政治はセンスの問題

2019年06月18日 21時11分02秒 | 沼田利根の言いたい放題

「現在の野党は離合集散を繰り返して、求心力に欠け、政権交代を担える政党は見当たらない」御厨貴さん(東京大学名誉教授)は指摘している。
野党の存在感は希薄化するばかりだ。
自民党に批判的な人々は、結果的に選挙に背を向けるだろう。
結局、政治はセンスの問題である。
野党の分裂は自民党を喜ばすだけである。
その根本的問題を野党の人たちは理解しようとしていない。

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輪子の競輪日記 まさかの突っ張り先行 バカなんだ!

2019年06月18日 18時07分48秒 | 未来予測研究会の掲示板

輪子に武蔵さんは「輪ちゃん、11レースは勝負できるよ」言う。
輪子は何度も、武蔵さんのアドバイスで車券を的中してきた。
レース評を読んで輪子も、このレースは5番松井宏佑選手が断然の力。
5番は車券の軸になると思っていた。
5-9-3は4・5倍
5-9-1は8・9倍
5-9-7は16・1倍
でも、まさか。
松井は下がって巻き返すのが常套なに、突っ張って逃げてしまう。
逃げて勝てるほと競輪競争は甘くないのに。
「オイオイ序盤で競り合うのか何て、バカなんだ!」と武蔵さんは語気を強めた。
案の定、松井選手はムダな足を使ったために失速してしまう。
輪子は3000円の損であったが、武蔵さんは10万円を失う。
「新人の力を過信した俺が甘かったな」武蔵さんは苦笑していた。
でも、多くの競輪ファンの期待を裏切った松井選手への風当たりは非常に強かった。

レース評:スター街道を突き進む松井の連勝が濃厚。
初日は突っ張り先行からライン決着に導く好内容で、準決勝も別線の反撃を許さず、経験豊富な石毛とワンツー決着。
初日一番時計の才迫が猛抵抗に出ると復帰戦の筒井でも急浮上あり、伊藤目標の藤木も侮れない。




選手名着差上り決ま
り手
S

B
勝敗因
  1 6 松岡 孝高   11.9    
  2 3 丸山 啓一 3/4車身 11.8 S  
× 3 1 筒井 敦史 1/2車輪 11.9      
4 9 石毛 克幸 1/4車輪 11.7      
5 7 藤木 裕 3/4車輪 11.7      
6 4 才迫 開 2車身 12.3   B  
  7 8 戸伏 康夫 1/4車輪 12.0      
8 5 松井 宏佑 1車身1/2 12.1      
9 2 伊藤 成紀 大差      

結果

2車単 6-3 5万2100円(52人気)

3連単 6-3-1 69万5170円(388人気)

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青森競輪 2019年06月18日 11レース

予想担当記者:赤競 久保 ひとみ

 並び提供:-7 4-1-8 6(単騎)5-9-3
青森出版






選手名
府県/年齢/期別


ギヤ
倍数
直近4ヶ月の成績
競走得点SB1
2
3


2連
対率
3連
対率
×   18 1 1 筒井 敦史
岡 山/43/85
S1 3.92 105.25 1 0 0 0 4 2 1 5 1 9 6.2 37.5 43.7
  22 2 2 伊藤 成紀
大 阪/36/90
S1 3.92 99.38 3 3 0 1 1 0 0 2 0 12 0.0 14.2 14.2
    19 3 3 丸山 啓一
静 岡/44/74
S2 3.92 101.00 4 0 0 0 4 0 3 1 4 15 13.0 17.3 34.7
18 4 4 才迫 開
広 島/27/101
S2 3.92 100.74 1 8 2 4 0 1 1 6 5 19 3.2 22.5 38.7
  8 5 松井 宏佑
神奈川/26/113
S2 3.92 110.19 3 13 9 7 0 0 12 4 1 4 57.1 76.1 80.9
  21 5 6 松岡 孝高
熊 本/33/98
S2 3.86 93.65 0 3 1 4 2 0 5 2 1 21 17.2 24.1 27.5
  15 7 藤木 裕
京 都/34/89
S2 3.92 102.90 4 3 1 5 2 2 4 6 2 20 12.5 31.2 37.5
    24 6 8 戸伏 康夫
岡 山/39/96
S2 3.92 94.32 0 1 0 0 1 1 0 2 2 22 0.0 7.6 15.3
  17 9 石毛 克幸
千 葉/42/84
S1 3.93 104.46 1 0 0 0 4 2 1 5 2 19 3.7 22.2 29.6
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「働き方改革」の不都合な真実

2019年06月18日 12時50分42秒 | 社会・文化・政治・経済
 

商品の説明

内容紹介

安倍政権が推し進める「働き方改革」。長時間労働の是正、雇用の流動化、正規・非正規の格差解消などをかかげながらも、今までその改革の「副作用」については十分な説明がなされてこなかったのではないだろうか。そして、低成長社会、労働力人口の減少など状況が変動する中で、日本はどのようなビジョンを持ち、私たちは理想と現実のはざまでどのように働き方を考えていけばよいのか。「雇用・労働」「育児・教育」の専門家二人が未来に絶望しないための「働き方改革」を考察していく、刺激的な対談。

1章 ニッポン一億総活躍プランが「気持ちが悪い」のはなぜか? 
2章 長時間労働はどうすれば是正できるのか? 
3章 日本の労働生産性はなぜ低いのか? 
4章 少子化は本当に悪いことなのか? 
5章 日本社会の強みと弱みは何か? 
6章 私たちはどんな「働き方」を目指すべきか? 

