能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

キュレーションの時代 情報をいかに取捨選択するか?情報の海に溺れないように ・・・

2012年02月18日 | 社会・経済

最近、書店の店頭に「キュレーション」と題した書籍が目立つようになってきました。


この言葉、どのように情報を収集、整理するか?という意味だそうです。


美術館や博物館の学芸員のことを「キュレータ」と呼ぶらしく、その美術館や博物館にある所蔵品・美術品を体系的、構造化して説明できるスキルや専門知識を持っているということです。

「なんとか展」や「××博覧会」などには、このキュレータが大活躍、企画やオプションまでを手掛けるということです。


これが転じて、ビジネスの世界でもキュレーションやキュレータという言葉が出てきました。

氾濫する情報やデータをどう処理するか?

ある事象や出来事をどうとらえるか?

そういったスキルが求められるようになったということなのでしょう。


今では、インターネットのみならず、ツイッターやフェイスブックといったソーシャルメディア、そしてテレビ番組表ではBSのみならずCSやビデオデマンドまで、情報の氾濫どころか、それを見ているだけで一日が終わる、いやそれでも見切れないという現状だと思います。


最近では、「情報による自己表現」ということでブログやツイッターが花盛り・・・。

さらにこれらのメディアを通じて同じ価値観を持った人たちがグループを形成し始めました。

わたし自身も同じ分野の関心を持つ知人、友人と新しいメディアを通じて交流、新しい気づきを日々いただいているところです。


最近の「キュレーション」という言葉の舞台は、やはりネット上。

もっと具体的にいうとネット上の情報を収集し、いかにまとめるかということだと考えています。


イメージ的には、2チャンネルの「まとめ」のような存在だと思います。

日々ますます増大する情報・・・。

溺れないように気を付けたいところです。


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