拘束の12人消息不明 香港

2020年09月13日 18時29分12秒 | 事件・事故

Nippon News Network(NNN)
香港の民主活動家ら12人が中国当局に身柄を拘束されたあと、消息が途絶えているとして、家族らが国際社会に支援を呼びかけました。

中国当局に身柄を拘束されている香港の民主活動家の家族らが12日、記者会見を開き、「20日以上も消息が途絶え、彼らが無事かどうか確認がとれない」と香港政府や国際社会に支援を呼びかけました。

香港メディアによりますと、身柄を拘束されているのは、香港国家安全維持法に違反した疑いで逮捕され、保釈中だった民主活動家・李宇軒氏ら12人です。

先月23日にボートで台湾へ密航しようとしたところを中国当局に身柄を拘束されました。

家族らによりますと、中国本土の深センにある拘置所に移送されたあと、家族が指定した弁護士でさえ面会できておらず、安否を確認できないということです。

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86歳祖父が16歳孫娘をメッタ刺し…単なる喧嘩が原因なのか

2020年09月13日 18時23分52秒 | 事件・事故

9/13(日) 9:26配信 
日刊ゲンダイDIGITAL 


「喧嘩してたら、死んでもうたんや」
 86歳の祖父は友美さんの父親、つまり自分の長男に電話でこう伝えたという。
 福井市黒丸城町の2階建ての木造住宅で9日夜、この家に住む高校2年生の冨沢友美さん(16)が殺害された事件。福井県警は同居する祖父の無職、冨沢進容疑者を殺人容疑で逮捕した。
 事件直後、車で駆け付けた父親が1階で血まみれで倒れている友美さんを発見。10日午前0時10分ごろ、「娘が倒れていて動かない」と110番した。友美さんの胸には複数の刺し傷があり、付近には凶器とみられる刃物が残されていた。
「福井南署の警察官が現場に着いた時、祖父は1階にしゃがみ込み、呆然としていた。かわいい孫を殺してしまい、何が起きたのか分からない様子でした。『自分がやった』とも言わず、会話にならなかったそうです」(捜査事情通)
 友美さんの両親と妹は、祖父宅から車で30分ほど離れた市の東外れの住宅街に住み、祖父の家は市の西外れの集落が点在する農村地帯にあり、ちょうど市内を横断する位置関係だった。友美さんは周囲に「両親が喧嘩ばかりするから」と漏らし、2カ月ほど前から祖父の家で2人で暮らしていた。祖父の妻は脳梗塞で入院中だった。
「部屋には争った跡はなく、遺体には抵抗した際にできる防御創もなかった。1階に複数の血痕があったことから、逃げる友美さんを刃物でメッタ刺しにした可能性が考えられる。普通の感覚からすれば相当な殺意があったと想像できます。いくらカッとなったとしてもそこまでするのか。通院歴は確認されていないが、86歳と高齢ですから認知症がなかったとは言い切れません。ゼロではないと考え、体調面を気遣いながら捜査を進めている」(前出の捜査事情通)
 実は友美さん家族も10年ほど前まで、祖父宅で3世代で同居していた。祖父はもともと農業をしていたが、その後、鯖江市が隣接するということもあり、眼鏡関連の仕事に就いていた。
 一家を昔から知る近隣住民がこう言う。
「進さんも20年ほど前に脳梗塞を患い、その影響で口の動きが悪くなって、口を開けるのに苦労していました。もう86歳ですから、ボケてないとは言えません。カッとなったのかどうかは分かりませんが、進さんは若い時から他人の言いなりにはならず、おとなしい方ではなかった。孫娘は食事などの世話をしていたようですが、気が強いところがあって、自分の考えをハッキリ口にするタイプでした」
 86歳の老人が、単なる喧嘩が原因で70歳年下の孫娘をメッタ刺しにしたのだろうか。

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中国による報復「激化」、対応行き過ぎと米反論

2020年09月13日 18時20分58秒 | 社会・文化・政治・経済

9/13(日) 16:25配信

AFP=時事

中国・北京の米大使館前に立つ警官(2020年9月12日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米国務省は12日、中国に駐在する米国の外交官の活動を制限するとした中国政府の発表について、報復の「激化」だと表現し、対応が行き過ぎていると反論した。