内容(「BOOK」データベースより)

「働き方」よりも「稼ぎ方」改革を!長時間労働はどうすれば是正できるのか?日本の労働生産性が低いのはなぜか?少子化は本当に悪いことなのか?日本の強みと弱みは何か?「雇用・労働」「育児・教育」の専門家が徹底的に暴く、改革のとんだ「副作用」

著者について

おおたとしまさ:教育ジャーナリスト。1973年東京生まれ。麻布中学・高校卒業、東京外国語大学英米語学科中退、上智大学英語学科卒業。株式会社リクルートから独立後、数々の育児誌・教育誌の編集にかかわる。教育や育児の現場を丹念に取材し、斬新な切り口で考察する筆致に定評がある。心理カウンセラーの資格、中高の教員免許を持ち、私立小学校での教員経験もある。著書は『名門校とは何か?』(朝日新書)、『ルポ塾歴社会』(幻冬舎新書)、『ルポ父親たちの葛藤』(PHPビジネス新書)など50冊以上。

常見陽平:働き方評論家、千葉商科大学国際教養学部専任講師。1974年生まれ、北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業、同大学院社会学研究科修士課程修了。リクルート、バンダイ、クオリティ・オブ・ライフ、フリーランス活動を経て2015年4月より現職。専攻は労働社会学。働き方をテーマに執筆、講演を行なう。著書に、『僕たちはガンダムのジムである』(日経ビジネス人文庫)、『「就活」と日本社会』(NHKブックス)、『「意識高い系」という病』(ベスト新書)など多数。

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元リクルート社員の著者たちが率直に「どんな時代を目指しているの?」「働き方改革会議って、全然議論してないでしょ」と語ってます。ヴィジョン無き、日本の悲しさ。単にホワイト・カラーエグゼンプション(残業代ゼロ化)を、言葉の砂糖にまぶせて国民に飲ませる経団連と自民党。情けない...。

 そもそも労働生産性ではなく、経営生産性が『永遠のゼロ』なのが、日本。超高品質の戦艦大和を造って出港させた歴史が、それを物語っています。

 「最低賃金では生活できないのにそれを「仕事」と呼ぶのか?」という視点も新鮮でした。求人倍率が高いといっても、生活できない最低賃金レベルでは、社会は持続可能ではありません。

 策が無いのを、小手先で対処するのが「働き方改革」。実に日本は情けないと思います。

リクルート出身の育児・教育ジャーナリストのおおたとしまささんと、同じくリクルート出身で働き方評論家の常見陽平さんによる対談でした。
対談の良さは平易な語り口で展開されるので読みやすさはあるのですが、議論が飛ぶ傾向にありますので、論理的に物事を突き詰めるときにはかえって分かりにくいという弊害が少し感じられました。
そんなことを考えながら、この間ずっと国会で議論されてきた「働き方改革」について2人の考え方に様々な教示を受け、触発されました。

28pの常見さんのコメントを内容理解のために少し引用します。「まず、36協定に関するレッテル貼りが気になりました。あたかも36協定が『完全に無力』であるかのように喧伝するのは大間違いです。日本では労働基準法第32条において、『1週間につき40時間、1日につき8時間を超えて労働させてはならない』と規定されています。ただ、いわゆる36協定の労使合意に基づく届け出によって、それ以上労働させることが可能となります。さらには36協定の特別条項を用いれば、上限時間以上に働かせることができる仕組みにもなっています。」と述べていました。
労働基準法の根幹ともいえる条文理解ですし、これがあるからこそ、無茶な働かせ方は出来ないわけで、人事政策や経営課題においてここをもっと大切にして運用しなければいけません。

同様に常見さんは「運用を工夫すれば、確かに業務の少ない時期は労働時間を減らせる仕組みになります。柔軟な働き方、時間にとらわれない知的業務などを実現することが論拠になっています。ただ、残業の主な原因が仕事の絶対量、顧客都合による突発的な業務などによるものである以上、制度が機能するかどうかは極めて疑問です。裁量労働制の拡大と相まって、『労働時間の見えない化』『人の定額使い放題』が進むのではないでしょうか。(28p)」と後半部分で本質的な指摘をしていました。
世間で言われているブラック企業の問題がここに根強く存在しているのです。成果主義の問題も同様に根深いものですし、過労死につながる働かせ方の課題も正しく論じなくてはなりません。

また、おおたさんの「働き方改革はやはり、正規雇用者メインの話ですよ。労働者人口の4割を占める非正規雇用者にとっては、他人事じゃないですか。(155p)」の通り、非正規労働者の労働条件の改善もまた喫緊の課題です。
「正社員の残業と非正規の『食べていけるかいけないか』の給料で成立している社会を、具体的にどのように変えて、どんな社会にしたいのか、見えないんですよ。(おおたさん156p)」をしっかりと踏まえて、「働き方改革」を働いている人の幸せにつながるようなベクトルで他の有識者は議論してほしいと思いました。

 働き方改革について教育と就職の専門家がメッタ斬り。

 政府の提唱する働き方改革を斬りながら、今の働き方の問題点を論じていく。
 対策が書かれているというより、問題点の再整理をしている印象。働き方改革は単純ではないのである。 

 対談形式で読みやすく、働き方を考えるきっかけとなる一冊。



 

 

 
 
 
 
 
 
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なぜ、残業はなくならないのか

2019年06月18日 12時30分37秒 | 社会・文化・政治・経済
 
常見 陽平  (著)

商品の説明

メディア掲載レビューほか

 

なぜ、残業はなくならないのか

「電通過労自死事件」を契機に政府は残業時間に関する上限規制を設けようとしている。だが、著者はサービス残業などが横行し労働者を逆に苦しめることになるのではと投げかける。政府から企業まで「働き方改革」の大合唱だが、現状の「働き方改革」は「働かせ方改革」との指摘はもっともだ。残業がなくならない理由は極論すれば、日本の会社にとって残業が合理的であるからだという。海外のように「仕事に人がつく」のではなく、日本の会社では「人に仕事がつく」。個人の担当が曖昧なため際限なく仕事は増える。

問題の本質は仕事の絶対量にあり、それを可能にする日本の会社の制度にある。働き方を変えるには小手先でなく、慣れ親しんできた雇用システムそのものにメスを入れなければいけないことを本書は示唆している。

評者:栗下直也

(週刊朝日 掲載)

 

内容紹介

発売後、「週刊東洋経済」「週刊朝日」「プレジデント」「産経新聞」
「潮」「週刊ポスト」「ダ・ヴィンチ」など書評で続々取り上げられています! 
また、テレビやラジオ、ネットのニュースなどでも話題に!
働き方評論家の著者が、日本の労働社会の問題に鋭く切り込みます。 

<本書の内容> 
2016年9月に労災認定された「電通過労自死事件」。この事件により、長時間労働の是正に関して、世論が動いたことはまちがいない。これは電通だけではなく、日本の企業全体の問題だからである。
とくに、所定外時間労働のひとつである「残業」には、わが国の労働社会の問題が凝縮されている。「残業」は憎 らしいほど合理的だ。そもそもが、日本の労働現場は残業しなければならないように設計されているのだ。
本書では、この問題にいかに立ち向かうべきかを深く掘り下げて議論し、政府が進める「働き方改革」についても、その矛盾を鋭く指摘する。
すべての働く日本人に、気付きを与える一冊。 

