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てらまち・ねっと



 何日かぶりにネットのニュースを見た。
 見出しを眺めて行って、まずクリックして開いてみたのは
  「米中、靖国参拝めぐり協議か」(共同)、
 次に
  「中国 国際包囲網で日本に圧力か」(NHK)
  「靖国参拝で外交攻勢=各国外相と次々電話会談-中国」(時事)
 そして、
  「新藤総務相が靖国参拝=中韓、一層反発も」(時事)

 こういう状況になると、安倍氏は開き直り、ますます対外的な対立構図をかもすのではないか。
 年の初めから、そんな心配をした今朝。

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 (関連) 2013年12月27日 ⇒ ◆靖国参拝/理解が得られるはずはないのに強行/「失望した」米国政府が異例の批判
      2013年12月28日 ⇒ ◆安倍首相、カラーに対する海外の評/早くから出でいた懸念、それが広く認識されてきただけか

●新藤総務相が靖国参拝=中韓、一層反発も
     時事 (2014/01/01-17:48)
新藤義孝総務相は1日午後、東京・九段北の靖国神社を参拝した。靖国神社には昨年12月26日に安倍晋三首相が参拝し、中韓両国から「侵略行為の美化」などと批判を招いたほか、日本に近隣国との関係改善を促している米国からも「失望」を表明されたばかり。閣僚の新たな参拝で、中韓が一段と反発を強めそうだ。

 新藤氏は参拝後、記者団に「戦争で命を落とした方々に尊崇の念を込めてお参りした。二度と戦争が繰り返されないよう平和の思いを新たにした」と述べた。中韓などの反発について「諸外国から声が出ていることに関しては、きちんと説明をしていく必要がある」との認識を示した。
 また、新藤氏は「自分の心の問題として私的な参拝をした」とし、玉串料は私費で払ったと説明。参拝に当たって、首相や菅義偉官房長官ら政権幹部には相談しなかったという。新藤氏は昨年の終戦記念日や春秋の例大祭にも参拝。初詣も靖国神社に訪れる意向を示していた。
 新藤氏の祖父は、太平洋戦争末期に硫黄島の戦いを指揮した栗林忠道陸軍大将で、靖国神社に祭られている。

●靖国参拝で外交攻勢=各国外相と次々電話会談-中国
         時事(2013/12/31-06:14)
 【北京時事】新華社電によると、中国の王毅外相は30日夜、ロシアのラブロフ外相と電話会談し、安倍晋三首相の靖国神社参拝について話し合った。中国は安倍首相への非難を強めている。国際世論にも積極的に働き掛け、靖国参拝批判の包囲網を築く外交攻勢を強化する構えだ。

 電話会談で王外相は「中ロは世界反ファシスト戦争の勝利国、国連安保理の常任理事国として、共同して国際正義と戦後の国際秩序を守るべきだ」と中国の考えを伝えた。ラブロフ外相も「ロシアの立場は中国と完全に一致する」と応じた。

 さらに、王外相は「(安倍首相の靖国参拝は)平和を愛好するすべての国と国民の強い警戒を引き起こす」と訴えた。ラブロフ氏も参拝に反対する考えを示した上で「日本が誤った歴史観を正し、地域の緊張を激化させる行動を取らないよう促す」と答えたという。
 王外相は30日、ドイツのシュタインマイヤー外相や、ベトナムのファム・ビン・ミン外相とも電話会談した。新華社電は「日本問題」についても意見交換したと伝えており、靖国参拝に反対する中国の立場に理解を求めた可能性がある。

●米中、靖国参拝めぐり協議か 外相が電話会談
             2014/01/01 12:19 【共同通信】

 【ワシントン、北京共同】米国務省によると、ケリー国務長官は12月31日、中国の王毅外相と電話で会談し、「日中関係」などをめぐり協議した。中国外務省は「日本の問題」について意見交換したとしており、安倍晋三首相の靖国神社参拝も議題となったとみられる。

 中国外務省によると、王氏は今年が米中両国の国交樹立35周年に当たることを踏まえ、米国と「新たな形の大国関係」を構築していく意向を表明。ケリー氏も同様の考えを示した上で、米中の協力分野を拡大していきたいと応じたという。