【図解】特許、火星探査、核弾頭…米国と中国、二大大国の衝突

 中国政府は11日、米政府が中国の外交官らに新たな制約を課すと発表したことを受け、米外交官らに対する「報復的な制約」を導入すると表明。詳細は明言していないものの、在香港総領事館の幹部らを含む米大使館・領事館の全職員が対象になるとしており、決定は「合法的で必要な対応」だと主張している。

 一方で米国は、中国の対応は行き過ぎたものだと反論。米国務省報道官は匿名を条件に取材に応じ、中国側の決定は香港の総領事館員を標的とし、事前通知を条件として米国人と会う中国市民に制約を課すことを狙ったもので、報復の「激化」に他ならないと指摘した。

 同報道官は「これらの通知条件には米政府と関係のない米市民も含まれている。われわれは中国に対し、そのような条件は課していない」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

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中国の科学者が暴露“新型コロナ、武漢研究所から出た”

2020年09月13日 18時07分09秒 | 事件・事故

9/13(日) 17:02配信

WoW!Korea

中国の科学者が暴露“新型コロナ、武漢研究所から出た”「(画像提供:wowkorea)

香港のウイルス学者が英国のトークショーに出演し、「新型コロナウイルスは中国の武漢研究所から出た」と暴露した。

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 香港大学公衆保健学部でウイルス学と免疫学を専攻したイェン・リーモン(麗夢、Limeng Yan)博士は11日(現地時間)に公開された英国メディアITVのトークショー『ルーズウーマン』とのインタビューで「ウイルスが武漢の水産物市場ではない、武漢ウイルス研究所(以下、武漢研究所)で作られたという科学的な証拠を発表する予定だ」と明らかにした。

 イェン博士は「遺伝子の塩基配列は人間の指紋のように識別が可能だ。私は中国でこのウイルスがどのように出たのか、なぜ彼らがこのウイルスの創造者なのかに関する証拠をつかんでいる」と強調した。

 イェン博士は「ウイルスの根源は私たちが知らなければならない重要なもの」だとし、「私たちがこれを知らなければ克服することは出来ないだろう。このウイルスは全ての人々の生命を脅かすだろう」と警告した。

 イェン博士は香港大学での勤務中に身辺に危険を感じ、米国へ亡命している状態だ。

 イェン博士は「武漢研究所は中国政府が統制している」とし、「恐怖心から中国から出たが、公の場で暴露を決意した理由は、事実の通り話さなければ後悔することになるから」だと告白した。

 これに先立ち、イェン博士は中国本土に派遣され、新型コロナの集団感染の事例を調査したという。同氏は、「新型コロナの発病初期にも人間間の伝染証拠を発見し上司にすぐ報告したが、黙殺された」と主張した。

 イェン博士は、米国に居住するとある中国の有名なユーチューバーの助けで、中国政府はコロナウイルスの人間間伝染についてすでに知っていたと暴露した

 イェン博士はフォックスニュースとのインタビューでも「新型コロナに対する真実を明らかにするために米国に来た」とし、「もし中国でこの事実を暴露したら、私は殺害されただろう」と話した。

 イェン博士は「私は彼らが内部告発者にどのように接するか知っている」とし、「夫は私が米国に逃避して非常に腹を立てている」と付け加えた。

 イェン博士が勤務していた香港大学ではイェン博士に関する情報をすべて削除し、電子メールやポータルへのアクセスをすべて中断させた。 香港大学の代弁人は「イェン博士はこれ以上学校の職員ではない」と明らかにした。

 中国当局は今まで新型コロナの“武漢研究所起源説”を否認し、ウイルスが自然に発生したと主張してきた。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp

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イランの「拷問絵図」が残酷すぎる…“チキンケバブ”吊るし、性器に催涙スプレ

2020年09月13日 18時07分09秒 | 事件・事故

配信

アムネスティ・インターナショナルが発表したイランの拷問のイラスト。上段真ん中が「チキンケバブ」の刑Photo: @AmnestyIran / Twitter

「体じゅうが何百万本もの針で突き刺された」

国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」は2日、昨年イランで起きた抗議デモの参加者たちが拘束後に残酷な拷問を受けていたとして、イラン政府を非難する報告書を発表した。