<もくじ>
はじめに---合理的な残業にどう立ち向かうのか
第1章・日本人は、どれくらい残業しているのか?
第2章・なぜ、残業は発生するのか?
第3章・私と残業
第4章・電通過労自死事件とは何だったのか?
第5章・「働き方改革」の虚実
第6章・働きすぎ社会の処方箋
おわりに

内容(「BOOK」データベースより)

これが、残業大国・日本の正体だ!「残業」には、わが国の労働社会の問題が凝縮されている。「残業」は僧らしいほど合理的だ。そもそもが、日本の労働現場は残業しなければならないように設計されているのだ。本書では、この問題にいかに立ち向かうべきかを深く掘り下げて議論し、政府が進める「働き方改革」についても、その矛盾を鋭く指摘する。すべての働く日本人に、気付きを与える一冊。

著者について

常見陽平(つねみようへい)

働き方評論家、千葉商科大学国際教養学部専任講師。1974年生まれ、北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業、同大学院社会学研究科修士課程修了。

リクルート、バンダイ、クオリティ・オブ・ライフ、フリーランス活動を経て2015年4月より現職。専攻は労働社会学。働き方をテーマに執筆、講演を行なう。

著書に、『僕たちはガンダムのジムである』(日経ビジネス人文庫)、『「就活」と日本社会』(NHKブックス)、『「意識高い系」という病』(ベスト新書)、など多数。

 

 


 

 

 
 

 

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価値観や創造力の幅を広げる

2019年06月18日 12時23分42秒 | 社会・文化・政治・経済

価値的な生き方への視点を深める。
―今の若者世代は、私たちの世代と比べて、価値観やライフスタイルが大きく違います。
日本の社会構造が大きく変わってきたので当然です。
私たちは「今の若者はダメだ」と短絡的に決めつけるのではなく、若者の変化の背景や理由を的確に見つめるべきです。
いうまでもなく「少子化」の影響は大きい。
1990年代初めのバブル崩壊以降、低成長が続いたため、若者世代が、夢や希望を持って生きるのが難しくなってきました。
学生の貧困も問題です。

常見 陽平さん

 

常見 陽平


「終身雇用」を支持する割合が約9割にのぼり、過去最高を記録。
特に20代、30代の支持が、過去の調査と比較して大きく伸びました。
彼らの安全・安定志向の強まりがうかがえます。
―社会的に労働環境を見直す流れになってきています。
こうした機運が高まった背景には何があるのでしょうか?
「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」は共通の課題であるといえます。
働き手が減っていく仲で、いかに多くの人が労働に従事でき、労働生産性を上げていけるかは、今後の日本にとって大きなテーマでしょう。
また「長時間労働」も深刻な問題です。
「過労死」という言葉が「KAROSHI」として、英語辞書に登録されてしまうほど、日本の労働者の置かれた環境は、他国と比べて過酷です。
さらに「育児や介護と、仕事との両立」などのニーズも多様化してきています。
このようなに「働き方」が見直されていく流れにあって、私が心配しているのは、問題の本質を見失ってしまうことです。
旧来の「働き方」自体を変えることが、今の改革の目的にもかかわらず、いつの間にか、「労働時間を減らすこと」が目的になってしまっているように感じます。
これでは、単なる<時短ゲーム>か、<早帰り運動>です。
仕事量は減らず、労働時間だけが減ってしまっては「労働強化」になりかねません。
かつて、私がリクルートで働いていた時、先輩から、仕事を良くする「三談」というものを教えてもらいました。
先輩や仲間への「相談」。
仕事と関係のに「雑談」。
そして「漫談」です(笑い)。
「雑談」「漫談」のような、一見すると無駄なところから、新たな気付きやアイデアが生まれたりするものです。
もちろん無意味な時間は減らすべきですが「意味のある無駄」まで削ってしまうと、逆にパフォーマンスが落ちてしまう可能性もあります。
―これからの「働き方」を考える上で、カギとなる視点は?
「人を育てる」という視点です。
「働き方改革」の実現のためには、設備投資も含めて、仕事の付加価値を上げることが必要です。
そのためには、社員をどのように育成するかというビジョンを持つことは欠かせないでしょう。
「どうやったら仕事が楽しくなるか」を考えていくことだと思います。
そのためにも「仕事じゃない時間」をいかに過ごすかが大切です。
広い視野をも持ちながらも、自分自身の生き方の基軸を、しっかり持つことが大切になってくるでしょう。
そのために、私も、さまざまなコンテンツに触れたり、いろいろな場所に行ってみたりしています。
そして何より、価値観の違う人と対話することを心掛けています。
自分の常識とは異なる―「異常識」に触れ、価値観や創造力の幅を広げることが大切になってくるでしょう。
働き方評論家 常見陽平さん

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何か目標を決めて挑戦する

2019年06月18日 08時41分40秒 | 社会・文化・政治・経済

目標を明確にして、それを成し遂げるたびに、皆に<やればできる>という自信が生まれ、歓喜も大きく広がっていく。

使命を自覚し、自分らしくその可能性を存分に輝かせていける。
まず、一歩前進を決意を!

日々、何か目標を決めて挑戦する。

「使命を自覚するとき、才能の芽は、急速に伸びる」

挑戦の原動力は<使命>。

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強くなれ!

