完成披露試写会が取手市民会館大ホールで
先日、知人の元取手市議会議員の城之内景子さんに会ったら、息子/正明さんが刑事役で出ているとパンフレットを示す。
10月8日(土曜日)完成披露試写会が取手市民会館大ホールで行われる。
時間10:30 14:30 18:30
取手市在住の小説家、竹吉優輔さん(35)の青春ミステリー「レミングスの夏」が映画化されることになり、竹吉さんと、脚本を担当しメガホンを握る五藤利弘監督(47)、映画化を支援する市民団体が二十三日、市内で制作発表会見を行った。十月に公開を予定している。東京新聞 (坂入基之)
土浦市などを舞台にした青春映画「花蓮 かれん」などで知られる五藤監督が、「襲名犯」で第五十九回江戸川乱歩賞を受賞した竹吉さんの受賞後第一作「レミングスの夏」を読んで感銘を受け、知人を介して映画化を提案した。
「レミングスの夏」は、小学生のころに仲間を失った中学生たちが、架空の街「富手市(とみでし)」を舞台に繰り広げる、友情をテーマにした物語。登場する学校や施設は取手市内に実在するものばかりで、映画では「取手市」が舞台になるという。
このため、映画化を知った市民たちが「映画『レミングスの夏』を応援する会」を結成。制作費約千二百万円を捻出するため、一口千五百円のポストカード付き映画観賞券「制作協力券」の購入を呼びかけ、映画化を後押ししている。
五藤監督によると、五月のオーディションでメーンキャストなどを決定。七月初旬にはクランクイン。撮影は取手市内を中心に約二週間程度を予定し、同月末か八月上旬にクランクアップ。十月八日に制作協力券購入者を対象にした上映会を予定している。
竹吉さんは「光栄です。(映画化は)映像化された頭の中のキャラクターに、また、会えるということ。市民の夢や誇りになるような映画になればうれしい」、五藤監督は「映画は原作と多少異なる内容になる。仲間の女の子が巻き込まれた事件をきっかけに生まれた、少年少女の友情が作品の大きなテーマになるだろう」と話した。