中国新聞のカープタイムズ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/a3/ebf31127e27f4d468790ee91de2c9903.jpg?1585194211)
今年は、タナ・キク・リョウ(田中・菊池・西川)なんですかね。
中国新聞のカープタイムズ。
広島は3Bの街と言われています。
BUS、BRANCH、BASEBALL・・・。
市内を走り回るバス、支店経済、カープを中心とした野球の街・・・。
その最初にあるバスの止まるバス停で実験が始まりました。
場所は、広島市の中心部にある紙屋町・八丁堀地区、通称「カミハチ」を貫くメインストリート・相生通り(あいおいどおり)の真ん中の「八丁堀バス停(東急ハンズ前)」に新しいバス停が登場。
木製のベンチとウッドデッキを設置、キッチンカーでソフトドリンクや軽食も食べられます。
#カミハチキテル -URBAN TRANSIT BAY-
凝りすぎて何だかよくわからないのですが、紙屋町・八丁堀地区を一体的に表現した「カミハチ」、そして、そのカミハチに「来てる」し、カミハチって「キテルよね(いい感じだよね)」という意味を込めて命名したそうです。
また、「URBAN (都市で)」、「TRANSIT(ひとびとが気持ちやアクティビティを切り替える)」、「BAY(バスベイ・トラックベイ・タクシーベイ)」という言葉も添えています。
ハッシュタグまでついています。
ネーミングとしては、50点くらいですかねえ(失礼!)。
技と策に溺れています(笑)。
付近のバスベイや駐車場、民間敷地内の空地などのパブリックプレイスを人の居場所に作り替え、ストリートの未来のすがたを「見える化」する社会実験との位置づけのようです。
クラウドファンディングも活用しています。
社会実験「#カミハチキテル -URBAN TRANSIT BAY-」は、3月29日まで。
街の活性化に貢献するのか?
今、試されています。
個人的には、地産地消の野菜や魚の朝市や、ミニFM局の設置、高齢者が気軽に集まれるコミュニティスペースといった方が「賑わい」に貢献すると思うのですが・・・。
一度、現地を視察されると面白いと思います。
広島名物の京橋川のリバーサイドカフェ。
カープファン倶楽部から公式ガイド「イヤーブック」2020年度版とグッズカタログが届きました。
コロナ禍で、ちょっと元気のないカープファンに希望の光を届けてくれました。
公式ガイド「イヤーブック」2020年度版の表紙は、誠也とクリス。
トランプのカードみたいです(笑)。
誠也はチンギス・ハーン風、クリスは海賊風です。
今年のカープ球団は、回文にこだわっています。
2020年のスローガンは、「たった今、このAKAの子、舞い立った」。
上から読んでも山本山、下から読んでも山本山です。
球団創設70年の記念すべき今年・・・本当に意地を見せてほしいものです。
毎年恒例のグッズカタログも回文のオンパレードです。
かいたいか(買いたいか)
よのなかあかなのよ
れきしをしきれ(歴史を仕切れ)
かつ!かつ!まっかっか(勝つ、勝つ、真っ赤か)
かっこいいね!行こっか!
夏まで待つな!
みんな回文・・・上から読んでも下から読んでも同じです。
今年は、カープ女子に朗報です。
4℃とのコラボで、素敵なアクセサリーが登場です。
これはもう、黒田男子は、カープ女子にプレゼントですね。
楽しいイヤーブックでした。
今年も、がんばれ!カープ
コロナを吹き飛ばせ!
