防衛費 過去最大に 

2018年07月08日 17時52分17秒 | 医科・歯科・介護
来年度、概算要求5兆円超か

毎日新聞2018年7月8日 東京朝刊

防衛関係費(米軍再編関連経費を除く)の推移

政府は、2019年度から5年間の次期中期防衛力整備計画(中期防)で、防衛関係費(米軍再編関連経費を除く)の伸び率を現行の年0・8%から1%超に拡大する方針を固めた。来年度の防衛関係費は22年ぶりに過去最大を更新する見通しだ。陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」やF35ステルス戦闘機の導入費など高額な支出が見込まれており、安倍政権下で進む防衛関係費の増額が加速する。


 防衛関係費(当初予算ベース)は1997年度の約4兆9412億円が過去最大。03年度から10年連続で減少したが、第2次安倍政権発足後の13年度から6年連続で増え、今年度は約4兆9388億円だった。

 防衛省は年末の次期中期防策定に向けて、来年度以降5年間の防衛関係費の大枠について、財務省と協議を進めている。14~18年度の現中期防では、13年度の為替・物価水準で約23兆9700億円の大枠が設定され、年平均0・8%の増加が認められた。

 防衛省は中国の軍拡や北朝鮮の核・ミサイル開発、装備の高額化などを背景に増額幅拡大を要求。財務省は装備品の原価の精査や維持整備の効率化などによるコストカットを求めている。

 だが、6月に閣議決定された経済財政運営の指針「骨太の方針2018」では「防衛力を大幅に強化する」と明記されており、慢性的な財政赤字を抱える中でも防衛関係費は例外的に増加が認められる方向だ。防衛省は来年度予算の編成に向けて、8月の概算要求で5兆円超の防衛関係費を計上する方針で、米軍再編関連経費を含めた防衛費全体も5年連続で過去最大を更新する見通しだ。

 次期中期防ではイージス・アショアだけでも2基で2000億円超とされる本体やレーダー、1発30億円超の迎撃用ミサイル「SM3ブロック2A」など高額な支出が見込まれる。1機百数十億円のF35Aも、次期中期防期間中の導入が決まっている8機に加えて数十機の追加購入が検討されF35Aより高額で短距離離陸・垂直着陸が可能なF35Bを導入する計画もある。F2戦闘機の後継機も、来年度以降に関連経費を計上する見通しだ。【秋山信一】

充実した会合が期待されている

2018年07月08日 16時28分11秒 | 日記・断片
午前9時からの支部の会合へ小堀(おおほり)へ行く。
久しぶりに空が晴れていた。
雲は夏のようであるが、黒雲が多い。
西日本は大雨であったが、関東は利根川が増水するほどではなかった。
それにしても、何十年ぶりの雨で大きな被害が出たことに、今更驚くばかりだ。
自然の猛威になすすべもない状況となる。
被災地域の方々の身を思えば、胸が痛むむばかり。
今日は、支部長の林さんが私用で欠席した。
これまでにない、会合にしたいと提案した久野さんのを意向を実現する方向となる。
単なる義務的に集まるだけの会合ではなく、<参加して本当に良かった>とみんさんが喜んで帰ることのできる充実した会合が期待されている。
会合後、お茶会となる。
串団子、アイスキャンデー(ラムネ入り)や濡れ煎餅、チョコレートなどをいただく。
赤峯さんご夫妻の気遣いには、毎度感謝するばかりだ。
なお、午後3時からの会合もあるが、それには参加しない。

高齢者標準社会

2018年07月08日 14時44分36秒 | 医科・歯科・介護
横断歩道の青の秒数を3秒ほど延長する取り組みを進める。

我が国では、社会の高齢化がかつてないスピードで進展をしています。
高齢化率は、20年後には30%、35年後には40%を超えると予測されています。
一方、医療の高度化等に伴って、高齢者の中の健康人口も増加しており、社会において大きな位置づけを占めるに至っています。
ただ、概ね健康な状態にあるとは言っても、加齢に伴う身体能力や認知能力の若干の低下は避けられません。

以上のようなことを考えると、経済活力を維持し、また、国民の幸福実感を高めていくためには、社会全体を、高齢者の低下した身体、認知能力の水準に対応した、またはそれを補う措置を盛り込んだ構造へと総合的に変革していく必要があります。
低下した身体、認知機能の水準を社会の「標準」とみて、それよりも高い水準を要求している社会インフラの見直しを行う必要があるのです。
変革の対象としては、住宅・街づくり、交通、コミュニケ—ションのインタフェース、地域社会活動、後見制度等、多岐に渡る領域があると考えています。
また、このような社会構造の実現には、我が国が育み、蓄積してきた新技術やアイデアの出番が多くあるはずです。

