トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

デストロンキラー

2009-07-18 23:31:47 | トランスフォーマー・Z

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ごきげんようでござる!

1990年度展開のトランスフォーマーは、日本・米国と独自の展開をを行い、日本ではマイクロトランスフォーマー(海外名、マイクロマスター)を中心とした「トランスフォーマーZ」としてOVAが製作されたでござるが、販売不振であるデストロン商品をバッサリ切り落とす事で、「対決遊び」から「基地遊び」に販売戦略を変更したでござる。

しかし! デストロン商品を切り捨てたと言っても・・・

基地遊びを充実させる為に、デストロン商品をサイバトロン商品として販売してしまったのでござるよな。 (笑)

まあ、それならば成型色を変更して別商品として販売すれば良かったのでござるが、名前と箱だけ変更して、そのまま販売してしまった商品も幾つかあるのでござるよな。

ちゅー事で今宵は、ミサイルトレーラーに変形するサイバトロン・マイクロトランスフォーマー攻撃指揮官、ミサイルブル(C-338、ミサイルブル、800円)の紹介でござる!

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本品は、1989年に米国でデストロン・マイクロマスター航空防衛兵、ラフスタッフとして販売された商品の日本版で、箱以外の違いはなく、軍団マークのシール処理すらないので、本体のみでは日本版か海外版か判別が難しい商品でござる?

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日本販売では、マイクロトランスフォーマーDXのカテゴリーで販売されており、通常のマイクロトランスフォーマー(1チーム4体のパトロールチーム)の上官(指揮官)にあたる商品とされているでござる。

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本品は、本体のトラックと牽引するトランスポーターで編成されており、別個での行動も可能でござる。

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ミサイルブルの本体はトラック部分で、ミサイルトレーラーのトランスポーターには、特別な名前は無いようでござる。

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ヴィークルモードは大味でござるが、ミサイルトレーラーだけに軍用車両ぽいデザインでござる。

うむ。 やはり元がデストロン商品でござるから、色的にもデザインもデストロン商品で販売してもらいたかったでござるよな。

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まあ、両足が繋がっているのは残念でござるが、腹部のネジ穴も良いアクセントでござる。

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ミサイルブルの性格は、射撃の腕に長けた「デストロンキラー」の異名を持つ歴戦の戦士で、パトロールチームの鬼コーチでもあるそうでござる。

なるほど、鬼教官らしいデザインでもあり、似合っているでござるよな。

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因みに海外販売のラフスタッフの設定は、撃ちたがりの狙撃兵で、狙いを付け敵味方も確認せずに砲撃するものでござるから、戦場では味方でさえ彼の前には立てず逃げ出すという、如何にもデストロン兵士らしい設定でござるな。 (笑)

同一商品ながら、真逆な設定も面白いものでござる。

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さて、トランスポーターはジェットモードに変形することにより、空陸からの攻撃を可能にするでござる。

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なお、転がし走行は可能でござるが、ミサイル発射などのギミックは無いでござる。

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しかし、ミサイルブルの搭乗は・座り乗り・立ち乗りが可能でござる。

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状況に応じて使い分ける搭乗姿勢は絵になるのでござるが、OVAでは一切登場しないのでござるよな。

嗚呼・・・ 「トランスフォーマーZ」の続巻が製作されていれば、彼らの登場も期待できたのでござるが・・・ 残念でござる。

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本品も、せめて一部なりとも、成型色か塗装を変更してもらいたかったでござるな。 (笑)

まあ、トランスフォーマーの魅力は「対決遊び」でも有る訳でござるから、ライバル商品無の「トランスフォーマーZ」は成功したとは呼べないでござるよな。

しかし、OVAの完成度はプロモーションアニメとしては成功でござる。

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幸運星の人達を変形金剛に例えてみる!