イランでは2019年11月、ガソリン価格の大幅値上げに抗議するデモが全土に拡大したが、治安部隊に弾圧され、多くの参加者が逮捕された。

アムネスティは逮捕された推定7000人(最年少は10歳だった)からの証言と、裁判所の記録などをもとに今回の報告書を作成。

 

「恣意的な拘束、強制失踪、拷問など、衝撃的な人権侵害が行われた」ことが明らかになったと発表した。 逮捕者の拷問は、反体制派グループや外国政府・メディアとの関与を「自白」させるために行われたという。

水責め、むち打ち刑、電気ショック、性器への催涙スプレー噴射、性的暴行、爪はがし、模擬処刑などの拷問手法が使われたと、アムネスティは報告している。

電気ショックを受けたとする男性は、「体じゅうが何百万本もの針で突き刺されたような感覚でした」とアムネスティに語っている。

また別の男性は、手と足を棒に縛られて吊るされるという拷問を受けた。

アムネスティの報告書によれば、尋問者はその拷問手法を「チキンケバブ」と呼んでいたという。

その男性はこう振り返っている。 「体に耐えがたい痛みが走り、体にかかる圧力もきつすぎて、おしっこを漏らしてしまったほどです……家族は私が拷問されたことを知っていますが、どんなふうにされたのかは知りません。誰にも話すことができない私は、自分の涙でのどが詰まりそうです」 アムネスティによれば、「不公平な司法手続き」で500人以上が禁固1ヵ月から10年の実刑判決を受けたという。

Courrier Japon

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イラン、レスリング選手の死刑執行 拷問で「虚偽の自白」と主張

2020年09月13日 17時55分29秒 | 事件・事故

9/12(土) 20:24配信

時事通信
 イランで2018年に起きた反政府デモの際に警備員を刺殺したとして死刑判決を受けたレスリング選手ナビド・アフカリ氏(27)の刑が12日、執行された。

 国営メディアが伝えた。

 家族や活動家によると、アフカリ氏は拷問を受けて虚偽の自白をしたと主張。弁護人も有罪の証拠はないと話していたが、イランの司法当局はアフカリ氏側の訴えを否定している。

 アフカリ氏の死刑判決をめぐっては、人権団体などから抗議の声が上がり、トランプ米大統領も今月、イランに死刑を執行しないよう求めていた。(ロイター時事)。 

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「助けて」江の島付近の海岸で男性が溺死 約100メートル沖合から泳いで岸に戻る途中で溺れる

2020年09月13日 17時55分29秒 | 事件・事故

9/13(日) 14:47配信

ABEMA TIMES

けさ、神奈川県藤沢市の江の島のそばの海岸で友人と泳いでいた19歳の日系ブラジル人の男性が溺れて死亡した。

【映像】現場の様子

 午前5時半すぎ、藤沢市の片瀬東浜海岸で「友人が溺れた」と一緒に泳いでいた女性から 110番通報があった。

 消防などが捜索し、およそ1時間半後に日系ブラジル人のコヤマ・レメ・パウロ・ダヴィッドさん(19)が救助されたが、その後、死亡した。

 警察によるとコヤマさんは友人の女性と群馬県から海水浴に来ていて、およそ100メートルの沖合から2人で浜に戻ろうとしたところ、後ろを泳いでいた男性が突然、「助けて」と言って溺れたということだ。(ANNニュース)

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麻生氏「すぐに衆院解散かも」 次期首相下で、新潟での講演

2020年09月13日 17時51分18秒 | 社会・文化・政治・経済

9/13(日) 16:51配信

共同通信

麻生太郎副総理兼財務相は13日、自民党総裁選を巡り、次期首相の下ですぐに衆院解散・総選挙が行われる可能性があるとの認識を示した。新潟県新発田市での講演で、次期政権は国民の審判を経ていないと批判されるだろうと指摘。「それならば解散という感じがしないでもない。下手したらすぐかもしれない」と述べた。

 自身も2008年9月の首相就任後、時を置かずに解散したかったが、リーマン・ショックのためにできなかったと説明。「タイミングは極めて大事だ」と強調した。

 総裁選で菅義偉官房長官支持を決めた理由については、「非常時では、菅氏の方が優れていると思った」と語った。

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菅氏、内閣人事局は変えず 「政策反対なら異動」

2020年09月13日 17時33分39秒 | 社会・文化・政治・経済

9/13(日) 11:52配信

共同通信

NHK番組への出演後、記者の質問に答える自民党の菅官房長官=13日午前、東京都千代田区

 自民党総裁選に立候補した菅義偉官房長官は13日のフジテレビ番組で、中央省庁の幹部人事を決める内閣人事局に見直すべき点はないと明言した。政権の決めた政策の方向性に反対する幹部は「異動してもらう」とも強調した。石破茂元幹事長、岸田文雄政調会長と出演したフジテレビ番組で発言した。

