京大教授「日本人はコロナを克服。年末に終焉」説の論拠

2020年09月11日 11時38分28秒 | 医科・歯科・介護

9/11(金) 11:05配信

NEWS ポストセブン

マスクをしていてもすでに感染している?(時事通信フォト)

「日本の奇跡」──世界各国は日本の新型コロナウイルスの感染者数や重症者数、死者数の少なさに困惑し、「ファクターX」を探していた。しかし、ある1人の専門家によって、その謎は解かれた。もはや「新しい日常」は必要ないのかもしれない。

【丸わかり】新型コロナの4つの型など上久保教授の説をわかりやすく図解

「世界中で新型コロナウイルスのワクチン開発が進んでいますが、すでに日本人はワクチンを打っているのと同じ状態にあります。いま、無症状の陽性者が増えているのも、彼らは“自らの免疫ですでに新型コロナに打ち克っている人たち”なんです」

 そう語るのは、京都大学大学院特定教授の上久保靖彦さんだ。小池百合子都知事が9月4日、「感染者数が再び増加に転じないよう厳重な警戒が必要」と発言するなど新型コロナ脅威論は根強い。だが上久保さんは、「新型コロナの脅威は終わった」と断言する。

 第二波の被害は第一波を上回る──それがこれまでの感染症の常識だった。1918年に日本を襲ったスペインかぜでは、第二波の死亡率が第一波の4倍以上に跳ね上がった。1957年のアジアインフルエンザや2009年の新型インフルエンザも第二波の感染者数は第一波を上回った

 だが新型コロナは異なる。PCR検査の増加に伴って第二波の陽性者は増えたが、致死率や重症化率は大幅に減少。国立感染症研究所が推計した第一波の5月と、第二波の8月の致死率を見ると、全年齢で8月は5月より6.3ポイント低い0.9%で、重症化が心配される70才以上では、8月は5月より17.4ポイントも低い8.1%だった。

 そもそも日本の被害は、世界と比べて圧倒的に少ない。アメリカの感染者630万人、死者18万人、医療崩壊を起こしたイタリアの感染者27万人、死者3万5000人に対し、日本は感染者7万人、死者1300人に過ぎないのだ(9月8日現在)。

 なぜ日本だけが──その要因は「ファクターX」として世界中から注目された。ノーベル生理学・医学賞受賞者の山中伸弥・京都大学教授は「厚労省のクラスター対策」「マスクや入浴などの衛生意識」「BCGワクチン」などを“候補”としたが、いまだ明確な答えは見つからない。

 そこで注目されるのが、冒頭の上久保さんが吉備国際大学教授の高橋淳さんと3月に発表した論文だ。その内容を要約するとこうなる。

「すでに多くの日本人は免疫を獲得しているので、新型コロナを恐れる必要はない」

 上久保さんは京都大学血液・腫瘍内科で感染症の臨床を学び、米国立衛生研究所(NIH)の所長のもと、遺伝子学を学んだ。現在、京大では免疫学や臨床検査学の教育・研究を長年行う、遺伝子変異分野のプロ中のプロである。その上久保さんが注目したのが、新型コロナの変異とインフルエンザの流行曲線だった。

「新型コロナやインフルエンザのような『RNAウイルス』の周りには、細胞にくっついて影響を与える突起(スパイク)があります。そのスパイクが変異することでウイルスは伝播・増殖しやすくなります。  そこで世界中の新型コロナの変異情報を記録するデータベース『GISAID』で調べたところ、新型コロナはS型、K型、G型の順に変異していることがわかりました。S型とその変異形であるK型は“弱毒タイプ”で、G型は人間の細胞とくっつきやすいスパイクに変異した“強毒タイプ”でした」(上久保さん・以下同)

 それらのウイルスがいつ、どのように世界に広まったかを調べるために、上久保さんが注目したのが、世界各国で精緻にモニターされているインフルエンザの流行曲線だ。

「インフルエンザに感染したら、コロナウイルスには感染しません。逆もまたしかりです。その逆相関関係のことを『ウイルス干渉』といいます。日本は昨年末までインフルエンザが流行していましたが、その時期に新型コロナが流入したことにより『ウイルス干渉』が起こり、インフルエンザの流行がストップしました。つまり、新型コロナの感染が拡大したということです」

 各国のインフルエンザ流行曲線を調べた結果、最初に中国で発生したS型は昨年12月にはすでに日本に上陸していたことがわかった。また、1月中旬にはK型が日本に上陸するなど中国近隣諸国にも広がっていた。

 つまり、日本において新型コロナの感染や重症化がおさえられたのは、S型、引き続きK型が早期に日本に流入していたことにあるという。今年1月中旬に武漢滞在から帰国した男性が国内最初のコロナ感染者とされたが、昨年末の段階で、すでに弱毒性のコロナが蔓延していたのだ。

「もう1つのポイントは、1月23日に武漢が封鎖されてからも、3月8日まで中国人の渡航を制限しなかったことです。政府の方針は『対応が遅い』と批判されましたが、昨年11月から2月下旬にかけて約184万人もの中国人観光客の入国によって、S型とK型が日本中に広がった。それにより、日本人は知らない間に『集団免疫』を獲得できた。日本人はすでに新型コロナを克服していたのです」

「370人全員が抗体を持っていた」
 そもそも「免疫」とは、体内に侵入してきたウイルスや病原体に対抗する防御システムを指す。ウイルスが体内で増殖を始めると、危険を察知した免疫システムが起動して「抗体」を大量生産する。抗体はウイルスの表面にとりつき、やっつけることにより、細胞への侵入を阻止する。

 抗体を持つ人が人口の50~70%を占めるようになるとウイルスが人から人へ移動できなくなり、やがて流行が終息するとされる。それが「集団免疫」である。

 ちなみにワクチンとは、毒性がなくなった、もしくは弱められた病原体を体内に注入することで免疫をつける医薬品のこと。冒頭で上久保さんが言ったように、感染により免疫があるということは、ワクチンを打ったのと同様のことだ。

 日本人が集団免疫を獲得した後、武漢で強毒化した「武漢G型」が日本に流入し、中国・上海で発生した「欧米G型」が世界に広がった。

「武漢G型、欧米G型は日本にも入ってきましたが、すでに日本人はS型とK型で集団免疫ができていました。G型は感染力が強く、多少の流行は生じましたが、S型とK型のコンビネーションで防御しているうち、G型の集団免疫も達成したと考えられます。そうして集団免疫を獲得できたことが、日本の被害が少なかった最大の要因です」

 では欧米ではなぜ多くの被害が出たのだろうか。「カギを握るのはK型です」と上久保さんが続ける。

「K型に感染すると免疫細胞の1つである『T細胞』が強化され、G型への防御力がアップします。しかし欧米は2月初旬に中国からの渡航を全面的に制限したため、G型に対抗するはずの弱毒のK型が充分に流入せず、強毒のG型の感染拡大を防げなかった。

 S型は欧米に充分に流入していましたが、S型の抗体だけだと、かえってウイルスの増殖を盛んにする『抗体依存性免疫増強(ADE)』を引き起こします。欧米では、K型が入らなかったことにより、S型によってADEが起こり、重症者が増加したのです」

 日本とは逆に、中国からの渡航を早めに制限したことが仇となり、あれだけの被害を招いたのである。

 ここで1つの疑問が生じる。前述の通り、コロナに感染して免疫ができたのならば、「抗体」ができるはずだ。しかし、6月に厚労省が3都府県7950人に行った抗体検査では、東京都0.1%、大阪府0.17%、宮城県0.33%と、抗体を持つ人はきわめて少なかった。これは多くの日本人がコロナに感染して集団免疫を獲得したという「上久保理論」と矛盾するのではないか。

「基準の問題です。抗体検査キットで陰性と陽性の境を決める基準を『カットオフ値』といいますが、その値はキットを作る会社が決めます。日本の場合、すでに発症して入院中の患者を基準にカットオフ値を決めたため、数値が高くなった。それにより、本来は抗体を持っている人まで『抗体なし』と判断されたと考えられます」

 抗体検査では、「IgG」という抗体値が重要だ。

「ウイルスに初めて感染すると最初に『IgM』という抗体値が上がり、その後に『IgG』が上昇します。また、すでに免疫を持っている人が再感染した場合、IgGが先に上がります。すなわち、抗体検査でIgGが確認された人は、すでに感染して免疫を持っていることになります。

 実際、私たちの共同研究チームが10~80代のボランティア約370人の抗体検査をしたところ、全員が新型コロナのIgGを持っていた。これはすでに全員が感染していたことを意味します。“原因がよくわからないけどちょっと体調が悪いな”と身に覚えのある人は、感染して免疫を持っている可能性が大いにあるのです」

「微熱が出るのは免疫がウイルスと闘っているから」
 一方で、「新型コロナの抗体は2~3か月で急激に減少する」との報告もある。中国・重慶医科大学らの研究では、患者の退院2か月後に症状があった人の96.8%、無症状の93.3%でIgG抗体が減少した。減少割合は半数の人で70%を超えた。上久保さんは「抗体が減少するからこそ、ウイルスとの共存が必要」と指摘する。

「確かに抗体は時間とともに減少します。しかし一方で、一度免疫が作られると、その後に再度感染することで免疫機能が強化される『ブースター効果』が期待できます。だからこそ、時折感染して抗体値を上げ、下がったらまた感染するというサイクルを繰り返すことが重要です。ワクチンを繰り返し打つことで、免疫が強くなることと同じです。“絶対にコロナにかからない”という考え方では、免疫機能は一向に働きません」

 免疫を働かせるため何度も感染すべきというのが上久保さんの主張だ。現実的にも、感染は繰り返されていると上久保さんは指摘する。

「すでに抗体を持っている人でも“喉にたまたまウイルスがいるケース”では、PCR検査をすれば陽性になります。それがいま急増中の無症状の人たちの正体です。ウイルスは検知されたけれど、免疫を持っているからほとんど症状が出ないということ。そのため『感染者』ではなく、『陽性者』と表現した方が私は正しいと思います。一時的に微熱や喉の痛みなどの軽い症状が出るのは、免疫がウイルスと闘っているからです」

 軽症や無症状が目立つ一方、コロナで重症者や死者が出ているのも事実だ。

「もちろん、高齢者や基礎疾患のある人が新型コロナにかかると重症化のリスクがあります。S型やK型に感染しなかった人がいきなりG型に感染しても重症化しやすいでしょう。

 また、厚労省の通達により6月18日からどのような要因による重症化や死亡でも、PCR検査が陽性なら新型コロナが要因とみなされることになりました。例えば、心筋梗塞の持病があって死亡してもたまたま陽性だったら、新型コロナ肺炎による死亡とカウントされる。そうした統計の取り方で重症者や死者が増えている面があります」

 これまでインフルエンザ同様、秋冬に新型コロナが再拡大すると指摘されてきた。だが上久保さんは「11月に新型コロナは終息する」と語る。

「私たちの試算では、いまのところ日本人は、S型50%、K型55%、武漢G型80%、欧米G型85%で集団免疫が成立し、このままいけば、11月にはほぼ100%の日本人が免疫を持つはずです。高齢や基礎疾患などの重症化リスクがなければ、今後亡くなる人は少なくなるでしょう」

 ウイルスの変異も11月が「最終章」になる。

「新型コロナのスパイクが変異可能な数は最大で12~14で、ひと月に1回ほどの頻度です。現在、日本が検体のデータを出していないので何型まで進んでいるのかわかりませんが、S型が始まったのが昨年12月なので、今年の11月には最後の変異を終えて、その後消失し、ただのコロナウイルスになります。それはコロナウイルスのメカニズムで決まっていることなのです。年末には、新型コロナは終焉を迎えるはずです」

