ごきげんようでござる!
3月の「トランスフォーマー / リベンジ」商品は「トランスフォーマー アニメイテッド」へのシリーズ交代の影響で国内出荷数が少なかったようで拙者もデストロン側商品を買い逃してしまったでござる。
今宵は何とか販売日後に確保できたオートボット・軍医
N.E.S.T.ラチェット(RA-28、N.E.S.T.ラチェット、2415円)の紹介でござる!
本品は2010年3月中旬に映画「トランスフォーマー / リベンジ」後日談を玩具展開により商品化したネストシリーズの第2弾で本品はデラックスクラスのサイズで作り起こされたラチェットの新商品でござる。
日本販売品ではカタログを兼ねたN.E.S.T.パーフェクトガイドとN.E.S.T.隊員シールが付属するでござるが、販売促進アイテムと考えた場合は魅力に欠けるでござるよな。
日本オリジナル展開による商品アピールを考えるのであれば、英文のままのパッケージ以外に日本語によるキャラクター解説のカードを付属させた方が親切だと思うのでござるよな。
劇場版商品は映画の知名度に寄りかかった感じが強いので、劇中に登場しないキャラクターを一般人にアピールするには説明不足でござる。
しかしまあ、ラチェット自身は本編での登場は少なかったもののボイジャークラス(RA-08、デザートラッカーラチェット、3990円)で販売されていり、本品はスケールダウンしたものの武装強化された商品でござる。
そう、本品最大の特徴は劇中に登場しないミサイル発射機能を有する武装パーツで、天井部に着脱が可能でござる。
なお、スケールダウンしたことで小柄なイメージになったでござるが、車体底面からはみ出すロボット部分のパーツは完成度を低めているでござるよな。
武装パーツのミサイルはクリアパーツで造形されており、デザイン上はミサイルよりも銃身に見えなくもないのでござるが・・・ 実際のところは何をイメージした武器なのでござろうか?
因みに武装パーツは説明書では武器としか表記されておらず不親切としか云えないでござるよな。
トランスフォーマーの魅力は商品設定を含めた世界感でござるから最低限の設定くらいは日本語表記すべきでござる。
ロボットモードの変形は複雑に折りたたまれており、ボイジャークラス版とは異なる変形方法と劇中デザインに近づけた細身のプロポーションで設計されているでござる。
まあ、ボイジャークラスのラチェットは元々前作の劇場版「TRANSFORMERS」商品(MA-02、オートボットラチェット、3675円)の成型色変更バリエーション商品でござるから劇中体型と似ていないでござるが、拙者はイメージ的にゴッツイ体型は好きなのでござるよな。 (笑)
なお、本品は手や胸部の形状も劇中に似せた商品なので玩具製作側のより劇中に近いリメイク商品を作ろうとする気迫が窺えるのでござるが・・・ 拙者的には足が長い・・・ といよりも胴が短く見えてしまうのでやや不満なのでござるよな?
ちゅーか・・・ 最初に本品のロボットモードを繁々と見た感想は某フレ〇ィーマー〇ュリーを思い出してしまったでござる。 (笑)
本品は胸部に変形連動ギミックを採用しており、フロント部の補助ライトが上下するでござる。
リベンジ商品売りであるメックアライブ機能は左手に組み込まれており、武器パーツを取り付ける事により武器パーツが固定されるでござる。
手持ち武器方式にしない事で劇場版本編登場トランスフォーマーらしさを意識しているようでござるが、一応ラチットは軍医なのでござるから工具系のパーツも欲しいところでござる。
まあ、そんな商品仕様でござるからラチェットはエロ医者とかヤブ医者と呼ばれるのでござるよな。 (笑)
そう! 歴代トランスフォーマーにおけるサイバトロン所属の医師では最もヤブ医者であることは間違いないでござる。
しかしまあ、本品を含むロックダウン(RD-26、N.E.S.T.ロックダウン、2415円)の場合は「トランスフォーマーアニメイテッド」(セットC、因縁の対決、4725円)と関連を臭わせる商品なので連動企画を行うのであれば出荷数も増やすべきなのに残念な結果でござるよな・・・
コレだからタカラトミーは商売が下手だと云われるのでござるよ!