2019年06月18日 08時24分57秒 | 社会・文化・政治・経済

強くなれ!
絶対に強くなれ!
強いことが幸福である。
勝利である。
強い人は皆を幸福と平和への価値ある正義の人生に転換させていくことができる。

自分が強くなることで、現状を打破するのだ。
壁にぶっかっては、<もっと強くなろう>と決意をする。

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伊豆諸島 神津島の成り立ち

2019年06月18日 08時12分18秒 | 社会・文化・政治・経済
神津島に伝わる「水配りの伝説」の紹介とともに、伊豆諸島誕生伝説「水配りの儀」を知ろう。
神津島を歴史から感じたい方は要チェック!
  • 東京諸島・伊豆諸島の島の一つ
  • 東京から約180km・下田から約55km
  • 北緯34度12分、東経139度8分に位置
  • 面積は18.58キロ平方メートル
『神津島』の由来
その昔、事代主命という神様が、伊豆の島々を作る為に、神々を集めて相談をする拠点としたのがここ神津島であります。
昔は「神集島」と書いたそうです。また、神津島の天上山では出来上がった伊豆七島の神々が集まり、水の分配の会議が行われたという「水配り伝説」もある神秘的な島です。
地勢と環境
神津島は伊豆諸島のほぼ中間に位置し、白い砂浜と入り江、緑豊かな山と変化にとんだ美しい島です。
島の中央にそびえる天上山は、四季折々の花々が咲き「花の百名山」や「新日本の百名山」にも数えられる山です。また、地下水が豊富で島の各所より湧水が湧いており、東京の名湧水に数えられています。
このため、山菜や野草も多く繁茂しております。海の水質と透明度は日本一にも選ばれた綺麗な海で、ダイビング、釣りなどのマリンレジャーも盛んに行われております。
集落
一村一集落で、約4キロ平方メートルの地域に人口約2,000人、約850世帯の人々が生活しております。村内の道路は入り組んでおりますが、ほとんど前浜海岸の都道にアクセスしており、迷うことはありません。村落内の交通手段としては徒歩が一番です。
文化と伝統
神話に由来する古い歴史と伝統をもつ神津島は、祖先を敬う厚い信仰が息吹いており、神社や寺、祭や伝統行事を守り続ける風習が残されています。
郷土資料館では、古い昔の島を偲ぶことが出来ます。
産業
神津島では、漁業、農業、観光が主産業です。
昔から特に漁業が盛んで、キンメダイ、イセエビ、赤いか、タカベなどの魚種やとこぶし、あわびなどの貝類、天草、イギスなどの海藻類を季節ごとに漁を行っています。また農業では、あしたばやレザーファン、パッションフルーツなどが代表作物です。観光は年間約4万人の方が島を訪れます。
気象
神津島は海に囲まれて夏は涼しく、冬も比較的温暖で、一年をとおしてしのぎやすい気候です。
 

伊豆諸島は、太平洋(フィリピン海)に連なる日本領の島々の総称。
伊豆半島の南東方向、伊豆大島から孀婦岩までの間にある100余りの島嶼からなる。
最南部のベヨネース列岩、須美寿島、鳥島、孀婦岩は「豆南諸島(ずなんしょとう)」とも呼ばれる。行政区画としてはいずれも東京都であるが、歴史的経緯から「伊豆諸島」の名称が定着している。
現在、人が定住している島(有人島)の数は9。
大島のほか、利島・新島・式根島・神津島・三宅島・御蔵島・八丈島・青ヶ島の8島がそれである。かつては鵜渡根島や八丈小島・鳥島にも定住者がいたが、今は無人島になっている。
また、地内島・早島・大野原島・藺灘波島・ベヨネース列岩・須美寿島・孀婦岩などは有史以来の無人島である。
伊豆諸島の八丈島以北が富士箱根伊豆国立公園に属する。

伊豆諸島
Izu islands.png
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十日町市博物館 火焔型土器

2019年06月18日 07時52分24秒 | 社会・文化・政治・経済

「平和の文化」育んだ縄文人

新潟県笹山遺跡出土深鉢形土器(国宝)

 「新潟県笹山遺跡出土深鉢形土器」とは、有名な火焔型(かえんがた)土器を含む928点の出土品で構成されている国宝の正式名称です。ここでは火焔型土器に焦点を当てて解説します。

 火焔型土器は、立体的な装飾に富み、優れた原始造形美を有する土器です。その独特な形や文様は、近隣各地の土器様式の影響のもと、今から約5300年前に信濃川中流域で成立し、同地域において約500年間にわたり継続、発展したと推定されています。分布の中心が列島有数の豪雪地帯であるこの地域にあることは、当時の社会領域を知る上でとても示唆的です。

 火焔型土器はオコゲが付着することがあるため、煮炊きに使われたことは確実です。しかしそうでない個体もあるため、祭りなどの非日常的な用途に供されることもあったのではないかと考えられています。
 火焔型土器およびその仲間の王冠型(おうかんがた)土器は、国宝・新潟県笹山遺跡出土深鉢形土器の中に、それぞれ14点と3点含まれています。

>>国宝指定品についてはこちら
>>笹山遺跡についてはこちら

国宝指定番号1は「縄文雪炎-じょうもんゆきほむら-」、「火焔型土器No.1」、「ナンバーワン」などの愛称で親しまれ、新潟県笹山遺跡出土深鉢形土器57点に含まれる火焔型土器14点のなかでも、とりわけ異彩を放つ逸品です。
国宝に指定されている土器は多数あるため随時入れ替えながら展示しており、指定番号1は下記の期間に展示しています。ご来館の参考になさってください。なお、下記の期間以外では、国宝の中に含まれるほかの火焔型土器を展示しています。

 十日町市

Tokamachi City Museum十日町市博物館

開館時間 AM9:00〜PM5:00(入館はPM4:30まで)
休館日 月曜日・祝日の翌日 / 年末年始(12月27日から1月4日)
入場料 大人300円(中学生以下無料)
団体(20人以上)250円

問い合わせ:十日町市博物館

〒948-0072 新潟県十日町市西本町1
TEL:025-757-5531  FAX:025-757-6998

施設紹介

文部省推薦の「全国の特色ある博物館」です。十日町地方の特性を生かし、
「雪と織物と信濃川」がテーマです。1件の国宝と2件の重要文化財を収蔵展示しています。
十日町地方の生活と文化は、雪と織物と信濃川によって育まれてきました。

十日町市博物館の展示は、この三つのテーマで構成されています。数ある展示品の中でも、縄文の華・火焔土器多数を含む「笹山遺跡出土品」は国宝に指定され、また越後縮関連資料を網羅した「越後縮の紡織用具及び関連資料」、雪国十日町の暮らしぶりを伝える「十日町の積雪期用具」が重要文化財に指定されています。

今から5,000年ほど前の縄文時代中期、ここ信濃川中流域は豊かな文化が花開いていました。多くの遺跡から出土する火焔型土器はその象徴です。笹山遺跡は多くの住居址や出土物から、中心地の一つとして考えられています。火焔型土器群をはじめとする出土品928点は、平成11年に県内初の国宝に指定されました。縄文土器としては、わが国唯一の国宝であり、縄文芸術の極致として絶賛を浴びています。


