ふるさと納税の異常

朝日新聞記事
http://www.asahi.com/articles/ASJ5H5GM6J5HULFA005.html?iref=comtop_6_03

　千葉県大多喜町の異常ぶりが，すさまじい。

　高額納税者がふるさと納税を利用すれば，実質２０００円の負担で，何百万円もの金券が手に入るという仕組み。

　返礼品が地元の物産であれば，地元の産業が活性化するというメリットがあるのだろうが，「金券」が返礼品では，節税システムを提供しているだけであろう。

再婚禁止期間を見直す民法改正，今国会では成立困難

ＮＨＫニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160513/k10010519741000.html

　優先順位が低いらしい。さもありなん。

　債権法の改正も同様に成立困難。

ｃｆ．　Matimulog「憲法違反の烙印を押された条項を修正する時間がない国会」
http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2016/05/law-38fb.html

賀茂の葵祭

葵祭２０１６
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/aoi/

　昨日行われた「社頭の儀」に，私も参列しました。

相続法制の見直し

讀賣新聞記事
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160515-OYT1T50125.html?from=ytop_top

　讀賣新聞が，法制審相続関係部会の中間試案のたたき台について，取り上げている。

　「１５日明らかになった」わけではないと思うが・・。

　次回部会は，平成２８年５月１７日である。

ｃｆ．　法制審議会－民法（相続関係）部会
http://www.moj.go.jp/shingi1/housei02_00294.html

　京都司法書士会では，近司連共催で，５月１４日研修会を行った。会場からの意見等も多数寄せられ，充実した内容となった。

日時　　平成２８年５月１４日（土）１３：００～１７：００
場所 京都ＪＡ会館（京都市南区東九条西山王町１番地）
内容 「相続法改正の動向を知る」
　　　　基調講演「相続法制の見直しの議論の概要」
　　　　【講師】 本山敦立命館大学法学部教授
　　　　研究発表「高齢配偶者の保護及び寄与分の見直しについて」
　　　　【講師】 司法書士福井政邦
　　　　研究発表 「遺留分制度の見直しについて」
　　　　【講師】 司法書士中野美和

「実質的な所有者情報」の登記

日経記事
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO02282490T10C16A5TCJ000/

「ＮＰＯ法人トランスペアレンシー・ジャパン（東京・品川）は・・・主要国首脳会議（伊勢志摩サミット）に向け、タックスヘイブン（租税回避地）を使った脱税や資金洗浄などを防ぐ国際的な取り組みを求める提言書を外務省に提出し・・・租税回避地に設立される法人や信託口座の「実質的な所有者情報」の登記を各国で義務化することやインフラ・資源関連企業の情報開示などを求めた」（上掲記事）

　日本においても，平成２８年１０月１日施行予定の改正商業登記規則により，「実質的登記情報」の登記所への提出が義務化される方向性である。ただし，登記事項となるわけではないので，一般には公示されない。

ｃｆ．　トランスペアレンシー・ジャパン
http://www.ti-j.org/

「見かけだけ？ 実質的所有者の透明性を高めるＧ２０原則 各国の取組」by トランスペアレンシー・ジャパン
http://ti-j.org/2016_G20BeneficialOwnershipPromises_JP.pdf

被災したマンションの管理組合

毎日新聞記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160514-00000033-mai-soci

　総会の開催が困難で，再建の見通しが立たないところが相当数あるようだ。