降って来るもの

写真と散文とぽえむ

あんばらんすのbalanceを

2017-10-24 22:26:11 | 

            あんばらんすのbalanceを

 

書けなくて空欄のままにしておくのは

mamaあったけれど

 そうして、それは

一つの拘りが欠け落ちた歯車のように

 一日中でも

耳障りな軋み音を垂れ流し続けたけれど

 

書く事が有って書く時間が有って

 書かないことを選び

故意に白紙のページを拵えるのは

歯車を一個へし折って

 そのぎこちない時間の回転を

見届けたいというひとつの実験で

そういう無鉄砲は

本当に稀にしかやらないのだが・・

 

けれど、やっぱり

そんな風に遣り過ごしてみた時間は

 何かしら何処かで腫瘍になり

其処からじくじくと膿が流れて平常心を甚振り

気味悪さは日常を壊そうと意図するのだ

 

それはイノチの欠片を捥ぎとられたような感覚を

鮮明に浮かび上がらせる

 

生き方に長けているなどと

とても胸張れる存在じゃないが

 本当にごく稀に

unbalanceのバランスを

 その不安定さそのものを愉しむ事が有る

*10/24 22:47

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久方に

2017-10-24 07:02:07 | 

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

 神無月も下旬の今日は二十四日、火曜日。ちょうど六時に外に出てみると、うう寒い!!寒暖計を覗けば10,5℃。季節は過たず移ろってゆく。空を見上げると、曇天の東の空一部分が綺麗な茜色に染まっている。

10/24 06:16

彼の地の、道東の旅の別海町で見た夜明け前後の、余りに鮮やかなブルーとオレンジの色合いの、一直線の地平線上に起こった色絵巻が強烈に過ぎて、その絶景が忘れられなくて、それからもうひと月が経とうとしているのだが、我が住む里の小さな空模様などに食指が動かなくなっていた。けれど今朝は、この瞬間に見ているこの空模様も、きっと彼の地の空で起こっている空模様も同じに違いないと思い直し、久方にカメラを持ち出してこの朝焼けを撮ったのだ

10/24 07:02:02 まんぼ

 

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何でもトンネル

2017-10-24 06:32:11 | 

                  何でもトンネル

 

血圧を測る器具のように

あの半円の筒に差し込むと

 差し抜いたときには

dokoでもdoorのように

全ての痛みが消えて無くなる

nanでもtunnelになって

 神経を弄るものが払拭されたら

どんなに晴れ晴れすることだろうと

虫のいい主人公になって

 お伽噺のような

漫画のような四コマを組み立てながら

十四階段を下って

魔法の効かない現実と対峙する

*10/24 06:32:06

 

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