京都市中京区の江戸時代前期(17世紀前半)の町屋跡のごみ穴遺構で、2003~04年に出土したタイ(シャム)産とみられる「四耳壺(しじこ)」や木製のヘラ、刷毛(はけ)、日常生活用とみられる鶴亀文様の朱漆器椀などから、東南アジア産の漆の成分が確認された。
国産漆は艶が少ないが、東南アジア産は黒い艶があり、厚く塗れる特徴があるという。 国内産とブレンドしていたとみられるとしている。 高級漆器の生産などに必要な大量の漆を賄うために輸入していたらしい。
[参考:朝日新聞]
国産漆は艶が少ないが、東南アジア産は黒い艶があり、厚く塗れる特徴があるという。 国内産とブレンドしていたとみられるとしている。 高級漆器の生産などに必要な大量の漆を賄うために輸入していたらしい。
[参考:朝日新聞]