淡路市教育委員会は20日、同市舟木にある弥生時代後期(1世紀~3世紀初頭)の山間地集落遺跡「舟木遺跡」(標高約160m)の調査成果を発表した。
鉄器工房の可能性がある直径5・6mの建物跡1棟を発見した。炉は見つかっていないが、床面から鉄器や砥石が見つかったことから鉄器工房の可能性があるとみている。
17年度までの出土品を整理した結果、島内3例目となる絵画土器片が見つかった。約3~4cm四方で、高床の建物の一部が描かれているとみられる。
また、他の遺跡には見られない形の器台形土器などが確認された。通常よりも短い脚部と大きく広がる台部が特徴で、舟木で作られた舟木特有の形状とみられる。いずれも祭祀に用いられたらしい。
他の地域から舟木に持ち込まれたとみられる河内地方や北近畿の特徴を示す「搬入土器」も数種類を確認した。
現地説明会が23日(土)午後1時半から開かれる。
[参考:神戸新聞、朝日新聞]
過去の関連ニュース・情報
舟木遺跡
鉄器工房の可能性がある直径5・6mの建物跡1棟を発見した。炉は見つかっていないが、床面から鉄器や砥石が見つかったことから鉄器工房の可能性があるとみている。
17年度までの出土品を整理した結果、島内3例目となる絵画土器片が見つかった。約3~4cm四方で、高床の建物の一部が描かれているとみられる。
また、他の遺跡には見られない形の器台形土器などが確認された。通常よりも短い脚部と大きく広がる台部が特徴で、舟木で作られた舟木特有の形状とみられる。いずれも祭祀に用いられたらしい。
他の地域から舟木に持ち込まれたとみられる河内地方や北近畿の特徴を示す「搬入土器」も数種類を確認した。
現地説明会が23日(土)午後1時半から開かれる。
[参考:神戸新聞、朝日新聞]
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