「地図の読み方大事典」
青春出版社 1050円
正式なタイトルは、「世界で一番おもしろい地図の読み方大事典」。
今年の研究テーマの一つが人文地理学。
なんとなく魅かれて購入。
この本、実に384ページ。読み応えアリ、コスパ高しです。
30万部以上売れた「できる大人のモノの言い方大全」と同じ企画で2匹目のドジョウを狙う青春出版社。
1,000円という価格、ソフトカバーで、どこからでも読める構成・・・なかなかのものです。
この本は、地図の読み方というよりは、世界と日本の地理に関するニッチな雑学、裏話を楽しみながらページをめくるという内容です。
高校の地理でいうと「地理B」というくくりです。
第1部 世界地図、アジア中東、南北アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ・・・
第2部 日本地図、北海道、東北、関東・・・
中でもおもしろかったのが、「特集」。
鉄道、車、飛行機という切り口で雑学、コネタをゲットすることができます。
「地下鉄で一番深い駅?一番高いところにある駅は?」
「地下鉄の路線名は、どうやって決まるのか?」
「山手線は、やまのてせん?それともやまてせん?」
「環七、環八は聞くのに、環1~環6はあるのか?」 などなど
黄金週間、わずか千円で旅気分が味わえる一冊です。