内閣人事局は2014年5月に内閣官房に新設された。幹部人事を掌握するため、官邸主導の意思決定を後押しする一方、官僚の忖度を生む要因と指摘される。

 続くNHK番組でも、菅氏は、査証(ビザ)の要件緩和が訪日外国人増加につながったとして「官邸主導でなければできなかった」と語った。

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【速報】大坂なおみ 逆転で2年ぶり2度目の全米OP優勝。3度目のグランドスラム制覇

2020年09月13日 03時28分28秒 | 社会・文化・政治・経済

9/13(日) 7:09配信

THE TENNIS DAILY

現地12日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会13日目。女子シングルス決勝で、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が、世界27位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦。大坂が1-6、6-3、6-3で逆転勝利し、「全米オープン」2年ぶり2度目、グランドスラム通算3度目の優勝を飾った。

【実際の動画】大坂なおみ 歓喜の優勝の瞬間!

第3セットは大坂のサービスゲームからスタート。第2セットを取り、調子が上がってきた大坂は第1、第3ゲームを危なげなくキープ。両者サービスゲームをキープした立ち上がりとなった。

そして第4ゲームで、アザレンカのダブルフォルトにより15-40と2本のブレークポイントが訪れた。1本はしのがれたが、続くラリーで我慢してアザレンカのミスを引き出した大坂がブレークに成功。「カモーン!」の大きな声がコートに響いた。

しかしブレーク直後の第5ゲームで0-40と3本のブレークポイントを握られる。しかし大坂はここから一気に5ポイントを連取してピンチをしのぐ。

どんどん調子を上げ、力も良い具合に抜けてきた大坂は、第6ゲームでも2本のブレークポイントを握った。デュースまでしのがれた後、大坂は粘りを見せたがアザレンカにしのがれ、ブレークすることができなかった。

続く第7ゲームでデュースに持ち込まれ、ブレークポイントを握られた大坂。このピンチをしのぎきることができず、ブレークバックを喫してしまう。

しかし直後の第8ゲームでブレークに成功した大坂。続く第9ゲームが大坂のサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった。ここを落ち着いて守った大坂が第3セットを取り、優勝を決めた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での大坂なおみ
(Photo by Al Bello/Getty Images)

(c)テニスデイリー

 

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祖父「口論になりカッとなってやった」 福井・高2殺害 事件当時、飲酒か

2020年09月13日 03時28分28秒 | 事件・事故

9/12(土) 20:38配信

毎日新聞

福井市の住宅で高校2年の冨沢友美さん(16)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された同居の祖父、進容疑者(86)が「口論になりカッとなってやった」と容疑を認めていることが、捜査関係者への取材で明らかになった。

事件当時は飲酒していたとみられ、福井県警は酔った進容疑者が衝動的に襲った可能性もあるとみている。

 捜査関係者によると、友美さんは2階建て住宅の1階で倒れていた。鋭利な刃物で上半身を数カ所刺されたとみられる。事件後、進容疑者から電話で連絡を受けた友美さんの父親が駆けつけ、110番して発覚した。進容疑者は酔っていたとみられる。

 近隣住民によると、友美さんは福井市内の別の場所で両親らと暮らしていたが、7月ごろに進容疑者宅に移り住み、2人暮らしだった。事件数日前の夕方には、家から出てきた友美さんが「じいちゃん、ご飯」と声を掛ける姿が目撃されており、食事をつくるなど普段から進容疑者の世話をしていたとみられる。父親は友美さんが通う高校に「家族の都合で親戚の家で暮らしている」と伝えていた。