●中韓外相「靖国参拝」非難の立場で一致
              日テレ [ 1/1 13:10 NEWS24] 
 中国外務省は、王毅外相が先月31日夜に韓国の尹炳世外相と電話で会談し、安倍首相の靖国神社参拝を非難する立場で一致したと発表した。  中国外務省の発表によると、王毅外相は「中国と韓国はそれぞれ、安倍首相の靖国神社参拝を厳しく非難している」と述べた上で、「我々の反応は正当なものであり、侵略された国の人々の尊厳を守るものだ」と強調した。

 中国外務省は、尹外相も靖国参拝に反対する韓国政府の立場を説明したとしているが、韓国側の発表では日本について意見を交わしたことには触れていない。  王毅外相は先月31日夜、アメリカのケリー国務長官とも電話会談して日本についても意見交換したという。王毅外相は、この前日にはロシアやドイツの外相とも電話会談しており、靖国参拝をめぐる問題で日本を孤立させるための外交攻勢を強めている。

●靖国対応で温度差=中国との連携に慎重?-韓国
      時事 (2014/01/01-18:13)
 【ソウル時事】韓国外務省は1日、中韓外相の12月31日の電話会談について発表文を出したが、安倍晋三首相の靖国神社参拝に関する言及はなかった。中国外務省は参拝問題で両国が厳しい立場を示したと発表しており、中韓の温度差が浮き彫りとなった。

 中国の発表は、王毅外相が会談で「中韓は安倍首相の行為を厳しく非難した。われわれの反応は正当だ」と発言し、尹炳世韓国外相が「参拝に反対する韓国政府の厳しい立場」を表明したとの内容だった。
 これに対し、韓国の発表文は「最近の北東アジア情勢など関心事を協議した」と述べるにとどまり、関連部分の具体的内容を明らかにしなかった。
 韓国の聯合ニュースは「日本との歴史問題をめぐり、王外相が韓国側に連携を呼び掛けたとの観測があるが、韓国政府は『国ごとに対応する問題』との立場だ」と解説。その上で「韓国政府は日本と協力する分野もあり、韓米日の協力の必要性もある」とし、「歴史問題で中国と全面的に連携するのは望ましくないというのが政府内外の雰囲気だ」と伝えた。

●中国 国際包囲網で日本に圧力か
           NHK 1月1日
中国 国際包囲網で日本に圧力か
 中国の王毅外相はロシアなどに続いて31日夜、韓国のユン・ビョンセ外相、アメリカのケリー国務長官と相次いで電話会談しました。中国としては安倍総理大臣の靖国神社参拝を批判するみずからの立場への理解を求め、日本に対する圧力を強めるため、国際的な包囲網を築こうとしているものとみられます。

中国外務省は、中国の王毅外相と韓国のユン・ビョンセ外相が31日夜、電話で会談し、安倍総理大臣が靖国神社に参拝したことについて意見を交わしたと発表しました。

このなかで王外相は、「中国と韓国はそれぞれ安倍総理大臣の靖国神社参拝を厳しく非難している」としたうえで、「われわれの反応は正義で、正当なものだ」などと述べたということです。

また王外相は31日夜、アメリカのケリー国務長官とも電話会談し、日本の問題についても意見交換したとしています。
王外相は30日にはロシアとドイツの外相、それにベトナムの副首相兼外相ともそれぞれ電話で会談し、日本の問題について意見を交わしています。

中国としては安倍総理大臣の靖国神社参拝について批判するみずからの立場への理解を求め、沖縄県の尖閣諸島を巡っても対立する日本に対して圧力を一層強めるため、国際的な包囲網を築こうとしているものとみられます。

中韓 靖国参拝巡り温度差も
中国の王毅外相と韓国のユン・ビョンセ外相は31日夜、電話で会談を行いましたが、中国政府の発表では安倍総理大臣の靖国神社参拝を厳しく非難したとしているのに対し、韓国政府は発表の中で参拝について直接触れておらず、微妙な立場の違いが表れる形となりました。
中国の王毅外相と韓国のユン・ビョンセ外相は31日夜、およそ1時間にわたって、電話で会談を行いました。

中国外務省によりますと会談の中で、王毅外相は、安倍総理大臣が靖国神社に参拝したことについて「中国と韓国はそれぞれ厳しく非難している。われわれの反応は正義で、正当なものだ」と述べ、ユン外相も参拝に反対する韓国政府の厳正な立場を表明したとしています。
しかし、韓国政府は、この電話会談についての発表の中で、靖国参拝については直接言及せず、「相互の関心事について協議した」とするにとどめており、中国政府とは微妙な立場の違いが表れる形となりました。

