文化庁など(注1)は15日、奈良県明日香村の国特別史跡・キトラ古墳の石室天井に描かれていた天文図(西暦700年頃)(注2)について、星の位置関係を調べた結果、紀元前1世紀半ばと、紀元後4世紀に中国で観測された星が共に描かれている可能性があると発表した。
(注1) 文化庁、奈良文化財研究所、中村士(つこう)・元帝京平成大教授(天文学史)、相馬充・国立天文台助教(位置天文学)らの共同研究。
(注2) キトラ古墳の天文図には68星座約350個の星とともに天の赤道、黄道、内規(常時観測できる天空)、外規(観測可能な天空)の4つの円が描かれ、世界最古の天文図とされる。
世界最古天文図によみがえる古代ロマン キトラ古墳壁画解析、秋に特別展
(注1) 文化庁、奈良文化財研究所、中村士(つこう)・元帝京平成大教授(天文学史)、相馬充・国立天文台助教(位置天文学)らの共同研究。
(注2) キトラ古墳の天文図には68星座約350個の星とともに天の赤道、黄道、内規(常時観測できる天空)、外規(観測可能な天空)の4つの円が描かれ、世界最古の天文図とされる。
世界最古天文図によみがえる古代ロマン キトラ古墳壁画解析、秋に特別展