灰色の虹 A grey color rainbow

貫井徳郎の『灰色の虹』を読みました。
長編小説だったので、もう少し、テンポが良い小説だったらなあと思いました。

冤罪と、それによる、復讐殺人の話でした。
気の弱い、目立たない社会人生活を送っていた、男性が見に覚えのない殺人犯人にされます・・・。
冤罪を生み出す、刑事、検察官、弁護士、裁判官、社会システム・・・。
刑に服した男性は・・・。
復讐が始まりますが・・・。

冤罪・・・、やりきれないですねえ。
事件が起こったときの、刑事の尋問には、可視化が必要だと思いました。

私の読後評価は、普通と良しの間の、3.5☆とします。




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