ごきげんようでござる!
対立する敵側商品を如何に安上がりに製作する方法の一つに主人公側商品をそのまま別カラーに変更して敵をデッチあげる方法もあるのでござるが、この場合は何故に同型なのかを正当化する為にさまざまな設定が考えられるでござる。
今宵は1999年にバンダイより販売された「ダイノゾーン」よりデスイーター軍団のシャドートリケラ(DE-7、シャドートリケラ、1980円)の紹介でござる!
本品はダイノソルジャー側商品、ダイノトリケラ(DZ-6、ダイノトリケラ、1980円)の成型色変更品で一応はプログレスモードの頭部は変更しているものの、ダイノモードは似たような配色なので第一印象は見分けが付かないでござる。
ダイノモードはトリケラトプスの化石をモチーフにしており設定上はダイノトリケラと同等の能力を持ったシャドーウォーリアーで、にプログレスモードに変形できないブラックデスイーターを上回る漆黒の戦士でござる。
しかしまあ、カラーリングだけ見ているとビーストウォーズⅡのブラックライオコンボイ(C-16、ブラックライオコンボイ、2980円)を思わせる配色でダイノトリケラよりもカッコイイのでござるよな!
商品ギミックはダイノトリケラと同じく喉もとのレバー操作によって首を左右に振るアクションギミックのみでござる。
プログレスモードの変形(プログレスチェンジ)は腹部を開いて立ち上がっただけの簡易構造で相変わらずプログレスモードの頭部は見えずらいでござる。
しかも、頭部造形は某戦隊ヒーローのバトルケ〇アを思わせるデザインでダイノトリケラ以上にヒーロ然としたイケメンなのでござるよな。
クリアパーツの透明度が低いおかげで顔が見えないのが残念でござる!
玩具設定での性格は「どう猛・ひれつ」の御馴染みの設定だけで面白味もないでござるが、一応はダイモンリューグ(未販売)により、ダイノソルジャーを倒す為に生み出されたシャドーウォーリア7人衆の一人で、猪突猛進で負けず嫌いな性格であり、ダイノトリケラを敵対視する為に命令を無視する事もあるそうでござる。
武器はトリケラトプスの角であるダークダガーのみでござる。
まあ、同じ金型でござるから同じ武器になるのは仕方が無いにしても視覚的に善悪の区別がつきにくいカラーリングでござるよな。
まあ、同型商品流用の敵の存在は本品に限った事ではないでござるが、同型対決を行い主人公側が勝つわけでござるよな。
確かに同等の力を持つ同型の敵と戦うの魅力が有るでござるが、細かい設定やエピソードが描かれることがないので残念でござるよな。
ただ・・・ 全体的に言えるのでござるが、同型の敵はブラックの暗黒仕様なので性格は捻くれている場合が多いでござるよな?