今日も広島の街は快晴。
日本の広告費は伸びていますが、マス4媒体は横ばい・・・。
とうとうインターネット広告がテレビ広告を抜いて首位に。
時代は変わりました。
電通が発表した2019年の総広告費は、前年比6.2%増の6兆9381億円。
そのうち、インターネット広告は19.7%増の2兆1048億円。
2.7%減の1兆8612億円のテレビ広告を抜きました。
広告費の約3分の1がネット広告という時代になりました。
若者二人が自死した電通事件・・・最高裁判決を何度も読み直しましたが、涙しかありません。
アドマンだった若き日、自分も月100時間残業や土日出勤を繰り返していたことがあります。
そのハードな日が最高裁の判例にオーバーラップしてくるのです。
本当に悲しい事件でした。当時の電通は、今で言うブラック企業。
そのほか金融業界でもノルマ証券と言われたN証券や体育会系のノリのM銀行など知られていましたが、その華やかさゆえに優秀な人材がたくさん入社していきました。
いけいけドンドン、体育会系のノリで、働き方改革の世の中の動きとは異なる広告業界・・・。
2016年に出版された「電通マン36人に教わった36通りの鬼気配り」。
イノベーティブな本「見栄講座」、マンガ「気まぐれコンセプト」、映画「私をスキーに連れてって」「波の数だけ抱きしめて」「彼女が水着にきがえたら」などで若者の間に一大ブームを巻き起こしたホイチョイ・プロダクションズの作品です。
電通マン36人に教わった36通りの「鬼」気配り
ホイチョイ・プロダクションズ 講談社+α文庫 460円+税
帯には、「博報堂はなぜ電通を越えられないのか」とあります・・・笑。
博報堂の人は怒るんだろうなあ。
小職が代理店にいた頃、本社の場所で電通は「築地」、博報堂は「神田」と呼んでいました。
その後、築地は「コミュニケーション・エンセレンス」、神田は「マーケティング・エンジニアリング」というCIを展開していきます。
小職の所属していたところは、「日本橋室町」。
いまや電通より大きな米国の代理店オムニコムグループ、BBDOの傘下にある外資系広告代理店になっています。
世界でもトップクラスの規模にある広告代理店電通。
そこで日々立ち回る電通マンのビジネスルール、ビジネスマナーを、電通マン36名(本当はもっと多いとのこと)から聴き取り、一冊にまとめた本。
「鬼」気配りの「鬼」とは、電通の中興の祖、吉田秀雄さんが残した「鬼十訓」からきていると思います。
鬼十訓
1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。
結構、ベタです(笑)。
これは、広告ビジネスだけではなく、多くのサービス業、営業に共通するビジネスコンセプトだと思います。
花の広告業界・・・そこで待っていたのは、体育会系で、お客さまは神様で、年功序列、義理と人情の世界・・・。
先輩諸氏から、広告界で生きていくための、しきたり、掟(おきて)をたたき込まれました。
飲んでも酔わない、カラオケのレパトリーはクライアントを凌ぐ、話題のネタの宝庫・・・。
(みんな、オトコ芸者と自嘲していました・・・それにしても、何で新宿で朝の7時にカラオケのマイクを持っているんだ・・・ボクは・・・始業時間は9時半・・・あと2時間だぞ・・・笑)
ものの本には、AE(アカウント・エグゼクティブ)などと書かれていました・・・NYのマジソンアベニューを目指していました・・・。
それは、業界のビジネスマナーであり、ビジネスルール。
同書で紹介されている電通の36の「鬼」気配り・・・。
紹介させていだたきます。
1 安物の同じボールペンを必ず2本持ち歩く
2 お詫びやお礼をメールだけで済まさない
3 名刺は1ミクロンでもいいから、相手より下から出す
4 得意先の吸っているタバコを常に携行する
5 トヨタの人を接待して送るときはトヨタ車のタクシーを拾う
6 ビジネスメールには極力、人間の体温を残す
7 どうでもいい小さい仕事ほど、すぐに片づける
8 3日後に100%の答えを出すより、翌日、60%の答えを出す
9 会議中に携帯電話を受けるときは、事前に「途中、一本電話を受けてもよろしいでしょうか」と断る。
10 接待の席には、相手の家族向けのおみやげを用意する
11 見送りはタクシーが角を曲がるまでおじぎを続ける
12 得意先にタクシーで行くときは、100メートル手前で降りて歩く
13 得意先の建物に入る前コートは脱ぐ
14 宴会やゴルフには、写真係を置く
15 ゴルフは消しゴムを持ち歩く
16 葬儀用に、白黒の名刺を用意する