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新時代と公明党

2019年06月18日 07時43分42秒 | 社会・文化・政治・経済

2019年6月3日

“思い”が届く政治を実現 

生活者目線の経済政策進む 
日本社会事業大学学長 神野直彦氏

神野直彦・日本社会事業大学学長

公明党が連立政権に参画して20年。日本の政治で果たしてきた役割や、令和の新時代における公明党への期待などを識者に聞いた。

――自民党との連立政権以降、公明党は生活者目線の政策実現に取り組んできた。

神野直彦・日本社会事業大学学長 戦後、経済成長と産業優先の自民党政治が長く続いたが、1999年に公明党が自民党と連立政権を組んで以来、生活者に光を当てた政治が前進している。政権の内部から、格差社会や貧困を防ぐ手立てが講じられ、教育や福祉も拡充された。高齢者や障がい者など弱い立場の人たちに対するきめ細かな施策も充実し、国民の思いが届く政治が実現している。

――連立政権の安定が、日本の景気や経済政策に与えている影響については。

神野 責任ある経済政策や財政運営に向けて、公明党の役割は大きい。自公両党が政権復帰を果たした2012年以降、名目GDP(国内総生産)は57兆円増加するなど日本経済が回復基調を示しているのも、公明党の生活者目線の経済政策が大きく貢献している。企業収益や雇用環境も改善するなど「経済の好循環」が着実に進んでいる。

10月の消費税率引き上げ時に導入する軽減税率は、社会的に弱い立場の人たちに配慮し、公明党が政党で唯一主張したもので高く評価している。消費税は、所得の少ない人ほど負担感が重いという「逆進性」がある。消費税率引き上げ時に、酒類や外食を除く飲食料品などの生活必需品について税率を据え置く軽減税率の導入で、国民の理解と合意形成が図られた。

今回の消費税の税率引き上げは、前回と比べ小幅な2%。税率の引き上げが経済全体に与える影響は、より小さいと思われる。ただ、買い控えが起きやすい住宅の需要を平準化させるため、住宅ローン減税の拡充継続や住宅購入費を補助する「すまい給付金」充実などは推進すべきだ。

――少子高齢化や人口減少が課題となる中、全世代型の、持続可能な社会保障制度への転換が求められる。

神野 少子高齢化・人口減少社会を迎え、北欧社会のような共に助け合い、支え合う相互扶助の社会づくりがますます重要になっている。高齢者や子育て世帯など全世代の社会保障を充実させるため、消費税率引き上げの増収分は幼児教育・保育の無償化など教育や福祉の拡充に充てていくことが求められる。

教育や医療、環境の分野が伸びれば、新たな産業や雇用の創出にもつながる。人間主義を掲げる公明党には、公平に負担を分かち合い、困っている人には優しさを施す社会の実現へ推進役を果たしてもらいたい。

じんの・なおひこ

1946年生まれ。東京大学教授、政府の地方財政審議会会長などを歴任し、2017年から現職。東京大学名誉教授。

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ビル&メリンダ・ゲイツ財団

2019年06月18日 07時19分57秒 | 社会・文化・政治・経済

ビル&メリンダ・ゲイツ財団(ビル アンド メリンダ・ゲイツざいだん、Bill & Melinda Gates Foundation; B&MGF)は、マイクロソフト会長のビル・ゲイツと妻メリンダによって2000年創設された世界最大の慈善基金団体である。
2006年にはウォーレン・バフェットの300億ドルにのぼる寄附により規模が倍増した。
世界における病気・貧困への挑戦を主な目的としているが、特にアメリカ国内においては教育やIT技術に接する機会を提供する活動を行っている。
ワシントン州シアトルに本部を置き、ビル・ゲイツ、メリンダ・ゲイツ、ウィリアム・H・ゲイツ・シニア(ビルの父)の3人の共同議長により運営されている。
財団の理事は、主要な寄付者であるゲイツ夫妻とバフェットの3人である。
また、マイクロソフトの元幹部ジェフ・レイクスがCEOを務める。
日本の報道機関はゲイツ財団または、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団と表記する。

ビル・ゲイツ氏とメリンダ・ゲイツ氏は2018年2月13日、私立基金では世界最大のゲイツ財団として10年目となる年次書簡(アニュアルレター)を発表し、その中で「最も難しい質問トップ10」に答える内容をまとめた。

「どうしてもっとアメリカで寄付をしないのですか?」「おふたりは自分たちの価値観を他の文化に押し付けるのでしょうか?」「子どもたちの命を救うと人口過剰につながりますか?」……

10の質問の中には辛辣なものも含まれている。

書簡は、「世界に楽観主義が不足している」というステートメントから始まる。政治的分裂、暴力、天災など、世の中にはひどい見出しのニュースばかりが飛び込んでくると、両氏は述べる。しかし、そんなニュースタイトルとは関係なく、世界は良くなっていると強調する。

 

日本との関係は?

 

ちなみに実は今、ゲイツ氏が関係を強化しようとしている国が日本なのです。

 

ついに2017年9月に、ビル&メリンダ・ゲイツ財団は東京に拠点を置きました。

 

日本に拠点を構えた理由は、創薬に優れた企業がたくさんあるからだそうです。

 

ビル&メリンダ・ゲイツ財団の支援を受けている日本企業の多くは製薬会社で、研究費の資金を助成してるそう。

 

いままで治療法が見つからず放置されていた皮膚の病気の治療法を発見すべく、日々研究を進めています。

 

日本の研究の成果が、世界中の苦しむ人たちの力になる日が早く来ることを願います。

その楽観論を世界に広げる上で、日本の役割は大きいと話すのは、ゲイツ夫妻と共に働きビル&メリンダ・ゲイツ財団初の日本常駐代表である柏倉美保子氏。同氏は、10年目の年次書簡にあわせて、財団と日本の関係についてBusiness Insider に寄稿した。

日本の方は、ビル・ゲイツという名前を耳にした時、おそらくビル・ゲイツのテクノロジーやコンピューターの世界への貢献を思うのではないでしょうか。

一方、最近はビジネスではなく新たな分野への挑戦で知られています。まだビルとメリンダが婚約中だった1993年の秋、二人は初めてアフリカを訪れ、極度の貧困を目撃しました。旅行中、先進国では防げるような病状で亡くなる子ども達の状況について二人は繰り返し話し合い、自分たちの財産をこの状況を解決するために使うことを決心をしました。そして、今でもアフリカでのこの決断こそが人生最高の決断だったと二人は言います。

4つの柱

2000年、ビルとメリンダは正しいモデルで取り組めば世界は必ず良くなるという信条のもと、極度の貧困を終わらせることを目標とした財団を設立しました。ビジネスで成功したビルとメリンダの考え方から財団の活動の柱となっているのは「イノベーション」「科学的根拠」「コラボレーション」「楽観主義」の4つです。