政策ビジョン研究センターでは、そのような構造を持つ社会を「高齢者標準社会」と名付けました。(最終提言:「シルバーニューディール」でアクティブ・エイジング社会を目指す)

この概念は、復興推進委員会『「新しい東北」の創造に向けて(中間とりまとめ、2013年6月)』の中で、目標とする5つの社会像の一つを表すため、『「高齢者標準」による活力ある超高齢社会』として用いられています。
また、これを受けて、「経済財政運営と改革の基本方針について」(いわゆる政府の骨太方針、平成25年6月14日閣議決定)においても、復興の加速等の中で、この用語(「高齢者標準」)が「高齢者を地域づくりの標準に据えること」という注釈付きで用いられています。

魂のレベルアップにはサリンをまけばいい

2018年07月08日 13時54分33秒 | 社会・文化・政治・経済
毎日新聞2018年7月7日 東京朝刊 紙面掲載記事

「あなたが今持っている物語は、本当にあなたの物語なのだろうか? あなたの見ている夢は本当にあなたの夢なのだろうか? それはいつかとんでもない悪夢に転換していくかもしれない誰か別の人間の夢ではないのか?……」
▲村上春樹(むらかみ・はるき)さんは地下鉄サリン事件を追ったノンフィクション「アンダーグラウンド」のあとがきにそう記した。魂のレベルアップには通勤ラッシュの地下鉄でサリンをまけばいい--途方もない悪夢が若者らを支配した23年前だった
▲そして平成最後の夏、その悪夢を生んだオウム真理教元代表の松本智津夫(まつもと・ちづお)死刑囚ら7人の死刑の執行が伝えられた。ではこの教祖の何が信者多数を非道な行為に走らせたのか。松本死刑囚の口から事件の核心はついに語られなかった
▲オウム真理教事件で世が驚いたのは、理系の高等教育を受けた若者らが超能力や終末論、陰謀論など、いかにも怪しげな教義のとりこになって犯罪を重ねたことだ。バブル崩壊後の日本社会の虚を突かれた思いに人々は言葉を失った
▲信者たちの「リアル」の逆転はどうして起きたのか。人々を「この世」につなぎとめる精神の重りはどこへ行ってしまったのか。歳月は流れ、法の裁きは下されたが、そこから教訓をくむべき多くの問いは答えられないままに残された
▲オウム真理教の複数の後継教団には今も1600人以上の信者がいる。怪しい妄想にのみこまれない確かな物語、時の試練に鍛えられた理想や信仰を私たちは今手にしているだろうか。
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検察は「悪魔に魂を売り渡した殺人化学者」と糾弾 サリン製造の“頭脳” オウム土谷正実死刑囚
土谷死刑囚は意見陳述でも「一連の事件はオウムの犯行ではない」とする物語風の主張を延々と続けただけで、裁判の中で反省の言葉はなかった。
死刑判決を受けた2004年の一審判決以降、一度も公の場に姿を見せず、最高裁で死刑が確定した。
サリンなど化学兵器製造の中心的役割
筑波大学で有機化学を専攻し、1989年に教団に入信した土谷正実死刑囚。

人が人として生きる

2018年07月08日 13時19分31秒 | 社会・文化・政治・経済
「白磁の人」

江宮隆之著

戦後、韓国の人は日本人に対して「日韓併合時代を謝れ」と言い、日本人は「併合があったから、韓国は近代化したんだ」と上から目線でものを言う。
お互いを理解しようとするより、反発しようとする気持ちのほうが強いまま来てしまったと思います。
「白磁の人」の主人公は、韓国の白磁を愛し、韓国と韓国人を愛し、韓国に受け入れられる日本人です。
贖罪だとか免罪だとかではなく
「人が人として生きるってこういうことなんだよ」
「国籍や民族なんて関係ないんだよ」ということを伝えたかった。
そういう生き方をした日本人がいたことを日本の若い人たちに知ってもらいたかったのです。
それは、多様性というこよにつながると思います。
日韓関係史上になお影を落とすあの時代に、朝鮮のことばを、芸術をくらしを、そして友を愛した人。
また、かの地の人にこよなく愛され、かの地の土となった伝説の人・浅川巧。
白磁の人:生涯―民族の壁を超え時代の壁を超えて生きた人
商品の説明
朝鮮の、ことばを芸術をくらしをそして友を愛した人。
かの国の白いやきもののように限りなく温かく、懐かしく、逢う人の心に沁みいった浅川巧の慈雨のごとき生涯。
朝鮮に愛された日本人の生き方を探る。