今回、韓国が中国と完全に同調することは避け、抑えた対応を示した背景には、日韓関係の改善を強く求めるとともに、韓国が中国との結びつきを強めていることを警戒するアメリカ政府に対する配慮があるものとみられます。
一方でユン外相は「日本の歴史認識が誤っていることを国際社会で広げていく」としており、今月上旬にアメリカを訪問して行われるケリー国務長官との会談で両外相がどのような姿勢を示すのか注目されます。

靖国参拝の趣旨を粘り強く説明へ
政府は、安倍総理大臣の靖国神社参拝を巡って、中国と韓国の反発が続いていることから、不戦を誓うための参拝だったことなどを引き続き粘り強く説明し、理解を求める努力を重ねていくことにしています。

政府は安倍総理大臣の靖国神社参拝について、戦没者に尊崇の念を示し、不戦を誓うためであり、安倍政権の歴史認識や外交姿勢に変化はないなどとしており、安倍総理大臣は参拝のあと記者団に対し、「中国や韓国の人々の気持ちを傷つけるつもりは毛頭ない。日本は戦後、平和国家としての歩みをひたすら歩んできた。これからも謙虚に礼儀正しく、誠意を持って説明し、対話を求めていきたい」と述べました。
ただ、中国と韓国の反発が続いていることから、政府は、安倍総理大臣が参拝した趣旨に加え、戦没者のために手を合わせるのは世界共通のリーダーの姿勢であることなどを引き続き粘り強く説明し、理解を求める努力を重ねていくことにしています。

米「日中関係で意見を交わした」
アメリカ国務省のサキ報道官は31日、NHKの取材に対し、「ケリー長官は王毅外相と、北朝鮮情勢や中東情勢、それに日中関係について意見を交わした」として、日中関係について話し合ったことは認めたものの、安倍総理大臣の靖国神社参拝が具体的に議題にあがったかどうかの言及は避けました。

ただ、アメリカ政府は、日本と中国や韓国が、地域の平和と安定のためにも協力を進めるべきだとしていることから、今回の電話会談でも中国側に対し、日本との関係改善に向けた取り組みを促したものとみられます。

 ●A級戦犯合祀で批判の的に=首相の靖国神社参拝-ニュースを探るQ&A
       時事(2013/12/28-14:06)
 -安倍晋三首相が参拝した靖国神社はどういうところなの
 明治新政府軍が旧江戸幕府軍と戦った戊辰戦争で政府方の戦没者を慰霊するために、明治政府が1869年に建てた「東京招魂社」が前身だ。1879年に靖国神社と名称を改め、日清戦争や日露戦争、第2次世界大戦などの戦没者246万6000余柱の「み霊」が祭られているんだよ。

 -首相はなぜ参拝したの。
 国のために戦って犠牲になった英霊を哀悼して冥福を祈り、二度と戦争を起こさない決意を示すためだと説明しているよ。現職首相では、小泉純一郎氏以来7年ぶりの参拝なんだ。安倍首相は第1次政権のときに参拝できなかったことをひどく悔やんでいて、参拝に意欲的だった。首相を支持する保守層も参拝を希望していたんだ。

 -首相が参拝した「鎮霊社」って何。
 本殿に合祀(ごうし)されていない内外の戦争犠牲者を慰霊するため、1965年に神社内に建てられた社だよ。現職首相としては初めての参拝で、日本の侵略を受けた中国や韓国に配慮を示す狙いがあったようだよ。

 -でも中国も韓国も反発しているね。

 第2次世界大戦後、極東国際軍事裁判(東京裁判)で有罪判決を受け絞首刑となった東条英機元首相らA級戦犯14人が1978年10月に合祀されたから、首相の参拝を「侵略戦争を美化している」などと批判しているんだ。昭和天皇が1975年11月を最後に参拝されなかったのも、合祀が転機になっているという見方がある。昭和天皇が不快感を示されたと受け取れる元宮内庁長官のメモが見つかっているんだ。

 -靖国神社の代わりの追悼施設を造ればいいというアイデアがあるね。
 2002年に福田康夫官房長官(当時)の私的懇談会が「国立の無宗教の恒久的施設が必要」との報告書をまとめたけど、自民党の反対が強くて議論は進んでいないんだ。安倍首相も慎重で、問題解決の手だてにはなりそうにないね。


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