柏倉美保子氏

ビル&メリンダ・ゲイツ財団初の日本常駐代表・柏倉美保子氏。

ビル&メリンダ・ゲイツ財団

財団で働き始めた当初最も驚いた事が、財団という形態でありながら民間企業以上に、戦略的に分析、検証、立証を繰り返す姿勢でした。私立基金としては世界最大の財団で、世界の保健衛生と開発支援を中心に毎年40億ドル(およそ4400億円)超を拠出しています。これは非常に大きな金額ですが、国際協力への資金全体から見れば一部にすぎません。

たとえば国家規模では、アメリカ合衆国が拠出する支援金は300億ドル(およそ3兆3000億円)、イギリスは180億ドル(およそ1兆8000億円)です。ゲイツ財団のお金の使い方としては、他の組織ができない、又はやりたがらないリスクを取り、最先端の研究や貧困層のためのイノベーションに資金提供することはできます。

一方、貧困問題の解決において最も重要となる、効果の高い対策を持続可能な形へとスケールアップさせることは、政府や民間企業にしかできません。
ユニバーサル・ヘルス・カバレッジとは
だからこそ、当財団にとって日本をはじめとする主要パートナーとの連携は、戦略上、大変重要です。日本と財団は、「あらゆる命は平等で誰一人取り残されるべきではない」という価値観を共有しています。貧困から抜け出して経済を発展させるためには、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)、つまり国民全員の健康を目指した予防、治療、機能回復に関する医療サービスを支払い可能な費用で受けられるという経済活動の基盤が欠かせません。
日本が戦後、UHCを展開し被援助国から援助国へと変貌を遂げ、その経験に基づいて東アジア各国の成長を支えてきた重要な役割は、戦後語られたサクセスストーリーの中でも際立つ成功例です。日本からさらに多くを学び、連携を深めながら、ODAから持続可能な形で卒業する国を増やしていくことを目指していきたいと考えています。
ゲイツ財団はすでに日本とは長く良好なパートナーシップを築いてきました。ひとつの例が、世界中の人々の健康に貢献するために、世界にも類をみない、官民一体となったグローバルヘルス技術振興基金(GHIT)の立ち上げです。GHITは日本の製薬会社にワクチンなど、貧困層にある人々の手に届きにくいソリューションを開発してもらうことを支援する仕組みです。
ゲイツ財団はすでに日本とは長く良好なパートナーシップを築いてきました。ひとつの例が、世界中の人々の健康に貢献するために、世界にも類をみない、官民一体となったグローバルヘルス技術振興基金(GHIT)の立ち上げです。GHITは日本の製薬会社にワクチンなど、貧困層にある人々の手に届きにくいソリューションを開発してもらうことを支援する仕組みです。
もう一つのパートナーシップの成功例は、エーザイを含む多様な提携先とのコラボレーションで達成した、これまで無視され続けた「顧(かえり)みられない熱帯病」の薬による2億700回の薬物療法投与で、ギネス世界記録にもなりました。
結果を重視するプロジェクトを好むという点でもゲイツ財団と日本の国際協力に対する姿勢をともにしています。GAVIアライアンス、グローバルファンド、感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)などの多数国間基金に資金提供をしているのもそのためです。
これらの基金は日本政府やゲイツ財団などドナーからの資金をプールし、支援の緊急度などをもとに効率的に分配することでより大きな効果を発揮しています。たとえばGAVIアライアンスは、2000年以来6億人以上の子どもたちにワクチンの接種を行ってきています。同様に、エイズ・結核・マラリア対策基金であるグローバルファンドは、2002年の設立以来2200万人の命を守ってきました。
先が見えづらい世界情勢の中、地球社会全体が信頼できるリーダーを求めているように感じます。今ほど信頼を大切にしてきた日本の外交や国際協力、安定したリーダーシップが世界に必要とされている時はありません。
これまでに無いことを達成できるのではないかという期待を胸に、日本政府、企業、市民社会が培ってきた知識、技術、モデルを必要としている世界各地域に届け、当財団と日本を繋ぐ仕事をできることを心から嬉しく思っております。


柏倉美保子 ビル&メリンダ・ゲイツ財団初の日本常駐代表。
子どもの頃にメキシコで極度の貧困を目撃した体験から貧困問題撲滅を志し、金融業界で社会貢献インパクトを最大化するマーケット・インセンティブ作りと責任投資(ESG)を手がける。ゲイツ財団の前は世界経済フォーラムで日本地域のアジェンダと戦略作りを担当。慶応大学総合政策学部を卒業後、ケンブリッジ大学ジャッジ・ビジネススクールでMBA、世界経済フォーラムでグローバル・リーダーシップ・フェローのエグゼクティブ・マスターを取得。

 
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人をつくる教育 国をつくる教育

2019年06月18日 05時40分56秒 | 投稿欄
 
小室 直樹  (著), 大越 俊夫  (著)

商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

教育とは何か、国家とは何か、愛国心とは何か。いまこそ吉田松陰に学べ。

内容(「MARC」データベースより)

戦後の教育の間違いを正し、日本を破滅から救う方法は、吉田松陰にたち戻ること。何が正しく、何が正しくないか。日本のあるべき姿を明確に解説。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

小室/直樹
1932年、東京都出身。京都大学理学部数学科卒業後、大阪大学大学院経済学研究科博士課程を経て、フルブライト留学生となり、ミシガン大学大学院で計量経済学、マサチューセッツ工科大学大学院で理論経済学、ハーバード大学大学院で心理学および社会学を研究。その後、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程を修了し、法学博士に。政治学者、経済学者。他の追随を許さない切れ味鋭い分析で、現代日本が抱えている諸問題にメスを入れ、その解決策を提示し続けている。政治・経済分野のみならず、教育論や宗教論など、その言論範囲は多岐にわたる 