※女性セブン2020年9月24日・10月1日号

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世界の死者90万人 米突出、インド増加止まらず―新型コロナ

2020年09月11日 11時33分42秒 | 医科・歯科・介護

2020年09月10日11時23分

インドネシアの新型コロナ犠牲者の埋葬=8日、ジャカルタ(EPA時事)


米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、新型コロナウイルスによる世界の死者数が日本時間10日、90万人を超えた。8月22日に80万人を超えてから20日足らずで10万人増加した。
<新型コロナウイルス 世界各国の状況>

 国別では米国が最多の約19万人で、ブラジル(約12万7000人)、インド(約7万4000人)、メキシコ(約6万8000人)と続く。インドは今月、ブラジルを上回り感染者数の累計が世界で2番目に多い国となり、死者数も増加が止まらずメキシコを抜いた。
 世界の感染者は累計で2800万人に近づいている。米国(約640万人)、インド(約440万人)、ブラジル(約420万人)と続く。
 英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大が共同開発中のワクチンの臨床試験(治験)中断が9日、世界を揺るがした。感染再拡大が懸念される冬を北半球が迎える前に時間との闘いが続く。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は「効果があるワクチンは効果的に使用しなければならない」と医療従事者らの優先接種に理解を求めている。

時事ドットコム


玉ノ井部屋で集団感染 12人は入院 全力士と親方、秋場所を全休へ 新型コロナウイルス

2020年09月11日 11時03分24秒 | 事件・事故

2020年9月10日 11時52分

新型コロナウイルスの集団感染が起きた玉ノ井部屋の師匠の玉ノ井親方(元大関栃東)


 日本相撲協会は10日、玉ノ井部屋(師匠・玉ノ井親方=元大関栃東)で新型コロナウイルスの集団感染が起きたと発表した。6日に幕下以下の1人の感染が発表され、部屋関係者にPCR検査などをしたところ、十両・富士東を含めて新たに力士18人が陽性と判明したという。玉ノ井親方は感染していないが、玉ノ井部屋の全力士と同親方は13日初日の秋場所(東京・国技館)を全休する。
 協会によると玉ノ井部屋には力士、裏方ら30人超が所属している。感染した計19人のうち12人は入院中で、いずれも軽症。他の7人は無症状だが、今後入院治療する予定だという。角界では幕下以下の力士は原則、所属部屋で集団生活をしている。
 秋場所は予定通り、観客を入れて開催する方針。協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「一つの部屋の中で封鎖している。全く問題ない」と話した。
 大相撲では別の部屋の三段目力士が新型コロナウイルスに感染し、多臓器不全のため5月に28歳で亡くなっている。


競輪必勝法:車券購入の実践理論

2020年09月11日 11時02分02秒 | 未来予測研究会の掲示板

keirinkiso.com/

目次 
1 車券購入の3つの柱
1.1  1 そのレース毎の各選手の実力・戦歴 (割合60%)
1.2  2 各レースの展開 (割合30%)
1.3 実践理論まとめ
車券購入の3つの柱
1 そのレース毎の各選手の実力・戦歴 (レース結果に占める割合 60%)
2 各レースの展開          (レース結果に占める割合 30%)
3 その選手のその日の体調、運    (レース結果に占める割合 10%)
この3つの分析が必要である。
 1 そのレース毎の各選手の実力・戦歴 (割合60%)
1つ目の柱の分析については、1レース毎に、直近3場所の戦歴を基に、9選手に点数をつけ、選手を評価し、上位4選手をピックアップしてその選手から頭狙う。
要するに、1レースに9選手が出走しますが、その中で一着がとれる選手4人を絞り込む。 (絶対ではないが過去のデータから確率が高い)
そのレースにおいて実力下位の選手は、勝てないので、とりあえず消す。
とりあえずというのは、レース展開などの要素も加味することもある。
評価の補正(上位4選手に影響する要素)
同郷ラインは、一切ラインの切り替えなし・・・上位4選手が弱い同郷
ラインの先行選手に付けているとき、ラインを外せず後方のままといったケースもある
即席ラインは、切り替えもある・・・上位4選手の先行選手でも、後方へ下げればラインを切り替えられて、立て直しがきかないケースもある。
先行ラインができない中団まわりの差し選手は苦しい・・上位4選手でも自分の先行ラインがない場合は、一着は厳しい。
スプリンタータイプの選手は、動きの多いレースは苦手・・・上位4選手でもスプリンタータイプは、縦、横の動きの多い激しいレースは、足色をなくすケースが多い(特にセリに弱い)
地脚タイプの選手は、3~4コーナー捲りに向かない・・上位4選手でも地脚タイプの選手は、長い距離を使ってスピードにのせていくタイプなので、前が速いレースでは、捲りが不発のケースもある。
下位選手への補正(下位選手に加味する要素)
スジ車券は、下位選手でも差す・・ラインの番手マークの下位選手は、先行選手が上位4選手でも差し切るケースがある。
二段捲りは、下位選手でも決まる・・・二段捲りは、下位選手でも、捲り一着をとれるケースがある。
バンクの特徴によっては、一着の可能性がある・・・バンクで特に直線距離によって、長い場合、下位選手でも差せる。
また、短い場合下位選手でも先行前残りがある。
 2 各レースの展開 (割合30%)
どんなレースでも基本の6パターンの展開になる。
このレースパターンの特徴をいかに推理するかである。
そのパータンの特徴について、定性的に理論づければ、それに従って車券を買えばよい。(100%はまるわけではないが)
基本のレースパターン
 逃げ1車のレース
 逃げ2車の2分戦のレース
 逃げ3車の3分戦のレース
細切れ戦のレース
 競りありのレース
 徹底先行のいないレース
ほとんどのレースが、この6つのパターンによる。
各レースパターンの簡単な特徴
1逃げ1車のレース
・先行選手は、必ず連に絡む。
2 逃げ2車の2分戦のレース
・実力接近の先行選手2車の場合、先行選手は、一着にこない。
逃げ3車の3分戦のレース
・先行選手は、3着までに入る
 細切れ戦のレース
・ラインが短くなるので、先行選手は一着にこない。捲り差しの選手が有利
 競りありのレース
・別ラインの捲りがある
  徹底先行のいないレース
・動ける選手のスジ裏表
どんなレースでも基本の6パターンの展開になる。
各レースパターンの特徴
逃げ1車のレース
・先行選手(徹底先行)は、必ず連に絡む。
ただし、スローペースに落とすと、少しでも動ける選手がいれば捲られる。
・マーク選手は、ペースにはまり易いので、差し遅れのケースがある。
追い込み強烈な差し選手の突っ込みに注意。
逃げ2車の2分戦のレース
・実力接近の先行選手2車の場合、先行選手は、一着にこない。
(先行争いをするため足をなくす)
・バックを取った方のラインで、直線差しの選手が有利。
逃げ3車の3分戦のレース
・先行選手は、3着までに入る。連がらみの確立が高い。
・3分戦では、実力接近した2つのラインがけん制し合うと、弱い先行ラインにペース駆けされ、穴レースとなる可能性がある。
・完全なマーク選手は、ペースにはまって差し遅れるケースがある。
かえって、3番手まわりの差し選手が有利。
・3分戦は、スジ車券になる確率が高い。
細切れ戦のレース
・ラインが短くなるので、先行選手(そのレースで逃げる先行選手)は一着にこない。
・完全マークタイプの選手は、一着にこない。(自分でレースを組み立てれないので、他力本願のため集中力に欠ける)
・捲り追い込みの選手が有利。スプリントタイプ(ダッシュ力のある選手)の捲り選手の場合、マーク選手がちぎれることもあり、スジ違い車券の確率も結構高い。
競りありのレース
・先行ラインで、競りがあると、別ラインの捲りが決まる確率が高いので、捲られれば先手の先行選手の一着はない。
・マーク番手の競りは、競った選手同士が足をつかい一着はない。
そのラインで決まる場合は、3番手の直線差しの選手が連がらみが有利。
徹底先行のいないレース
・少しでも動ける選手がレースを作る。そのスジ裏表。
・マークする選手が有利。
実践理論まとめ
車券購入の為の3つの柱
1 そのレース毎の各選手の実力・戦歴 (レース結果に占める割合 60%)
2 各レースの展開          (レース結果に占める割合 30%)
3 その選手のその日の体調、運    (レース結果に占める割合 10%)
体調・運の要素は10%である事を忘れないで欲しい。
競馬・競艇と大きく違う点でもあり、競輪の魅力と言える。
試合の結果に実力が大きく作用する為、予想が当たるとその情報を元に次のレースへの材料ともなる。
やればやるほどに精度の高く変化するだろう。
これは勝つ為の理論である。
最後に、
 レースを作るのは先行選手がキーとなっている。
その動き展開によって、そのレースにおいては、実力上位でも不利な選手が出てくる。
その不利な点を、1つ目で評価した選手の実力点から減点していく。とにかく一着をとれる選手を絞り込むことが、車券購入には重要!

 

 


パチンコがなくなる日―警察、民族、犯罪、業界が抱える闇と未来

2020年09月11日 10時42分13秒 | 事件・事故

POKKA吉田 (著)

国民的娯楽、パチンコが消滅の危機に!?パチンコ業界が抱える構造的問題を明らかにしつつ「警察とパチンコ」「メディアとパチンコ」……など暗部にも迫る1冊。

参加人口1500万人、市場規模22兆円を誇る巨大パチンコ産業が、今過渡期に差し掛かっている。このままでは「国民的娯楽」が消滅の危機に!?

パチンコ業界が抱える最大の問題は、パチンコを支える「庶民」がいなくなったこと。社会構造の二極化による、パチンコヘビーユーザーであった中流層の空洞化や改正化資金業法で消えるヘビーユーザー、そしてネットの影響。さらにパチンコ業界が抱える構造的問題。「警察とパチンコ」「民族とパチンコ」「メディアとパチンコ」……パチンコ業界では硬派・辛口の論客として知られ、メーカー・ホールなどの講演活動も多数行い、業界人必読のWEBサイトも運営するPOKKA吉田氏が、パチンコ業界を厳しく論じる。

内容(「BOOK」データベースより)

一千万人超のファン人口を擁する国民的娯楽、パチンコ。しかしその実像は、カネと権力と犯罪と民族問題を内包する、超巨大グレー産業であった…。業界事情に精通し、パチンコを深く愛する「ぱちんこジャーナリスト」の著者が、アヤシくキワドい業界の暗部を、タブーなく明かす!パチンコファン、業界関係者のみならず、「デタラメバッシング本」に毒されたアンチパチンコ派も必読の書。

著者について

POKKA吉田(ぽっかよしだ): 1971(昭和46)年、大阪府生まれ。神戸大学経済学部中退後、ぱちんこ業界紙、遊技機メーカー系シンクタンクを経て、2004(平成16)年にフリーへ。同年からWEBサイト「POKKA吉田のピー・ドット・ジェイピー」主催。同サイトはぱちんこ業界関係者のための専門サイトとして高く評価されている。ぱちんこジャーナリストとしてこの特殊な業界の暗部をタブーなく説く。連載やテレビ出演、講演多数。
 
 
 
業界を取り巻く各団体と、警察との関係性の歴史を知ることができる。
 
 
たまに図説を入れていただけるとありがたかったけど、まあなくても面白い。
とりあえず、業界が持ちつ持たれつで、警察・メーカー・遊技場それぞれがクソだということがよく分かる。
 
 
パチンコ産業と警察庁の関係等、様々な裏事情が掲載されていて、業界関連の人が読んでも、面白い内容かと思います。
その反面、専門用語が多いのでパチンコ全く知らない人には難しい本だと思います。
そこそこパチンコ経験があり、業界の裏事情を知りたい人にはお勧めです。
 
