LXXXⅦ「bell」
カラダの何処かで
突然、bellが鳴る
その響きが
ココロの音叉で共鳴する
to
指先が言葉を紡ぎ始める
僕の”sinkun”のどれもが
その様な成り立ちを孕んで産まれる
濃淡の陣痛を伴った
一回限りの出産のように・・
*10/22 22:26
LXXXⅦ「bell」
カラダの何処かで
突然、bellが鳴る
その響きが
ココロの音叉で共鳴する
to
指先が言葉を紡ぎ始める
僕の”sinkun”のどれもが
その様な成り立ちを孕んで産まれる
濃淡の陣痛を伴った
一回限りの出産のように・・
*10/22 22:26
LXXXⅥ「夢現のmelody」
「意思」
全ては中途半端だとomou
それ故、まだ
少しは伸び代が有るのだと
慰める
極めることなど
到底無理だとomoeru
それ故、そこに
挑もうとする意思が残される
全ては不確かで不完全だとomou
それ故、幾らか付け入る隙があって
それ故、僕の
生き甲斐も辛うじて保たれる
*
「浸潤」
眠りを妨げる回路に
僕は意を決して
絶縁テープを巻き付ける
けれど
思うようには防げない
そいつには
遮断できる明確な形が無いのだ
分厚さを易々と擦り抜けて
耳元に浸潤しては
kotoba掛けをしてゆく
僕は寝不足でしょぼつく目を抉じ開けて
昔からの取り決めのように
それをメモ帳に筆記してゆく
何と滑稽な、執筆者の実態・・
*
「旅人」
本当に、yumeとututuを往来している
夢現の溢路を
行ったり来たり、出掛けたり戻ったり
それも、活き活きと弾んで
拾うものはすべて懐に入れ
捨てるものはすべて無に渡し
僕は軽やかな身なりで
たった一夜の一刻の
mugen旅行の旅人になるのだ
*
「時折」
降って湧いた、たった一言に
反応するリトマスのように
僕の何処かで
変色し、起立する部分がある
何時でも、平穏と無縁に
深奥で渦巻く部分が
時折
全体を覆ってしまうのだ
部分と全体などと
区分けできない領域で
僕はボクの間に間を過ごし
時折
疲れ果てて生還する
*10/22 07:20:07 万甫
LXXXⅤ「機会」
苦しみと無縁の
有りのmamaを有りのママで
面白いように生み出せる
機会がある
考えるのは
ただmamaかママか儘か?
そんな些細にだけ
神経を持ち出せばいいだけの
軽やかで愉しく
面白いように言葉が連なってゆく
夜明け前の驟雨が
心地よいwaltzに聴こえるような
僕の時間割の中の幾分がある
*10/22 05:00
LXXXⅣ「過程」
少しの時間
導火線を這いあがった言霊が
花火のように
華やかに無を穿つ展開も有る
それは壮大な一つのeventだから
何時も!!
というわけにはいかないけれど
僕の”ものごと”の誕生過程には
さまざまな順列や知恵の輪や迷路やらが
複雑怪奇に絡まっている
*10/22 04:34
LXXXⅢ「異質」
意思に反比例して
二時や三時前や
気の早い新聞配達員より早い
四時前に目覚めてしまっているようなTOKIは
それはそれで
一回のchanceだと捉えることにして
沈黙のしじまを愉しむのだ
暗黒の無に
洞穴のように半円の明かりを灯し
完全無欠の執筆時間に充てる
tokiとして
そんな異質から
自分でも驚くばかりの
秀作や傑作に出合うことも有る
*10/22 04:06:04