南相馬市教委は10月29日、泉官衙遺跡(いずみかんがいせき、原町区泉寺家前地区)の郡庁院跡で河原石を地面の舗装のために敷いた玉石敷を確認したと発表した。
また、郡庁院の建物を支える木製の柱の一部が保存状態の非常に良い状態で確認された。
泉官衙遺跡は、河岸段丘上に立地する奈良・平安時代(7世紀末~10世紀前半)の陸奥国行方郡(むつのくになめかたぐん)の役所跡。玉石敷が確認されたのは同遺跡と上野国新田郡家跡(群馬県)の2カ所のみ。
これまでの調査から遺跡は陸奥国行方郡家だったとされている。政庁(政務や儀礼の場となる中枢施設)のほか、租税の米を納めた正倉院、宿泊施設の館院(たちいん)などが見つかっている。
説明会は7日午前10時~正午と午後1~3時に開かれる予定。
[参考:福島民友新聞、毎日新聞]
また、郡庁院の建物を支える木製の柱の一部が保存状態の非常に良い状態で確認された。
泉官衙遺跡は、河岸段丘上に立地する奈良・平安時代(7世紀末~10世紀前半)の陸奥国行方郡(むつのくになめかたぐん)の役所跡。玉石敷が確認されたのは同遺跡と上野国新田郡家跡(群馬県)の2カ所のみ。
これまでの調査から遺跡は陸奥国行方郡家だったとされている。政庁(政務や儀礼の場となる中枢施設)のほか、租税の米を納めた正倉院、宿泊施設の館院(たちいん)などが見つかっている。
説明会は7日午前10時~正午と午後1~3時に開かれる予定。
[参考:福島民友新聞、毎日新聞]