 
 
この業界で働いていますが、目から鱗の内容が盛りだくさんでした。最近はクリーンなイメージが大分強くなってきましたが、こういった歴史があって今の業界があるんですね。少なくとも業界人は必見です。
 
 
 
パチンコ人生は既に24年。大ッ変おもしろく読ませてもらいました。このデジタルな現代に、これほど深く「リアル」な世界があって、さらに何も知らない自分がその上っ面で遊んできたことに気づかされました。
これまで膨大な時間と興味とお金を投じてきたパチンコ。深い仲のつもりが何もわかってなかったとはね。この本に出会えてよかった。ありがとよ、これからもよろしく。
 
 
 
この業界の者ですが、業界の者でも知り得なかった闇の部分が
書かれており大変知識の幅が広がりました。
また、業界を知らない人には若干難しい内容の部分もありますが
この一冊で業界の方並みの認識が可能です。
業界業界と書きましたが、それほど外からは見えない砂上の楼閣
であり、そこがオープンにならない限り社会からの理解や賛同は
得られず、電力不足になれば真っ先に矢面に立たされてしまうような
そんな寂しい業界であることがわかります。

なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか

2020年09月11日 10時35分15秒 | 社会・文化・政治・経済

若宮 健 (著)

パチンコによる被害が叫ばれて久しい。依存症でサラ金、闇金の借金まみれになった末に家庭崩壊、自殺という例は跡を絶たず、炎暑下の赤ちゃん車中置き去り死亡事故も相変わらずである。

著者は長年、パチンコ依存症の問題を取材してきたが、2006年暮れ、たまたま旅行した韓国で、パチンコが全廃され、すべての店舗が姿を消しているのを目にした。ところが驚いたことは、日本に帰ってきて新聞雑誌をみても、そのことを報じている新聞は皆無で、そのことを知っている識者も誰もいなかったことである。
日本では、政界、警察、広告、メディアがパチンコ業界と癒着して、抜き差しならない関係になっていることは、およそ薄々知られているが、それならなぜ、韓国ではそれが全廃できたのか、日本と韓国とでは、何が違って何が共通していたのか、ますます疑問を深めた著者は、再び韓国に渡り、事情を取材して歩いた。
本書は、そんな韓国のパチンコ事情の報告に加えて、日本におけるパチンコを取り巻く種々の問題点を取り上げ、パチンコ廃止の必要性を世に訴える。

著者からのコメント

韓国がパチンコを禁止したのを、日本では筆者が始めてリポートしたが、それを報道した日本のマスコミはない。筆者のリポートが最初である。
韓国以上に被害が大きい日本で、なぜ違法な状態のままでパチンコが長年放置され続けているのか、素朴な疑問が消えることはない。それどころか、日本では国会議員が超党派でパチンコの換金を合法化しようとする動きが報じられている。日本の政治家は、パチンコの被害に目を瞑り、国民に不幸をもたらしているパチンコを法律で合法化しようとしているのである。
この現実を、日本人も真摯に受け止める必要がある。パチンコの問題に、この国の政治、行政、マスコミの実態が凝縮されている。一言でいえば、「数千人の莫大な利益のために、数百万人を泣かせる行為」が、パチンコなのである。この国では、一部の人間の利益のために、法的には違法なバクチが、長年放置されてきたのだ。
日本のマスコミは、パチンコ依存症による犯罪が多発しても、ほとんど問題にすることはない。日本の新聞で、パチンコ業界を批判する記事は、ほとんど見ることはない。パチンコ業界から、多大な広告費で恩恵を得ているためかどうかは知らないが、韓国では、新聞が社説でパチンコの問題を痛烈に批判したのを嚆矢としてパチンコ反対の気運が盛り上がり、全廃にまで漕ぎつけたのとは、好対象である。
この違いはなんなのか、今の日本は、世界のどこの国よりも金銭がすべての国になっている。金銭の臭いのするところには、それがどんな類の金であろうと、政治家を筆頭に、警察、官僚、マスコミまで、我も我もと群がる。
日本の絶望的な状況が、パチンコの問題に凝縮されている。
韓国は、なぜパチンコを禁止できたかを検証したくて、ここ数年、何度も韓国を訪れた。その度に、日本の救いようのない状況が浮かび上がってくるばかりであった。日本では、パチンコによる悲惨な事件、事故が多発しても、政治家を筆頭に、マスコミも官僚も、われ関せずを通している。つまり、政治家は政治家の、官僚は官僚の、マスコミはマスコミの、果たすべき役割を、当たり前に果たしているのだろうか。そんな疑問が次々とわいて出て、尽きることがない。
筆者は、骨の髄まで日本人だから日本が好きだが、心よりも金銭を重視する日本という国は、このまま国家として存続できるのか、という危機感を禁じ得ない。こんな著者の問いかけに、賛同してくださる読者が一人でも多くいれば、嬉しく思う。

内容(「BOOK」データベースより)

韓国にできて、日本にできない恥辱。日本は、まともな国といえるのか!?韓国では、往時にはパチンコ店が1万5000店、売上高は日本円にして約3兆円にのぼった。それが、2006年の秋に全廃され、いまは跡かたもない。だが、その事実を伝えた日本のメディアはなく、それを知る日本人は、いまもほとんどいない。
日本でいち早くそれをレポートした著者は、その後も何度も韓国を訪れ、なぜ韓国にそれができたのかを取材した。そこから見えてきたものは、日韓であまりにも対照的な社会の実態だった。

著者について

1940年秋田県生まれ。ジャーナリスト。トヨタ自動車に一九年勤務。営業マンとして13年で新車を1200台販売。独立後、自動車販売会社、損保代理店の経営、タクシー運転手などを経て、著述、講演に活躍。著書に『タクシードライバー千夜一夜』『失敗から学ぶ』など。早くからパチンコ問題に取り組み、いち早く韓国のパチンコ全廃をレポートした。『打ったらハマるパチンコの罠』(PART1 、PART2)が評判を呼ぶ。
 
 
 
24時間パチンコ家が営業していたら、大変だ。
善きデッサンもやらない。新しい技術も産れない。
パチンコばかりやっていると漫画のキャラクターばかり頭に入る。
キャプテン翼のパチスロ台が韓国に流出したら、最悪な社会現象が起きるだろう。
一回儲かると昔の記憶で集中してやり始まる。鈴木淳一君は、いまだにパチスロ好き
自分の内部記憶に何が一番頭に入って良いか?常に考えよう!!
Repair Farm CEO 金子日出樹
 
 
 
もっともっと日本人はパチンコの現場を理解しなければなりませんね。
 
 
 
これは推測でしかないけれど韓国がパチンコ(メダルチギ)を全廃できたのは、韓国人が正義感に溢れていて日本人と比べて高い民度を持っていたからではなく、(当時の大統領の)盧武鉉の側近や親族がパチンコ(メダルチギ)に違法に関わっていたという政治的な要素が大きかったんじゃないだろうか? またメダルチギというのは本文にあるようなパチンコを改造したものではなく液晶画面を搭載したスロットゲームであってパチンコとは関係ないという意見もネット上で見かける。だとするなら「なぜ韓国は、パチンコ~」のタイトル自体に無理がある。

やたら韓国への礼賛が見られるが「都市部にホームレスがいないのは儒教が根付いているので貧しい人への施しを忘れないから」などと噴飯物の内容が目立つ。また「京畿道にユニバーサルスタジオが2012年に建設予定」「韓国経済は鮮やかなV字回復を遂げた」などと今となってはギャグでしかないだろう。また「飲む打つ買うを知っていれば依存症にならない」などと斬新過ぎる意見は言ってしまうのもなんだが作者の知性を疑いかねない。
 
 
 
パチンコ社会の闇を鋭く暴くある意味ショッキングな内容でした。この本を読んでからは全くパチンコに行くことがなくなりました。
 
 
 
業界関係者からは、「ウソ」だの「トンデモ」などと言われています。
検定と認定が間違っているとか年月日を間違っているとか・・
この本はそんなことを問うているのではないと思います。

読んだ感じは確かに、業界内部の事情はザックリし過ぎている感じがします。
ポッカ吉田氏や溝口氏のものに比べると内部の事情は甘い。
が、そんなことよりもマクロ的な、そしてあまりにも重大な問題を指摘している。
少なくとも二人の著書を読みましたが、若宮氏の本の方が考えさせられました。
 
 
 
自分自身もパチンコに大きくはまっていた時期があったし、タイトルや中味に強い興味を感じたこと、皆さんのレビューを呼んでいると面白そうだなぁと思い買ってみました。
が…何というのでしょう、他の方も書いているようにちょっと飛躍し過ぎたところというか、表現や発想が偏り過ぎではないかという気がしてなりません。読み始めた時はそうでもなかったのですが、中盤から後半にかけてか表現のクドさというか、これでもかってくらいパチンコやそれを取り巻く社会に対する強烈な批判が、筆者一人で暴走しているかのような印象にも取れてしまいました。
「なるほど、こういう見方も一つはあるのだな」と、むしろ一歩下がって客観的に読むにはいいかも知れませんね。
 
 
 
日本で一番伸びがあるかもしれない産業の一つが、問題なのは残念。
中毒になるギャンブルを、国が管理統制して国民を守るのが本来だが、パチンコ・パチスロだけは他のギャンブル(産業?)と管理体制が違うのは、たしかに解せない。ユニークな意見の勉強になる一冊。

 


ひろゆき「パチンコやる人ってバカなんですか?」

2020年09月11日 10時30分48秒 | 社会・文化・政治・経済

メディアが報じない、パチンコ業界のリアル

「メディアが報じないパチンコ業界の闇」 ひろゆき×若宮健 #1/3

年間20兆円以上もの売上の裏側で、多くの依存症患者を生み出し、借金による自殺者まで出しているパチンコ業界。

なぜパチンコは日本から無くならないのか。

そして依存症の人はなぜ負けるとわかっていてもやめられないのか。

ひろゆきこと西村博之氏が、パチンコ問題を追い続けてきたジャーナリスト・若宮氏、元パチンコ依存症で現在もパチンコ店に務める芸人・ウェルダン穂積氏とともに、そのタブーに迫ります。

スピーカー

ウェルダン穂積
芸人

若宮健
ジャーナリスト

西村博之

「反パチンコ本」を書いたワケ

西村博之(以下、ひろゆき):「なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか」という本を書いた若宮さんに、日本のパチンコ状況について色々お聞きしたいと思います。というわけで、よろしくお願いします。

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若宮健(以下、若宮):若宮健です。よろしくお願いします。

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ひろゆき:最初に自己紹介的なものがあれば。

若宮:僕が最初にパチンコに関する本を出しましたのは、2006年です。それから今回の本で三冊目になります。

ひろゆき:じゃ割と、毎年のようにパチンコに関して(執筆を)?

若宮:そうです。たった一人で反対の狼煙をあげてきました。

ひろゆき:なんでそんなにパチンコ本を書く気になったんですか?

若宮:最初の本を出す6ヶ月前に、知り合いがパチンコ依存症で自殺したんですよ、自宅で。悲惨な話なんですけど、首吊り自殺したんですよね。建売を買い増してから5年くらい経たないうちだったんですよ。

ひろゆき:一軒家買って?

若宮:はい。当然のごとく借金を抱えまして、サラ金から追われるという形で。結局僕が書くしかないと思ったわけですよ。

ひろゆき:他にあんまり反パチンコ本ってないですからね。パチンコ雑誌は死ぬほどありますけど。

若宮:おっしゃる通りです。

ひろゆき:で、最初にいきなり取材を始めて?