 県警は12日、進容疑者を福井地検に送検。2人の間のトラブルに着目して詳しい動機を調べている。【大原翔】

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橋下氏入閣、否定せず 菅官房長官

2020年09月13日 03時27分04秒 | 社会・文化・政治・経済

9/12(土) 16:31配信

時事通信
 菅義偉官房長官は12日の日本記者クラブ主催討論会で、自民党総裁選に勝利した場合、新内閣の閣僚に橋下徹・元大阪市長(日本維新の会前代表)を起用する可能性を問われ、「いや、私知りません。いずれにしろ、それは首相になってから考えることだ」と答え、否定しなかった。

 菅氏は安倍晋三首相とともに橋下氏と定期的に会食しており、5日の民放番組では「改革の道筋を付けた」と橋下氏の行政手腕を評価していた。 

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マスク拒否男性、安全阻害は遺憾 ピーチ機利用「搭乗前要請なし」

2020年09月13日 03時21分20秒 | 事件・事故

9/12(土) 21:06配信

共同通信

 北海道の釧路空港から関西空港に向かうピーチ・アビエーション機内でマスク着用を拒否し、客室乗務員を威圧したとして臨時着陸した新潟空港で降ろされた30代男性が12日、共同通信の取材に応じ「健康上の理由で長時間マスクをするのが難しい。客室乗務員に簡単な質問をしただけなのに安全阻害行為と判断され遺憾だ」と語った。

 男性によると、他社の航空機を使った際には空港で事前に案内があったため、地上係員に事情を説明してマスクを着けなかった。一方、ピーチを利用した際は「搭乗前にマスクの着用要請がなく、機内で初めて指摘された」と主張した。

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菅官房長官が密かに進めていた“総理への準備” 麻生副総理、横浜のドンに根回し

2020年09月13日 03時18分01秒 | 社会・文化・政治・経済
国内 政治 週刊新潮 2020年9月10日号掲載
 
安倍晋三総理の退陣表明後、にわかに「ポスト安倍」大本命に浮上した菅義偉官房長官(71)。すでに二階派、麻生派、さらに党内最大派閥である細田派の支持を取りつけている。これまで出馬の可能性を一貫して否定していたが、実は着々と布石は打っていたのだ。麻生太郎副総理、そして「横浜のドン」を味方につけた菅氏の策謀とは。
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安倍晋三総理の退陣表明後、にわかに「ポスト安倍」大本命に浮上した菅義偉官房長官(71)。すでに二階派、麻生派、さらに党内最大派閥である細田派の支持を取りつけている。これまで出馬の可能性を一貫して否定していたが、実は着々と布石は打っていたのだ。麻生太郎副総理、そして「横浜のドン」を味方につけた菅氏の策謀とは。
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速報「菅官房長官」知られざる過去 “駆け出し”時代を関係者が証言、過去には金銭スキャンダルも
速報「台風11号」が巨大化して首都圏を直撃したら… 8000人死亡の可能性も、専門家がシミュレーション
 8月17日に続き、安倍総理が慶応病院に入った24日――菅官房長官は、密かに、大恩人である人物との手打ちを果たしていた。その人物とは、横浜にある港湾荷役業「藤木企業」会長の藤木幸夫氏。地元企業の役員も多数兼務し、「横浜のドン」と呼ばれる大物だ。
 もともと藤木氏は、菅官房長官が横浜市議だった時代から選挙の支援をするなど、関係が深かった。ところが、横浜が誘致を目指すカジノに藤木氏が猛反対したことから、すきま風が吹き出し、ここ3年ほど2人で話すことはなかったという。
「8月24日、菅さんは藤木企業の会長室で藤木会長と会っています」(藤木企業関係者)
 気になるのは2人の会話の内容だが、
「それは分かりません。ただ、このタイミングで藤木会長を訪ねてきたのは、総理になろうがなるまいが、今後の政局に備えて、自身の足元を固める必要があったから、としか考えられません」(同)
 
「週刊新潮」2020年9月10日号
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 さらに、菅官房長官は麻生太郎副総理にも「メッセージ」を送ってきた。週刊新潮8月27日号で報じた“金融利権”を巡る共闘だ(「『菅・麻生』が“利権”巡り共闘 東京への『金融センター』誘致を阻止する理由」記事参照)。
 中国による統制強化が進む香港に代わり、現在、次なる金融機能の“受け皿都市”が模索されている。英国のシンクタンクが発表する評価指数によれば、東京は3位と有力候補地のひとつだった。ところが菅官房長官が提案したのは、大阪、そして福岡だった。いわずもがな、後者は麻生副総理の地元。その後、麻生氏は菅氏への支持を固めたのだから、このメッセージがいかに有効だったかがよく分かる。
 いきなりの王手と称される「菅総理」誕生の可能性。9月3日発売の週刊新潮では、「叩き上げ」と言われる菅氏の生い立ち、対抗馬である石破茂元幹事長のインタビュー等と併せ、総裁選の行方について11ページで大特集する。

