ごきげんようでござる!
前回に続いて「トランスフォーマー カーロボット 10周年祭り!」第二弾は列車系変形・合体ロボの最高峰と称される J R X (C-015、JRX、5900円)に合体するチーム新幹線のリーダー
サイバトロン・音速参謀、ジェイファイブ(C-012、1980円)の紹介でござる!
チーム新幹線は、その名の通り500系新幹線のぞみ に変形するジェイファイブをリーダーに、700系レールスターに変形するジェイセブン(C-013、ジェイセブン、1980円)とE4系マックスに変形するジェイフォー(C-14、ジェイフォー、1980円)の3人で編成されており、商品もブリスターパック仕様の単品販売と合体セットの2種が販売されているでござる。
商品本体はドチラも同じでござるが、付属のカードが異なりセット版にはJRXのカードしか付属しないでござる。
しかし、販売価格は単品3体で購入するよりもセット版の方が御得なのでござる。
まあ、拙者はブリスターパックが嫌いでござるからセット版を購入したのでござるが・・・ 収納面積はブリスターパック3体の方が少ないのでござるよな。 (笑)
さて、本品はJR西日本・JR東日本の制式商品化許諾済である為に、海外販売版のレールスパイク(日本未販売)と異なり、車体部にはサイバトロンのマークが描かれていないでござるが、車体側面の500の下にCYBERTRONとプリント処理で表示されているでござる。
商品のパーツ構成はクリアパーツの外装を塗装する事により窓ガラス部分を活かした活気的な列車系変形ロボで、外観の完成度も高めているでござる。
しかし、ソコは変形・合体ロボット玩具なので連結器を兼ねた武器パーツ(レーザービームガン)が完成度を落としていたりするでござるな。
しかも、本品の車輪幅は前後で異なり、ジェイセブンやジェイフォーと異なっているのでござるよな。 (笑)
まあ、ソコは合体・変形ロボット玩具なので車輪幅約15ミリのレールを走らせることはないので問題は無いでござるかな?
なお、商品は連結器による3重連結(グレート3重連)も可能なのでござが、連結方法は連結器のピン凸を直接車体先端部凹にハメ込む仕様でござる。
合体モードではジェイファイブは頭部・胸部・両腕部を担当し、連結器は武器パーツとなるでござる。
ロボットモードは列車系変形ロボらしいスマートなデザインながら500系新幹線の先端部である肩アーマーが無駄に大きいのが目立つでござるよな。
なお、本品の変形方法でござるが、胸部に位置するJRXの頭部パーツの固定アームの位置を説明書の指示と変えていたりするでござる。
おそらくは説明書の方が間違っていると思われるでござるな?
まあ、JRXの顔がむき出しに成ることは残念でござるが、ジェイファイブの頭部は変形連動で出現したり、デザインは500系新幹線運転席風だったりと凝った設計なのでござるよな。
更に武器パーツには発行ギミック(LR44ボタン電池×2)が仕込まれており、クリアパーツの銃身が赤く発行するでござる。
商品的に発行ギミックは必要なのかと思うでござるが・・・ 如何なのでござろう?
レーザーロッド的な商品を目指したのか子供騙しなのか謎でござる?
因みに本品は当初日本販売が前提だったので「でんちはなめたりくちにいれたりしないでください」と武器パーツの電池蓋部分に彫刻されているのでござるが・・・ 海外販売版のレールスパイクでは如何なっているのでござろうか?
さて、ジェイファイブの性格設定は、サイバトロンでは珍しい音速参謀の役職で、普段は500系新幹線としてJRに勤務しており、常に乗客の安全を優先する紳士タイプだそうでござる。
公式設定でJR勤務を公言するのも凄いでござるが、JR勤務を公言するだけに真面目な鉄道マンの設定は外せないでござるよな。
まあ、日本設定の列車型トランスフォーマーは全員(?)真面目でござる。
武装設定は右肩にショルダーマイン、左肩にロケットランチャーを内蔵し右手にレーザービームガンを装備するでござる。
身長設定は10メートル、体重20トンとトランスフォーマーでは細かく設定されているでござるな。
チーム新幹線はトランスフォーマー、勇者シリーズを経たタカラの列車系変形・合体ロボの到達点と呼べる商品であり、以後も列車系変形・合体ロボット玩具は登場するもJRXを越えた商品を生み出していないでござるな。
次回はチーム新幹線2人目のジェイセブンの発進でござる!