17 葬儀は必ず最後まで参列する
18 人事情報はどこよりも早く掴む
19 得意先からかかってきた電話でこちらの要件をいうときは、「いただいた電話で恐縮ですが」と言う。
20 接待では、相手の行きつけの店を予約しこっちが払う。
21 メールを送ったら必ず電話で確認する
22 土下座は、相手の怒りのピークではしない。一晩置いて、翌日みんなでする。
23 メールでCCは多用しない。相手の文面は要約して送る
24 服は自分のために着るものではない。得意先のために着るもの
25 常に爪を手入れしておく
26 宴会のために揃いのハッピを作る
27 いただいた名刺は、しまう前に一文字残らず読む
28 会議室は最後に出る。建物は最初に出る。
29 クリップは絶対に相手の社名や「御中」にかけない
30 口が裂けても、逆接の接続詞は口にしない
31 得意先とエレベーターに乗るときは先に乗ってボタンの前に立ち開閉操作をする
32 書類に上司と並んでハンコを押すときは、上司より下に斜めに傾けてつく。
33 ビール瓶は、ラベルが得意先に見えるように置く
34 得意先とタクシーに乗るときは必ず助手席に座る。
35 得意先の前では、「仕切る」「にぎる」などの業界用語を使わない
36 常に面白い話題を持っている
一般的なビジネスマナーやビジネスルールもそうなのですが、そうすることの理由は必ずあります。
36の、一見、理不尽な気配りも、その理由があるわけです。
ただ、時代は変わりました。
働き方改革、ワークライフバランス、労働時間短縮・・・。
ITの進化の中、なんとか折り合いをつけていかなければなりません。
電通の鬼の気配り36の「逆張り」をしていく時代になったと思います。
濃密な人間関係だけではなく、効果性の高い企画やマーケティングで勝負する時代になったと思います。
そこで、期待したいのは、業界2位の博報堂。
電通の鬼の気配りに対抗して、「博報堂の愛のホスピタリティ」というのは、どうでしょうか。
働き方改革、ワークライフバランス、生産性向上・・・そんな視点から「36の愛のホスピタリティ」を作ってみました(笑)。
1 安物の同じボールペンを必ず2本持ち歩く→タブレットやスマホを活用してメモをクライアントに送ってあげる
2 お詫びやお礼をメールだけで済まさない→LINEやFB、場合によっては動画を活用して誠心誠意を見せる
3 名刺は1ミクロンでもいいから、相手より下から出す→パートナー、知恵袋、広告のプロとして対等な立場として名刺交換する
4 得意先の吸っているタバコを常に携行する→タバコは吸わない
5 トヨタの人を接待して送るときはトヨタ車のタクシーを拾う→自社製品しか乗らないクライアントに他メーカーの車に乗せてあげて、その長所、短所に気づいていただく
6 ビジネスメールには極力、人間の体温を残す→これは、このままでOK!
7 どうでもいい小さい仕事ほど、すぐに片づける→仕事の重要度、緊急度を見極めて計画的に仕事をする。特に重要度が高く緊急度の低い仕事を意識して明日に備える。
8 3日後に100%の答えを出すより、翌日、60%の答えを出す→これは、このとおり。スピード感を大切にする。プロトタイプを提示してあげる。
9 会議中に携帯電話を受けるときは、事前に「途中、一本電話を受けてもよろしいでしょうか」と断る。→これもビジネスマナーとして正しいので、しっかりと実行する。
10 接待の席には、相手の家族向けのおみやげを用意する→コンプライアンスに反するのでやめる。代わりに、質の高い情報やデータをプレゼントする
11 見送りはタクシーが角を曲がるまでおじぎを続ける→この気持ちは大切です
12 得意先にタクシーで行くときは、100メートル手前で降りて歩く→演技は不要です
13 得意先の建物に入る前コートは脱ぐ→これは礼儀、ビジネスマナーです
14 宴会やゴルフには、写真係を置く→今はスマホの時代なので、お互いに撮り合って、SNSでつながる
15 ゴルフは消しゴムを持ち歩く→スコアづけに便利てすので、これは、このままでいいでしょう
16 葬儀用に、白黒の名刺を用意する→このアイデアは、なかなか良いです
17 葬儀は必ず最後まで参列する→当然です。故人を偲ぶ姿勢が表れます
18 人事情報はどこよりも早く掴む→リーマンとして「廊下トンビ」も大切です
19 得意先からかかってきた電話でこちらの要件をいうときは、「いただいた電話で恐縮ですが」と言う。→これもビジネスマナーとして大切です
