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てらまち・ねっと



 厚生労働省が生活保護の調査結果を公表。世帯数が過去最多で、高齢者世帯が半数近くに、とされている。
 受給世帯は昨年11月に一時減少したが、2カ月ぶりに増加に転じた、ともされる。

 安倍政権が、アベノミクスとあおる一方で、生活保護に関する政策を後退させている中の状況。
 一応、国のデータを見てみた。(ブログで、リンクし、抜粋)
 図1の「被保護実人員」、図2の「被保護世帯数」の折れ線グラフは「増加率」を表しているから、ずっと右肩下がりでいる。
 棒グラフの傾向は右肩上がり。

 表2の「世帯類型別の保護を受けた世帯数」は、「高齢者」「母子」「障害者」「傷病者」「その他」とあるので、H25年1月、「H26年1月、H26年12月の3欄を集合せてみてみた。

 とはいうものの、国の分析は都合よくなっているので、国データはうのみにしなということで・・・「日本弁護士連合会」の「今、ニッポンの生活保護制度 はどうなっているの?」のパンフの一部を抜粋し、リンクしておく。

 ところで、今日は、12時が「9日の本会議での議案質疑」の通告期限。午前中は、その通告文づくり。

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●厚生労働省/被保護者調査(平成26年12月分概数)
         ★ 被保護者調査(平成26年12月分概数)
              ★被保護者調査:調査の結果
1.報告の目的
 被保護者調査は、生活保護法に基づく保護を受けている世帯(以下、「被保護世帯」という。)及び保護を受けていた世帯の保護の受給状況を把握し、生活保護制度及び厚生労働行政の企画運営に必要な基礎資料を得ることを目的とする。

2.結果の概要
   結果の概要 [60KB]
データを .xls 形式でダウンロードできます。 [179KB]

図1 被保護実人員(各月間)と対前年同月伸び率


図2 被保護世帯数(各月間)と対前年同月伸び率


表2 世帯類型別現に保護を受けた世帯数


3.都道府県統計表
データを .xls 形式でダウンロードできます。 [66KB]
統計表1 生活保護の被保護世帯数及び実人員
統計表2 生活保護の種類別にみた扶助人員


●日本弁護士連合会 /今、ニッポンの生活保護制度 はどうなっているの?


□ 生活保護利用者は過去最高に増えている。
□ 日本の生活保護の利用率は、諸外国の中で高い。
□ 不正受給が年々増えている。
□ お金持ちの家族が生活保護を受けているのは不正受給だ。
□ 働けるのに働かないで生活保護を受けている人が増えている。
□ 生活保護基準が、最低賃金や年金より高いのはおかしい。
□ 生活保護基準が引き下げられても、非利用者には関係ない。
□ 生活保護費を減らさないと財政が破綻する。

あなたの生活保護の「常識」をチェック!
(正しいと思うものの□に して、中面を開いて確認してください。)

生活保護は、憲法25条が保障する「健康で文化的な最
低限度の生活」を権利として具体化したもの。恥ずかしい
こと、隠さなければいけないことでもありません。資産や
能力を活用しても、生活を維持できないとき、権利行使と
して生活保護を利用できるのです。
しかし、残念ながら、生活保護については、誤った情報
がまことしやかに流布されて、様々な偏見を生んでいます。
日本弁護士連合会は、生活保護について正確な知識を得
ていただくため、このリーフレットを作成しました。
~生活保護のことをきちんと知って、正しく使おう~

Q&A 
Q 生活保護利用者が過去最高になったと聞きますが?
A 人数は最高になりましたが、利用率は減っています。


Q それでも生活保護の利用率は高いのではないですか?
A 日本の生活保護利用率は、先進諸外国とくらべると極めて
低い数字にとどまっています。むしろ、数百万人が保護か
ら漏れています。


・・・・・・・(略)・・・

●生活保護受給世帯が過去最多、高齢者世帯が半数近くに
        tbs(04日10:57)
 全国で生活保護を受けている世帯が、去年12月の時点でおよそ161万8000世帯となり、過去最多を更新したことがわかりました。

 厚生労働省によりますと、去年12月の時点で生活保護を受けている世帯は、前の月と比べておよそ3300世帯増え、161万8196世帯でした。統計を取り始めた1951年以降で最も多くなっています。

 このうち、65歳以上の「高齢者世帯」がおよそ76万4000世帯と最も多く、全体の半数近くを占めています。

 厚生労働省は「一人暮らしの高齢者が年金だけでは足りず、生活に困窮するケースが増えている」と分析しています。

●生活保護受給世帯が過去最多を更新
     NHK 3月4日

生活保護を受けている世帯は、去年12月の時点でおよそ161万8200世帯となり、高齢者世帯の増加で過去最多を更新しました。
厚生労働省によりますと、去年12月に生活保護を受けた世帯は、前の月より3200世帯余り増えて161万8196世帯で、過去最多を更新しました。

世帯別に見ますと、最も多いのは65歳以上の「高齢者世帯」で、前の月より2000世帯余り増えて76万4693世帯と、全体の48%を占めました。

次いで働くことができる世代を含む「その他の世帯」が27万9536世帯、けがや病気などで働けない「傷病者世帯」が26万8247世帯、「障害者世帯」が18万8143世帯などとなっています。

一方、生活保護を受けた人の数は、前の月よりおよそ3400人増えて217万161人で、依然として高い水準となっています。

厚生労働省は「雇用情勢の改善などで、働くことができる世代を含む『その他の世帯』などでは減少傾向が続いているが、高齢者世帯の受給に歯止めがかからないため、全体として受給世帯の増加傾向が続いている」と分析しています。


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