能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

アーバンビューグランドタワーのドリミネーション 栄光と挫折 美しさと悲しみの広島のランドマーク

2017年12月21日 | まち歩き
アーバンビューグランドタワー
広島で最も高かった分譲マンション。
高さも値段も、中四国地方で最高レベルでした。
広島駅前に50階建てのタワマン群が建つまでは・・・。
 

2003年、大京観光のトップセールス3人が立ち上げた会社アーバンコーポレイション社が建てたタワマンです。

当時、広島で最高レベルの格付けだった広島グランドホテル跡地に建設。
最高部の高さは166m、43階建てのタワマンでした。
地上43階・地下2階の構造で、低層階は商業施設、中層階はオフィス、高層階は分譲マンション。

が、風水地理的には、あまり良くない建物・・・。
飛ぶ鳥を落とす勢いだったアーバンコーポレイション社は資金繰りに行き詰まり倒産。
今では、大京の管理下にあるそうです。
何だかなあ。
 
 

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・。
ちょっと遅れて訪れたバブル経済の崩壊です・・・。
素直に美しいと言えない自分がいます。


今では、年末になると広島市をライトアップする「ひろしまドリミネーション」の舞台装置になっています。
見るたびに、いろいろ考えさせられるアーバンビューグランドタワー。
起業家精神の墓標として、心に刻みたいと思います。


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