 


「菅官房長官」知られざる過去 “駆け出し”時代を関係者が証言、過去には金銭スキャンダルも

2020年09月13日 03時05分34秒 | 社会・文化・政治・経済
国内 政治 週刊新潮 2020年9月17日号掲載
 
「声が震えて全然ダメだった」
 次期総裁レースで先頭を走る菅義偉官房長官。秋田の寒村で生まれ、高卒で段ボール工場で働いた後に政界入りしたことから、「叩きあげ」のイメージが強い。事実、菅氏をよく知る人物は、「真面目な努力家だった」と口を揃えるが、カネの面で常にクリーンだったわけではない。“次期総理”が隠したい金銭スキャンダルとは――。
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菅氏の政治家生活は、後に通産大臣となる小此木彦三郎氏の秘書から始まった。小此木代議士の元秘書は初めて会った時のことをこう述懐する。
「最初に私が面接したのですが、当時の菅はヒョロッとして頼りなくてさ。しかも、『なぜ秘書をやりたいの?』と聞いてもちゃんと答えられない。ただ、私が『食うためだけに秘書になろうとするヤツが多いけど、それだったら止めといたほうがいい。秘書の給料安いぞ』と言った時、菅は『それでも構いません』と言い切りました」
 秘書になってからは苦労の連続だったようで、
「2年目の頃、渡辺美智雄さんを応援弁士に呼んで街頭演説をやったことがありました。その司会を務めた菅は足が震え、手も震え、あげく声まで震えて全然ダメだった」(同)
 菅氏のことをよく知る元横浜市議会議長の藤代耕一氏もこう明かす。
「菅さんはお酒が飲めないのですが、これは秘書としては欠点。様々な業種の組合や後援会の人と食事や旅行に行った際、菅さんはよく『お前は酒も飲めないのか』と怒られていました」
 ただし、小此木代議士の元秘書も藤代氏も、菅氏が「真面目な努力家だった」と振り返る。
 地道な努力が実り、総理にまで上り詰めようとしているのだろう。が、そんな菅氏にも隠したい金銭スキャンダルがあるのだ。
「我々のバックには菅代議士がいる」
 例えば、東証2部に上場していた不動産会社「スルガコーポレーション」を巡る問題だ。スルガがビルの立ち退きをなどを依頼していた山口組系企業「光誉実業」の社長らが弁護士法違反容疑で08年3月に逮捕されると、菅氏が代表を務める自民党支部がスルガから計104万円の献金を受けていたと“飛び火”したのだ。
 問題なのは、スルガから献金を受けていた01年~07年という時期で、
「それは、スルガが強引な立ち退きに手を染め、暴力団のフロント企業へと変質した時期と一致するのです」(建設業界関係者)
 素早く権利関係を処理するために、強引な立ち退きを交渉を担当していたのが、先述の「光誉実業」なのだという。一方、菅氏の“役回り”はというと、
「スルガが政界における用心棒役として期待したのが、02年に国交大臣政務官に就任して頭角を現し、06年には総務相になる菅さん。立ち退き交渉の際、『我々のバックには菅代議士がいる』とほのめかすことがあったというのです」(同)
 
 
「週刊新潮」2020年9月17日号
ネット書店で購入する
 つまり、菅氏がスルガから受け取っていたカネは「用心棒代」だったのだ。
 問題発覚当時、菅氏の事務所は「報道されるまで事件を全く知らなかった」とコメントしているが、当時スルガが暴力団と一体になってブラックマネーを分け合っていたことは政界でも周知の事実であったという。
 この疑惑について改めて菅氏の事務所に聞くと、
「ご質問の献金についても法令に違反するものではありませんが、道義的観点から全額返金しています」
 と回答した。
 9月10日発売の週刊新潮では、躍進を支えた2人の「ドン」の存在と併せ、裸一貫から総理の座に就こうとする菅氏の歩みを詳報する。