「マンションの価値は 建物施設などの物的なものと
管理運営状況とか組合員間の管理運営における意見表明・調整
の場のあり様とか(総会とか理事会とか あるいはそれら以外)を
含んだ 総合的なものと考えられます
当然のことですが 内部で分裂あるいは ほぼそれに近いような
マンションに心を置いて住みたいと思う者は おそらく無いでしょう
顔を合わせるたびに 一つ屋根の下で睨み合うような日常
考えただけで ゾッとします
新しく加わろうとする者は 実体を知るなら購入を躊躇せざるを得ない
ことになり
住み続けている住人にとってみても
資産価値の 甚だしいマイナス点を持ちながらの生活を 強いられる
ことになってしまいます
なんのための住環境か 人生が虚しくなることでしょう
マンション管理組合内に 2大執行部派閥ができて
日常がゴチャゴチャザワザワの日々拡大化状態なら
どのようなことから モツレをほぐしていけばいいのでしょう・・・
双方とも まずは同席して そもそもマンションというもののあり方
というあたりからを思ってみるような
議決とか表決とかという観念を極力除いたあたりでの接触を
一縷の希望を持ちながら
設けてみることは
叶わない夢のようなものにすぎないでしょうか・・・
直接対決のための場ではないので 派閥外の一般組合員も直接的当事者
ではなくとも参加自由(もっとも 拘りたくないということで参加希望者は
おそらく少ないでしょうが
しかし マンション管理組合の構成員としての立場から逃れるわけには
いかないので
無派閥組も含んで つまるところ全組合員が当事者
ということではあるのですが・・・)
いわば セミナー ブラス 会話 のような感覚での集合ということで
管理組合知識の豊富な弁護士でも
あるいは我々マンション管理士を同席させ
第三者としての進行役を務めさせ
とにもかくにも現状をみつめる作業の一歩めとして
なんとか対立双方に同席してもらい
対話の 端緒を どうにかして探り出す場 を まずは設ける
というような提案だけでも ダメもとで なし得ないものだろうか?と思います
国が我々マンション管理士制度を設けた意義などを思うと
こういった場面(できれば こじれ過ぎないうちの少しでも早い段階
一日でも早い行動が望ましいのだが)での助力をなすことが要請されて
いるような気がしているもので なんとかならないものかなと思うことが
今までのマンション管理士業務経験上 数度ありました
できるだけ多くの組合員が
≪マンション組合員としての管理運営とは≫
というあたりを 一時でも 思ってみる
その後 その試みの結果が 一切無駄に終わったとしても
何もしない できないよりは
管理組合構成員としての一住民としても
国があつらえた管理助力者たるマンション管理士制度のあり方としても
よほど好いのでは としきりに思ったことでした
ここまで記してきて ふと思ったのは 国家間の外交にしても
おおよそ 亀裂の拡大の最初のホコロビは ほんのささいな
面子合戦 みたいなものではなかったろうか? などと
思われるのですが・・・・ そんなことから ほころびがグングンと拡がり ついには
とてつもない人類の悲哀にまで突き進んでしまっていて・・・気がつくと 膨大な人々の
人生を奪うことになっていたり
そうしたことが 人類歴史にこびりついてはがせなくなってしまっていたり・・・
意思疎通不足 相互の理解不足 面子合戦 プライド合戦
知識不足からの無用な争い
マンション住人間の管理運営上の対立からの激烈な勢力争い勃発?を
経験したりするので
その対処を思うときに
理想的過ぎる考えで あくまで 希望も含んだツブヤキ
にすぎないようなことですが 常日頃思っていることなので
少々 述べさせていただきました
要は 極くシンプルなことだと思うのです
顔を見たくもない相手でも とにかく 第三者的な進行役をはさんで 互いの主張を
まずは封印し控えて
「 マンションに住むということは 」あたりを
ボヤーッとでも 対立双方ともども思ってみる
第三者のツブヤキみたいなマンション管理談義を聴くとはなしにでもよいから 一応
耳をかたむけてみる
そのしたことの試み 意味も無いことだろうか・・・
でも もしかして あるべき管理運営の姿への半歩の踏み出しに
なり得るかもしれない
それにしても 派閥対立の種とは 今までの業務経験上からすると おおよそ
こだわりプライドとか 面子とか 過去の役職地位披露合戦 とか
どちらかというと 男社会の澱み みたいな・・・
そういったものを眺めさせられると
虚しく 悲しくなります
派閥解消への有効策
なかなか 決定的ボレーキックは決められません
が 自ら 資産価値をすり減らすようなコダワリにしがみついていては
まず カッコヨクアリマセン
男って ケッコウ チッチャイなー なんて思って
女性は ケッコウ やるなー なんて思ったり
では このへんで
失礼をば いたしました