あんばらんすのbalanceを
書けなくて空欄のままにしておくのは
mamaあったけれど
そうして、それは
一つの拘りが欠け落ちた歯車のように
一日中でも
耳障りな軋み音を垂れ流し続けたけれど
書く事が有って書く時間が有って
書かないことを選び
故意に白紙のページを拵えるのは
歯車を一個へし折って
そのぎこちない時間の回転を
見届けたいというひとつの実験で
そういう無鉄砲は
本当に稀にしかやらないのだが・・
けれど、やっぱり
そんな風に遣り過ごしてみた時間は
何かしら何処かで腫瘍になり
其処からじくじくと膿が流れて平常心を甚振り
気味悪さは日常を壊そうと意図するのだ
それはイノチの欠片を捥ぎとられたような感覚を
鮮明に浮かび上がらせる
生き方に長けているなどと
とても胸張れる存在じゃないが
本当にごく稀に
unbalanceのバランスを
その不安定さそのものを愉しむ事が有る
*10/24 22:47