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てらまち・ねっと



 先日、朝日新聞が都道府県議会と市町村議会の「政務活動費」についての全国調査を発表した。
 全国面と各地方版で統一しての企画だということで、さすが、と思った。

 私のところにも、事前に内緒で取材があった。
 記者といろいろとお話をした。そのうちの中から、コメントとして県内版の紙面に載った。
 そこで、今日のブログには、その「政務活動費」のうちの岐阜県内版分のネットデータそれと、私のコメントは全文を載せておく。 (全国版の内容などは後日)

 なお、「政務活動費」のことや議員と公金なことなどは、先の10月にパートナーと私で出版(上野千鶴子 プロデュース)した 《『最新版 市民派議員になるための本』-あなたが動けば社会が変わる-》でもそれなりに述べている。
 
 こちらもブログの中で、目次を抜粋しておく。 詳しくは、ブログの左サイド・トップにも紹介してあるので、そちらをどうぞ。

 ところで、今日は議会の一般質問。
 今回の私の質問は次の3つ。
 2月25日に通告した議会の一般質問は順次、ネットに載せている。
 まず1問目は、2月25日ブログ ⇒ ◆税金の過徴収の発見、最終的に「12年分を加算金も付けて返還」した/「時効」の常識が間違っていた
 2問目は、2月26日ブログ ⇒ ◆市の補助金交付団体の政治への関与について
 3問目は、2月27日ブログ ⇒ ◆一般質問通告文/ 香り会館及び周辺の管理業務について/「地域おこし協力隊員」を募集

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● 「第三者機関でチェックを」 市民団体代表 必要性訴える  2015年3月13日 朝日新聞(岐阜版)
(画像をクリックすると拡大)

 全国市民オンブズマン連絡会議に所属する市民団体「くらし・しぜん・いのち岐阜県民ネットワーク」代表で、山県市議の寺町知正さん(61)は昨夏、県議会と岐阜市議会の政活費の状況を調べた。使い道が増えたことで議員の支出金額が増えたかどうかを確認する連絡会議の全国的な緊急調査だった。「予想よりも使い切った県議は少ないという印象だった」

 朝日新聞の全国自治体議会アンケートで、政活費を支給している県内15議会はすべて、領収書などをチェックする第三者機関を設けていないと回答した。その機能は各自治体の議会事務局にゆだねられている。

 「行政側は『議員は不正支出をしない』という性善説に立って、チェックしているのではないか。細かい点まで議員にただすと、議会で別の形で仕返しを受けると考える行政も少なくないと思う」

 寺町さんは政活費制度の改善点を挙げる。例えば飲食にかかる費用。単なる宴会との疑念を抱かれないためにも、条例で禁止規定を打ち出すべきだという。議会事務局とは別にチェックする第三者機関を設け、弁護士や公認会計士らのほかにも市民代表を加える必要性も訴える。「政務活動に当たるのかどうか。市民感覚を反映させなければ、政活費の不適正支出の問題は後を絶たないでしょう」
 


上野千鶴子 プロデュース
寺町みどり・寺町知正共著
2014年10月刊 WAVE出版
『最新版 市民派議員に
なるための本』
-あなたが動けば社会が変わる-

第5部 市民派議員のはたらき方     6章21節
 第42章 しがらみのない自由な立場で仕事をする
 第43章 おカネとどうつきあうか
 第44章 公金は適法・適正に使うべき
  44-1議員報酬はどう使うか
  44-2政務活動費は適正に使う/不正をなくすために 
  44-3費用弁償、旅費、日当をどう考えるか
  44-4選挙公営で不正をしない  
・・・
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政務活動費調査/県内43議会の動向
 元兵庫県議による不適切な支出が判明し、厳しい目がますます向けられている地方議員の政務活動費。朝日新聞の全国自治体議会アンケートや都道府県議会に対する取材から、県内43議会の動向を見ました。

  ★政活費 15議会支給
写真:政務活動費の交付状況

◆月額で最高33万円、最低2250円
 朝日新聞の全国自治体議会アンケートで、今年1月1日時点で政務活動費…

  ★各県議に月額33万円 「使い切り」4割 
   写真:2013年度の県議会の政務活動費
 県議会では2000年度まで各会派に県政調査研究交付金を支出。地方自治法改正に伴って01年度に政務調査費を議員に交付し始め、13年度から幅広い議員活動や会派活動に充てようと政務活動費に変わった。政調費の時代から現在まで議員1人あたり月額33万円が交付されている。
 使い道は、従来の地方行財政の調査…

  ★住民感情、厳しい」不支給の池田町議会
 「住民感情が厳しく、町議会で政務活動費を支給するのは無理でしょう」
 政活費を交付していない県内20町村議会の一つ、池田町議会。その議長で県町村議会議長会長の岩谷真海さん(60)は、そう話す。
 町議の政治活動の経費は、手取り二十数万円の月額報酬から支出しているのが実情だという。昨年にあった町…

  ★3議会は「後払い」式
 ◆まず領収書提出 経費申請
 自治体議会アンケートでは、政活費の支払い方法も質問した。議員や会派が政務活動の経費を領収書とともに出した後で交付を受ける「後払い」と回答したのは、高山市と飛騨市、白川村の3議会。政活費を交付している15議会で、残りの12議会は毎月初めなどに上限額を議員らに支払い、事後…

  ★「飲食費の禁止規定や第三者機関必要」
 ◆市民団体代表、必要性訴える
 全国市民オンブズマン連絡会議に所属する市民団体「くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワーク」代表で、山県市議の寺町知正さん(61)は昨夏、県議会と岐阜市議会の政活費の状況を調べた。使い道が増えたことで議員の支出金額が増えたかどうかを確認する連絡会議の全国的な緊急調…


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