若宮:そうですね。パート1とパート2がありまして、パート1を2006年に出したんですけど。その後たまたま韓国に取材に行きまして、韓国がパチンコを禁止したのを僕が日本で初めてスクープしたんですよ。

ひろゆき:日本では全然ニュースになってなかったんですか? 僕も韓国でパチンコが禁止になったの知らなかったんですけど。

若宮:そうでしょう。初めて僕がスクープして、マスコミに持ち込もうと思ったんですが、日本の場合はご存じの通り、パチンコ批判というのがタブーのようになってまして。それで自分のホームページでスクープしたんですよ。それで『若宮健リポート』というタイトルでホームページに書きまして、それがだいぶ話題を呼びまして、ネットで多くの方が紹介してくださったんですよね。

ジャーナリストになった経緯

ひろゆき:ちなみに若宮さんって、元々職業はジャーナリストで良いんですか?

若宮:どれでも結構です。

ひろゆき:どういう仕事をしてジャーナリストになったかとかあれば。

若宮:僕は本来は車が本職だったんですよ。トヨタのディーラーに足掛け20年勤務して、独立し、自分で中古車ディーラーを立ち上げまして。

ひろゆき:トヨタの社員から独立して自分で会社を作られたというわけですね。

若宮:全然ちっぽけな会社ですけどね。

ひろゆき:割とじゃあ大成功な感じで?

若宮:いやいや、それが3年でずっこけましてね。 そういう経験がございます。

ひろゆき:その後いいんですか、タクシーの運転手やってた話とかしなくて。

若宮:ああ~、全然それも。あります。

ひろゆき:車が好きだからタクシーの運転手始めたんですか?

若宮:元々車屋ですから、タクシーに乗る事は全然抵抗なかったんですよ。損保の代理店もやりましたけどね、損保の代理店なんていうのは大体直営ディーラーであれば、もともと負担していた仕事ですから、いとも簡単に入れる仕事なんですね。ただ僕にとっては面白くないんですよ、刺激がなくて。 それでタクシードライバーに挑戦しまして……結局本を書くネタが欲しかったんですよね。

ひろゆき:本を書くためにタクシードライバーになったんですか?

若宮:それもありますね、全部ではないですけど。

ひろゆき:じゃあ本を書かれて何年くらいなんですか?

若宮:10年になりますね。これで7冊目ですから、少ないんですよ。年に一冊ペースなんですから。

ひろゆき:本を書きたいと思ってタクシー運転手になられたんですよね? ネタを集める手段として。

若宮:最初のきっかけはそうです。

ひろゆき:タクシーの本を書いて、その後の職業がジャーナリストさん、って事なんですか?

若宮:結局ですね、損保の代理店も経験しましたし……。

ひろゆき:言いたくない事があれば言わなくて大丈夫ですよ。

若宮:秘書的な事もやりましたね。

ひろゆき:政治家の秘書ですか?

若宮:某アパレルメーカーの社長の。ベンツを運転出来る人がいないと。秘書も出来る、両方出来れば最高だという事で。

ひろゆき:ベンツの運転ってそんなに難しいんですか?

スタッフ:ちょっと30秒ほど番組ストップして。

ひろゆき:すいません。30秒ほど再起動します。

(機材トラブルのため番組中断後、再開)

ひろゆき:では「なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか」という事で、メディアで報じない業界の闇という事で、若宮さんに来ていただきました。どうも初めまして~! まず自己紹介から……、っていうのは冗談で(笑)、すいませんね、トラブル続きまして。というわけで、本題の方いきたいと思います!

 

2006年、15,000店のパチンコ屋が韓国から消えた

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ひろゆき:僕は韓国にパチンコあるの知らなかったんですけど、2006年8月に撤廃していると。これ結構、僕の中では驚きだったんですけど、韓国がなんでパチンコを全廃したのかっていうのが本になってると。理由をちょっと触ってもらっていいですか。

若宮:韓国のパチンコの歴史はそう長くはないんです。2000年頃からですから。最初は許可制だったんですよ。

ひろゆき:パチンコ屋さんを作るには許可がないと作れないと?

若宮:それで2003年から認可制になりまして。あまりに増えたから認可制になったんですね。

ひろゆき:認可制って事は届け出を出せば誰でもパチンコ屋を開けると。

若宮:そうですね。都局が認可すれば。ただ日本と違いまして、そう大きな店は無かったんです。パチンコの台数にして大体40~100台くらい。こじんまりとした。

ひろゆき:学校の教室くらいですか、40台って。

若宮:そうですね。店舗数は多かったですよ。最盛期には15,000店です。

ひろゆき:15,000店。韓国の人口って?

若宮:4,500万人です。

ひろゆき:1,000人に1人分くらい? そうするとパチンコ屋に10人くらい働いてるじゃないですか。そうすると人口の1%くらいパチンコ業界っていう事になりません?

若宮:実際はファミリーでやってるとこが多かったんですよ。

ひろゆき:家族でパチンコを運営している?

若宮:ええ、そういうパターンが多かったんですね。

ひろゆき:じゃあそのお父さん、お母さん、子どもがパチンコ屋を経営してると。

若宮:ですから小さい店が多くて、そのかわり加熱して道路挟んでズラッとパチンコ屋が並んでいたという場所もソウルにあったんですよ。実際そこに僕行ってみましたけど、今はもういっぱい飲み屋さんに変わっていました。

ひろゆき:10,000店って言ったら町じゅうにある感じですもんね。

若宮:15,000店ですね、最盛期には。

韓国式のパチンコシステムとは?

ひろゆき:てことは、それくらい儲かってたって事ですよね。

若宮:儲かってたんですよ。日本のパチンコ台を中古で輸入しまして、釘を取っ払うわけです。で、玉は弾かない。

ひろゆき:そうすると、打ってもストンと落ちるだけじゃないですか。

若宮:メダルなんですよ。10,000ウォンを入れますとね、メダルが出てくるわけです。

ひろゆき:硬貨が出てくるんですね。

若宮:パチスロに使われるようなメダルですよね。皿に乗っけますよね。4秒に一回メダルが落ちて画面が動くわけですよ。リーチの画面が。

ひろゆき:回すといきなりリーチ面が回るんですか? キューンっていってどっかの当たりに入って、スロットが回るとかではない?

若宮:メダルが落ちるとリーチの画面が動いて、かからない時もありますよ、もちろん。日本の台と同じですから。大当たりすると商品券が出てくるんですよ、玉の代わりに。

ひろゆき:それって最初からパチスロにすればいいじゃないですか。メダル入れて回ってくるんだったら、台いらないじゃないですか。

若宮:そりゃそうですね。ただ「海物語」、日本でも人気ですよね。

ひろゆき:海物語、はいはい。

若宮:あれが韓国でもものすごい人気だったんですよ。パチンコの海物語の画面が韓国の人を虜にしたんですね。

ひろゆき:日本でも割と虜になってますもんね。これは別にパクったわけじゃなくて、日本の海物語の台を韓国に持って行ったっていう事ですもんね。

若宮:釘だけ取っ払ってですね。

ひろゆき:韓国でもマリンちゃん大人気と。

若宮:それで商品券が出てきますよね。店の外に出ますと一坪くらいの小屋があって、これは日本と同じですよ。その商品券を持って行きますと現金に。

ひろゆき:それなんか黄色い看板でTなんとかCとか書いてあるんですか?

若宮:ええまあ、日本と同じように店を出て近くにあるっていう。

ひろゆき:日本と同じでどの換金所でも良いんですか?

若宮:その店のすぐそばの換金所ですね。

ひろゆき:通りにパチンコ屋がいっぱいあったとしたら、どれに持ってけばいいかわかんなくなるじゃないですか。それも一応決まってるんですか?

若宮:決まってたらしいですね。

ひろゆき:じゃあ日本の算定方式と微妙に違うんですよね。

若宮:そうですね。その商品券を現金化する時に10%手数料取られてたんですよ。

ひろゆき:日本の場合も何か減ってる感じありますよね。

若宮:まあそれはあります。

 

撤廃のきっかけは大統領親族による「海物語事件」

ひろゆき:そこまでシステムとして街中に普及していたのに、何でなくなったんですか?

若宮:きっかけはですね、当時、盧武鉉大統領の時なんですよ。盧武鉉大統領の甥御さんがですね、商品券発行台から出てくる商品券。

ひろゆき:勝った時に出てくる商品券。

若宮:それに絡んでですね、疑惑を持たれまして。

ひろゆき:それは甥っ子さんの会社が商品券を扱ってたっていう事ですか?

若宮:違うんですね。甥御さんがその商品券の発行に絡んで口利きみたいな事をしたと、そっから始まったんです。それからマスコミが大騒ぎになりまして、マスコミがパチンコの被害を糾弾したんですよ、徹底的に。

ひろゆき:ちなみに韓国ではどんな被害があったんですか、パチンコで?

若宮:若者の首吊り自殺もありました。

ひろゆき:それ日本でも聞きましたけど、韓国サイドでもあったんですね?

若宮:放火もありました。

ひろゆき:パチンコ屋に放火?

若宮:すぐ消火したようで、死者とかそういう被害はなかったようですけどね。

ひろゆき:放火があったり自殺があったり、その事件の名前が?

若宮:パタイヤギ事件ですね。

ひろゆき:これどういう意味なんですか?

若宮:海物語事件っていう事で。

ひろゆき:韓国語で海物語は「パタイヤギ」と言うと。それでパタイヤギ事件と。じゃあ韓国では有名なんですね、海物語。

若宮:有名ですよ、本当有名なんですよ。

ひろゆき:じゃあその海物語事件のせいで、大統領の甥っ子がマスコミから文句言われるようになったと。

若宮:そうです。疑惑を持たれるようになりまして。

なぜ韓国ではメディアがパチンコを攻撃したのか

ひろゆき:日本の場合、マスメディアってパチンコ攻撃しないじゃないですか。なんで韓国のメディアはそんなにパチンコ攻撃したんですか?

若宮:そこが問題なんですよ。韓国はメディアも政治家もパチンコマネーに汚染されていなかったという事が言えると思いますよ。

ひろゆき:日本だとパチンコはスポンサーですからね。

若宮:おっしゃる通りです。

ひろゆき:スポンサーの悪口が言えないと。韓国のパチンコはメディアに対してまだお金をばらまくっていうほど賢くなかったんですね。

若宮:それだけ力がなかったとも言えますね。

ひろゆき:大統領の甥っていうくらいだから、力はあったんじゃないですか?

若宮:規模が小さかったものですから、日本のように協会がいっぱいあったり、マスコミにコマーシャル提供するような事なかったですから。

ひろゆき:日本だとなんとか協会とか色んな団体があって、警察が天下りいれたりとか、スポンサー料でお金払ったりとかいうので権力構造を作ってたけど、韓国はそこまでやってなかったと。

若宮:おっしゃる通りです。

ひろゆき:日本ってパチンコ出来たのいつくらいでしたっけ?

若宮:戦後間もなくですよね。

ひろゆき:1940年代後半みたいな?

若宮:昭和23年か4年じゃないですか。だから戦後間もなくですよ。

ひろゆき:そうすると5,60年と。パチンコが韓国で出来たのは10年くらい。歴史の差は結構?

若宮:歴史の差は結構大きいですけど。

 

年間売上21兆円 パチンコと日本社会の関係性


ひろゆき:というわけで次のテロップが渡されたんですけど。そもそもパチンコは悪なのかどうかって、僕ちょっと質問したいんですけど大丈夫ですか? 「Q:パチンコはギャンブルだと思いますか?」「A:はいorいいえ」で。一応法律で賭博は禁止されてるので、賭博ではないはずなんですけど。というわけでアンケートお願いします! ちなみに韓国では賭博自体、法律に違反していたんですか?