20 接待では、相手の行きつけの店を予約しこっちが払う→これはコンプライアンスに反するので、割り勘とまでは言わないものの、回ごとにテレコでご馳走する
21 メールを送ったら必ず電話で確認する→今の時代、電話は不要です。昔のファックスじゃないんですから。
22 土下座は、相手の怒りのピークではしない。一晩置いて、翌日みんなでする。→これはパワハラです。時代遅れの産物です。
23 メールでCCは多用しない。相手の文面は要約して送る→これは正しい姿勢です
24 服は自分のために着るものではない。得意先のために着るもの→TPOをわきまえましょう
25 常に爪を手入れしておく→身だしなみとして当然ですね
26 宴会のために揃いのハッピを作る→もう、チンドン屋さんはやめましょう(笑)
27 いただいた名刺は、しまう前に一文字残らず読む→これも正しいです。難しい漢字のお名前とか聞いておくべきです
28 会議室は最後に出る。建物は最初に出る。→これもビジネスマナーですね。
29 クリップは絶対に相手の社名や「御中」にかけない→細やかな心遣いですね。昔の上司で、ホッチキスは左上45度の角度にこだわる先輩がいました(笑)
30 口が裂けても、逆接の接続詞は口にしない→「でも・・・」族になってはいけませんね。ポジティブ思考を持ちましょう。素人さんは出来ない理由を並べますが、プロフェッショナルは「こうすれば、できる」と答えます
31 得意先とエレベーターに乗るときは先に乗ってボタンの前に立ち開閉操作をする→ビジネスマナーとして正しいです。最近、この当然の基本動作ができない会社員が多いです。会社の品格、教育が分かります。乗ったら反射的に操作盤の前に立ちましょう。
32 書類に上司と並んでハンコを押すときは、上司より下に斜めに傾けてつく→リーマン、社畜としての気持ちは分かります(笑)。でも、体育会系じゃないんですから。本当はその案件に反対だという管理職に逆さまに押捺されたことがありましたっけ・・・
33 ビール瓶は、ラベルが得意先に見えるように置く→これも体育会系ですよね。女性社員にお酌をさせるとセクハラ、若手社員に注がせるとパワハラになる可能性もありますので、ご注意を
34 得意先とタクシーに乗るときは必ず助手席に座る→ビシネスマナーにかなっています。ただ、お客さまと二人だったら後ろの席に後から乗るということでも良いと思います
35 得意先の前では、「仕切る」「にぎる」などの業界用語を使わない→当然です。内輪でも、あまり使わない方がいいと思います。「テレコ」「ケツカッチン」「扱い」・・・反省!
36 常に面白い話題を持っている→これは大切。クライアントの知恵袋になりましょう!
名門・博報堂・・・最近、ちょっと地味ですが、業界1位に対抗できる経営資源を有しています。
でも、現状は、野武士集団の電通、公家集団の博報堂(逆ですよね~)。
ミニ電通ではなく、新しい広告ビジネスを構築してもらいたい広告代理店です。
今年は、7月に予定されている東京オリパラも延期になる可能性があります。
もし、延期になるとガリバー電通もその調整に大きなパワーを割かざるを得ません。
博報堂にとってはチャンス・・・日本の広告界、メディア界のためにひと肌脱いでいただきたいものです。
がんばれ!博報堂
広島市も、開花宣言。
御殿山・・・田園調布や成城に肩を並べる高級住宅地です。
御殿山から高輪に続き起伏のある町は交通の利便もよく、富裕層に人気のスポット。
江戸時代、ここに品川御殿が置かれたところから、御殿山という地名がついたとのことです。
徳川幕府の殿様が鷹狩りに来ていたようです。
そういえば「目黒のサンマ」で有名な小噺の伝わる目黒も、ご近所さんですね。
明治時代は、ここに建設されていた英国公使館を高杉晋作や伊藤博文が焼き討ちを行ったという事件がありました。
御殿山と言えば、御殿山庭園。
よく整備された庭園です。
人工的な滝もあり、都心とは思えないマイナスイオンが充満しています。
原美術館。
開館は11時から。
でも、この美術館、今年いっぱいでクローズされるそうです。
小ぶりながらセンスのいい小さな美術館だったんですが・・・。
ちょっと寂しいですね。
このマンションは、億でも買えないかもしれません(苦笑)。
小さな国の大使館もあります。
朝の清々しい空気を身体に感じることの出来る御殿山散歩でした。
週末、駅前の百貨店に行って来ました。
「巣ごもり」用の読みたかった本を買うために、10階にある本屋さんへ。
百貨店の中、お客さんがいません・・・。
ジュンク堂にも、お客さんはまばら・・・。
ちょっと、びっくり。
コロナショック!
