全身を映す大形の鏡
姿見
男なので? 鏡を使うとすると せいぜい 髭そりのときくらい
かな
まして 自分の全体の様子が見えるような姿見などは
まず 縁が無い
ということで どれほど自分の姿勢がおかしいか
どれほど 猫背風なのか はたまたオジイサン度など
ほんとうのところは 知る由もない?
体形でさえ こんな具合
話しぶり 応対ぶり 身のしぐさ 癖 口調 などなどに至っては
ほとんどと言っていいくらい 知ってるようで まるで知らない
自分について言うと そんなふうだが・・・
先日 マンション管理士会の関係で 茨城県・水戸市の後援の下にセミナーがあり 講師を務めさせていただいた
その折 仲間の方が その様子を全編 ビデオに収めていてくれた
事前打ち合わせなど無く 知らぬことだったので DVDが届けられたときは オヤッ と思うばかり
とにかく 感謝 感謝のうちに 拝見させていただく
約1時間程のセミナー講師役の映像が
流れ ナントカカントカこなしている?ようだが 恥ずかしいやら少々安堵感があるようなないような 嬉しい?やら 悲喜こもごも
そこで
決定的に気付いたこと
“思えば 自分自身を これほどのまとまった時間帯で見たことは無い
それこそ 若い頃は姿見なんぞを覗いて デート前に 髪型からはじまり靴下とズボンすその隙間程までをも確かめた ナーンテ時代も 少々はあったやも知れず
が なんと 年代物の自分の全体像であるか
なんとも言葉尻がハッキリしないことが多いか
真剣に聴いてくださっている方たちの前でひとりごとみたいな口調での箇所が散見される不様さ
話し方のスピードの不安定さゆえの聞き取りにくさ
間の取り方の下手さ などなど ひどいもの ”
今後の為に おおいに参考になり 強烈な反省材料になった
貴重な体験でした
大切に保管し 今後の講師役の反面教師材料としつつ
こころして進みたいものだ と考えた次第です
いっとき 中学3年生を主な対象にした塾の講師もしていました
その頃を思い 冷や汗を覚えます
“聴きづらい講義を 我慢して聞いていてくれたんだろうなー”
さて 明日から また 少々混んだスケジュール
ひとつひとつ とにかく挑んでいって
お客さんの為
しいては 世の為(そんなに大仰なことではないかもしれないが)
ガンバラセテイタダク のだ
口をしっかり形作って ハッキリと 聞こえやすく話すことに留意しながら
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