大越/俊夫
1943年、広島県出身。関西学院大学大学院米文学研究科博士課程修了。「手垢のつかない若者教育の場」作りをめざして大学職を辞し、1975年、神戸市に不登校・中退生のためのリバースアカデミー「師友塾」を設立。1979年、カリフォルニアルーテル大学英文科准教授および学長補佐に就任。大学の協力を得て「AIE」を創設。国内では師友塾塾長、国外ではAIE学院長として〈命に火をつける教育〉を実践している。「日本の教育を考える会」世話人代表。月刊誌『パーセー』を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「今こそ吉田松陰に学べ」という内容であり、具体的には「画一的な教育ではなく、時代を変えるほどの偉大な人物を生み出す教育こそがこれからの社会において必要不可欠である」と小室氏は喝破します。
そして吉田松陰の教育の中で最も特徴的だったことは、「日本という国の本当の正しい姿は何であるのか、そしてその中での日本人のあるべき姿は何か」ということを門下生にしっかりと教え、松陰に会うまではごく普通の青年であった高杉晋作や山県有朋、伊藤博文などを
鼓舞させ、しまいには明治維新の立役者にまで変貌させてしまったほどの魂の教育であったということです。
全編を通して政治・経済・宗教学のオンパレードであり、本書においても博学多才な小室学がたっぷりと堪能できる良書です。
また、途中途中における不登校の学生たちからの質問にも親切丁寧に返答されており、教育者としての小室氏の魅力的なトークがふんだんに楽しめる良書です。
小室直樹ファンの方ならず教育に関心のある方々にとっても絶対に刺激的な一冊だと思います。

今の日本のように国民のほとんどが一定レベルの教養をもっている状況では、教育が画一的である必要など全くなく、むしろ個々の長所を伸ばしてやれるような新しい教育制度が必要だ。
「現在の教育制度を根本的に変えなければならない」という主張には大いに賛成!
でなければ人は育たず、この国は滅びてしまう。今の教育現場を見ればそんな憂国論も言いたくなる。
 ぜひこの本を読んで理想の教育とはどんなものだろう、と疑問をもっていただいて、続けて小室直樹、谷沢永一共著「こんな歴史に誰がした」を読んでいただきたい。
 きっと「こんな教育では将来の日本を担うべき立派な人間を産み出せないじゃないか!」と拳を握りしめること間違いなし!

吉田松陰について最近興味があるので、読んでみました。
 大越さんについては全然予備知識はありませんが、小室さんについては何冊か著書を読んだことがあります。
 小室さんの講義を大越さんと彼の学校の生徒の質疑も交えて、という形の本です。
 小室さんのスタンスは、シンプルな東大と文部省を中心とする教育体制批判です。(本来行政官を生むべく作られた東大が、政治家を輩出している。そのアンチテーゼとして作られた早慶を初めとする私学も本来の趣意を失っている)
 また、吉田松陰の思想と天才的な感化力・教育姿勢を絶賛しています。(倫理教育および個人別に長所を伸ばすことを実践)
 逆に今の擬似「科挙」体制の日本の教育界からは、ダメな政治家とダメな官僚しか生まれないとのことです。この点は賛成。

 以下は、小室さんの薀蓄全開で評者の知らなかったところ
・木戸孝允が「鞍馬天狗」のモデルだった
・大西瀧治郎中将は特攻隊生みの親で立派な人だった。(評者:大西は豪傑だったらしいが、特攻隊の生みの親としての説は異論ある模様。終戦の翌日、割腹自殺。しかし、特攻隊の生みの親がなんで立派な人なんだろう?)
・イスラム教は戒律が厳しいから日本で広まらなかった。(評者:日本は基本的に多神教の国であり、キリスト教はある程度それに妥協した結果広まったが、イスラム教は一神教の筋を曲げなかったということか?)
・欧米は(有名)大学の歴史が国家の歴史より長いが、日本は国家が(伊藤博文が)大学を作った。
・学校が作られた順番は陸軍士官学校・海軍兵学校が先で、東京大学法科、医科は後だった。

小室直樹氏の言葉には、いつも勇気づけられる。
自分が日本人であることに「誇り」をもたせてくれるからである。
この本は現在の日本が(時に教育面で)吉田松陰から学ぶべき点があることを数多く指摘する。
日本には「愛国心」「忠誠心」という言葉を人前で発せられない雰囲気があるが、吉田松陰の行動や教育の根底には日本に対する「愛国心」「忠誠心」が秘められていた。
そういう心が核となって、明治維新のエネルギーが高まっていったのである。
そして、小室氏は断言する。
「堕落した日本人の再生は偉大な人物を生み出す『松蔭教育』しかない」と。
日本人がこれから進むべき道に光明を投げかけてくれる一冊である。


 

 
 
 

 

 
 
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政治に無関心な人たち

2019年06月18日 05時35分23秒 | 社会・文化・政治・経済

「政治は嫌いだ」
「政治に関心がない」
という人たち。
だが、その人たちの幸せに政治はつながったいる。
相手の反応が悪いと、むしろ政治への理解を深まるチャンスでもある。