危機感がないと言われる日本人・・・でも、今回ばかりは、ちょっと違います。
しっかり、自粛。
イタリアやスペイン、英国、フランス、ドイツ、米国などに比べると、まだまだ新型コロナウイルスは抑え込まれているように思います。
外出禁止や非常事態宣言が出されなくても、おおむねセルフコントロールで来ているニッポン・・・。
東日本大震災や阪神大震災、大型台風などの大災害も乗り越えつつある国の民は、本当に強いです。
でも、この状態がいつまで続くのかは分からない中、耐えがたきを耐え、忍び難きを忍ぶことをいつまで続けていくことが必要なのか・・・考えるだけで憂鬱になります。
近所にあるイタリア料理店、おじちゃんが経営するラーメン店、長年続いているカレー屋さん・・・行きたいけれど・・・今しばらくの辛抱です・・・ごめんなさいね。
が、これは、逆に考えると、チャンス。
読みたかった本、探究したかったジャンル、スキル開発、専門性を磨く・・・いい機会です。
しっかりと、次のステージに向けた準備をしたいと思います。
ただ、ちょっと心配だったのが、全体的に、マスクをしている人の比率が下がっていること。
春を迎え、気温も20度を超え、気持ち的にも少し緩む時期です。
物理的にマスクの調達ができない、健常であればマスクは必要ないという説などがあるとは思いますが、気を抜かないようにしていかなければならないと思います。
欧米のケースを見ても、いつオーバーシューティングが起きたり、自分や周りの人たちがクラスター化するか誰にも分かりません。
経済や仕事のことも心配ですが、今は爆発的感染を防止することが第一。
手洗い、
アルコール消毒、
マスク、
人ごみを避ける・・・。
春の気配に騙されないようにして、もう少しガマン、自粛を重ねていこうと思います。
日本の経済・・・強いのか?弱いのか?大転換期にあるニッポンの経済と社会 楽観と悲観の交錯する日々
政府の月例経済報告が、景気判断を3年ぶりに下げました。やっと出たか・・・という感じです。1月には、景気拡大期が6年2か月に達し、「戦後最長を更新した」と発表したばかり・・・......
新型コロナウィルスによる世界的パンデミック。
世界の状況が一変しました。
1年前に書いた記事ですが、今にして思うと「甘さ」が残っているようで、ちょっと反省です。
リスクマネジメントやBCPを超えるクライシスマネジメントの視点も必要でした。
イタリア、スペイン、フランス、ドイツ等のヨーロッパ・・・そして、アメリカ合衆国に至るまで非常事態宣言や外出禁止令など危機的な状況に陥っています。
この流れは、おそらく半年~一年続いていくと思います。
いっぽうの日本は「ユルフワ」の検査体制を取り医療機関の崩壊を防ぐ戦術を取り、今まで何とか持ちこたえています。
ただ、GDPの6割を占める個人消費は大きく下がり、1~3月の経済報告や日銀短観は、過去見たことがないような数字が出てくると思います。
西村経済再生大臣もリーマンショックを超える経済危機と話していました。
東日本大震災で失われたGDPは2.5兆円、そして今回のコロナショックは2.9兆円のGDPが失われると言われています。
さらに東京オリパラの中止や延期で20兆円の経済損失があるとされます。
ため息しかありません。
おそらく世界的に数年間は、経済の停滞が続くと思います。
株価も乱高下、原油価格は半値以下、市場の思惑で不規則に動く不安定な円高~円安・・・経営の舵取りはたいへんです。
今、大切なことは、まずは耐え忍ぶこと、ゴーイングコンサーンとしてサバイバルすることだと思います。雇用を守り、「縮む経営」を実現する、そして次のステージに向けての種まきをしていくことです。
大企業はずっと続けてきた内部留保で体力的にも強固ですが、問題は中小企業・・・経産省や地元自治体、商工会議所や商工会等に相談し運転資金を確保していかなければなりません。
耐えがたきを耐え、忍び難きを忍ぶ、足るを知る・・・まさに我慢の時期です。
そして、基本は1年前に書いたことですが、これを地道に続けていくことだと思います。
1 筋肉質の経営を目指し、日々、地道な努力を重ねていくこと。雇用を守る。
2 一歩足打法にならないようスーパーサブの事業を打ち立てること。
3 次世代リーダー候補を複数名選定し、実践の場でチャレンジさせること。
4 幹部社員は、数字で事業、経営を語れ、行動できること。資金繰り、運転資金の確保。
5 日次決算、週次決算などリアルタイムで損益計算、キャッシュフローをつかめる態勢を整えること。
6 経営計画、特に中計を重んじること。
7 ICT、webなどの最新テクノロジーにおいて行かれないリテラシーを持つ
また、個人としては、自己を見つめなおし、キャリアを磨くチャンスだと思います。
今、浮いた時間を、自己の専門性を高めるために、そして、なりたい自分になるための自分開発を行える時期です。
がんばろう!ニッポン