若宮:実際は換金は出来なかったんですよ。

ひろゆき:賭博自体は違法な国なんですね。だから商品券を作ってその商品券を換金するシステムを作ったと。

若宮:そうです。

ひろゆき:日本の場合はちっちゃい金をいれて換金するんですよね。

若宮:韓国も実際は違法だったんですよね。

ひろゆき:じゃあアンケートの結果の方見ていきましょうか! 


ひろゆき:「はい」92%、「いいえ」7.8%という事で。いいえの人の意見をメールでいただきたいくらいなんですけど、ギャンブルじゃないと思う方は理由を送っていただければ読み上げます。じゃあちょっと話戻しますけど、「パチンコは悪なのかどうか?」というわけで、賭博であれば悪になっちゃうんで、賭博でないという前提で話をするしかないと思うんですけど。パチンコが社会でどういった役割を果たしているのか!? お願いします。

若宮:2009年には、年間で21兆650億がパチンコに浪費されています。

ひろゆき:売上として21兆円規模なんですか? でかいですね。

若宮:21兆650億ですから。

ひろゆき:トヨタの売上が2兆とかそんなんでしたっけ?

若宮:いや、40兆ちょっとですね。

ひろゆき:トヨタそんなにあるんですか、トヨタの半分。

若宮:国の年間の税収が42~3兆ですから。

ひろゆき:国家予算が90兆で半分借金で。

若宮:日本の税収の約半分の金額がパチンコに流れているという事です。

ひろゆき:同じくらいの金額になってると。20兆円の売上っていうと、日本ってパチンコ何店舗くらいあるんですか?

若宮:今13,000店くらいですね。

ひろゆき:じゃあ一つあたり20億くらいの売上っていう事ですか? 

若宮:大きいとこは大きいですから。トップメーカーでマルハンという会社ありますね。そこは2兆円の売上ですよ、年間。

ひろゆき:年間2兆円。昔だってダイエーが売上1兆円とかで大騒ぎしてましたよね。それの倍ぐらいはあったんだ。

若宮:ユニクロが非常に今頑張ってますよね。ユニクロが連結で8000億円。

ひろゆき:ユニクロが8000億なんだ。でもその3倍ぐらいの売上をマルハンっていうパチンコ屋があげていると。

若宮:おっしゃる通りです。

ひろゆき:いやーすごいね。パチンコ業界入っておけば良かったよ。それくらい裕福にお金があるから、CMもガンガン打ったりするし、天下り団体が入ったりと。

若宮:当然のようにですね、蜜に群がる蟻のごとく色んな方が群がるわけですよ。マスコミを筆頭に、政治家も。

ひろゆき:政治家は例えば、どんな群がり方してるんですか?

若宮:アドバイザーという名前で。

ひろゆき:これ後にしましょうね。パチンコがなんで悪なのかの話をしましょうか。具体的にどんな被害があったのか、ゲストの方にお聞きしてみましょう。よろしくお願いします!

現役店員が語る、パチンコ店の内情

ウェルダン穂積(以下、穂積):こんにちは! お笑い芸人で秋葉原でコスプレしてます。

ひろゆき:すいません、お笑い芸人と秋葉原でコスプレが職業としてリンクしないですね。

穂積:ちょっと色々やらさしてもらってますね。そして、現役のパチンコ屋店員としても。

ひろゆき:あっ、まだパチンコ屋店員を?

穂積:そうですね。

ひろゆき:なんでパチンコ屋の店員をやってるのか聞いてもいいですか?

穂積:時給がいいからです。昼1,300円、夜1,400円、22時以降25%アップ、残業もありますんで、例えば主婦とかフリーターとかが時給目当てで(働いています)。

ひろゆき:コンビニだと1,000円いかなかったりしますからね。そんな高いんだ。じゃ単純に時給が高いからやってるっていう?

穂積:そうですね。例えば深夜の居酒屋なんて人件費で切られるけど、パチンコ屋は繁盛してるし人手が足りないくらいで、どんどん募集もかけてるので。でも、身体壊してやめてく人とか、職場の空気が悪くて辞めてく(人も多い)んで、まあ。

ひろゆき:職場の空気悪いんですか?

穂積:基本的に悪いと言われてます、どこも。パチンコの店員はお客様がマナー悪い人多いんで、綺麗な心を持ち続けるのが結構、メンタリティとして疲弊しちゃうので。

ひろゆき:ウェルダンさんも、もう綺麗な心は持ってないんですか?

穂積:持ってないんです。

ひろゆき:ちなみにパチンコ屋さんをやってて、こんなトラブルがあったよーとかそんなのは聞いて大丈夫なんですか?

穂積:盗難が多いです、トラブルっていうと。最近では大胆な犯行が多くて、打ってる時って集中してるから、それを横から若い人がポッてボタン押してピョッて取っちゃうくらいの大胆な犯行があったりして。

ひろゆき:カードを?

穂積:そうです。返却ボタンを右から押して、左から出てくるカードを取るんですよ。打ってる人が左見てる時に右のボタン押して、右見てる時にこう(左から取っちゃう)。

ひろゆき:気付かないもんですか?

穂積:気付かないんですよ。だから1万円入れてまだ9,000円くらい入ってるカードも、集中してるから取られちゃう。

ひろゆき:でも監視カメラってありますよね?

穂積:ありますけど、お客さんが気付いた時には、もう精算し終わってるんでダメですとか。

ひろゆき:でも別に精算し終わってれば犯罪者だから、画像使って。

穂積:でもそういう人は遠くから来たり、深く帽子かぶってたりするんで。巧妙に、大胆になってきてるので。

ひろゆき:カードがわからんという人がいるので、最近のパチンコのシステムを説明してもらってもいいですか? CRの。

穂積:パチンコ台には千円から一万円まで入るんですけど、例えば一万円入れると度数が100って出てきます。それで千円だけ使って、もういいやって返却ボタンを押すと、9,000円分のお金が入ったカードが出てきて、それを精算機に入れて現金に戻してから店を出るっていうシステムなんですよ。

ひろゆき:当たった場合は玉になって横に溜まりますよね? って事は当たった玉がカードの中に溜まっていくわけではない?

穂積:そういう店もあります、玉が出ない店も。秋葉原の店とかですと最近(そういう店も増えてきました)。

ひろゆき:それを盗む人が多いと。

穂積:でも本当、ごく一部ですけどね。

若宮:最近コインじゃないですか?

穂積:そうですね。コインかカードです。店によります。最近はコインの方が多いですね。

 

貧乏人のほうがパチンコにハマるワケ

穂積:僕自身もパチンコ依存症になっちゃって。パチンコ屋で働いててパチンコの話しますから。

ひろゆき:目の前に(ずっと)ありますもんね。

穂積:借金してパチンコして借金が膨らんじゃったから、パチンコで取り返そうとしてさらに借金が膨らむっていう。一番多い時で130万くらい借金があって、まあこの間まであったんですけど。パチンコ屋で働いて、今、徐々に徐々に返していってる感じですね。お金のない人の方がハマるんですよね。お金のない人が今日5万突っ込んじゃった場合、取り返しがつかないじゃないですか、5万は。本当に大切な5万だから。取り返しがつかないって事は、取り返すしかないんですよ。20%とかの確率に。

ひろゆき:今の還元率って20%でしたっけ?

穂積:換金率は店によりますけど。

ひろゆき:換金率っていうか、1万円使った場合にいくらぐらい?

穂積:あれは400分の1なんですけど、400分の1の抽選で一回当たると6,000円分くらいの玉が出てきて。厳密に確率論で言うと、相当確率低くて。例えば5万円持ってパチンコ行ったら、勝てる確率って良くて3回に1回くらいかと。

ひろゆき:つまり15万円使うと1回勝てるかなくらいの? 1回勝つといくらぐらいになるんですか?

穂積:多い時とかだと10万くらいまでいきます。

ひろゆき:15万使って、めちゃくちゃ多いと10万手に入ると。

穂積:そうなんですよ。だからどんどんどんどん、なくなってくんですよ。

ひろゆき:あれなんですか、やっぱみんなバカなんですか? パチンコ来てる人って。

穂積:そうなんです。僕もそう思ってた人間だったんですけど、自分が依存症になっちゃったから、僕自身びっくりしましたよ。頭ではわかってるんです。だってお店って経営してる人件費と運営費があって、その中でお客さんに渡してるお金もあるし、当然負けるように出来てるけど、もしかしたら……とか思っちゃうんですよね。

パチンコの"おもしろさ"とは?

ひろゆき:そうすると、バカなやつがパチンコやってるわーって店員として見てるわけじゃないですか。なんでそれでパチンコやりたいと思っちゃうんですか?

穂積:面白いからなんですよ。

ひろゆき:面白い? 世の中他にもっと面白い事あると思うんですけど。

穂積:そうなんです。だから僕、若い子がたくさん働いてて、二十歳前の子とかがどんどんパチンコにハマっていって、夢とかを色んな事を経験する前にパチンコだけ覚えて、休みの日にパチンコばっかりやってるのが悲しいんです。僕が初めてパチンコをやったのは30だったんで。僕は落ちるスピードが早かったらしくて、一年半くらいでどツボに落ちました。

ひろゆき:一年半は早い方なんですか?

穂積:早いです。借金してまでやるっていう人は、やっぱり途中で歯止めかかるみたいです。

ひろゆき:借金してまでなんでパチンコやろうと思ったんですか? 借金してまでやる必要ないじゃないですか。

穂積:さっきの話と一緒で、取り返しがつかないから。あと気軽に借りれるっていうのありますよね。カード入れたらスッと借りれちゃうっていうのが、アコムとか。貸金料の規制が入るようになりましたけど、あれがなかったら僕もっとハマってたと思います。だって、あのATMではお金って言ってもただの数字ですから、。だからそんなに実際にこう痛いわけじゃないですから、麻痺しちゃうんですよ金銭感覚。

始めのほうは3万負けたら、うち帰ってもう一日中寝込んでたんです、頭痛くなって。それが段々麻痺してくると、5万負けても明日勝てるからいいか、明日勝てばいいやって話になってくる。

ひろゆき:でも勝てない人のほうが多いってことを見てるわけですよね? 自分だけ特別だと思ってるんですか?

穂積:たぶんそうだと思いますよ。

ひろゆき:基本的にバカだからそこにいるし、バカだからハマってると思うんですけど、自分がバカであるという自覚はあまりないもんなんですか?

穂積:僕はあるんですけど、ありながらもやっちゃうし、それはそれで盛り上がる。負けちゃったね、みたいな話で。

ひろゆき:映画見に行ったら楽しかった、で盛り上がってもいいじゃないですか。

穂積:パチンコやってる人に聞くと「パチンコやってない人は絶対にやるな」って言うんですよ。なんでか理由がわかんなくて始めたんです。やってみてわかりましたね。なんとかやめらんないですかね?

若宮:最近主婦が多いですよね。

ひろゆき:そんなに面白いですか、パチンコ? 僕やっても全然面白くなかったんですけど。

穂積:数字がぐるぐる回るだけですもんね。大当たりを連続で経験したりとかしたら……。だからそう言えてるうちが華じゃないけど、幸せだと思います。面白さはわからない方がいいと思います。

ひろゆき:パチンコが面白いんじゃなくて、単に儲かったら楽しいって話?

