蔦屋家電の2号店・・・広島駅前に開店しました。
大阪でもなく、名古屋でもなく・・・広島というところが、ちょっとすごいです。
東京・二子玉川ライズショッピングセンターに開店した蔦屋家電。
大きな話題を呼びました。
そして、その2号店が広島市の広島駅前に出店。
コンセプトは、「くらしを遊ぼう」。
仕事帰りに見学に行ってきました。
ムム、ニコタマとは、ちょっと雰囲気が違います。
開店初日ということもあるのでしょうが、蔦屋家電1号店の持つ、しっとりとした上品な落ち着き感がない・・・。
たぶん照明が、ニコタマと違ってかなり明るめです。
店員さんの制服も、コンシェルジェ風の黒い制服ではなく、エディオンの制服。
さらに、奥に進むと、テレビや冷蔵庫をはじめとする白物家電が、ドドンとたくさん鎮座。
売場のいたるところに店員さんが張り付いています。
ちょっと秋葉原風。
ちょっと興ざめ・・・。
このお店、地元の家電量販店エディオンと蔦屋家電のジョイント経営。
そもそも、蔦屋家電のストアコンセプトは、従来の家電量販店とは異なる「新しい生活の提案」を全面に押し出したもの。
その蔦屋家電が家電量販店と一体化すれば、蔦屋家電のコンセプトが薄まってしまいます。
エディオン>蔦屋家電
という図式だと思います。
感じたのが、スタバを中心としたニコタマの「サードプレイス」という、しっとりとした落ち着いた空間がないことが、かなり残念。
総売場面積は、東京よりは広島の方が広いと思います。
ニコタマでは、ムダと思えるスペースがかなりあり、
ちょっと人間的なくつろぎ感を演出していますが、広島店は動線をしっかりと計画されており無駄がありません。
これが、ちょっと無機質な感じを醸し出しています。
これが、ちょっと無機質な感じを醸し出しています。
1階・・・コミュニケーションと美
2階・・・趣味とワークスタイル
3階・・・暮らしと子ども
さらに、蔦屋家電の売りであるソファや椅子、テーブルが、ニコタマと比べて、かなりショボいです(笑)。
もう少し、投資してもらいたかったです。
何という事か、総菜売場・・・涙。
ニコタマのようにファミマだけで良かったんですが・・・。
生活感、出し過ぎです。
こちらは、ちょっと広島風・・・。
エディオン蔦屋家電・・・何でもアリのお店になっています。
広島駅前という好立地のため家賃も高く、坪効率を上げて稼がなければ・・・という姿勢がバリバリに出ています。
これが、蔦屋家電のコンセプトを、かなり薄めてしまっています。
これが、蔦屋家電のコンセプトを、かなり薄めてしまっています。
地元の家電量販店エディオンの色を可能な限り薄くすれば、
バリューは高まり、もっと広域から集客できるのではないかと思った次第です。
広島に進出した蔦屋家電。
地方都市・広島にカルチャー、ニューライフの提案、提言をしてもらいたいなあ、と思います。
単なる安売りではなく、上質で心豊かな生活をおくるためのヒント・・・期待しています。
地方都市・広島にカルチャー、ニューライフの提案、提言をしてもらいたいなあ、と思います。
単なる安売りではなく、上質で心豊かな生活をおくるためのヒント・・・期待しています。