2009-07-17 05:16:56 | 一発ネタ

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「意外と面白い映画だったわね!」

「映像は凄いけど、ドレが誰なのか判らなかったね」

「トランスフォーマーは登場人物が多いから、短い映画の中で全員紹介するのは難しいんだよね」

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「だから、トランスフォーマーを知らないひとが観たら面白い映画だけど、元ネタを知っていると複雑なんだよね」

「へ~そうなんだ」

「映画とアニメのトランスフォーマーって別なんでしょ?」

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「ん~ 別物なんだけど、本来は玩具だから同じなんだよネ ・・・一般人には説明しにくいけど・・・」

「例えばさ、今回の映画で登場した、スキッズマッドフラップの双子キャラだけど、最初のトランスフォーマーじゃサイドスワイプが双子の片割れだったんだよ。」

「へ~」

「しかも、カウンタックの兄弟でケンカっぱやいサンストリーカーてのが居たのよ」

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「いや~アニメでは、ハリウッド映画に出演するエピソードがあったんだけど、今回は出演していないのよネ~」

「あんたの話は全然分からないわ?」

「そういえばさ、かがみつかさ双子なんだよね」

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「初代のトランスフォーマーで例えるなら、サンストリーカーサイドスワイプ

「ソレは喜んでいいのか?」

「いや! 日本設定だと、かがみんが乱暴なランボルつかさが真面目なアラートかな」

「おい!」

「乱暴る・・・」

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「じゃあ、あんたは何なのよ?」

「そりゃあ、チッコイし好奇心も旺盛だからバンブルだね」

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「て・・・ バンブルにはオタク属性はないでしょ!」

「キーワードが重なれば何でもいいのが常識だよ」

「何処の常識だ!」

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「じゃあ、みゆきだと何になるのよ?」

「ん~ みゆきさん場合はイメージが難しいけど・・・」

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「あえていうなら、ハブキャップ

「誰?」

「ハブ・・・?」

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みゆきさんの立場と似てるんだよネ」

「へ~」

「よくわかんないけど、本人の前じゃ言えない例えね・・・」


悪そうな奴だよ~バッファロ~♪

2009-07-15 22:47:58 | トランスフォーマー・超神マスターフォース

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ごきげんようでござる!

2009年の干支は牛だったので、牛属性であればバッファロウーも牛でござろうと思っていたでござるが、バッファロー型モンスターは牛属性になるのでござろうか?

ちゅー疑問を抱いていて温存しておいたでござるが、特にネタもないので、今宵は1987年に「トランスフォーマー 超神マスターフォース」商品として販売された、デストロン・ヘッドマスターJr.陸上攻撃戦士、ブルホーン(D-302、ブルホーン、1800円)の紹介でござる!

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本品は海外ではホリ・ブルの名前で販売されたヘッドマスター商品でござるが、日本販売では商品的にもヘッドマスター商品より、小型でありTVアニメの視聴層(玩具購買層)にあわせて、キャラクター設定をヘッドマスターJr.(子供)としたことで親しみやすさを演出しているのでござるが・・・

如何もTVアニメを観ているチビッコ達には親近感のあるキャラクターとしては成功なのでござるが、拙者的には後方支援とはいえ、子供が戦場に赴くのはNGなのでござるよな?

そう! 子供の扱い方における演出論は、日本よりも欧米の倫理観の方が正しいと思うのでござるよな。 (笑)

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ダブルチェンジャー 追跡員

2009-07-14 06:44:45 | トランスフォーマー・G1

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ごきげんようでござる!

映画「トランスフォーマー / リベンジ」では、当然の事ながら提携しているGM系のオートボットが、優遇されていた訳でござるが、まあ、当然の事で事でござるし、映画制作国としては、他国を戦場にしても自国車を優遇したいのが愛国心でござるよな。 (笑)

しかし、劇場版3部作(予定)ではあるが、3作目製作を前にGMの立場が微妙になってきたでござるよな。

と、なると3作目はGMの呪縛から逃れる事と、映画功績による認知度で他の自動車メーカーもヤラレ役ではなく参戦できるかもしれないでござるよな?

