物心がついた時から、カープファン。
当時は赤い帽子ではなく、「H」マークのついた紺色の帽子でしたが・・・。
仕事や学校を終え、球場に駆け付けたり、RCCラジオのカープナイターを聴いたり、飲み屋でカープ中継を見たり・・・。
カープという球団は、いつも広島市民のそばに寄り添います。
学校や職場では、昨夜のカープ話で盛り上がります。
好きな選手の赤いレプリカユニフォームを着て、ズムスタに向かっていると、見知らぬ人から声をかけられます。
「しっかり応援してきてね。」
ズムスタに行けば、3万人の仲間がいます。
カープファンが始めたトランペット応援。
選手別の応援歌・・・これもカープファンが元祖。
ラッキー7のジェット風船も、これまた広島ファンが考案。
スクワット応援・・・疲れますが、これもカープファンオリジナル・・・。
カープの得点時には、「宮島さん」をみんなで歌って盛り上がります。
バンザイ!バンザイ!バンザイ!
そして、周りの見知らぬ人たちとハイタッチ!
そして、帰りには、またまた見知らぬ人から声をかけられます。
「今日のカープ、どうでった?」
こんな市民球団、12球団唯一だと思います。
ベイスターズ戦第一戦。
野村投手がナイスピッチング。
7-3でカープ勝利!
ノムスケ、2勝目です。
カープ、9安打で、気持ちの良い試合でした。
それにしても、去年のクライマックスシリーズで見せたDeNAの強さは、どこに行ったんでしょうねえ。
好事魔多し・・・。
今日の先発予告は、ジョンソン投手。
がんばれ!クリス
原爆投下により、14万人が虐殺された街・ヒロシマ。
その悲劇から、わずか4年後に、広島市民によって創設された広島カープ。
街の復興、広島市民の心の支えとして、68年間、存続してきました。
12球団のうち、唯一親会社を持たない市民球団です。
新聞社や電鉄会社といった潤沢な資金力がないため、途中何度も解散や合併の危機にさらされたカープ。
それを、広島市民による「たる募金」や球場に行って入場料を払う、カープ関連の商品を買うといったカタチで、大好きなカープの存続に燃えました。
先日、マツダスタジアムで他球団の心無いファンから原爆がらみの野次が飛び、さらにツィッターで拡散するという事件がありました。
カープファンとして、本当に悲しく残念な出来事でした。
仕事を終え、一杯なりながらカープ中継を見る・・・
勝てばテレビのスポーツニュースで、ふたたび見る・・・
SNSでカープファンと野球評論家のように意見交換する・・・
次の日は、中國新聞のスポーツ欄のカープ記事を熟読する・・・
職場でカープ談義で盛り上がる・・・
カープとともに暮らすことのできる街・広島。
なかなか素敵な街づくり、タウンマネジメントだと思います。