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特発性造血障害疾患

2019年06月18日 04時44分27秒 | 医科・歯科・介護

余命1年と宣告された亡くなった知人の疾患について、検索してみた。

知人の96歳の母親について、孫娘が「おばあちゃんがずっと泣いていた」と語る。

難治性疾患克服研究事業における「特発性造血障害に関する調査研究」班は、再生不良性
貧血、溶血性貧血(自己免疫性溶血性貧血、発作性夜間ヘモグロビン尿症)、骨髄異形成症候群(不応性貧血)、骨髄線維症の4疾患を対象として、疫学、臨床病態、予後、治療の解明を目的とした班である。
本研究班では、わが国を代表する多くの研究者が一堂に会して、長年にわたりさまざまな点から調査、討論、考察を尽くし、数多くの研究を積み重ねてきた。
その到達点の一つと言うべきものが、この「診療の参照ガイド」である
 厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患克服研究事業 特発性造血障害に関する調査研究班は、研究対象疾患である再生不良性貧血、溶血性貧血(自己免疫性溶血性貧血、発作性夜間ヘモグロビン尿症)、不応性貧血(骨髄異形成症候群)および骨髄線維症について、疫学、病因、病態発生、臨床病態、治療、予後など広範な側面について調査研究を重ねてきた。
それらの多くは全国多数の施設の協力の下に進められ、病態管理と患者福祉の向上に資することを目標にしている。
対象疾患はいずれも頻度が低く、原因不明、治療法も未確立な上、難治性であり、患者・家族の負担も大きい。
それらの診療にあたる医師・医療者の負担もまた同様に大きいといわざるを得ない。血液難病たる所以である。
 特定疾患研究はすでに30年余の歴史を持ち、これまでにも臨床医の参考になるよう研究成果の還元に努め
てきたが、その意図が十分に果たせたか不安を払拭しきれないように思う。研究は基礎的と臨床的の両面から進められており、その進展は益々加速の度を強めている。
疫 学
 わが国の患者数は約5000人と推定されている。
1993年のアンケート調査では人口100万人あたりの年間粗罹患率は21人であった7)。
ただし、これらの中には再生不良性貧血以外に骨髄異形成症候群(myelodysplastic
syndrome,MDS)やPNHなどの類縁疾患が含まれていた可能性がある。
最近の調査によると、東南アジアにおける人口100万人あたりの年間新患者発生数が4~7人とされている8)。臨床調査個人票を用いた2006年の解析では、わが国の患者数は約11,000人で、年間新患者発生数は100万人あたり6人前後であった。
女性が男性より約1.5倍多く,年齢別には20歳代と60~70歳代にピークがある。
)後天性
   特発性
 造血幹細胞が減少する機序として造血幹細胞自身の質的異常と、免疫学的機序による造血幹細胞の傷害の二つが重要と考えられている14)。かつては骨髄支持細胞の異常も発症に関与していると考えられていた。
しかし、同種造血幹細胞移植後の再生不良性貧血患者では支持組織がレシピエント由来であるにもかかわらず15)、ほとんどの例でドナー由来の造血が回復する。
このため、現在では骨髄支持細胞の異常が再生不良性貧血の発症に関与している可能性は低いと考えられている。
 薬剤性再生不良性貧血
 表3にあげた薬剤のうち、再生不良性貧血との因果関係が明らかなものはクロラムフェニコールである。
その他の薬剤についてはチャレンジテストによって因果関係が確認されているわけではないので、再生不良性貧血の誘因であるという確証はない。鎮痛薬、抗菌薬、免疫抑制剤などによる再生不良性貧血では、その投薬のきっかけとなった感染症や自己免疫疾患が発症に関与した可能性もある。
例えば、潰瘍性大腸炎に対するペンタサ投与後に発症する再生不良性貧血が「ペンタサによる再生不良性貧血」として報告されている
が40,41)、このような例ではしばしばPNHタイプ血球が検出される(未発表データ)。
したがって、このような例はペンタサが原因というよりも、潰瘍性大腸炎に合併した免疫病態による再生不良性貧血であった可能性が高い。
実際に、「薬剤性」の再生不良性貧血であっても、特発性の再生不良性貧血と同様に免疫抑制療法によって改善することがしばしば報告されている。
したがってある再生不良性貧血が「薬剤性」であるかどうかの判断は慎重に行う必要がある。
 赤芽球癆は稀な疾患で、我が国の特発性造血障害調査研究班の患者登録集計によると、1979年~1993年の
15年間で赤芽球癆は107例であり、同期間内の再生不良性貧血は1,602例であった3)。
1年間に新たに発生する再生不良性貧血の患者数は人口100万人あたり4.1人であることから、赤芽球癆の年間罹病率は再生不良性貧血の7%、すなわち人口100万人に対し0.3人と推定される。男女差はないと考えられている。
 病因別内訳は前述の特発性造血障害調査研究班で集積された解析可能な後天性慢性赤芽球癆185例のうち、
特発性(39%)、胸腺腫(23%)、リンパ増殖性疾患(14%)の3病型で約4分の3を占めた。リンパ増殖性疾患26例のうち、大顆粒リンパ球白血病が14例、悪性リンパ腫が8例であった4)。
 骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndrome:MDS)は造血細胞の異常な増殖とアポトーシスによる細胞
死によって特徴づけられる造血器腫瘍である。1982年のFrench-American-British(FAB)分類は簡潔・明解な点が高く評価されてきた。
しかしその後、MDSの病態の解明が進むにつれ、MDSが非常に多様性に富んだ疾患であることが明らかとなった。そのような背景の中、2001年にWorld Health Organization (WHO) 分類第3版が提唱され[2]、FAB分類と並行して用いられてきたが、2008年にWHO分類第4版として改訂され[3]、
より深く臨床の場に浸透するようになった。また、予後予測因子としてFAB分類に基づいたIPSSが提唱され広く用いられてきたが[4]、新しくWHO分類に基づいたWPSSが提唱された[5]。また既存の治療法の見直しや新たな位置づけがなされるとともに、今までにない臨床効果が期待される薬物療法も登場してきている。
そこで、現時点で得られている知見に基づいて、実際の診療を行う上で必要な情報を診療ガイドとしてまとめた。これが日常診療に役立てば幸いである。
 自己免疫性溶血性貧血(autoimmune hemolytic anemia,AIHA)は溶血性貧血の一病型として、昭和49年度に三輪史朗班長の下で特定疾患の調査研究対象として取り上げられた。昭和52年度からは再生不良性貧血、ITPと合わせて特発性造血障害としてまとめられ、内野治人、前川正、野村武夫、溝口秀昭、小峰光博、小澤敬也を班長として調査研究が継続され、36年を経た。この間、病態発生や分子機序の理解は著しく深まり、抗体療法などの新しい治療法も報告されているが、依然として副腎皮質ステロイド薬を中心とした状況から脱却していない現状にある。
 自己免疫性溶血性貧血は、温式抗体によるにせよ、冷式抗体にせよ、発生頻度が低く、すべての年齢層に発症すること、病因・病態・自然歴などの多様性から、比較試験などの対象として取り上げられることはほとんどなかったといってよい。
主要な治療薬である副腎皮質ステロイド薬の効果がときに劇的であり、溶血の抑制にも長期にわたって頼れることが、その必要性を削いできたともいえる。しかし、ステロイド依存性で高用量を長期に使用することを余儀なくされた場合に起こり得る、しばしば破滅的な副作用も十分知られている。
そのような結末を未然に防ぐ意味でも2・3 次選択となる治療法の開発評価は依然として重要な意義をもつ。

 骨髄線維症は、骨髄に広範な線維化をきたす疾患の総称であり、原因不明の原発性骨髄線維症と、基礎疾患に続発する二次性骨髄線維症に分けられる。
 原発性骨髄線維症は、造血幹細胞レベルで生じた遺伝子異常により骨髄中で巨核球と顆粒球系細胞が増殖する骨髄増殖性腫瘍である。増殖した巨核球や単球から産生される種々のサイトカインが骨髄間質細胞に作用し、骨髄の線維化、血管新生および骨硬化、髄外造血による巨脾、無効造血、末梢血での涙滴状赤血球の出現、白赤芽球症などの特徴的な臨床症状を呈する。
 二次性骨髄線維症は種々の疾患に続発するが、骨髄異形成症候群、真性多血症、本態性血小板血症などの血液疾患に続発することが多い。

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