トランスフォーマーの原点であるダイアクロン・カーロボットを生み出した日本としては、是非とも3作目には日本車も登場してもらいたいものでござる。

ちゅー事で、今宵はサバンナRX-7に変形するサイバトロン・ダブルチェンジャー 追跡員、ダウンシフト(TFS、ダウンシフト、980円+2PTS)でござる!

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本品は1984年にダイアクロン・ダブルチェンジャー(ダブルチェンジャーNO.1 サバンナRX-7、980円)として販売された商品より、ダイアクロン隊員(本品は座席に固定式のダイアクロン隊員の半身が装着)を削除し、シークレットエンブレムの貼付とシールの模様を変更した商品であり、1986年に通販専用商品として販売されたのでござるが、単色仕様のパッケージには「非売品」と記載されているでござる。 (笑)

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ダブルチェンジャーは通常販売商品ではない為に、TVアニメ本編の登場は無い玩具オリジナルのトランスフォーマーでござる。

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更には、ダイキャスト製パーツ等を使用しておらず、一回り小さいことから、カーロボットの廉価版的なイメージがあるでござるな。

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しかし、ダブルチェンジャーはロボットモード以外に戦闘車両形態(バトリモード)に変形可能な商品なのでござる。

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ダウンシフトの戦闘車両形態は装甲車であり、ミサイル(RXミサイル)が発射可能でござる。

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普段は一般車両に紛れてスパイ活動を行い、戦闘時にはロボットモードと戦闘車両モードを使い分ける、云わば三段変形のトリプルチェンジャーなのでござるが、ダブルチェンジャーの場合は異なる種類のヴィークルモードに変形する訳でもないので、異なる種族なのでござるよな。

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なお、商品はミサイルランチャー(RXミサイルランチャー)より、ミサイルを発射するでござるが、ミサイルをセットしたままの変形はできず、おまけに本品のスプリングは海外販売品並に緩められている為に、飛ばないのでござるよな。 (笑)

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因みに、ミサイルは予備を含めた2本が付属し、手持ち武器であるアームガンと共に、ヴィークルモードでは余剰パーツとなるでござる。

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さあ! ロボットモードの変形は簡易でござるが、デザイン・造形共に表現しがたいでござる。

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まあ、ダイアクロン隊員を乗せていた有人式ロボットであれば、有る程度は納得もできるデザインでござる。 (笑)

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さて、ダウンシフトの性格は、スパイ活動中でも自分が逆に監視されているのではないかと思い込むほど、神経質なのでござるが、超高度のボディの装甲には絶対の自信を持っていたりする性格でござる。

しかも、指令は忠実かつ確実に遂行するそうでござる。

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ただ・・・ 活躍媒体が定かでないのでござるが、単独行動よりも部隊行動のイメージの方が強いでござるよな。

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無論、本品が通常販売されなかった理由が、海外販売では知名度に欠けることでござる。

そう! ダブルチェンジャー3種は二台が日本車でござるから、海外でも部隊ごと通販扱いなのでござるよな。 (笑)

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しかし、海外でも通販扱いで販売されたのでござるが、何故かセリカXXに変形するカムシャフト(TFS、カムシャフト、980円+2PTS)と名前が入れ替わっており、知名度があるおかげで、フェラーリBBに変形するオーバードライブ(TFS、オーバードライブ、980円+2PTS)と共にバイナルテック(海外ではオールタネーターズ)化しており、ダウンシフトカムシャフト(23、アキュラRSX / オートボットカムシャフト、日本未販売)の名前で販売されていたりするのでござるよな。

まあ、TVアニメに登場しなくても、別の意味で知名度がある通好みの商品でござるな。


一般ドライバーの敵だ!