穂積:でもエヴァンゲリオンとか出てきて、エヴァンゲリオンが戦って使徒を倒したらお金が出るってすごいじゃないですか、エヴァファンとしては。アニメって見てても、エヴァンゲリオン勝ちますよね。パチンコだと負けるんですよ、基本。それが勝ったらお金になるって面白いんですよ。

ひろゆき:でもその映像見たいんだったら、YouTubeとか探せば絶対あるじゃないですか。

穂積:最近それを覚えて抑えてます。YouTubeで見て我慢してます。ある意味、やめたい人の抜け道です。YouTubeでご覧になってください。

『なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか』(Amazonへ)


馬鹿は死んでも治らない

2020年09月11日 10時11分07秒 | 社会・文化・政治・経済

伊勢屋 助六 (著)

内容(「BOOK」データベースより)

雇い主の愛人と世話人の関係。
ただそれだけのはずだった。
ところが、純真なちろるの気持ちが殺伐とした伸也の心をほぐしていき、ある夜、あってはならない関係に落ちていく。
強い者だけが生き残る無慈悲な場所で、二人は居場所を探せるのか。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

伊勢屋/助六
1979年9月9日生まれ。岡山県出身。東京都在住。国立岡山大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
 
 

馬鹿は死ななきゃ治らない
読み方:ばかはしななきゃなおらない
別表記:バカは死ななきゃ治らない

愚かであるという性質は治そうとしても治しようがない、バカを治療する手立てはない、馬鹿者であることは手の施しようがない、などの意味の表現。

 

馬鹿は死んでも直らない/植木等 - 歌詞検索サービス 歌詞GET


www.kget.jp/lyric/134579/馬鹿は死んでも直らない_植木等
-キャッシュ

バカにバカたしゃ バカばかり バカからバカ引きゃ うすらバカ 掛けたり割ったりしてみても アホウと間抜けがチョイと顔を出す とかくこの世はバカばかり 中途半端はおよしなさい バカは死んでも直らない 自慢じゃないが 俺もバカ 遠慮するな ...


「ドコモ口座」不正出金、全額補償へ ドコモ丸山副社長「本人確認が不十分だった」

2020年09月11日 10時08分04秒 | 事件・事故

9/10(木) 16:55配信

ITmedia ビジネスオンライン

全国の地方銀行などで決済サービス「ドコモ口座」を使った不正出金の被害が相次いでいる問題で、NTTドコモは9月10日、被害の全額を補償する方針を発表した。同社によると、被害に遭った口座数は66件、被害総額は約1800万円(10日午後時点)。被害者には、銀行と連携して全額保証の手続きを案内する予定だ。ドコモの丸山誠治副社長は「(利用者の)本人確認が不十分だったと認識している」と謝罪した。

【図で解説】不正出金の流れ

 ドコモ口座は、銀行口座などから入金すると、ネットショッピングの支払いやユーザー間で送金ができるサービス。登録した銀行口座からは、ドコモ口座アカウントへの入出金もできる。

 七十七銀行(宮城県仙台市)は7日、ドコモ口座を悪用した不正入金が発生したとして、ドコモ口座への新規登録を当面停止すると発表。ドコモによると、何者かが銀行口座番号やキャッシュカードの暗証番号などを不正に入手し、ドコモ口座へと預金を不正に引き出す──という事件が発覚した。

 七十七銀行に続き、中国銀行(岡山県岡山市)、大垣共立銀行(岐阜県大垣市)、東邦銀行(福島県福島市)も8日、同様の理由で新規登録を停止すると発表。9日までに、ゆうちょ銀行など、全18行が停止した。

 こうした事態を受けドコモは10日、連携している全35行の銀行口座の新規登録を停止。預金引き出し時に必要な本人確認の仕組みを厳格化するなど、対策を講じるとした。再開時期は検討中という。

ITmedia ビジネスオンライン

【関連記事】


【独自】「ドコモ口座」被害、訴えたのに「情報開示できない」…1分間で30万送金される

2020年09月11日 09時47分26秒 | 事件・事故

9/11(金) 7:31配信

読売新聞オンライン
 「私はNTTドコモの携帯電話を使っておらず、ドコモ口座の存在すら知らなかった」。七十七銀行(仙台市)の預金口座から、無断で開設されたドコモ口座に30万円を不正送金された宮城県の30歳代の女性は落胆した様子で語った。

 被害に気づいたのは今月2日夜。銀行のスマートフォンアプリで残高を照会したところ、前日に身に覚えのない送金が4件あった。金額は10万円、9万円、9万円、2万円で、計30万円。送金先は「ドコモコウザ」と記載されていた。

 翌3日、女性が銀行に相談すると、1日午後のわずか1分間に立て続けに送金されていたことが判明。対応した行員は、「責任を持って調査します」と言って口座凍結の手続きを取った。

 女性はその後、警察に相談。ドコモの店舗にも足を運んで被害を訴えたが、担当者からは「ドコモ口座の開設者があなた本人ではないならば、情報の開示はできない」と説明された。

 女性は、銀行口座が悪用された経緯に心当たりはないといい、「スマホなどでお金のやりとりができるのは便利だが、十分な本人確認なしに預金が移せるのはおかしい。銀行やドコモは、セキュリティーを見直してほしい」と話した。

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最終更新:9/11(金) 10:01

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首をつった20代男性発見…川越少年刑務所で夕方に 発見の15分前、男性がテレビを見ている姿目撃

2020年09月11日 09時43分42秒 | 事件・事故

9/11(金) 8:06配信

埼玉新聞

男性受刑者が死亡、自殺か=川越少年刑務所

 埼玉県川越市の川越少年刑務所は10日、20代の男性受刑者が死亡したと発表した。

首をつった男性発見、パジャマのズボンの裾で…深夜の川越少年刑務所 発見15分前は布団の上に座る姿目撃

 同刑務所によると、8月30日午後6時半ごろ、男性が施設の単独室で首をつっているのを巡回中の職員が発見した。男性に意識はなく、救急搬送されたが今月9日午前、死亡した。発見の約15分前、余暇時間に男性が室内でテレビを見ているのを職員が確認しており、変わった様子はなかったという。

 室内の状況などから同刑務所は自殺を図ったとみている。「被収容者が自殺したことは遺憾。心情把握を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントした。

 

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<熊谷6人殺害>ばかばかしい…妻子殺害された男性、無期懲役確定に悔しさ「ああ、終わっちゃったんだな」

2020年09月11日 09時39分57秒 | 事件・事故

9/11(金) 6:39配信

埼玉新聞

最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は、埼玉県熊谷市で2015年、小学生2人を含む住民6人を殺害したとして強盗殺人などの罪に問われたペルー人、ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告(35)の上告を棄却する決定をした。9日付。一審の死刑判決を破棄し、心神耗弱を認めて無期懲役とした二審東京高裁判決が確定する。

<熊谷6人殺害>最後の言葉は「また明日ね」…犠牲の仲良し姉妹 同級生ショックで食事取れず

 妻子3人を失った遺族の男性(47)が10日、埼玉新聞の取材に応じ、「悔しさしか残らない。今、聞いたばかりで整理できない。悔しい」と言葉を絞り出した。

 男性は事件で、妻の加藤美和子さん(41)、長女美咲さん(10)、次女春花さん(7)=いずれも当時=を亡くした。自分以外の家族を失い、3人に対しても「死刑判決まで持っていけなかった後悔がある」とこぼす。

 改めて一審さいたま地裁の死刑を破棄した二審東京高裁判決については、「信じられない。裁判官も、検察官も。まだ納得できない。ばかばかしい感情もある。検察官はなぜ上告してくれなかったのか。少しでも望みがあるなら裁判をやり直してほしかった」と訴える。

 日本の司法手続きについても、「上告の権利を被害者に与えてほしい。二審も書面中心の審理ではなく、一審と同じようにやってほしかった」と指摘。さらに、「もうちょっと被害者が意見できる場をつくってほしい。判決を見て、大事なことが書いていないと思った。そういうことを裁判官に質問できるようにしてほしい」と求める。

 二審判決は、事件当時のナカダ被告が心神耗弱だったと認定した。この点については、「少なからず殺人を犯す人はまともな状態ではない。そのときの精神状態は関係ないと思う」と主張。一審中には被告が「人を殺した」と口走る場面もあり、「殺人を犯した自覚はあると思う。どこがどう心神耗弱だったのか分からない。精神的な部分で争うことがおかしいのではないか」と考える。

 今月で事件からちょうど5年になる。16日は家族3人の命日だ。男性は「今は何も考えられない。ああ、終わっちゃったんだなというがくぜんとした気持ちと脱力感がある。今後のことはこれから考えたい」と無念の心境を語った。

 

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伊勢物語

2020年09月11日 08時23分37秒 | 社会・文化・政治・経済


昔、ある男が、元服をして、奈良の京の春日の里に、所領の縁があって、鷹狩に行った。その里に、たいそう優美な姉妹が住んでいた。この男は物の隙間から二人の姿を見てしまった。

思いがけず、この旧い都に、ひどく不似合いなさまで美女たちがいたものだから、心が動揺してしまった。男が、着ていた狩衣の裾を切って、それに歌を書いて贈る。その男は、信夫摺の狩衣を着ていたのであった。
春日野の……(春日野の若い紫草のように美しいあなた方にお逢いして、私の心は、この紫の信夫摺の模様さながら、かぎりもなく乱れ乱れております)
と、すぐに詠んでやったのだった。こういう折にふれて歌を思いつき、女に贈るなりゆきが、愉快なこととも思ったのであろう。この歌は、
みちのくの……(あなたのほかのだれかのせいで、陸奥のしのぶもじずりの模様のように、心が乱れだした私ではありませんのに。私が思い乱れるのは、あなたゆえなのですよ)

伊勢物語(扉)
凡例
伊勢物語(扉)
一 初冠
二 西の京
三 ひじき藻
四 西の対
五 関守
六 芥河
七 かへる浪
八 浅間の嶽
九 東下り
十 たのむの雁
十一 空ゆく月
十二 盗人
十三 武蔵鐙
十四 くたかけ
十五 しのぶ山
十六 紀の有常
十七 年にまれなる人
十八 白菊
十九 天雲のよそ
二十 楓のもみぢ
二十一 おのが世々
二十二 千夜を一夜
二十三 筒井筒
二十四 梓弓
二十五 逢はで寝る夜
二十六 もろこし船
二十七 たらひの影
二十八 あふごかたみ
二十九 花の賀
三十 はつかなりける女
三十一 よしや草葉よ
三十二 倭文の苧環
三十三 こもり江
三十四 つれなかりける人
三十五 あわ緒
三十六 玉葛
三十七 下紐
三十八 恋といふ
三十九 源の至
四十 すける物思ひ
四十一 紫
四十二 誰が通ひ路
四十三 名のみ立つ
四十四 馬のはなむけ
四十五 行く蛍
四十六 うるはしき友
四十七 大幣
四十八 人待たむ里
四十九 若草
五十 鳥の子
五十一 菊
五十二 飾り粽
五十三 あひがたき女
五十四 つれなかりける女
五十五 言の葉
五十六 草の庵
五十七 恋ひわびぬ
五十八 荒れたる宿
五十九 東山
六十 花橘
六十一 染河
六十二 こけるから
六十三 つくも髪
六十四 玉簾
六十五 在原なりける男
六十六 みつの浦
六十七 花の林
六十八 住吉の浜
六十九 狩の使
七十 あまの釣船
七十一 神のいがき
七十二 大淀の松
七十三 月のうちの桂
七十四 重なる山
七十五 海松
七十六 小塩の山
七十七 春の別れ
七十八 山科の宮
七十九 千ひろあるかげ
八十 おとろへたる家
八十一 塩竈
八十二 渚の院
八十三 小野
八十四 さらぬ別れ
八十五 目離れせぬ雪
八十六 おのがさまざま
八十七 布引の滝
八十八 月をもめでじ
八十九 なき名
九十 桜花
九十一 惜しめども
九十二 棚なし小舟
九十三 たかきいやしき
九十四 紅葉も花も
九十五 彦星
九十六 天の逆手
九十七 四十の賀
九十八 梅の造り枝
九十九 ひをりの日
百 忘れ草
百一 あやしき藤の花
百二 世のうきこと
百三 寝ぬる夜
百四 賀茂の祭
百五 白露
百六 龍田河
百七 身をしる雨
百八 浪こす岩
百九 人こそあだに
百十 魂結び
百十一 まだ見ぬ人
百十二 須磨のあま
百十三 短き心
百十四 芹河行幸
百十五 みやこしま
百十六 はまびさし
百十七 住吉行幸
百十八 たえぬ心
百十九 形見
百二十 筑摩の祭
百二十一 梅壺
百二十二 井出の玉水
百二十三 鶉
百二十四 われとひとしき人
百二十五 つひにゆく道
異一 雨の音
異二 清和井の水
異三 かつ見る人
異四 雲居の峰
異五 中空
異六 時雨
異七 咲ける咲かざる
異八 玉くしげ
異九 撫子
異十 すずろなる道
異十一 すずろなる所
異十二 在原の行平
異十三 朝影
異十四 虫の音
異十五 のどけき春
異十六 かはたけ
異十七 色革
異十八 夢としりせば
異十九 ことぞともなく
解説
一 伊勢物語の時代と在原業平
二 書名・成立の問題と狩使段
三 伊勢物語解読の方法
四 伊勢物語の内容・趣向および主旨
五 本文について
六 研究史
主要古注釈書一覧
参考文献


