年H13年)の借金は223億円  (1人平均74万円)
      (一人分の内訳/高富73万円、伊自良97万円、美山61万円)

自治体合併の初年度2003年H15年の借金   248億円  (市民1人 82万円)

合併6年後の2009年H21年の借金      368億円 (市民1人123万円)

この借金を返すための年間の支出は「元金分」として 22.6億円  (1人7万6千円)
                「利息分」として  6.2億円  (1人2万1千円)  


 もちろん、市長や議員の率先がなければこれらは不可能なこと。1年間で8億円節約。これらを財源として新しい市民サービスや新しい事業を展開するなど、新しい山県市の再スタート、市民満足度ナンバーワンの山県市を実現しましょう。

【今回のまちづくり施策の提案-4】
職員のことの次に、議会はどうするのか。議会改革 を 
市議会議員の月額報酬は、議長37万8千円、副議長34万円、議員32万円。
計算すると市議の報酬等32万円×12ヶ月+ボーナス約4ヶ月分=約500万円(年間)

議員16人のための予算は、一般会計予算122億円のうち1億4千万円(1.1%)

 市民の声は「議員が多すぎる」が圧倒的 ⇒ 定数削減を
 山県市議会は、三町村が合併して1年後、報酬を50%引き上げました。その後、「『市の財政が厳しい』から『市民の水道料もケーブルテレビ利用料も保育料も大幅に引き上げる』」という市長の提案や説明を、議員の大多数がシャンシャンと賛成・承認しました。

 全国では、サラリーマンでも議員ができるように日曜日に議会を開こうとするところ、日当制にして議員経費を大幅に削減するところもあります。

私は、12月に提案したように、予算を配分した「地域委員会」や「テーマ別委員会」で市民の身近で緊急な課題を解決すれば、議員の役割は、本来の「『全体的な視野』で『市の政策、条例づくり、行政の監視』、それらのプロ」ということを提案します。

◆ 人口3万人の山県市に見合った議員定数に削減する
◆ 活発な発言をする議会、市民を向いた議会、市民の納得する議会の実現
◆ 議論の積み重ねのために充実した議案資料を作成配布し議論の内容は市民に公表
◆ 「シャンシャン与党構造の弊害防止」、議案に対する議員別採決結果を市民に公表
◆ 本会議、委員会のインターネット中継(←地デジによるTV放送廃止決定もあり)

【市民のご相談】「国保税を滞納して少しずつ払っていたが、昨年11月から払えなくなって、『1ヶ月有効の短期保険証』ももらえなくなった。病院にも行けない。2月になって、突然『年金』を差し押さえられた。どう生きるのか」とアパート住まいの70歳前のご夫婦からの相談。「『突然』はヒドイ」、「どうしても差し押さえる」と市長が言うなら、生活の源の「年金」でなく、まず家具などで、と役所に掛け合い中。冷たい今の山県市政。


【新年度予算】 現市長は12月に引退表明。今度の4月は新人による市長選挙。こういうときは「骨格予算」といって、「どうしても必要」という部分だけの新年度予算を組み、他の使い道は新市長の政策に委ねるのが自治体の通例。しかし、山県市は、今回、通常予算を組んでしまいました。2月15日の特別委員会で私が「そんなことをしたら、大混乱になる」と指摘。議長は「いずれにしても市長が替わるから、議決した予算もたくさんの『不執行』(議決されていても中止すること。他の事業に振り替えることもある)が出ることは、議員たちも承知しておかないといけない」との旨の発言。波乱含みのスタートです。


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昨日の朝の新聞で「小沢氏周辺は、会派離脱納の動き」と言う記事にピン。・・そんなことしたら政権は完全崩壊じゃん・・昼のニュース「新会派の届けを出した」。今朝のブログ⇒◆16人が民主会派離脱を表明/小沢新党もくろむも、造反の展望なし⇒http://bit.ly/grx8ms
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