渋谷で待ち合わせ。
となりでは、欧米系の女性が一眼レフを上方に向けてシャッターを切っています。
???
ふと見上げると、不思議な看板が・・・。
求人広告なのでしょう。
「宇宙人採用、はじめました」
すごいコピーです(笑)。
ちょっと絵解きになっていますが・・・。
さらに、その上の看板は、意図的に上下逆さにしてあります。
アイキャッチとしては、しっかりと広告の機能を満たしています。
その横には、さらに怪しい看板広告が・・・。
渋谷の街は、「ブレードランナー」の世界に入っています。
レプリカントやハリソン・フォードが、向こうから歩いてきそうです。
広告代理店にいた頃、すべてのスペースが広告媒体に見えた時期がありました。
ビルの壁面、雑誌のホワイトスペース、電車の車両の天井などなど。
今では、デジタルサイネージやプロジェクションマッピングで、全てのものに広告をかぶせることができます。
そんな中、渋谷で見たアナログの看板類・・・。
大都会のエアポケット・・・ニッポンの世相を反映する屋外芸術に見えました。
かなり怪しいので、鑑賞するだけに留めておきましょう。
大都会のダークサイドに落ちないよう、十分ご注意を!
でも、これを作成したコピーライターやデザイナーが、一生懸命、アタマをひねる場面を考えると、笑っちゃいます。