マスターズリーグが主催する野球知識検定を受験してきました。
今回は、4級~5・6級の試験。
5級を取得しないと、4級は受験できないので、まずは5・6級試験を受験。
四択の選択式問題100問が出題されます。
ただし、
5・6級は公式問題集から、ほぼ100%の出題ですので、この問題集をやっておけば、ひとまずOKです。
90点以上で5級合格とのことです。
結果、自己採点は9割程度、微妙なところです(笑)。
会場は、広島市中区のRCC文化センター。台風の中、関西や四国からの受験者もいました。
10時から11時までが、試験。
11時から昼までが安仁屋宗八さんのトークショー。
安仁屋さんといえば、広島カープのエース。
巨人キラーで有名な方で、ジャイアンツ34勝をあげています。
沖縄出身で初のプロ野球選手、沖縄高校(現在、沖縄尚学高)の出身です。
映画「ルーキーズ」のアニヤも安仁屋さんからとったものとか。
優しく、気さくなおじ様でした。
その髭のために地元広島では「安仁屋サンタ」と呼ばれているとのことでした。
トークショーはとても面白く、受験者からの質問に元プロ野球選手がこたえるというカタチで展開されます。
わたしから「巨人キラーと呼ばれた安仁屋さんは、ジャイアンツ戦でなぜ頑張れたのですか?」と質問したところ、「当時、沖縄ではテレビやラジオのある家も少なく10軒に一軒程度。
それでも巨人戦はテレビ放送があるので、親孝行のために燃えた!」と回答いただきました。
また、当時の評価・査定では、巨人戦の勝利は、ほか球団の2倍とされたことも付言されていました。
会場には、広島経済大学野球部の部員20名以上が受験されていました。
野球文化が、社会の潤滑油として伝承されていくことを確信した日曜日でした。