私立大学研究ブランディンブ事業

2018年07月08日 11時30分51秒 | 社会・文化・政治・経済
平成29年度「私立大学研究ブランディング事業」選定事業一覧

1北海道科学大学
A北国生活環境科学拠点~積雪寒冷地域における医社工連携をとおした超高齢社会対応のための技術展開と普及~
2八戸工業大学
A北東北の人口減少社会における自律的課題解決に向けたハブ機能構築と社会的資本の維持開発研究事業
3岩手医科大学
A医歯薬連携による全身疾患としての血管病の地域還元型学際的研究拠点
4東北公益文科大学
A日本遺産を誇る山形県庄内地方を基盤とした地域文化とIT技術の融合による伝承環境研究の展開
5東京慈恵会医科大学
A働く人の疲労とストレスに対するレジリエンスを強化するEvidence-based Methodsの開発
6多摩大学
A大都市郊外型高齢化へ立ち向かう実践的研究 -アクティブ・シニア活用への経営情報学的手法の適用-
7新潟薬科大学
A健康を支援する地域産物のブランド化のコアとなる大学
8新潟工科大学
A高度シミュレーション技術による地域の「風」の課題解決と人材育成
9新潟医療福祉大学
Aリハビリテーション科学とスポーツ科学の融合による先端的研究拠点-Sports & Health for all in Niigata-
10金沢工業大学
Aこれからの科学技術者倫理研究 ~社会が必要とする課題への取り組み~
11松本大学
A健康づくりを核に自治体・企業・医療機関と連携して進める元気な地域づくり
12佐久大学
A健康長寿〈佐久〉を牽引する「足育(あしいく)」研究プロジェクト
13岐阜女子大学
A地域資源デジタルアーカイブによる知の拠点形成のための基盤整備事業
14名古屋商科大学
A地域経済の持続発展を担うアントレプレナーに関する研究拠点整備事業
15岡崎女子短期大学
A「子ども好適空間」研究拠点整備事業 その1 その2
16長浜バイオ大学
Aフレキシブル植物工場システムと先端バイオ技術を基盤とした新たなグリーンイノベーション
17京都造形芸術大学
A京都における伝統文化のイノベーションサイクルを高度化させる拠点の形成
18大阪医科大学
Aオミックス医療に向けた口腔内細菌叢研究とライフコース疫学研究融合による少子高齢中核市活性化モデル創出
19大阪工業大学
Aモノづくり大阪に躍動感を-地域産業支援プラットフォーム(大阪工業大学)の挑戦-
20神戸常盤大学
A地域子育てプラットホームの構築を通したAll-Winプラン
21帝塚山大学
A「帝塚山プラットフォーム」の構築による学際的「奈良学」研究の推進
22岡山商科大学
A『寄り添い型研究』による地域価値の向上
23吉備国際大学
Aエコ農業ブランディングによる発展的地域創成モデルの形成
24福山大学
A瀬戸内海 しまなみ沿岸生態系に眠る多面的機能の解明と産業支援・教育
25徳山大学
A「健幸(ウェルネス)都市しゅうなん」構築に向けた研究・活動拠点の創設
26四国大学
A「阿波藍」の新たな価値創造を目指した文化的・科学的研究及びその魅力発信・人材育成拠点の構築
27徳島文理大学
A藻類成長因子を用いた海藻栽培技術イノベーション
28久留米大学
Aすこやかな「次代」と「人」を創る研究拠点大学へ ~先端がん治療・研究による挑戦~
29福岡歯科大学
A高齢者ヘルスプロモーションと地域包括ケアへの口腔医学の展開~要介護化阻止と誤嚥性肺炎ゼロを目指して~
30福岡医療短期大学
A口腔機能向上でイキイキ長寿社会の実現-話そう・食べよう・いつまでも-
31西九州大学短期大学部
A発達障害児の二次障害予防の支援研究~二次障害を予防し関係者の負担軽減を目指すために~
32佐賀女子短期大学
A短期大学におけるダブルディグリープログラムを推進する韓日語併記学習教材の開発と韓国文化研究拠点の構築
33鹿児島女子短期大学
A鹿児島の食文化の継承と発展のための拠点形成~「鹿女短 食育ステーション」構築事業~
34自治医科大学
B実践的抗加齢医学の開発と普及:健康寿命の延長を目指して
35日本工業大学
B次世代動力源としての全固体電池技術の開発と応用
36北里大学
B農医連携研究拠点の創出:食を介した腸内環境制御による健康社会構築
37東京都市大学
B都市研究の都市大:魅力ある未来都市創生に貢献するエイジングシティ研究および実用化の国際フロンティア
38順天堂大学
Bスポーツ科学による「Health Creation」:代謝科学研究を基軸に世界展開するブランディング事業
39上智大学
B「人間の安全保障」実現に取り組む国際的研究拠点大学としてのブランド形成
40成蹊大学
B学融合的アプローチによる地域共生社会の実装スキームの確立と社会実践
41創価大学
B途上国における持続可能な循環型社会の構築に向けた適正技術の研究開発と新たな地域産業基盤の形成
42中央大学
B超スマート社会の実現に向けた沿岸都市における防災プラットフォームの開発
43帝京大学
Bグローバルな視点からの危機管理3カテゴリー(事故、災害、テロ)の学際的エビデンス構築
44東京医科大学
B先制医療による健康長寿社会の実現を目指した低侵襲医療の世界的拠点形成
45東京歯科大学
B顎骨疾患の集学的研究拠点形成:包括的な顎口腔機能回復によるサステナブルな健康長寿社会の実現
46東京電機大学
BグローバルIoT時代におけるセキュアかつ高度な生体医工学拠点の形成
47東京理科大学
Bスペース・コロニー研究拠点の形成 ~宇宙滞在技術の高度化と社会実装の促進~
48東京薬科大学
B健康社会の実現に向けた創薬化学の展開と人財育成
49東洋大学
B多階層的研究によるアスリートサポートから高齢者ヘルスサポート技術への展開 その1 その2 その3 その4
50日本大学
Bスポーツ日大によるアンチ・ドーピング教育研究拠点確立とポストオリンピックへの展開
51法政大学
B江戸東京研究の先端的・学際的拠点形成
52立正大学
B立正大学ウズベキスタン学術交流プロジェクト
53早稲田大学
B多様な全世代が参画する社会へのデザイン−医理工社連携による新知と実践— その1 その2
54関東学院大学
B命を守り希望を繋ぐ-新しい「防災・減災・復興学」の構築と研究拠点形成-
55藤田保健衛生大学
B 高ストレス社会を克服する「精神神経疾患の最先端研究開発拠点大学」としてのブランド確立
56名城大学
B新規ナノ材料の開拓と創製による名城大ブランド構築プログラム
57京都産業大学
B “生命活動の根幹”をなすタンパク質研究の世界的拠点の形成と推進
58大谷大学
B仏教を基軸とする国際的研究拠点の形成と〈人間学〉の推進
59関西大学
Bオープン・プラットフォームが開く関大の東アジア文化研究
60 福岡大学
Bライフタイムにおける活力形成による健康な時間の創造~福奏プロジェクト~


