降って来るもの

写真と散文とぽえむ

君の詩を!!

2017-10-17 06:58:08 | 

                      君の詩を!!

                       「離乳を」

 

あーちゃん

今日は君の一つの記念日になったよ

是から続く、長い長い君の物語の最初のページに

 さり気なく置かれた一個の句読点のような

君が主役を演じる”一生”という出し物の舞台の

 プロローグの段階に過ぎないかもしれないけれど

確かに、一文字分の行間を開けて書き込む

 episodeのようなものかも知れないけれど

間違いなく、メモリアルデーのceremonyになったよ

mamaのおっぱいとミルク以外の味を

初めて味わったよね

それは「重湯(おもゆ)」って言うんだ

    

少しのお米を炊きこんで

冷まして出来る糊状の汁の事をそう呼ぶんだ

粥(かゆ)とも言うけれど

兎に角、トロトロにして

幼い君の胃腸に決して負担にならない様に工夫された食べ物

離乳食と言うよ

重湯をひと月続けた後は

ふやかすお米の量を少しづつ増やして

徐徐に”お粥”に為ってゆく

そんな風に順を追って大人になってゆくんだ

そんな風に順を追ってほんの僅かづつ

まだ生後160日

二万日以上も生きて来た爺からすれば

一生の導入部の、それも最初の二行ばかりを

ようよう書き下ろした位の

新鮮で瑞々しい居所の君だけれどね

蒼唯!!

*10/17 07:24

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心訓抄・LXXX

2017-10-17 06:47:18 | 心訓抄

                   LXXX「半分」

 

僕に与えられた残りの人生の

 若しかしたら、半分は

七人の孫の為に有るのかも知れない

 

振り返れば

女房に半分を、三人の子達に半分を

 その都度に、僕は

僕の命の幾割を嬉々として分割してきたのだ

 

目を瞑って

真っ先に浮かんでくるのが

其々の孫の顔である、今は

 やっぱり

残されている”Timeimit”までの総量の半分は

 その子達の生き様に注がれるのだろう

 

けれど

それでいい!!

それがhappinessだと、それでhappyなのだと

kokoroから感じるのだ

*10/17 06:46 万甫

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする