日経ニュースでエルピーダメモリの会社更生法申請を知り大きな衝撃を受けました。
負債額4480億円。
製造業としては過去最大との報道です。
エルピーダと言えば、唯一残された「日の丸半導体」の最後の砦。
ここ数カ月厳しい情報は流れていましたが、まさかこうなるとは・・・。
日本の電機メーカーなどがスポンサーとして登場するものと思っていました。
しかしながら、パナソニックもシャープも本年度は赤字計上の大苦戦。
とてもエルピーダを救える余裕さえなかったのでしょう。
となると、台湾や韓国の企業に渡るという可能性もあると思います。
東京本社や主力の広島工場にも中国語やハングル語の表示が掲げられる日も遠くないかもしれません。
多少緩和されつつある円高とは言え、まだまだ厳しい環境が続きます。
台湾や韓国の半導体、DRAMメーカーも強力な競争力をつけています。
エルピーダからどのような更生計画が出てくるのか気になるところです。
また、更生管財人や刷新される経営陣がどのような陣容になるのかも気がかりです。
がんばれ!ニッポンのものづくり!・・・思わず叫んでしまった夕刻でした。