自らを律して幸福を求めたい人の受け皿になっていた

2018年07月08日 08時08分26秒 | 沼田利根の言いたい放題
元信者の男性(55)「麻原さん松本智津夫死刑囚の死刑執行が本当にあるとは思わなかった。他に6人同時に執行されるなんて」と驚きを隠せなかった。
オウムに入信したのは1989年。
世間がバブル景気に沸く中、「金が全て」の価値観に違和感を覚えていた。
当時の教団を「現世利益を求める宗教と違って、弟子に世俗から離れ、厳しい修業を通じて神に近づくことを求めた。自らを律して幸福を求めたい人の受け皿になっていた」と振り返る。
しかし、入信直後には教団は坂本弁護士一家殺害事件を起こしていた。
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宗教的無知が、多くの信者にあったと思われる。
早坂紀代秀死刑囚に、黒田純吉弁護士が福岡拘置所で3月面会した。
後悔と反省の思いを深めていた早坂死刑囚は事件当時の心境を「命じられたことをためらうのは修業が足りないからだと思い込んでいた」と振り返ることもあったという。
信者たちが世俗を離れたことで、人間の善性を失っていく。
人間の生命を軽視する<歪んが宗教心>を早坂死刑囚がくしくも代弁している。
だが、オウム真理教の後継教団「アレフ」などが存在することが、危うい。
なぜ、彼らは真実、現実を見られないのか?
カルト集団がなぜ若者たちを吸引するのか?