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日本大百科全書
伊勢物語
いせものがたり
平安前期の歌物語。別称に『在五(ざいご)が物語』『在五中将の日記』(「在五」は在原(ありわら)氏の五男業平(なりひら)のこと)。
[鈴木日出男]
▲内容
それぞれの冒頭が「昔、男……」と始まり、その多感な「昔男」の恋愛、友情、流離、別離など多岐にわたる内容が、和歌を中心に語られる小編の物語集。

その章段は、流布本(定家本(ていかぼん))で125段だが、伝本によって多少増減がある。この「昔男」は在原業平に擬せられてもいて、その「初冠(ういこうぶり)」(元服)の段から、死を自覚した「辞世」の段に至る一代記的な構成をとっている。

しかし配列上、厳密な年代順でもなければ、各章段相互の関連も緊密でない。

詠まれている和歌が業平の実作という点から、とくに業平の実話ともみられる章段に、「西の対(たい)」「芥河(あくたがわ)」などの段の二条后高子(にじょうのきさきたかいこ)との許されぬ恋、「狩の使」などの段の斎宮(さいくう)との禁断の恋、また「渚(なぎさ)の院」などの段の落魄(らくはく)の惟喬(これたか)親王との主従関係を超えた親交、「東下(あずまくだ)り」などの段の東国への漂泊に生きる者のわびしく孤独な話、あるいは「さらぬ別れ」の段の老母との死別を悲嘆する話などがある。

しかし近時の研究では、実際の業平は東国に漂泊したこともなければ、二条后や斎宮との恋愛関係もなく、惟喬親王との親交も姻戚(いんせき)関係以上ではなかったとして、その実像と虚像が峻別(しゅんべつ)されるようになった。

したがって、この物語は、業平実作の和歌を主軸にしながらも、業平の実像をはるかに超える虚構の広がりをもっている。たとえば、田舎(いなか)の少年少女の恋とその結末を語る「筒井筒(つついづつ)」の段の話、夫の出奔後に再婚した女が元の夫に巡り会う運命の皮肉を語る「梓弓(あずさゆみ)」の段の話など、地方的、庶民的な章段も含まれている。

この物語には和歌が209首(流布本による)含まれているが、そのうち、業平実作とみられるのは35首。ほかは『万葉集』『古今集』『後撰(ごせん)集』『拾遺(しゅうい)集』『古今六帖(ろくじょう)』などの、業平以外の和歌を「昔男」の作に仕立てていることになる。

しかし部分的に業平実作の和歌が含まれるところから、「昔男」が業平その人であるという印象を与える。また、この「昔男」という呼称が不特定の人称であるところから、一面では業平に即しながらも一面ではその実像から離れることもできるという独自な方法たりえている。

それと関連して、一段一段の話も一面では関連しあいながら、一面では独立性をもちえてもいる。また作中の和歌は、単に情緒を添える程度ではなく、物語の中心に据えられて主題性を担い、作中人物たちが和歌を詠むという行為に重大な意味が込められている。

しばしば、和歌を詠み上げるという行為自体が、その人物の存在の証(あかし)とさえなっている。したがって散文(詞章)も、和歌の叙情性を極限的に高めるべく、時と人と事柄の推移を的確に語り進める簡潔な表現となっていて、歌集一般の詞書(ことばがき)が詠歌の経緯を説明する固定的な文体であるのとは異なっている。ここでは、中心をなす和歌へ向かって推移する求心的な文体を形成している。
[鈴木日出男]
▲成立
業平の死没(880)後、原『業平集』の成立が推定され、『古今集』や原『伊勢物語』はそれを資料としたとみられる。その原『伊勢物語』はほぼ業平の歌だけからなると推定され、10世紀末ごろの伝本でも50段たらずの小規模な物語であったらしい。

11世紀以後に大幅な増補が行われて現在の形態に至る。作者については古来、在原、紀家系の人物が想定され、一説には文体上の類似などから紀貫之(きのつらゆき)ともされる。増補者についてはまったく不明である。
[鈴木日出男]
▲享受
平安時代末からとくに歌人に愛読研究され、鎌倉時代初頭の藤原定家はこれの書写や校訂を幾度も行っている。室町時代になると、連歌師(れんがし)もこれに加わり、注釈も盛んに行われた。細川幽斎(ゆうさい)『伊勢物語闕疑抄(けつぎしょう)』がその代表的著作。江戸時代の古典普及期には、『源氏物語』とともにこれが尊重され、板本の出版が急増して、注釈類もおびただしくなった。

北村季吟(きぎん)『伊勢物語拾穂抄(しゅうすいしょう)』、契沖(けいちゅう)『勢語臆断(せごおくだん)』、荷田春満(かだあずままろ)『伊勢物語童子問(どうじもん)』、賀茂真淵(かもまぶち)『伊勢物語古意』、藤井高尚(たかなお)『伊勢物語新釈』などである。中世までの歌人、連歌師たちの享受では「昔男」がそのまま業平の実録として受け止められたが、近世の春満、真淵の注釈あたりからは業平の事跡に限らぬ虚構の物語とみられるようになったのである。
[鈴木日出男]
▲伝本
次のような5種に分類される。(1)百二十五段本(流布本。藤原定家の書写系統やその類似本。ただし定家直筆の本は今日伝わらない)。(2)広本((1)よりも章段数が少ない)。(3)略本(塗籠(ぬりごめ)本とも。章段数がもっとも少ない)。(4)真名(まな)本(漢字だけで表記された特殊な伝本)。(5)別本((1)~(4)に属さないもの)。
[鈴木日出男] 
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改訂新版・世界大百科事典
伊勢物語
いせものがたり
平安前期の歌物語。現存する歌物語中最古の作品。古くは《在五が物語》《在五中将日記》などの異称もあった。書名の由来も,伊勢(伊勢御(いせのご))の筆作にかかること,〈伊勢〉は〈えせ(似而非)〉に通ずること,巻頭に伊勢斎宮の記事があること,などをそれぞれ根拠に挙げる諸説があったが,なお不明である。作者も上の伊勢の説のほか,在原業平自記説もあり,紀貫之説も近年有力となりつつあるが,これまた特定は困難であろう。内容は諸本により若干の増減があるが,通行の天福本で全125段から成る。在原業平とおぼしい男が元服してから死ぬまでの一代記風の体裁で,ほとんどすべての段が〈昔,男ありけり〉あるいは〈昔,男〉という言葉で書き出されている。しかし,その中には明らかに業平ではありえない人物もしばしば顔を出し,また芹川の行幸のように,業平死後の事件も現れる。歌数は全部で209首,そのうち業平の歌は30余首にすぎず,他は業平に仮託されたものである。在原業平は六歌仙の一人として名高いが,生前から放縦な生活をもって知られていたようで,二条后高子との情事でことに艶名をはせた。880年(元慶4)の死後間もなく,おそらく《古今集》撰進(905)以前に,業平の遺稿の類をもとにして小さい歌物語ができ,その後複雑な過程を経て増補を重ね,ときには部分的な改編なども受けて,《後撰集》成立前後にほぼ現在の形に落ち着いたかとみられるが,その後も広本系の異本では多少の増補が加えられた可能性がある。
 内容は男女の恋愛を主とするが友愛,親子の愛もあり,純愛とは趣の異なる遊戯的な男女交渉や宴席での献詠とか地方への旅の旅愁を主題としたものもある。そこに一貫するものは“みやび”,つまり宮廷人にふさわしい上品で洗練された対人交渉とか反応,またその間の心遣いのさまざまである。その多くは純粋な愛情をもととした美しいあるいは激しい行動であるが,ただあくまで都市貴族的な価値観に基づくものであるから,粗野な田舎者を蔑視するなど,普遍的な人間愛とは距離がある。またその表現には,同じく歌物語と呼ばれる《大和物語》の場合のような世俗性,ゴシップ性への密着がみられず,逆にそれらを払拭して,より普遍的感覚的な言葉に置きかえる。業平らしい男の行為を記すに当たって,これを〈男〉,相手を〈女〉と記すのはその端的な表れであり,固有名詞を極度に削り去ることで,詩的な内面化,象徴化を果たしたのである。
 伝本は藤原定家の整えた天福本のほか〈広本系〉〈略本系〉の幾つかが現存し,章段に増減が見られるほか,特殊な形の〈真名本〉もある。また古くは〈小式部内侍本〉〈業平自筆本〉の名も伝えられたが今は散逸している。《本朝書籍目録》には〈業平朝臣一巻〉の書名が見え,漢文伝記らしいがこれも正体は不明である。《伊勢物語》の後代への影響の大であることは《源氏物語》と双璧であり,日本人の心情形成にかかわることもまた大きい。
[今井 源衛]
[索引語]
在五中将日記 伊勢 在原業平 紀貫之 大和物語
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国史大辞典
伊勢物語
いせものがたり
平安時代の歌物語。作者は不詳であるが、在原業平の縁者、または業平を敬慕する者などが考えられている。『在五が物語』『在五中将の日記』などとも称されたが、『伊勢物語』が正式の書名である。この書名の由来は、作中の伊勢斎宮の段によるとも考えられるが確かではない。原形の成立は九〇〇年前後のころと想定され、以後十世紀中ごろまでに大体の形成が行われ、その後も本文の流動は続いたらしい。おおむね「昔、男ありけり」のごとき書き出しを持つ、長短多様な、歌を中心とする小話を集積した形になっている。この各章段を貫く主人公の男は、在原業平を目して構えられていると見られ、業平の歌と判明するものだけでも三十余首に達し、その他の人の歌、古歌などを軸にして、業平の逸話や古伝承を織り込んで、数々の小篇が構築されている。現存本では、それらは一代記的に配列構成され、ある男が初冠して春日里で美女に歌を贈る物語に始まり、以後多くは、さまざまの恋の物語が続くのであるが、二条后の段、東下りの段、伊勢斎宮の段、惟喬親王の段、紀有常や在原行平に関する段などが、連鎖あるいは点在し、男の辞世の歌の段で終る。おおよそ誰とも知れぬ男女の物語のごとく書き進められているが、間々実名を出し、実話めいた段もある。全体の構成は緊密ではないが、珠玉の小篇をちりばめ、人の情を中心的に描き出している詩的作品である。成立以来、多大の愛読を得、歌人・連歌師必読の古典と尊重され、後代の文学に大きな影響を与え、注釈書もはなはだ多量に上る。本文は成立事情に加えておびただしい流布のため、諸形態が伝わっている。伊勢斎宮の段を巻頭に置いたという散佚本の狩使本と、現存本の初冠本とに大別できるが、前者はそれと推定される断片が伝わり、後者は、和歌二百九首を持つ百二十五段の藤原定家書写系の本が中世以来流布し、他に広本・塗籠本・別本・真名本の諸系本が伝存している。刊本として『群書類従』物語部、『(校註)日本文学大系』二、『日本古典文学大系』九、『古典文庫』六四、『日本古典文学全集』八などに収められている。
[参考文献]
池田亀鑑『伊勢物語に就きての研究』、大津有一編『伊勢物語に就きての研究』、片桐洋一『伊勢物語の研究』、山田清市『伊勢物語の成立と伝本の研究』、大津有一『伊勢物語古註釈の研究』、田中宗作『伊勢物語研究史の研究』、福井貞助『伊勢物語生成論』、同『伊勢物語』解説(『日本古典文学全集』八)、大津有一・築島裕『伊勢物語』解説(『日本古典文学大系』九)、『群書解題』一二
(福井 貞助)


小説伊勢物語 業平

2020年09月11日 08時09分43秒 | 社会・文化・政治・経済

髙樹 のぶ子 (著)

【内容紹介】
千年読み継がれてきた歌物語の沃野に分け入り、美麗な容貌と色好みで知られる在原業平の生涯を日本で初めて小説化。現代語訳ではなく小説に紡ぐことで、日本の美の源流が立ち現れた。これは文学史的な事件である!

