石川県県埋蔵文化財センターが27日、小松市の八日市地方(ようかいちじかた)遺跡で、弥生時代中期前半(約2300年前)とみられる柄付き鉄製やりがんなが出土したと発表した。
全長は16・3cmで、鉄の部分(長さ5・1cm)を柄の中に一部挟みこんだ後、糸と桜の樹皮をまいて固定していた。柄には斜めの格子文様が彫られ、先端はバットのグリップのような形に削り出されている。
木製の柄もある完全な形の「やりがんな」としては国内最古といい、鉄器が列島へ普及する過程を考える上で貴重な資料としている。
[参考:朝日新聞]
過去の関連ニュース・情報
やりがんな、ヤリガンナ、槍鉋
1999.5 弥生時代前期の環濠集落・御坊市堅田遺跡から「日本最古の青銅器ヤリガンナの鋳型出土」
キーワード:八日市地方遺跡
弥生中期の木製品削る「やりがんな」出土 JR小松駅前
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