2009-07-13 16:25:31 | トランスフォーマー・カーロボット

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いったい何時頃からでござろうか・・・

レッカー車のイメージが悪役になったのは・・・

確かに放置車両による迷惑行為を取り締まる事は大事なのでござるが、何処かオカシイのでござるよな。

特に最近は道路交通法が変わってしまった為に、如何な理由があろうとも駐車違反であり、仕事にも支障をきたしてしまう、一時的な駐車も許されないのは如何なものでござろうか、しかも罰金制度が変わったおかげで、ドライバーではなく、所有者に請求が行くのは分かるのでござるが・・・

所有者の分からない放置自動車は、レッカー移動せず所有者の確実な一般車両を引っ張っていくのは理不尽でござるよ。

本当に迷惑しているのは所有者の分からない放置車両でござるのに、所有者が分からないから移動できないというのは、完全な反則金目当てとしか思えないのでござるよな。

ちゅー事で今宵は2000年に「トランスフォーマー カーロボット」商品として販売された、サイバトロン・交通機動隊員、レッカーフック(C-017、レッカーフック、880円)でござる!

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本品は1995年にG2商品として設計されたでござるが、キャンセルとなり、1997年に海外で「マシンウォーズ」版ホイスト(日本未販売)と成型色変更品であるハブキャップ(日本未販売)として販売された商品の成型色を変更した日本販売版商品でござる。

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まあ、紆余曲折して日本未販売のトランスメタル商品やゴーボット商品等とともに「カーロボット」商品として日の目を観れた事は喜ばしいでござるよな。

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本品はレッカー車でござるが、レッカー車としての牽引ギミックが無く、クレーンのフックは変形作動用レバーも兼ねているでござる。

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そう! 本品の変形ギミックは、バネの反発とギアの連動を用いた一発変形(フリップチェンジャー)なのでござるよな。

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一発変形による自動変形には驚かされるばかりで、ロボットモードのプロポーションの良さにも感心するでござる。

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足首(爪先)の造形には不満が残るものの、集光ギミックを用いた頭部やボールジョイント使用の可動は満足のいく一品でござるよな。

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更にフロントグリルがシークレットウェポンであり、取り外して手持ち武器(レッカーガン)となるでござる。 余剰パーツを出さない工夫が嬉しいでござるよな。

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さて、レッカーフックは、第11話「駐車違反だ!レッカーフック」より登場するルールに厳しく融通が利かない真面目な性格であり、趣味(生きがい)が駐車違反の取り締まりというトンデモナイ性格であり、ゲルシャーク(D-005、ゲルシャーク、2500円)にサイバトロンが悪人だと思い込まされたた、サイバトロンでさえも取り締まり対象にするのでござるよな。

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そう! 度が過ぎる正義感の強さと自分の価値観のみでしか善悪を判断できない性格は、拙者が一番苦手とする人間で、もっとも関わりたくない人種なのでござるよ。

まあ、このての人種こそ、言っている事が矛盾だらけなのに、全く自覚が無いトラブルメーカーなのでござるよな。

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そのうえ、力が強く、他人の意見を聞かないので、自分の正義(価値観)だけを押し付けるあれば最悪なのでござるよな。

しかしまあ、TVアニメの登場回数は少なめでござるから、一般人(?)にとっては有害なサイバトロンだと言う事アニメ製作側も納得していたのでござろうな。 (笑)

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なお、レッカーフックは、2004年の「ロボットマスターズ」ではデストロン・技術参謀(RM-04、レッカーフック、980円)とし販売されており、実に違和感の無い商品だったでござるよな。 (笑)

そう! 記憶を失くしてデストロンに拾われたとされているでござるが・・・

元々の性格を考えると、都合の悪い事は忘れる性格なのでござろうな。

しかも、悪い方(宗教とか政治団体も含む)にドンドン入っていって出世するのも、この手の人種なのでござるよな。 (笑)

ほんと、身近にコンナ性格の人種がいると苦労するのでござるよ・・・