歌物語の不朽の名作にして、「恋の教科書」ともいわれることもある「伊勢物語」。その主人公とされる在原業平の一代記を「伊勢」の百二十五章段の和歌を物語の中に据えて大胆に周到に小説化。やまとことばに注目の集まった令和改元をはさみ日経新聞夕刊に連載された本作は、平安時代の古典に、千年かけて培われてきた日本人の情感、美意識を現代小説として吹き込み、活き活きとよみがえらせた傑作長編。連載時に小説に平安の都の風を吹き込んだ大野俊明氏の挿絵もカラーで16点収録。この作品を読んでから「伊勢物語」を読めば平安の「みやび」を五感で味わうことができるだろう

【著者「あとがき」より抜粋】
古典との関わり方として、私は現代語訳ではなく小説化で人物を蘇らせたいと思ってきました。千年昔には身体感覚において、どこかが違う人間が生きていて、私たちは、現代にも通じる部分においてのみ、かの時代の人間を理解しているのではないか。この疑問は、書くことに矛盾をもたらし、文体を模索させました。平安の雅を可能なかぎり取り込み、歌を小説の中に据えていくために編み出したのが、この文体です。味わい読んでいただければ、在原業平という男の色香や、日本の美が確立した時代の風が、御身に染みこんでいくものと信じます。
 
著者について
 
高樹 のぶ子
作家
1946年山口県生まれ。80年「その細き道」で作家デビュー。84年「光抱く友よ」で芥川賞、94年『蔦燃』で島清恋愛文学賞、95年『水脈』で女流文学賞、99年『透光の樹』で谷崎潤一郎賞、2006年『HOKKAI』で芸術選奨文部科学大臣賞、2010年「トモスイ」で川端康成文学賞。
芥川賞をはじめ多くの文学賞の選考にたずさわる。2017年、日本芸術院会員。2018年、文化功労者。著作はほかに『甘苦上海』『オライオン飛行』『格闘』『ほとほと』『明日香さんの霊異記』など多数。
 
 
 
遥か昔の高校時代に古典の女の先生が主催する『伊勢物語を読む会』になぜか参加しよくわからぬままに古代貴族の恋路物語をふつふつと読みふけっていました。芥川の段は今もよく覚えています。さて今回現代語訳ではなく小説の姿で古典を復元する企てを筆者とともに参加し不覚にも涙が止まらなかった。まぎれもない王朝の日常のなかで死に狂うほどの恋路を求める業平の生き方は意外にも見事な生き方と言っていい。在原という名は不幸な平城天皇の直系貴種の身を処し方を宣言するものであり、和歌においてのみ後世に名を残すことができることをこの貴種はご存じであったのであろう。和歌によって彩られた物語が人生として復元されることを遠い昔の業平は願っていたのではないか。とすればこの小説を追体験することが業平に対する追善供養になるのかもしれない。
 
 
最近の雑誌に著者高樹のぶ子氏が本作品の上梓理由を説明した記事があり、「業平」の特徴が「伊勢物語」の現代語訳ではなく、あくまでも業平の人生を時系列で追って改変された小説であることを知った。これまで他の人が誰もやっていないことだと著者が自負されており、新しい試みが面白そうに感じて本作品を読んだ。ただし、「源氏物語」を時代背景の参考にされたらしいので、本来の「伊勢物語」に出てこない部分もあるかもしれない。
  読んだ印象は、時系列の流れを整理された努力は上手く成功しており、各々の歌の意味もさり気ない理解し易い表現手法の解説が歌の後ろにさらりと違和感なく馴染んでいる気がする。
  業平は、高子(たかいこ)姫が真名書きが主流だった和歌を仮名書きで広めたいと考えている意志に同意しているが、その後のこの件に関する業平の活動は書かれていなかった。

  参考に、著者によると今に残る「伊勢物語」の百二十五段を前から順番に読んでいっても、時間軸は通っていないし、あっちこっちへ話が飛んでいて、業平の歌は分かるが、業平の人生のどういう時に詠まれたのかも分からないそうである。著者は小説にするにあたって、「伊勢物語」の百二十五段の順番を大幅に並べ替え、誰が詠んだのかが判然としない歌の作者の特定から始め、業平の人生を通してみていって、その中に間違いなく業平が詠んだ歌を入れ込んでいき物語にしていったが、その作業はそれはそれは大変な作業だったと振り返っている。
  「源氏物語」のどの部分をどのように参考にされたのかは詳しい解説がない。

  「源氏物語」のストーリと「在原業平」の素材としての活用関係については、現在「源氏物語」研究の第一線の研究者、例えば山本淳子氏の見解では無縁に近く著者の見解とは異なるようだ。素人目にも和歌も含め天才的な文芸の才能と政治政権の中心にいる「光源氏」は、政治活動に関与せずほぼ天才的な和歌の創作力しかなさそうな「業平」とは次元が違う気がする。
  山本淳子氏は「光源氏」のモデルとして二人の人物に注目し、一人は「帝の皇子にして源氏」という境遇が光源氏と重なり、その造形自体のモデルと言われる源高明(たかあきら)。もう一人は「学問の神様」として知られる菅原道真。二人とも藤原氏による他氏排斥の陰謀によって、大宰府(死刑禁止の当時最も重罪)に流された。後に都に戻れたのは源高明だけだった。(山本淳子著 「平安人の心で源氏物語を読む」p48-p51)
  ついでに、(「源氏物語 二十五帖 蛍」p100-p103)の解説によると、業平と駆け落ちして失敗した高子(たかいこ)姫の皇子・陽成天皇は業平の子と疑われていたが、陽成天皇の皇子・元良親王は業平と同じく歌に優れ女好きであった。その元良親王は宇田法皇の御息所・褒子との恋が世に漏れて、にっちもさっちもいかなくなった中で詠んだ歌、「わびぬればいまはた同じ難波なる 身を尽くしても遭わぬとぞ思う」、意味は「困り果てたことになってしまったからには、今はもう同じこと。難波潟の澪標(みおつくし)の名のように、身を尽くし、破滅してでも君に会いたいと思うよ」がある。元良親王の恋は業平より過激だった。同じDNAのなすわざか?
  和歌研究の大御所、馬場あき子氏によると、元良親王が宇田法皇の老後の愛人を奪ったことに対して「色好み」という名のもとに問題にされなかったらしい。(馬場あき子著 「日本の恋の歌 貴公子たちの恋」p23-p24)・・・謎は深まるばかり。
  いずれにしても当時の後ろ盾のない女性は自立して生きていく手段がないので、若い女性でも好き嫌いに関係なく全く釣り合わない年寄りの金持ち(貴族)の男性と一緒に生活するしかなかった。年寄りの男性に仕える若い女性が、地位の高い若い男性の誘いにのってしまうことを、当時の世論は仕方のないことと思ったのかもしれない。
 
 
日本文化の奥の深さと王侯貴族の男女の愛の表現が美しく表現されており感動した。
 
 
歌人である在原業平の生涯の物語である。多くの和歌が組み込まれた構成となっている。和歌の現代語訳も書かれてあるので、意味はよくわかるようになっている。
地の文の文体が普通とは違うのが、初めは違和感があるが、読むうちに心地よくなってくる。現代の道徳観からは受け入れ難いような主人公らの行動や考え方も、この文体によって、美しく雅な雰囲気に変換されるようだ。
ストーリー自体はドラマチックではないが、最後まで飽きさせずに読ませる。
 
 
著者の知見に驚く。また、技術系なので、和歌に対する全くの素人が読むにも、個々に解説されているので、理解しやすい。当時の男女の社会は、そうだったのかなと、当時の世間を知るきっかけになった。
 
 
「川柳家必読の小説!」、なんてタイトルを付けたら、皆さんだったらどんな小説を思い浮かべますか?
個人の趣味もいろいろでしょうから、まぁ多岐にわたることでしょうね。
古典では、やっぱり『源氏物語』でしょうか。
ご存知ですか? いま、ひそかに話題になっている小説。日本経済新聞社というオカタイ新聞に連載されていた『小説伊勢物語 業平』(髙樹のぶ子著)が、話題になっています。小生、モチロン読みました。イイですよ。
『伊勢物語』自体も興味深いのですが、その面白さを百倍にしてくれました。
 『伊勢物語』は、いわゆる歌物語のさきがけ。ご存知でしょうが、和歌の出来る背景などを説明したもの。世界に冠たる『源氏物語』にも大きな影響を与えております。
 その『伊勢物語』は「恋の教科書」とも言われることもあります。雅な恋、男女の心理のありよう、貴種流離譚等々、まぁ突っ込みどころ満載です。
えっ?、「恋の教科書」なんてもう要らない!? 失礼しました。
 
 
 
著者の文人としての才能をこの小説を通じて深く感動しました。
伊勢物語の雅の世界を現代語で十分に表現されていました。
一気に読めましたが、再度読むつもりです。一度では勿体無い。ー
 
 
在原業平の生涯にわたる恋物語をその和歌とともに語る傑作。作者の構想の巧みさ、文体の雅さも相まって古典に親しみのない者にも分かりやすく感動を覚える。挿画も興趣を添え味わい深い。
 
 
 
 
 
 
 
 
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熊本県 合志マンガミュージアム

2020年09月11日 07時54分35秒 | 社会・文化・政治・経済

みなさんの大好きなマンガが自由に読めるミュージアムが、熊本で初めて合志市にオープンしました。
ここには約15000冊のマンガが読みホーダイの閲覧室、ここでしか観れない貴重なマンガ資料が並べられている展示室、昔の雑誌がズラリと並んだ資料室があります。
1960年代の古い作品から最新のものまで年代順に並べてあり、どんな世代にも楽しめます。本を読む姿勢もその人の自由で、本は定期的に入れ替え、ユニークな企画棚も充実していますよ。みなさんの来館をスタッフ一同、心からお待ちしています。

合志マンガミュージアム

koshi-mm.com/
-キャッシュ

みなさんの大好きなマンガが自由に読めるミュージアムが、熊本で初めて合志市にオープンしました。ここには約15000冊のマンガが読みホーダイです。 1960 年代の古い作品から最新のものまで、どんな世代にも楽しめます。本は定期的に ...