いつもの休日の散歩道・・・気になる彫刻像があります。
広島市こども文化科学館とハノーバー庭園のそばに建つ彫刻像・・・。
「新聞少年の像」です。
「新聞少年の像」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/2e/3767793c4c4f4ca0c79cacbd875a8ba2.jpg)
野球帽と短パンの少年が、新聞を抱え、配達のために走っている姿がモチーフです。
この彫刻像は、昭和30年代に設置されたもののようです。
さまざまな事情、様々な環境で、早朝に新聞を配達して賃金を得ながら、勉学に励む・・・。
本当に美しい姿です。
本当に美しい姿です。
ずっと気になっていたのは、たぶん、今の日本人がほとんど忘れ去ったスピリット、マインド、精神を想起させてくれることです。
坂の上の雲、立身出世・・・明日を夢見て懸命に努力を積み重ねていく・・・。
そんな日本人の姿を見る機会が、本当に減少したように思います。
ハングリー、アンビション、ドリームなんて言うと、ほとんど笑われちゃいます。
努力とか、正直とか、涙や汗、気合とか根性といったコトバがなくなっていく社会、認められない社会というのは、ホント、いかがなものなのでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/ec/e182627e89d419c6468541039f199776.jpg)
後輩のA君。
大学入学とともに新聞配達を始め、生活費や授業料をすべて自分で負担したという努力家。
金銭には困っていない普通の家庭ながら、自らアクションを起こしたという彼。
本当にアタマが下がります。
渋谷で遊びまわっていたボンクラの自分からすると、別世界の人。
大学入学とともに新聞配達を始め、生活費や授業料をすべて自分で負担したという努力家。
金銭には困っていない普通の家庭ながら、自らアクションを起こしたという彼。
本当にアタマが下がります。
渋谷で遊びまわっていたボンクラの自分からすると、別世界の人。
そんな好青年から学ぶことは、どんな本よりも生きることの重みを感じます。
最近では、カープのドラ1、中村選手くらいでしょうか?
母一人子一人の家庭から、文字通り裸一貫で野球部へ・・・
母一人子一人の家庭から、文字通り裸一貫で野球部へ・・・
夏の甲子園では怪物清原選手の大記録を抜く6本のホームランを打ちました。
マスコミのインタビューに対しても笑顔はなく、ただひたすら明日に向いて鋭い眼光を放っています。
新聞少年の像と中村選手の姿がオーバーラップしていたのかもしれません。
お母さんを幸せにするために、カープという舞台装置をフル活用していただきたいものです。
マスコミのインタビューに対しても笑顔はなく、ただひたすら明日に向いて鋭い眼光を放っています。
新聞少年の像と中村選手の姿がオーバーラップしていたのかもしれません。
お母さんを幸せにするために、カープという舞台装置をフル活用していただきたいものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/5b/b50ee56bf683257585ed563c2b645594.jpg)
医師の和田秀樹氏によると、「今の日本人の持つ価値観・・・今だけ、金だけ、自分だけ・・・」だそうです。
何とも悲しい話です。
何とも悲しい話です。
アジアやアフリカからは、先進国に追いつけ追い越せと鋭い目をした若者たちが、大都市を目指します。
ハングリーさ、アンビション、ドリームを持って・・・。
かっての日本の国のように・・・。
ハングリーさ、アンビション、ドリームを持って・・・。
かっての日本の国のように・・・。
新聞少年の像の前で、ふと考えてしまいました。
意識して、努力する人々を称える姿勢を持っていきたいと思います。